前半の感想は、
・【新連載】ステルス交境曲
・ワンピ
・i・ショウジョ
・暗殺教室
・トリコ
・イリーガルレア
の 6 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ステルス交境曲
小説家・成田良悟先生が原作、『AKABOSHI』の天野洋一先生が作画を担当する新連載がスタート。
現代世界風のワールドでありながら、そこに住むのはまるでファンタジーRPG のような住人たち。
ドラゴンがいたりゴブリンがいたり、それでいてマジックアイテムは非常にメカニカルでかっこよかったり。
なかなかカオスでいいですねー。
天野先生の美しい筆致で描かれた世界観はなんとも魅力的。
透明なドラゴンが出てきて、いったいこれからどんな物語が始まるのか、まずはそもそもこの作品がジャンル的になんなのかもまだわかりませんが、おーっと思わせるのには成功した第一話だったのではないでしょうか。
個人的には、悪役がベラベラと『ネタばらし』をするシーンが気に入りましたねー。
ネタをばらすことで主人公を絶望に追い込み、あわよくば自殺させようという、理由がちゃんとある。
ただ得意げに余裕ぶっこいてネタをばらすわけではない、理由づけがされているってところが気に入りました。
主人公サイドからだけ考えて物語を作るのではなく、それぞれのキャラクターの視点から、どういうふうに世界が見えているのかを考える。
そういうのってとっても大事なところですよねー。
私は残念ながら成田先生の作品は読んだことがないのですが、調べたところ「群像劇」を得意とされている作家さんなのだとか。
いいですねー。
多数のキャラクターが個性を主張する群像劇は、ジャンプに非常に向いた作風だと思います。
どんなキャラが登場し、そして作品になってゆくのか、楽しみでありますなー。
ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
【センターカラー】 i・ショウジョ
おー、まさかいきなりアプリがバレるとは思いもしなかった!
もっとアプリがらみでいろんなエピソードをまじえつつ、じわじわじりじりと展開や物語を展開していくものだとばかり思っておりましたが、そういえばこの作品ってオムニバスタイプだったんですよねー。
しばらくジャンプはじりじりじれったくさせるラブコメものばっかりだったもので、ちょいと勘違いしてましたかね(笑)。
ニセコイのように、じれったくさせる王道ラブコメも楽しいのですが、こうやってガンガン展開してゆく波乱の恋物語もやっぱり面白いものですからねー。
いったいどうなるのか。
先の見えないわくわく感、ドキドキ感をどんどん提供していただきたいものであります。
暗殺教室
山のようなプリンを前にして、ぐばーーっと文字通り全身でダイブして噛み付いて食べるのかと思いきや、ちゃんとスプーンとお皿を持ってってのが殺せんせーですねー(笑)。
泣きながらってのに笑っちゃいましたが、そうか、それほどまでにうれしかったですか(笑)。
しかしなるほど、廃棄予定の食料を食べてしまうのは、厳密には経済のルールに反しているんですねー。
言われてみればたしかにそうだ。
商品の価値を維持するために廃棄しようとしているのに、廃棄分を食べちゃったら、本来残しておいた方の商品価値が落ちてしまうわけですもんね。
捨てちゃうのはもったいないと言うのは簡単です。
日本で捨てられる食料をすべて合わせれば、世界の食糧難が解決できるとかいう話も聞いたことがありますが、だとしたらどうすればいいのか。
現実ってぜんぜん簡単じゃない、複雑怪奇なものなんですよねー。
トリコ
なるほどー。
無限に食べられる食材ということで、食べても食べてもなくならない無限に大きくなり続けるパンみたいなものを想像していましたが、こうきましたかー。
言ってみれば、究極的に効率のいい畜産ですね。
しかしビリオンバード、なんという進化の失敗をしてしまった生物でしょう。
襲われることをトリガーとして発動する無限産卵の能力と、襲われないために卵をマズくする特性とを両方とも同時に伸ばしてしまうなんて。
片方だけなら問題なくいったものを、これこそコンボ失敗のいい例じゃないですか。
でも今回人類は、そのビリオンバードのおかげで生き延びることができるかもしれないというわけですねー。
そしてビリオンバードも絶滅寸前のところで、家畜としてですが、またもこれだけ増えることができたと。
そう考えると、ビリオンバードのこの奇妙な進化は正解だったとも言えるかもしれないんですよね。
塞翁が馬と言うかなんと言うか。
進化の運命の奇妙さ、皮肉のようなものが垣間見えたようでちょっと面白かったです。
ILLEGAL RARE
闇の商人メディチ、やっぱりこいつは敵なんでしょうか。
なかなか魅力的かつ強力そうなライバルがしょっぱなからウロチョロしてますねー。
今作わたしがまず期待しているのは、前作ぬら孫でなんと言ってもメチャクチャに魅力的だった羽衣狐さま、あの羽衣狐さまを超えるような、悪のカリスマを出せるのか。そこなんですよねー。
あの羽衣狐さまは、当時めっちゃくちゃにジャンプ紙上で輝いていましたからねー。
あれほどに色っぽく、美しく、それでいて悪の純粋な塊、漆黒の塊のようなキャラクターはなっかなかにないぞと、当時わたしは惚れ惚れしていたものでありました。
まずはとにかく、あの羽衣狐さまを世に送り出すことに成功した椎橋先生が、第二作ではどんなキャラクターを生み出すのか。
そこに一番期待してしまうわけなのでありますが、さー、どうなんでしょう。
まずはこのメディチに期待してしまいますが、ライバルが一転して協力者となる王道のパターンとなるのか。
それともこのメディチこそが最大の強敵となる展開なんでしょうかねー。
といったところで前半はここまで。
続きは後編にてー。
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