それではさっそくいきましょー。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・斉木楠雄のΨ難
・ブリーチ
・【出張読切】終わりのセラフ
・スケダン
・ニセコイ
・ハイキュー
・銀魂
・ワールドトリガー
の 8 本でお送りいたします。
斉木楠雄のΨ難
斉木もツッコんでますけど、元ホスト、とてつもないですな!(笑)
1分もないであろうこの間に、マジでキスまでもっていきそうになってビックリいたしましたわ。
そしてその後のラブコメ主人公霊も脅威の威力。
鳥束くんがドジさえ踏まなければ、これはとんでもない憑依術かもしれませんねー。
いやいや、鳥束編はこれまでずいぶん不人気だったらしいですが(アンケートが驚くほどダメだったとか言ってましたものねw)、この新憑依術でその状況、変える事ができるでありましょうか。
まぁ、でもこれでもちょっとダメかなー。
冒頭の女の子を影からストーキングするのが、ちょっとさすがにヒキますものねー(笑)。
女の子のことだって、純粋に身体だけしか見てませんものね!
これはちょっとさすがにねぇ。
しかしこのオチ、こういうトラブルで女の子にバチーンて叩かれるのはラブコメ主人公も鳥束くんも変わらないわけですが、ちょっと違うだけでだいぶニュアンスが変わるものですなー(笑)。
BLEACH
一護が己の出自の秘密を知り、斬魄刀復活が一気に進みだした頃、死神たちもまたそれぞれの動きを始めていた。
ということで、久々登場の隊長さんたちでしたね。
日番谷さんは、失った卍解に未練はあったのでしょうけれども、それをかなぐり捨てて、斬術のみで戦い抜けるよう一から修行のし直し。
いやー、タフなお人だ。
人間で言ったら、子供の頃から散々鍛えてきた画力が、腕二本失うことで描けなくなったような状態でしょうにね。
そこを乗り越え、卍解を取り戻そうとあがくのでもなく、今自分ができることを現実的に考えて最善を尽くす。
なかなかできることではないでしょうねー。
一方、檜佐木修兵さんは六車隊長のもと、あらたに卍解を習得するため修行に突入。
おおー、卍解戦力を補強するため、当然こういう人はほかにもいるんでしょうねー。
いったい何人が卍解を新たに得てつぎの戦いにデビューすることになるのか。
そのへんも期待でしょうか。
さらにここで、狛村隊長の正体が判明!
なんと、狛村隊長が大爺様と呼んだのは、巨大なワンちゃんでした!!
狛村隊長、その顔ホンモノだったんですね!
てっきり呪いかなにかで変えられたものかと思ってましたが、正真正銘ワンちゃんの血が流れていたとは!!
【出張読切】 終わりのセラフ
ジャンプSQ.で連載中の学園呪術ダークファンタジー作品が、週刊少年ジャンプに特別出張読切で登場。
やー、これはなかなかSQ.らしい美しい画風で、ちょっと耽美っぽいというか良質な和の匂いもあわせもつ吸血鬼美学の世界ですねー。
今回の敵、黒髪美少女の吸血鬼が強烈に魅力的でありました。
ただ、ちょっとこの長さに収めるには設定が複雑だったのか、さらに人間関係もちょっと複雑とあってか、今回は展開部があっさりとしてしまったんじゃないかな?という感触でしたが、これは本編で読んだらなかなか面白そうだなーという匂いは伝わってまいりました。
最近、こうやって出張してくる作品が増えてきましたねー。
露骨な宣伝活動と嫌う向きもあるかもしれませんが、いろんな作品にアンテナを伸ばせる機会が増えて私的にはちょっと嬉しい流れだったりしますなー。
SKET DANCE
ヒメコ第一案のなんたる痛々しさか!
