ワンピとか、新世界編から電子版にしようかなーとか思ったんですが、ジャンプコミックスの電子版は発売が実物にくらべて数ヶ月遅いんですよねー。
これ、なんとかしてくれないかなー。
まぁ印刷所関係との兼ね合いも合っていろいろ難しいのかもしれませんね。
そんな話はさておき、今週もジャンプ感想のお時間です。
ちなみに今週はワンピとブリーチが休載なんですねー。
かなり寂しいですぞぅ。
前半の感想は、
・【新連載】クロクロク
・トリコ
・斉木楠雄のΨ難
・暗殺教室
・ナルト
・銀河パトロール ジャコ
の 6 本でお送りいたします。
【新連載】 クロクロク
以前読切が掲載されてなかなかに面白かったクロクロクが、ここに正式に新連載としてスタートいたしました。
ぬら孫と同じ妖怪モノではありますが、こちらはぬら孫のような和の情緒とか、歴史の重みみたいなものははるか彼方に放り投げちゃって、平成の世にどっぷり適合しちゃったいい意味で生活臭プンプンの妖怪達が描かれる、そんな身近な面白さが魅力といったところでしょうか。
市役所が舞台ということで、さっそく「納税」とか、イヤーな二文字が目に入っちゃったり(笑)、子持ちの妖怪が子供手当ての手続きの相談にやってきたり、読切版と同じく「ああ、こいつらもしっかり生きてるんだなー」というのが手に取るように伝わってきて妙にワクワクさせられました。
オバケだから学校も仕事もないとか、夜は墓場で運動会とか、そういうんじゃないんですよね(笑)。
学校だって仕事だって、彼らなりに社会に溶け込むため、きっとちゃんとあるんでしょう。
そんな感じの妖怪達が妙に身近で魅力的。
また、連載にあたってたぶん主人公のクロクさんの設定が若干いじられてるんじゃないでしょうか。
読切版でも書類仕事はできないクロクさんだったかと思いますが、もうちょっとひょうひょうとしてて、「俺はこれでいいんだよー」なマイペースな人だったと思うんですよね。
今回連載化にあたって、デキる新人にスネちゃったりする可愛らしさが加わったのが、かなり私的にヒットいたしました。
年は若そうですけど、銀さんとか、タイバニの虎徹さんみたいなダメな大人(でもヤルときはヤル!)の魅力と感じられましたねー。
ドラマとしてちょっと深刻になることはあっても、全般にギャグ補正が強めで、ドライというかあっけらかんな雰囲気で統一されているのも面白かったです。
20 万円ポンと渡されて「明日 何時からですか?」とか、千秋ちゃんができる子であることがわかったとたんに言うことが逆になっちゃうクロクさんとか。
ヘコミっぱなしのスネっぱなしの痛々しいクロクさんとか、笑いのひとつひとつがイキイキしていました。
うーん、これは楽しい。
いい新連載が始まったなーという印象です。
なんというか、漫画にもよりますが、「この中に入っていきたい」って思わせるのって、大事だと思うんですよねー。
問題は、ここからどうやって話を動かしてゆくか、でしょうね。
舞台も、キャラも、雰囲気も、会話のテンポとかも、ひじょーにいい素材がそろっています。
この道具立てで、いかにストーリーを面白くあやつってゆくのか。
そこにかかってくると思いますねー。
ともあれ初見の印象はかなりいいので、おおいに期待しておりますよ。
トリコ
次郎さん、昔は「二狼」さんでしたか!(笑)
一龍に三虎と来て、次郎さんもなにか動物の名前がついた本名があるんじゃないかと思ってたんですが、なるほどそう来ましたかー。
しかしさすがはアカシアの弟子だけはある、ちょっとしゃべったり気迫をこめたりするたびにこの大ゴマ。
ひとつひとつの発言、一挙手一投足が大気をビリビリ震わすような大迫力っていう感じがよく伝わってきます。
極めつけは『グランドノッキング』。
生物のノッキングだけじゃなくて、地球までノッキングしちゃいましたか!(笑)
あまりの桁違いっぷりに笑いしか出てきません。
いやー、ハッタリきかせまくりだわー。
ところがそんな次郎さんの顔すら驚愕に変えてしまう事態が発生。
なんと、と言うか、もしやとは思っていたのですが、ジョアの正体……これはフローゼ様!?
