2014年06月10日

週刊少年ジャンプ2014年28号 感想<後編>

 ではでは後半戦ー。

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・ハイキュー
・トリコ
・イリーガルレア
・こち亀
・H×H
・ソウルキャッチャーズ
・i・ショウジョ
・磯部磯兵衛

 の 8 本でお送りいたします。



ハイキュー!!

 ラスト、「質実剛健」の横断幕がまるで澤村主将をこそ讃えるかのように掲げられているってのがいいですねー。
 いやー今週は、澤村さんがめっちゃくちゃカッコよかった。
 第一セットに下げられたことで、気合入りまくりな日向影山コンビがポカをやらかすことをしっかり読み、フォローにまわってくれるこの包容力。
 いいわー、男前すぎるわー。
 これぞ男が惚れる男ってヤツですなー。

 そしてそんな澤村さんを見て、なにかを思い出している様子の条善寺の照島。
 条善寺の女子マネも「質実剛健」の昔に、なにか思い入れのようなものがあるようですし、これは次回あたり条善寺の回想が入りますかねー。
 またまた、敵チームに感情移入しちゃうような、ハイキューおなじみの展開突入でありましょうか。
 楽しみです。



トリコ

 ついに到着したグルメ界内の初拠点、妖食界。
 いやー、妖怪だらけの村ってことで、島ぶーやりたい放題ですねー(笑)。
 たけしは出すわ、ぬら孫の話はだすわ、あげくテラフォーマーズの火星のゴキブリまで出しちゃうし。
 これ「○○県の貴家悠さんの作品!」とか出さなくっていいんですかね(笑)。
 ま、きっと作者同士仲がよかったりして「今度トリコに出してくださいよー」みたいな話になったんでしょうね。
 なんかいいなー、そういうの。

 そして謎すぎるのがピスタチオネエサン。
 これ、一体どういう風に美容にいいんですか(笑)。
 もしかしてこのままパクッと食べちゃっていいんですかね。
 いやー、それはそれで妖食界らしい妖しいワールド全開ですが。

 なんにしても、謎過ぎる妖怪ワールド妖食界。
 どうしてここばかりこんなふうになってるんでしょうねー。



ILLEGAL RARE

 おー、めずらしい!
 カワサキがちゃんと役に立っている!!(笑)
 や、もちろんこれまでも役に立ってなかったわけではないのですが、ここまでハッキリと勝利に貢献してくれたのも珍しいなーと。
 見えない敵を見つけ出すため、ちゃんと警察らしい知識をベースとして作戦参謀的活躍。
 それもアクセルの体を犠牲にしまくってってのがいいじゃないですかー(笑)。
 漫画らしい誇張もたっぷりに、これはなかなかスピーディーに小気味いい勝負でありました。

 しかし、めちゃくちゃ至近距離から撃たれてたんだなーアクセル。
 こんなに何発も撃ち込まれて、ほんとよく生きてますわ。
 そしてこんな至近距離から撃って場所をバラさないスナイパーって、とんでもないステルス性能ですなー。



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 今週は、いつにもましてカオスでしたねー。
 140 メートルの大仏を動かしただけでもカオスなのに、そこから大仏を唐突に暴走させてラストまでほぼ収拾せず(笑)。
 でもそのカオスさがなんともパワフルに荒唐無稽で面白かったですわ。
 こういうのがプリミティブな漫画の笑いってやつなんでしょうか。
 単純に面白おかしかったです。



HUNTER×HUNTER

 うーん、こういう説明回っていうのも、冨樫先生の上手さが光りますなー。
 ただ設定をベラベラしゃべるキャラが出てくるだけじゃ飽きてしまいますから、そこで V5 の会合で、わざと勉強不足の首脳を出してみたり。
 許可庁の新人と上司の会話もからめてみたり。
 あげくそれでも振るいに落とされてしまう読者のためには、寅がぶっちゃけた疑問をなげかけて巳に答えさせてみたり。
 「大国や協会をゆるがす大きな駆け引き」というドラマ仕立てで、暗黒大陸の設定と、そこへ乗り出す状況説明がしっかりこなされるようになっているんですよねー。
 これだけのことをサクサクッとできてしまうっていうのが凄いんだよなーと、改めて感じさせられてしまいましたわ。

 そして最後は、ジン対パリストン、ついに勃発!?
 おおおおおー。
 5000 体のキメラを世界中か協会に送り込むって、いったいどういうことなんでしょうか。
 ジンが見抜いたパリストンの陰謀とはいったいなんなのかってな感じですねー。

 暗黒大陸という未知の世界への冒険が始まる序章ですが、やはりそこはハンター。
 まったくもって単純には始まらないようであります。
 いやー、次々面白そうなネタを投げかけてくるなー。



SOUL CATCHER(S)

 感動ーーッ!
 いやー、今週はすっかりやられました!
 子供たちが立ち上がり、わーっと寄ってくる感動と、ついに管崎先輩の扉がこじあけられるこの感動。
 ふたつの感動がないまぜになって、こっちまでこみ上げてくるものが止まらなくなっちまいましたわー。
 星合先輩が叫び、管崎先輩が叫び、みんなの力が合わさってって流れにあわせ、BELIEVE が流れてくるとか、もー最終回かってな盛り上がりですよ(笑)。
 やー、かっこいいわーソルキチ。
 ゾックゾクしますわ。

Believe




i・ショウジョ

 なるほど!
 女の子が透明になるってのもなかなかに変態的ですねー!
 今週は扉絵にかなり目からウロコでありました。
 水着の女の子が透明になると、水着の「内側」が見えちゃうわけですか。
 このマニアックな変態性、すばらしい(笑)。
 考えてみれば至極当然なことながら、そんな身近な場所に新たな可能性が広がっているって事にまったく気づきもしませんでした。
 まさしくコロンブスの卵です。
 さすが高山先生。
 ぜひ、師匠と呼ばせてくださいっ!



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 前半、鳥獣翻訳機に大笑い。
 基本的にお犬様は安全地帯側で、いつもは磯兵衛が酷い目にあう担当ですが、たまにこうやって立場が逆転すると、普段にはないギャップの面白さがありますねー。
 酷い目にあうお犬様に、笑いが止まらなくなっちゃいました。

 しかも結果的に磯兵衛が一方的にお犬様に愛着を持てちゃってるわけですからね(笑)。
 お犬様としては、だいぶん沽券にかかわる認識のされ方をしているような気もしないでもないですが、まぁでも、ちょっとは仲良くなれたようでいいじゃあないですか(笑)。

 そして後半戦は怒涛のモザイクラッシュ。
 次第にハッスルしだしてバク宙までしだす磯兵衛に笑いが止まらず。
 また「いっぺんに見るよりも一枚一枚大事に」という磯兵衛の哲学に妙に共感を覚えてしまったのも個人的にかなりのツボでありました(笑)。
 そうそう、大量に一気に見ちゃうと、なんかちょっと冷めちゃったりもするんですよねーって、おいおい、何を言わすんですかー(笑)。



感想後記

 といったところで今週の感想はここまで。
 今週来週とワンピはお休みですが、今週はワルトリの人気投票結果発表、かつ表紙&巻頭カラーに、さらに岩代先生の読切掲載と、なんとも満足度の高い号でありました。
 ねがわくば、こんな風に岩代先生の作品を毎週号読みたいものなのですがねー。
 楽しみに待っておりますよ、先生!



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