■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・ワールドトリガー
・ハイキュー
・いぬまるだしっ 番外編
・ソウルキャッチャーズ
・銀魂
・【終了】無刀ブラック
・磯部磯兵衛
の 7 本でお送りいたします。
ワールドトリガー
にゃー、面白いなーワルトリは!
話としてはバトルの前置き的な話なのに、じわじわと盛り上がる緊張感がたまらない。
迅さんのやりかたは、単なるブラックトリガーの戦力の誇示ではないんですね。
ブラックトリガーの圧倒的パワーは前提条件として置いておきつつも、法的な裏づけをからめたり、ユーマにとってのブラックトリガーの意味を心情的な角度から説いてみたり。
かと思えば、政治的裏工作でしっかり嵐山隊を味方に呼び寄せ、戦力逆転をしかけていたり。
いやー、やはりさすがは実力派エリート。
多角的に手を打っていてぜんぜん穴がない。
戦略シミュレーションなら、武力も知略も政治も魅力もマックス近い、チート武将に違いない(笑)。
しかし、その迅さんに、あえて逆らおうとするのが太刀川という男でしたか。
うーん、この人はこの人で、やっぱりタダモノではないですなー。
これだけ迅さんに手を打たれていながら、なお余裕の表情を崩していないところに、まだなにか手があるんじゃないかと思わせてくれます。
迅さんの予感のサイドエフェクトもチート能力ですが、この太刀川にもなにか特殊なサイドエフェクトがあったりするんですかねー。
このボーダー最高クラスの戦い、どういうことになるんでしょうか。
ハイキュー!!
音駒高校だけじゃなく、東京の梟谷学園グループとの合同練習試合に参加できることになった烏野。
音駒との再戦ってだけでも面白そうなのに、それだけのライバルが一気に出てくるってのは、なかなか盛り上がりそうじゃないですか。
いずれ全国大会でぶつかるライバルってことになるんでしょうねー。
いやー、楽しみ!
しかし、これは予想通りの展開でしたが、やっぱり試験の壁がやってまいりましたか。
「期末テストあるの
わかるよね?」
「わかるよね?」
言われたとたん、生気のなくなる日向たちの表情が(笑)。
いやー、今週はゲラゲラ笑いとおし!
完全にバイブ状態になる影山日向とか、日向の背後で崩れてゆく東京イメージ(アヤシゲなネズミが怖い!)とか、 2 年生の菩薩顔とか(笑)。
〆の澤村主将の据わった目も素晴らしい!
ハイキューは、こういう笑いも上手いんですねー。
以前ニセコイとコラボをやったときもゲラゲラ笑っちゃいましたが、いいんじゃないでしょうか。
しばらく試合のないインターバル編ですからね。
こういう笑い増量でここからは行くっていうことなのかもしれませんね。
一方、清水先輩は一年生の廊下で嵐を巻き起こしつつ、新しい女子マネをスカウトしようとしている様子。
なるほど、先週あたりからの決意した表情はこれだったんですねー。
男だらけのハイキューに、またあらたな華がそえられることになるのでしょうか。
そのへんにも期待です。
ところで日向、最近清水先輩を呼ぶとき、最初に「きっ」ってよく言い間違ってますよね。
これってつまり、心の中じゃ、田中先輩につられて「潔子さん」って呼んじゃってるってことですかね(笑)。
美人先輩にあたふたしまくる日向がえらく可愛い今週でありました。
いぬまるだしっ 番外編
おひさしぶりの、いぬまるくん番外編で再登場!
やー、やっぱりいぬまるは面白いですねー。
怒涛のように繰り出される言葉遊び、ボケとツッコミのテンポの良さ。
大人なネタやシモネタのキレ味も相変わらず。
「コノ先揺レルカラアブナイヨ」
「おっ おっぱいが!?」
には普通に噴いてしまいましたわ(笑)。
この弾けるような言葉のテンポがたまりません。
壇蜜押しで来たかと思えば、不意打ちの沢尻エリカとか、写真に写りこむ編集さんとか(笑)。
ほんと最後までネタが満載。
それでいて一緒にお風呂にまで入っちゃったり、たまこ先生(髪伸ばした?)といぬまるくんの変わらず仲のいい様子に、なんだかホッとしてしまう旅の一場面って感じにもなってるんですよねー。
うーん、やっぱり好きだわいぬまるだしっ。
電子書籍で出ているみたいだし、やっぱり買っちゃおうかな。
SOUL CATCHER(S)
向上心のない人と、いかにうまくやっていくか。
いかにその人にやる気をださせるか。
なかなかに難しい問題ですねー。
なるほど、指揮者というチームリーダーは、そういう意思統一の問題ともぶつかってかなきゃいけないんですね。
しかし、この邑楽先輩は完全にヤル気がないんじゃなくて、どっかしら希望があるような気はするんですけどねー。
いったいどのへんがとっかかりになるのか、そこがまださっぱりわかりません。
自信をつけさせればいいのか、それとも、自分ではまだ気付いていない才能を引き出してあげればいいのか。
ピアノを弾いていた時のシーンがなにかのヒントになっているのかもしれませんが。
音楽の基礎を学ぶエピソードが、思わぬ展開になってまいりました。
銀魂
ユニコーンのジャブ! 懐かしすぎる!!
