2014年07月15日

週刊少年ジャンプ2014年33号 感想<後編>

 ワンピがお休みなので火曜更新の後編感想です。

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・食戟のソーマ
・トリコ
・ワールドトリガー
・H×H
・融合くん
・【終了】ステルス交境曲
・磯部磯兵衛

 の 7 本でお送りいたします。



【センターカラー】 食戟のソーマ

 いやー笑った。
 「作詞:附田祐斗」って(笑)。
 美作のゲス顔芸も、爺さんの少女マンガ画風も面白かったけど、この「作詞:附田祐斗」には堪え切れませんでした。
 先生、にっこにこしながらああでもないこうでもないとそれっぽい歌詞を試行錯誤されたんでしょうなー。
 そんな先生の様子を思い浮かべてしまい、おもわず笑いが堪えられませんでした(笑)。

 さてしかし、ここでタクミ・アルディーニ、なにか逆転の秘策をこしらえたようですが、はたしてそれがうまくいくのかどうか。
 苦し紛れの、ただの付け焼刃とならなければよいのですが?



トリコ

 おっとー、これは意外な展開。
 てっきり、エアツリーに小松がなにかの処方をして、それで新鮮な空気が爆発的に発生し、八王もご満悦って展開かと思ってたんですが。
 まさかここでトリコが八王に立ち向かい、その間に強引に押し通っちゃうって。
 グルメ界開始早々、いっきなりムチャしてくれますねー(笑)。
 もうワンパンでトリコが「飛び散る血液」にされてる展開しか想像できないんですが、なんとかなるもんなんでしょうか。
 ここまでやや日常運行なテンションが続いてきましたが、いやー、いきなりフルスロットル限界突破だわー。



ワールドトリガー

 ついに発動したアフトクラトルの本気攻撃。
 あーもうこれで修は運命のピンチになっちゃうのかなーと思ったら、意外な加勢がやってきましたねー。
 緑川+米屋先輩+出水公平の、ランバネイン撃破チーム。
 ああそう言えばこの人たち、手があいてたんでしたー。
 心強い増援です。

 そんななかでも防衛線を抜けてくる新型。
 ヒュースと同じ磁力で動けなくなってしまった修でしたが、ここでまさかの千佳ちゃんとの合体攻撃!
 おおー、トリオンってそういう使い方もできたんでしたか!
 これまでは散弾程度だった修の攻撃が、大砲威力の連弾に大化け。
 まさかの新型瞬殺っ!!
 いっやー、これは超〜気持ちいい〜。
 先輩たちでもてこずる、あの新型を、ですものねー!

 そして千佳ちゃん、みごとな超電池っぷりでありますなー(笑)。
 これはいい戦法が発見されちゃいましたね。
 修に足りないのは、とにかくトリオン量。
 クレバーな修に、それを補う千佳ちゃんさえいれば、これはめっちゃくちゃなスーパー戦力になりますよ。

 しかしここで、アフトクラトルの本当の本命がついに動き出しましたか!
 侵攻部隊隊長ハイレイン、動く!
 うっはー、これはヤバイ!(笑)
 これはたしかに修、死ぬわー。死なずにおきますかって感じです。
 今週も面白いったらないワールドトリガー。
 一話の中に、問題発生、学習の反映、発想の転換、解決までがコンパクトにまとまって痛快さを生み出し、さらに次の問題発生でワクワク感を出してヒキ。
 読んでて気持ちのいい王道展開が、リズミカルにまとまっています。



HUNTER×HUNTER

 おー、今週も面白いなー。
 レオリオとクラピカの参入の裏には、協会内のスパイ疑惑という事情があったわけですかー。
 なるほど、実力の劣りそうな若者をどうして二人も入れるのかという疑問にも、ちゃーんと理由があったわけですね。
 で、そうやって参加したクラピカが参加早々さっそくかなりの役に立っているっていうのも気持ちいい。

 そしてなにより、ここでスパイ探しのミステリーが始まって、これまでとは別種のワクワク感が追加されたことが大きいです。
 こう言ってしまうとなんですが、十二支んってジン、パリストン、チードル以外はあまりドラマがなかったわけで、ジンとパリストンが抜けた今となってはそこまで興味が引かれるメンバーでもなかったんですよね。
 ところがこういうスパイ探しが始まるとなると、一気に緊張感と興味がわいてくるではないですか。
 うまいなー。
 かたやビヨンド陣営のジンさんは、その人望で仲間をどんどん引き寄せる冒険ものの王道で、もう一方のクラピカレオリオ組は、十二支んでスパイ探しのサスペンス。
 まるで二本立ての豪華な冒険映画が始まった感じではないですか。
 
 さてしかし、これは誰がスパイなんでしょうねー。
 見た目から言うと、ゲルやクックルあたりがいかにも女スパイって感じです。
 あとサッチョウも表情が怪しくてスパイっぽいですし、ギンタもこんな顔して意外と?ってこともあるかもしれないし。
 一番意外な線としてはチードルやミザイストムがスパイという線ですが、まぁそれだとだいぶ設定をムチャしないといけないかもなので、さすがにそれはないですかねー。
 ああ、ここまでずっとオバカキャラを貫いてるカンザイが実は……っていう線もないことはないのか。
 どうでしょうねー。
 いったい誰がスパイなんでしょう。
 実はほぼ全員が……!なんて線もあったりして(笑)。



