2014年04月22日

週刊少年ジャンプ2014年21号 感想<後編>

 今週はワンピース休載により、火曜更新の後編感想です。

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・ハイキュー
・ワールドトリガー
・ソウルキャッチャーズ
・ブリーチ
・磯部磯兵衛

 の 5 本でお送りいたします。



ハイキュー!!

 スパイ活動の影山。
 なんつー格好してるんだ(笑)。
 「セッター魂」の黒 T シャツがじつにかっこいい。

 しかし、あらためて及川さんの実力を目の当たりにして、いい顔をするようになりましたねー。
 すげービビッたと言いつつも、このやる気十分のいい笑顔。
 あの気合が空回りしまくってた昔がウソのようじゃないですか。

 自分は勝てないかもしれない。
 でも、「チームとして」勝つ。
 これって、奇しくもその昔、中学時代の及川さんが影山という新しい才能に、おおきくプレッシャーを感じてスランプになり、そこから脱出したときとまったく同じような感じになっているんですよねー。
 やー、面白い。
 相手の実力をしっかり見据え、認めた上で、それでも自分たちが勝つぞと燃えあがる姿。
 あの影山がここまで大きくなったのかと、なんだかうれしくなってしまいました。
 いいですねー。
 ある意味師匠でもある及川さんに、ようやっと精神的に追いついたというような感じがしますよ。

 そしてまた面白いのが、その当の及川さんが、あの試合の中で、ラスト付近、自分はいつかこの影山飛雄に負けるのかもしれないねって、そうモノローグしてたところなんですよねー。
 まぁその時は「それはまだ、いまじゃないけどね」って釘を刺すように決着がついたわけですが。
 でもいずれ負けるかもって言ってる及川さんがいて、その影山が、及川さんに自分じゃ勝てないって言っている。
 この、相手を自分より上に見るお互いどうしってのがまた、おもしろいなーと。
 これって、両人ともに相手をよく見ているってのも当然として、同時に、自分の仲間に絶大な信頼をいだいているっていうことのあらわれだったりするのかもしれませんねー。
 それこそが、セッターの本当の才能だったりするのかも。

 一方で、月島もなんと打倒ウシワカに動き出す。
 これまでの月島だったら、そんな遥か格上に挑戦するようなことは絶対しなかったでしょうに。
 月島もほんっとおおきな変化を遂げたんですなー。



【センターカラー】 ワールドトリガー

 静止画 MAD コンテスト結果発表センターカラー!
 いやー、いまちょうど順に拝見しているところなんですが、どれもオシャレですばらしいですねー!
 MAD は昔から好きで、当ブログでもいろいろと紹介することがあったりしますが、こういうの大好きなんですよねー。
 どれも作品やキャラへの愛がいっぱいにあふれてて、なんか見ててうれしくなっちゃいます。
 このコンテスト企画だけにとどまらず、今後もこういうのが継続して作成されていったらいいですね!

 さて本編ですが、いろんな意味で統制のとれてる組織ってカッコイイですねー。
 個々の構成員の単位では、挑発に乗りそうになってもしっかり制御が利いて、冷静に撤退することができたり。
 組織全体の指揮の面では、敵の戦術をしっかり読んで、それを上回れるよう策を講じたり。
 またトップクラスの実力者であっても、しっかり指揮官の命令を待ち、また自分が奪うような形になった戦果も、仲間との分け前を忘れない。
 個々の構成員がしっかり考えて、組織が組織としてうまーくなめらかに動いているってのが、なんだかすごく心地いい一話でありました。
 訓練されている感、プロフェッショナル感がいいんですよねー。
 ってことは、逆にここから組織崩壊の危機が描かれちゃうのかな?なんてうがった予想の仕方をしちゃうのも私のヒネクレたところなのではありますが(笑)。

 あと個人的に、太刀川隊のオペレータ国近さんがちょっと気になりました。
 この子、さりげなくオペレーター機材の横にゲーム機を置いてるんですよね(笑)。
 ゲーム好きの美人さんって魅力的だわー。

 さてしかし、ここからいかなるピンチが修くんを襲うのか。
 迅さんたちがうまーく助けてくれればよいのですが。



SOUL CATCHER(S)

 おー、なんか面白い謎解きが始まりましたねー。
 管崎先輩のみならず、問題の四人全員がもしかしたらシナスタジア持ちかもという可能性にはおおいに驚かされました。

 しかしこうなってくると、彼らひとりひとりの言葉も、ちょっと深い意味があるんじゃないかというふうに聞こえてきます。
 「止められない」とか、「起こせない」とか、「掴めない」とか。
 今回の桜の匂いも合わせて、実はそれぞれのシナスタジアのヒントになっているのかもしれないですねー。
 いったいどんなものなんでしょう。

 そしてまた、彼らが彼らの音楽を失ってしまった原因のヒントにもなっているのかも。
 どうやら、タイミング的には同一のタイミングでそれまでの力を失ってしまったようですから、彼ら四人の問題の根底はひとつに繋がっているとも考えられますし。
 もしかしたら、神峰がなにかをみつけることで、一挙に問題が解決してしまうかもしれませんねー。

 神峰が問題を解決し、彼ら四人を味方につけることができたら、一気にシナスタジア能力者が四人!
 うーん、これはパワフルだなー。
 ちょっと想像するだけでもわくわくしてきますわ。



BLEACH

 なんかもういろいろと縮尺が間違ってるんじゃないかと言う斬魄刀……刀?……が登場!
 もうほとんど斧みたいな形になってますし、あまりに刀身がでかすぎて柄がほっそー!って感じになっちゃってますし(笑)。
 いやー、じつに剣八にお似合いの、豪快な一振りが出てまいりました。

 そしてまた、文字通り想像を遥かに上回られたグレミィ。
 さー、こっからどうする?



磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 うおー! 前半ふつうにびっくりした!
 考えてみれば夢中夢は定番のネタなのに、中島のふところから母上様が出てきたところでめちゃくちゃギョッとしちゃいましたわ。
 普段からまぁこういうことできちゃいそうな人なだけに、本当にやったのかと(笑)。
 やー、こわかったー。

 そして今週は後半もいろいろ秀逸。
 中島の「今それをやってるんだよ」のくだりは、シュールながらもいかにもありそうな話ですし、さらっと史実をからめてきたのも久々なネタ。
 そして磯兵衛の適当にまとめたいい感じの作文も、ふつうにいい感じにまとまっててちょっと感心しちゃいましたし(笑)。

 しかしこの目安箱システムいいですねー。
 なかなか磯兵衛たちと絡むことのできない徳川兄弟ズも、これならけっこう絡んでいけそう。
 ラジオのコーナーっぽいのもすごい楽しいです。

 いやーしかし磯兵衛楽しいなぁ。
 仲間先生が腕を上げているのか、それとも私自身がこのワールドの空気に慣れてきたのか知りませんが、すこしずつ着実に面白くなっている気がします。
 もちろん最初からインパクト絶大で面白かったのですが、最近はもっとこう、技巧的なところが見え隠れというか。
 安定感とネタはこびのうまさを感じるようになってきた気がするんですねー。
 このままジャンプ定番の一本になって欲しいものです。
 って、もう半年やってるのか!
 半年って、早いな!



感想後記

 巻末作者コメ、岸本先生の家の包丁が二本も「野晒」になっていたらしい!
 「危ねー!!」どころじゃないですよ先生っ!!
 ってこれ絶対狙ってるんだろうなぁ(笑)。



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