これ、つい先日斉木楠雄でも似たようなネタがありましたっけね(笑)。
こういう固有名詞バリバリなのって、実際たまーにありますけど、わたし絶対ついていけないですよ。
知らない固有名詞が3つ以上出てきただけで、最初の1個目が頭からスッポ抜けますわ。
ふつうの漫画読んでてもなかなかキャラの名前覚えるのに苦労しますもの。
その後の、ボッスンのツッコミも手厳しい。
お前は漫画家志望者か!って、そういう子がきっと多いんでしょうねー。
いやー、なんか自分も心当たりがあるような気がして心が痛い(笑)。
私も昔ファンタジー小説とか書いてましたが、たしかに無駄に人物関係とか複雑にして、国家間の過去の設定とかバリバリ込み入らせて悦にいっておりましたっけ。
いやいやいやいや。
そして到達したのは、「野菜の王国」。
これはいいじゃないですか。
覚えやすさやキャラのつかみやすさを考えると、なにかにひっかけたネーミングにするってのはけっこう大事なんですよねー。
私も最近の TRPG では積極的にこういう手法を取り入れてますよ。
たしかにちょっと安っぽくなっちゃったり、コミカルになっちゃうかもしれませんが、プレイヤーに覚えてもらえるのが一番ですからね。
さぁ、ここまでは順風満帆にきた学園祭出し物準備。
しかし、もう一方のユウキ君サイドになにやら暗雲発生?
どうも、しゃべらなくなった理由はイジメではないようですね。
さてさて、真相はいったいどんなことなのか。
ニセコイ
あれ?今週は古味先生の読切?とか勘違いして思わずタイトルを見直して、さらに「ああ、今週は小野寺さんの過去編なのかー」とさらに勘違いをしてしまいました(笑)。
いやー、小野寺さんに似ている筈ですね。
まさかの妹・春ちゃん登場の巻。
小咲おねーちゃんとはちょっと系統の違う、これまたかわいい子ではないですか。
この子の登場がさらにハーレム構造を複雑細分化、枝分かれさせることになるのか、それとも小野寺さん方面を強化する強力な燃料投下となるのか。
ともあれラブコメで新キャラの女の子ってのは、毎度の事ながらちょっとワクワクするものですねー。
そして、次号表紙&巻頭カラーで重大発表と来たら……ついにアニメ化ですか!?
ハイキュー!!
日向スッゲーーーーッ!!
これまで、及川さんや影山、スガさん、田中さんたちなど、たっくさんの人にスポットの当たったこの試合ですが、しかしやっぱり主人公は日向なんですねー!
今週はつくづくそれを感じさせられました。
なんなんですか、この存在感!
しょっぱなから、見開きを左右にめいっぱいつかったコート横断からの、ワイドブロー炸裂が最高に快感でありました。
飛び上がった日向の背後にメラメラと広がるのは、日向の汗が蒸発した熱気なのでしょうか。
まるで炎をまとっているとしか見えませんよ、この演出!(笑)
さらにここで、及川さん
(いけない
調子を上げたこのコンビを
長々とコートに居させてはいけない)
と、日向たちを一発で脅威に感じてしまった様子。
これは、ここまで及川さんの強烈なサーブを受けてきたメンバーの反応とは、好対照の反応ではないでしょうか。
あいつスゲー!って、思わず笑みを浮かべてしまった今までの彼らの反応と比べて、この及川さんの反応は、あまりよいものではないと感じました。
凄いと感じつつ、こいつらには敵わないって、心が折れてしまっているんですよね。
正面から当たったら対処しようがないって、一発で認めてしまっているわけです。
それは、及川さんの「叩くなら折れるまで」の心情を、逆にやられてしまっているのではないでしょうか。
もちろん及川さんのことですからここで終わる人ではないとは思いますが、この弱気、青城としてはちょっとよろしくない流れですねー。
そして、外野解説席(笑)の「重力との戦い」解説からの演出も圧巻でした。
疲労の限界と戦う苦しさが語られるなか、それを吹き飛ばすかのように日向の叫び!
「持って来ォォオい!!!」
おおおおお!
あのセリフをこの局面で持ってきますか!!
迸るようなこの叫びに触発されたのか、かじりつくようにブロックしてくる青城の子たちも立派です!
ああもう、なんて頑張る子たちなんだ!って、なぜかお母さんのような気持ちになってしまいます(笑)。
そしてここで、ついに炸裂! 中央突破の必殺パイプ!!