それいけ!融合くん

 3 号連続短期連載最終回。
 3 話めともなると、こちらも慣れてきたっていうのがあるかもしれませんが、この漫画の1ページまるまるつかったシュールさもだいぶ普通に見えてきてしまったというのがちょっと恐ろしいことであります。
 うん、普通に読んじゃった(笑)。
 総じてけっこう嫌いじゃない企画でしたねー。
 爆笑ものかというとそこまでではないですが、お、今週はどんなことやってるんだろーと思わず見てしまう感じでありました。



【最終回】 ステルス交境曲

 20 話をもってステルス交境曲も打ち切り終了。
 後半は物語全体がおおきく暗転。
 主人公の記憶そのものが間違っていたというトリックと、竜族の壮大な陰謀が動き出すという大仕掛けで、なかなかに面白い展開だったのですが、いかんせんそれが始まった頃には打ち切りが決定していたのでしょうか。
 かなり大急ぎで設定を説明しきり、展開をなんとか描ききったといった印象でありました。
 うーん、キャラクターは豊富ですし、設定も奥深いし、面白い作品になりそうな素材はいっぱいあったのですが、いかんせん生かしきれなかったですねー。

 打ち切りの要因のひとつは、問題→解決の起伏のゆるさ、遅さではないかと思います。
 第一話からして、ひとつめのエピソードが完結せず、二話目で一話目の問題が完結したのがこの作品でした。
 その後は、しばらく大きな危機的問題が発生しないんですよねー。
 サブキャラの紹介に徹する展開が数話続き、ちょっと問題が起こってもサブキャラが軽く活躍するというだけの話が展開。
 ようやく話が動き始めた拉致誘拐護送車をめぐるエピソードは、けっこう面白い展開を見せてくれましたが、今となってはもうすこし話をコンパクトにまとめあげ、問題→解決のペースを上げておいたほうが読者もカタルシスを得やすかったのではないでしょうか。

 週刊誌ペースとしては、ちょっとペース配分が長丁場意識だったのではないですかねー。
 欲を言えば、新連載の序盤は一話に一回は読者をひきつけるカタルシスが欲しいと思うのです。
 これ、単行本で一気読みすればまったく違う面白さだと思うんですよ。
 そういった点は特に後半部分が顕著ですが、前半部分も同じことだと思います。
 今日あらためて一気読みしてみたのですが、かなり面白く引き込まれました。
 でも、週刊連載だと、ちょっとうーん、もやもやがなかなか晴れないなーっていうのが正直なところだったんですよねー。

 やっぱり週刊ですからね。
 大きな流れで構成されている物語を、もうちょっと細かく分解構成して、こまめに解決の快感を得られるような配分にしたほうがよかったのかもしれません。
 もちろんラストエピソードは、打ち切りが決まってからの超ラッシュだったってこともあると思いますけどね。

 あと、もうひとつ気になったのは、ジグくんのキャラクターなんですが、なんかあまりパッとした魅力を感じなかったのが気になりました。
 たしかにこのジグくんの、どこかしら感じさせられるいびつな違和感、みたいなものが謎のヒントになっていたりするわけですが、それだとしても、やっぱり芯となるところに大きな魅力があったほうがよかったと思うんですよねー。
 そういう魅力があるからこそ、ラストが泣けてくるわけで。
 正直、首が飛んでもあまり衝撃を受けなかった自分が逆に悲しかったのです。
 ジグくんに何か一本、大きな魅力となる芯が欲しかったかなーと思いますねー。
 おそらく、そういう魅力になりえたのが、ライカとの淡いボーイミーツガールだったと思うんですが。
 そういう事を描く雰囲気はあったんですがねー。
 残念ながら、そこを描く前に連載終了が決定してしまったといったところでしょうか。
 逆に考えれば、時間をかけられる掲載雑誌だったら、もっと面白い作品になったろうになーとも思うんですよね。
 そのへんがちょっと悔やまれるなーと思うのです。



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 痛々しい!(笑)
 将棋のニワカ通になってしまった磯兵衛の、あまりにも痛々しい様子が実に見事。
 でも磯兵衛って基本的に憎めないから不思議だわー。
 どこまでもダメ人間なはずなのになぁ(笑)。



感想後記

 といったところで今週はここまで。
 次週は新連載の三本目『ヨアケモノ』が掲載。
 ヒーローもの、ファンタジー盗賊ものときて、最後は時代劇バトルものでしょうか。
 新連載が三本あると、だいたい一本はスポーツだったり恋愛だったりギャグだったりするものですが、今回は三本とも、めずらしくどちらかというと王道バトル寄りの作品ってことになるんでしょうかねー。
 NARUTO のクライマックスが近い今、ジャンプも次の NARUTO を探しているってところでしょうか。



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