2014年04月01日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE(ワンピース) 第742話 “いつでもキミのそばにいる”

 週刊少年ジャンプ2014年18号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】





【感想小タイトル】
■“約束の場所”
■大爆発



■“約束の場所”

 前回に引き続き、キュロス回想編から。
 今週はなんとも、心臓にギューッとくるような悲劇でありました。

 お互いに惹かれあい、前例のない形で結婚することとなったキュロスとスカーレット。
 いいですねー、ロマンスですねー。
 純朴なキュロスがまたかわいいじゃないですか(笑)。

 生まれたレベッカに対し、コミカルに描かれてはいますが、触れることを極力避けようとしているキュロス。
 本当に最高の宝物に触れるようにしているところ、コミカルですが、彼のかかえた心の傷を思わせてくれて、なんとも目頭が熱くなってしまいました。
 傷ついたキュロスの人生にとって、最高の癒しであり、救いがこの娘だったんですねー。

 そんな折、唐突に悲劇はやってくる。
 なるほど、片足の兵隊さんの秘密は、こういうわけだったんですか。
 オーナー・ゼフと言い、リトルガーデン島でのゾロといい、ワンピの男たちは自らの足を犠牲にすることに躊躇がない。

 しかし、本当の悲劇はここからでした。
 なんたることか、オモチャ化したキュロスの記憶を失ったスカーレットは、“約束の場所”のことまで忘れ、あわれ敵弾の餌食に。
 くっそー、スカーレットを撃ったのはディアマンテだったのかー。

 そしてキュロスの腕の中で、キュロスの記憶のないままに死んでいってしまうスカーレット。
 これはなんともムゴイ!
 愛する人のことも、愛した記憶も、なにもかもないままに死んでしまうって!
 せめて死ぬ瞬間だけは、正しい思いのなかで死なせてあげたかった!
 人生の最後の瞬間に、自分にとって一番大事なものを奪われたままだなんて。
 こんな悲劇があっていいものですか!
 こんな死に方、あっていいものですか!!
 キュロスだって可哀想すぎる!
 これはもう、どうしようもない怒りが沸いてきちゃいましたよ!
 涙、止まんなくなっちゃいましたよ!
 ちっくしょー、こいつら、絶対ゆるせません!
 心底許せません!!
 こういう悲劇が、この国ではいーっぱいあったということなんでしょうね!!



■大爆発

 場面は現在に戻り、各地を点々と。
 おーっと、各地の状況もかなりギリギリの状態になってまいりました。
 ルフィサイドでは、下の階からの追っ手が迫り、このままだとドフラミンゴとの挟み撃ちになってしまう様子。
 一刻の猶予もありません。

 コロシアムでは、ディアマンテがレベッカに言葉攻め。
 バルトロメオのバリヤは依然有効のようですが、このままだとレベッカがどんな状態になるか心配です。
 自暴自棄になっちゃったりしなければよいのですが。

 また驚いたことに、フランキーはオモチャの家正面玄関でついに撃沈。
 あのフランキーが敗北とは衝撃でしたが、さすがのフランキーも多勢に無勢だったということでしょうね。
 むしろよくぞここまで頑張ってくれました。

 そんなわけで、いよいよタイムリミットがゼロ寸前のこの状況。
 回想で鬱積したパワーもぐつぐつ煮えたぎり感マックスで、期待の膨張も限界ギリギリです。
 さーやってくれウソップ、いよいよ頼みの綱はオマエひとりだぜーー!となって、場面がもどってみたら!
 ってオマエ、つかまっちゃってるじゃーーん!
 なにやってんだよーー!
 みんなオマエにかかってんのに、台無しじゃーーーん!

 ……と、思っていたら……

 なんだこりゃーーーーーー!!

 どーーーーん!!

 ぎィやああああああああ!!!

 き ゃ あ あ あ !!!!


 もう、もう!!
 笑いが、止まらない!!
 ひーひー笑いがぜんっぜん止まらなくって、呼吸困難になるかと思いましたわ!!(笑)
 ここまでとにかくシリアスにやってきて、ここで大爆発をやっちゃいますか!!(笑)
 んで、そのひーひー笑いが、なぜか途中から涙が出てきて、ぼろぼろ止まんなくなっちゃったじゃないですか!!

 そうか、そうか、ついにやったんだと。
 ついにみんなが、これで救われるんだと。
 みんなが呪いから解放されて、みんながすべてを思い出すんだって。
 キュロスさん、よかったなぁ。
 レベッカも、本当によかったなぁ。
 これまで耐えて耐えて耐え抜いて、あんなに悲しいことがあったのに、がんばってきて本当によかったねって。
 今もなんかもう、これ書いてて、こみ上げてくるものがたまんないですわ。

 こんなにも馬鹿馬鹿しい逆転劇なのに、こんなにも最高に泣けてくる。
 不思議な劇的瞬間ですねー。
 ほんとうに、最っ高です!

 ウソップ、ついにやってくれましたね。
 その最終兵器はあまりにも意外すぎましたが、それもこれも、ウソップが死ぬ気で戻ってきたおかげですものね!
 よくやった、ウソップ!!


 さぁ、ついにその瞬間は訪れました。
 泡を吹いてブッ倒れたシュガー。
 これでオモチャ化は解け、人々の記憶も戻り、いったいそれでどういった事が起きてしまうのか。

 国民たちは、だまされていたことに気づき、結束してドフラミンゴに反乱を起こすのか。
 オモチャにされていた人々は、ついに反乱の火の手をあげるのか。
 とにかく未曾有の大混乱が起きてしまいそうですねー。
 ワックワクが止まりません!
 次週から、とてつもないことが起こってしまいそうです!


 いやー、今週もめっちゃくちゃに面白いワンピースでしたが、ほんっとうに一話が濃密すぎる。
 構成がすばらしいですねー。
 このタイミングでこの回想をはさんでくる構成がうますぎです。
 過去の謎を解き明かしつつ、読み手の感情を揺さぶり、盛り上げ、期待感を最高潮に膨らませる。
 そして訪れる、最後の大爆発。
 すべてが計算しつくされている、最高の演出ですよー。
 こういうところが、やっぱりワンピは凄いって思っちゃいます。



■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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posted by BOSS at 20:24| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に今週のワンピースは!
そしてこちらの感想も素敵です。ゆっくり出来るときに読み返します。早く単行本になってガーっと一気読みしたいと思いました。
キュロスが戻れば!膝を屈して泣いているレベッカに、どれだけ勇気を与える事でしょう。あとコロシアムが耐久出来てない描写、それを狙っているのかサボ!
それも見逃せません。
来週この続き、ではなくサニー号とか他の場面かもしれませんが、レベッカに記憶が戻るのが楽しみすぎます。この父娘は泣かせます。再会してほしい。
長々と失礼しました。
Posted by 黒豆 at 2014年04月02日 00:59
ついにシュガーを気絶させる事が出来ましたね。激辛グレープをシュガーに食べさせる事はまず出来ないと思い、どうやって気絶させるのかと心配だったのですが、まさかウソップの顔だったとは…。
Posted by 唄種 at 2014年04月02日 15:34
>黒豆さん

 本当に強烈でしたねー今週は!
 たしかに単行本で一気に読んだらさらにすごい衝撃がありそう。
 はやく収録されないですかね〜っ。
 そしてお褒めに預かり恐悦至極っ!


>唄種さん

 いかにタタババスコの実を食べさせるのか、ウソップがどんなウソをついてだまくらかすのかと思っていたら!
Posted by BOSS at 2014年04月06日 22:03
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