2013年06月10日

週刊少年ジャンプ2013年28号 【ワンピ、2週間ぶりに連載復帰&読切『逃がし屋』掲載号】 感想<前編>

 尾田先生復活の 28 号。
 復活していきなりの表紙&巻頭カラーって、酷じゃないんですか?(笑)
 あるいは、2週前にこれの作業中に倒れられたってタイミングだったのかもしれませんねー。
 ともあれ、ワンピが帰ってきたのが一発でわかる表紙。
 やっぱりジャンプはワンピが看板だよなーと改めて感じましたわ。





 前半の感想は、

・ワンピ
・トリコ
・暗殺教室
・ナルト
・食戟のソーマ
・ニセコイ
・ソウルキャッチャーズ

 の 7 本でお送りいたします。



ONE PIECE

 別エントリーにて。
 明日アップ予定。



トリコ

 護る者がいるから強くなるというモチーフはいろんな作品で描かれてきましたが、なるほど、イメージをつくりだすルーティーンでそれを説明したのは斬新で面白かったです。
 なるほど!という変な説得力がありました。
 でも逆にそこまで説得力がある論理性を持たせてしまうと、小松を失った時に失うものもかなりドデカイものになりそうですよねー。
 今回、とあるひとりの料理人のために、美食會の大物が動き出したようですが、これはいかにも小松が狙われそうな雰囲気です。
 ちょっと不穏な感じになってきましたねー。

 そして、トリコ対スタージュンの戦いもいよいよ最高潮。
 トリコがここまで力を見せ付けながらもなお余裕を見せるスタージュン。
 どこまで底知れない男なのでしょう。
 なんだかひさびさに感じる二枚目どうしの命を賭けた真剣勝負。
 どんな結果になるかは分かりませんが、とことんまでやりあって欲しいものです。
 邪魔者が入ったりして、変な中断とかないことを祈ります。



【センターカラー】 暗殺教室

 E組の嫌われ者、寺坂くんのターン。
 単なるだだっ子のやつあたりのような話かと思ったら、ここでイトナたちが絡んできますか!
 完全に油断しておりましたが、殺せんせーはこの事態に、ちゃんと気づいていますかねー。

 しかし寺坂くん、これってば完全に利用されちゃってますよねー。
 楽して稼げてラッキーくらいに思ってるかもしれませんが、最後には捨てられて痛い目を見る確定コースではないでしょうかね。
 さて殺せんせー、この寺坂くんも救い、よい方向に導くことができるんでしょうか。



NARUTO-ナルト-

 今週は中忍試験時代を彷彿させる、仲間達の活躍ターン。
 最近のドハデな怪獣大戦争モードの中ではスケールこそ小さいものの、それぞれしっかり地道に修行を積み重ねてきたんだなーということがしっかり伝わってくる成長描写でしたね。
 なかでも応援したくなるのはやっぱりヒナタ。
 サスケが戻ってきたのをきっかけに、すっかりナルトの横に陣取り始めたサクラを目の前にして、絶対に負けるものかといったところでしょうか。
 ネジの言葉と、じぶんの手を握ったナルトの手の感触が支えとなっているというのがいたく健気でございます。
 がんばれヒナタ!

 そしてラストには、ななんと巨大口寄せの術三体そろい踏み!
 おおー、この人たちも参戦ですか!
 すっかり忘れていましたが、こういう人たちもナルトになくてはならないキャラクターでしたねー。
 まさしくオールスター戦の盛り上がりを見せてきたこの戦い。
 さてさて、このままズバーンと勝負が決まるのでありましょうか。



食戟のソーマ

 ラストの心温まる寸劇も素敵でしたが、四宮シェフがういういしい美青年から一瞬で悪人面に変わる顔芸が最高でした。
 こういうの見せられると、漫画の表現って面白いなーって思わされますわ。




ニセコイ

 冒頭からなんつー顔してるんだこの子は(笑)。
 思わず噴き出してしまいましたが、この子はこれまでのヒロインたちとはまたちょっと方向性の違う直線的なタイプなんですねー。
 なかなかこれまた魅力的な子ではないですか。

 しかし楽くん、ヘルプに入って別の店の味を再現とか、それはちょっと大丈夫なんだろうかと。
 無断でルセット変えるだなんて、四宮シェフならソッコーで蹴り出しますってね(笑)。




SOUL CATCHER(S)

 なるほどねー。
 暴君って言うからどんなえげつない自己中ヤロウが出てくるのかと思えば、むしろトランペットが好きで好きでしょうがない、純粋な赤ん坊みたいな人なんですね。
 とにかく好きで堪らないから一緒に演奏したい。
 でもトランペットパートの連中はまったく遊んでくれなくて、だから別のパートに遊びに来てしまう。
 周りからしたら迷惑この上ない暴君でも、本当は目をキラッキラさせた赤ん坊だということなんでしょうね。
 理解しあえたらとってもいい人そうではないですか。

 そして、川を挟んでの音楽の応酬!
 いやー、これは凄い!
 まさかこんな表現が音楽漫画としてあったなんて、めっちゃくちゃな発想じゃないですか!
 音の速度と時間差を完璧に計算した遠距離合奏って、いったいどこから出てきた発想ですかね(笑)。
 神海先生、まさしく奇才のなせる技です。