ぐっはーーー!! 毎度の事ながら、なんっとも快ッ感ッ!!!
この気持ちよさ、旭さんだけじゃなく、日向も感じていることでしょう。
これぞ、まさしく囮の仕事です!
このあとの、影山の独白もシビレますねー。
トスをあやうく持って行かれるところだったって。
スガさんも「日向が打つと思っちゃったよ…」と言ってますし、味方までも、セッターまでをもその気にさせてしまうわけですね。
日向、なんて怖ろしい子でしょう!!
それもこれも、日向が本気で頑張ってるからなんですよね。
背が低いから、身体が小さいから、一瞬たりとも気を緩ませず、走り続けなければ追いつかれると。
今このコートに立てる喜びを、一瞬でも長く味わっていたいから。
中学時代のようにはなりたいくないから。
とにかくバレーがしたいからと。
そういうこれまでのすべてがあったればこその日向のガムシャラさ。
そういったものが、この最強の囮の存在感へと繋がっているんでしょうねー。
いやー、ほっんと運命って面白い。
ここまでの日向の苦労が、今、しっかりと「今」に繋がっているんですね。
旭さんの背中から覗く日向の顔。
うっはー、なんなんですかこの存在感!(笑)
こういう、ドキッとさせるような演出は、それこそ四ッ谷先輩のホラー出身なればこそっていう技ではないでしょうか。
四ッ谷先輩では「恐怖演出」に絞られていたその技術が、今ではいかに読者の感覚を動かし、感動とか衝撃とか快感につなげるのか。
そいったところでしっかりと前作で培ったものが生きて、昇華されているように思います。
そういったところで、日向もそうだし、古舘先生も一緒なんじゃないかなー。
あれ? なんか今週は感想がうまくまとまったぞ?(自画自賛w)
さぁついに、最終セット、烏野が同点に追いつきました。
ここですかさず青葉城西監督が焦り顔でタイム。
ちょい心折れかけの及川さんにハッパ入れてくれますかな?
銀魂
GKB48って!
ルビがちっちゃくって読みづらいせいで、おもわずゴキ……って読んじゃったじゃないですかー!!(笑)
しかし、今週も挑戦的なネタ満載ですな!!
ワールドトリガー
今週も三輪隊の優秀さ描写には余念のないワールドトリガーですが、ユーマの実力ははるかに上でしたねー。
なるほど、ユーマの能力はコピーでしたか。
相手の能力をレプリカが解析し、印に登録したら、あとはユーマが自由にそれを操れると、そういうことなんですかね。
基本、トリガーはひとりひとつで、ワンピの悪魔の実の力のような感じかな?と思っていたのですが、いやもちろんまだ一人一能力とは決まっていませんが、ユーマの場合はそういうところにまったく制限がないということなのかもですね。
そこが、迅さんの言った「特別」の意味なのでしょう。
しかし、迅さんはどうしてそれが分かったんでしょうか。
ユーマとの接触では、描かれた限り手合わせもしていませんでしたし、それほどの情報交換はなかったかと思うんですけどね。
あるいは、迅さんもネイバーの世界に行ったことがあるみたいですし、そこでそういうことを知ったんですかね。
だとすると、向こうの人型ネイバーはみんなそういうコピー能力を持っているという、ちょっと怖ろしいことにもなりますが……。
さてさて、この事態、どう収まりがつきますことか。
あと、徐々に落ちてきた掲載順がすごく気になります。
も、盛り返して欲しいなぁ・・・。
感想後記
といったところで今週の感想はここまで。
新連載開始にくわえて読切2本というのはなかなか新鮮味のあるジャンプでありましたが、なかでも個人的にはワンピ代原の磯部磯兵衛が衝撃的にヒットでありました。
いやー、緊急事態の代原でこれだけのものが出てくるんですから、ジャンプって懐が深いなー。
どれだけ新人作家の雛を抱えているんだろうと遠い目になってしまった今週でもありました。
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『実は小野寺さんは姉の身であったという今週の
プチ発表。さしずめ次のはアニ……!?』
…本誌出て読んでいた時頭の中で考えていたコメントだった…
<ソーマ>
え〜と…、堂島サン……。