しかし現在のジャンプっ子たちの、どれくらいがこのネタについていけているのだろうか(笑)。
【最終回】 無刀ブラック
そして無刀ブラック、ジャンプでは久々に感じる 12 話での打ち切りとなりました。
うーん、なかなか厳しい戦いでしたねー。
時代劇作品ということで個人的には期待して読み始めたのですが、とても残念です。
個人的な見方としては、主人公達に説教をさせすぎてはいないだろうか、というのがちょっとひっかかるところでした。
これは、読切版でも感じたことなんですが、技の解説にしろ、敵を説得する時にしろ、セリフが長くてくどくどしく、とにかく主人公に語らせるというのがひっかかったんですね。
技の解説については、名解説役・藪さんが加わったことでかなりよくなったかと思います。
しかし、エピソードのラストを飾る説得シーンになると、説得役の独り舞台。
たぶん無刀ブラック的にはアクションシーンよりもこっちに力が入っているんだろうなーとは分かるのですが、これが非常に長いと感じてしまいました。
こういうのは受け取り手によって感じ方はまったく違うとは思うのですが、長い語りの部分に、若干聞き疲れを感じる場面も何度かあったというのが正直なところです。
また、説教の内容も、こう言っては何ですが、そんなにヒネリのあるものではない、よく言えば真っ正直な、正面からブチ当たるようなタイプですよね。
なので、たぶん読者はそんなに長いセリフ量を読まなくても、雪路さんや継春くんの言ってることはちゃんと伝わると思うんですよ。
長いセリフの言葉の並びの美しさや、リズムや抑揚で読ませようとするのではなく、ワンフレーズのインパクトをもっと重視していったほうが、今後はよいのではないかなーと思います。
例として適切かどうかわかりませんが、ルフィが長々と語って仲間に誘うより、「うるせえ!」の一言で誘うのがいいのだと、私は思うんですよ(笑)。
まぁ、あれも大概な例外だとは思いますが(笑)。
セリフの長さが尺を食い、新連載としてはとにかく見せ場を豊富にしなければいけないのにその分の尺を奪ってしまったという面もあるのではないかなーと、そう思います。
もちろん、あの言葉が胸を打った!最高だ!という読者の方もいるんだろうなーとは思います。
なので一概にこれ!とは言いがたいのですが、あえて私の私的見解を申し上げればってってことですね。
しかし、ここ何年も時代劇モノは苦しい状況が続いてますねー。
戦国時代とか、幕末とか、世の中的には人気なのになぜにって感じです。
なんとかならないものかしらん。
ともあれ、野々上先生おつかれさまでした!
次回作、期待しておりますよー。
磯部磯兵衛物語 ジャンプLIVE宣伝漫画
そしてここに着々と定着しつつある時代劇モノがひとつ。
磯部磯兵衛が、またまたジャンプ LIVE の宣伝に出てまいりました(笑)。
編集部に便利に使われている感じにも見えますが、仲間りょう先生、おめでとうございます。
しかしこれ、仲間先生、ちゃんとジャンプ LIVE の実物に触れてから描いてらっしゃるんですかねー。
なんかそのへんがボンヤリと、あやしげに感じられてしまう危うさが逆に面白かったんですけどね(笑)。
このひょうひょうとした作風、貫いていって欲しいものです。
感想後記
といったところで今週もここまで。
さ、今日買った特大アイス食べるぞーっ!
夏は暑くて大嫌いですが、このアイスを食べる喜びだけは格別であります。
クーラーとアイス。
人類が発明した二大発明ではないでしょうか。
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無刀ブラック残念でしたね… いい意味でも悪い意味でも展開がベタに感じられたので、先がよめてしまうというのもあったのではないでしょうか。
あと、一応ですが、「春彦」くんではなくて「継春」くんですよ。
取り急ぎ「春彦」くん⇒「継春」くん、訂正しておきました(笑)。
なんで勘違いしてたんでしょねー。
ご指摘どもでです!
たしかに、わたしも先が読みやすい内容だったかと思います。
同じベタでも、やり方によっては強烈に読者に印象づけることはできると思うので、ベタがイコールいけないとは思いませんが、それにしても表現等に工夫が足りなかった、ということなのかもしれませんねー。