 そもそも漫画で音楽を表現するのって、不可能を可能にする話なんですよね。
 形のないものを、どう形で表現してしまうのか。
 ただ音符をならべたところで、それは音楽とは見えないわけですからね。
 それぞれの漫画はそこにいろんな表現の工夫を盛り込むわけです。

 このソウルキャッチャーズの場合、そのマジックアイテムが神峰の目なんだろうと思っていたのです。
 が、神海先生はそれだけでは終わらなかった。
 天才的音楽の才能を、まさかこんなトンデモの形で表現してしまうとは。
 いやもう、このナナメ上の異次元っぷりこそが神海漫画のエネルギーであり、魅力なんだよなーと改めて感じた今週でした。
 それこそ、そのうち新幹線の屋根で演奏バトルしながら「こいつ!ドップラー効果を完全に計算に入れて演奏してやがる!」とかいうのが出てきてもまったくおかしくない感じではないですか(笑)。



 といったところで前半戦はここまで。
 つづきは後半にてー。



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posted by BOSS at 21:01| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今週の寺坂の話はなかなか興味深い着眼点の話だと思います。
寺坂はまあ不良ですが、E組の生徒達の中でもある意味
最も平凡な生徒だと思います。
人よりもなにかがあったわけでもなく、人より執着しているものが
特に有るわけでもない。集団の中で大多数より少しだけ持っていないから
はぐれてしまった人。誤解を恐れずに言うなら彼の様な人種は
昔も今も珍しくないし、これからの時代にも少なからず現れる
ありふれた人種だと思います。
今の世の中の不良の大多数や、自分は非リア充だと強く思っている人は
多分彼の様なタイプに近いと思います。
周囲にとけこめず、かといって正面から集団や社会に反抗するような、
思い切りや気概もなく、面倒や挑戦を嫌がり怠けてしまう。
しかし一生懸命な人、成功している人を気にしないだけの自制心もないので、
自分と同じような人を見つけて安心したり、うまくいっている人たちを
ひがんだり、周囲や社会に責任転嫁したりする。
特別「悪い人」でもない、ただ少し周囲よりも、
臆病で怠け癖のある「弱い人」。
自分を有る程度客観的に見られる人の多くは寺坂と同じ「弱さ」を
自分の中にも感じたり、もしくはかつてそういう「弱さ」があったと
そう感じている事と思います。寺坂の弱さを迷わずに非難できる人は
そんなにいないんじゃないかとさえ思います。
ですが、たとえ寺坂の思っている事と同じような事を
自分も思った事があろうと、彼に十分な同情余地があろうと、
それでも彼のした事を肯定するわけにはいかないのです。
自分で稼いだ金で生活しているなら引きこもり生活になってもその人の
勝手かもしれません。でも親の金を使って引きこもって周囲に負担と
心配をかけ続けるなら、その人は叱りつけられるべきです。
内心でカップルを妬むだけならその人の自由ですが、
歩いているカップルにゴミをぶつけたり、ネットに中傷を書き込むなら、
その人は軽蔑されるべきです。
どんなに身近に感じるような弱さでも実際にそれが周囲に見過ごせない
被害をもたらすなら、放置するわけにはいかないのです。
寺坂自身、今のままじゃちっとも救われません。
だって嫌じゃないですか。今の自分が嫌なのにそこから抜け出せないなんて。
ダイエットしたいのに食べるのをやめられない。
成績が悪いのが嫌なのに勉強に手がつかない。
周りから嫌われたくないのに態度の悪さがなおらない。
そんな状態全然幸せじゃないですよ。
Posted by 語り部 at 2013年06月13日 20:54
>>語り部さん
失礼ながらも少々長文に感じられましたが要は、
某サンデ●に昔連載されたうしと■ら風に言うなら
「真っ直ぐにお天道さんを見て立っているか!?」と
その感じを言いたかったと感じます。
それと、近い内暗殺教室の一番クジが出るそうですが
ラストワン賞はやっぱり、
“あの”表情のころセンセーのフィギュアになったりして!?
<NARUTO>
猪鹿蝶の生んだ男のイメージどう見ても光の国から
僕等のために来た“アレ”と重なって見えてしまう…。
Posted by 某県人 at 2013年06月15日 23:24
>語り部さん

 寺坂くん、いい意味でも悪い意味でも人間臭く、なんというか非常に身近な匂いを感じさせてくれるヤツですねー。
 大物のワルでは決してない、むしろ小心者で、本当のワルに利用される小者の悲しさを感じてしまいますわ。
 この寺坂くんをどう救い、導いてくれるのか。
 殺せんせーのお手並み拝見って感じです。


>某県人さん

 おー、殺せんせーが一番くじですか!
 コロコロ変わる表情と色はグッズ化に向いてそうですしねー。
 出たら惹かれてしまいそうです。

>光の国から

 あはは、ホントだ!(笑)
 もうそうとしか見えませんわ!
Posted by BOSS at 2013年06月16日 21:57
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