なんかちょっと合成人間というか、もしかしてフローゼ様の死体からつくられた穢土転生系の何かだったりするのか?っていう感じではありますが。
アカシアの三弟子クラスの登場でおおおっ!と思わせておいての、それを踏み台にするかのようにしてアカシアクラスの登場……というのは、なかなかいいインパクトでありました。
うーん、この戦い、どんどん役者がインフレしていきますなー。
もうどこまで行っちゃうんでしょう。
こうなったら、アカシアその人まで出てきちゃったりするんでしょうかね!(笑)
斉木楠雄のΨ難
なるほどそうか。
夢原さんが海藤にホレッとなって、照橋さんの勘違いが本当になっちゃってたんですね(笑)。
ってことはコレ、ウソから出たまことネタということで、いずれ照橋さんも燃堂のことが好きになっちゃうってことなんでしょうか!
イヤイヤ、そんな馬鹿な(笑)。
そしてラストは、これまたちょっといい感じのラストじゃないですかー。
いつも仲間達のことを面倒に思っているばかりの斉木が、めったにみせない素直なデレですね(笑)。
こんなパターンもなかなかいいなー。
暗殺教室
おー、E 組のみんな、凄い優秀じゃないですか!
予想以上の快進撃でバンバン A 組の五英傑を倒していきます。
これはちょっと予想外の活躍っぷりでした。
でも本当の問題はここからですかね。
すべての教科で最強という、ハンパない理事長の息子。
さあ、こいつが最後、どこまで E 組にたちはだかってくるのか。
テストという戦いの性質上、もう結果は出ちゃっているのですが、どういうふうに戦いをここから盛り上げてくれるのか。
漫画の作劇的にも、どんなふうに描かれるのか興味津々です。
NARUTO-ナルト-
十尾の人柱力となって暴走し、意識をバラバラにされそうになったオビト。
しかし最後の最後でオビトが自我をつなぎとめ、制御を掌握させる力を生み出したのは、やっぱりリンの思い出だったようです。
これ、ちょっといい話に見えて、けっこうキモな描写だったりするんじゃないですかねー。
失われたリンを否定し、そんな世界を否定して自分に都合のよい夢の世界を作ろうとする男ですが、でもそんな都合のよい夢ではこういう力は生まれないよねって言う、オビトの自己否定なかんじにならないでしょうかねー。
戦いの中で、オビトはやっぱり自分の大切なものを忘れてなかったよね、ナルトと一緒だよねってことにならないでしょうかねー。
さてさて、どうなりますことか。
銀河パトロール ジャコ
そうか、ジャコにとって宇宙船の故障ってのは「次の休みにはビデオを返却しなければいけないのに!」というレベルの危機感なんですね(笑)。
われわれにしたら、人はひとまず住んでいる孤島に漂着しちゃったって程度でしょうか。
生きていくにはしばらく困らないし、即日というわけではないにしろそのうち帰れる確信はある。でもすぐ帰れないってのはやっぱり困るよなーって具合なんでしょう。
なんというか、この危機感のレベル設定が、鳥山明先生らしくひょうひょうと具体的に伝わってきていいなーと。
しかしそうか、ジャコは地球の言葉だけじゃなく、金銭感覚まで学習してきてたんですね。
てっきり「ななせんろっぴゃくまんえん!……って、それって高いのか?」ってなるとばかり思ってました(笑)。
宇宙人便利だなー。
といったところで前半戦はここまで。
つづきは後編にてー。
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