2013年05月27日

週刊少年ジャンプ2013年26号 【新連載『スモーキーB.B.』開幕!<出張読切『終わりのセラフ』&緊急代原『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』>掲載号】 感想<前編>

 尾田先生が入院、ワンピが 2 週間の緊急休載ということで衝撃の走った今週。
 病状は扁桃周囲膿瘍というそうですが、調べてみたらなかなか苦しい病気のようですね。
 とにかくノドが痛くて口もよく開けられず、ツバを飲むのも苦労するほどなのだそうで。
 うーん、心配です。
 この際ですのでしっかりお休みになって、身体をすっかりよくしてから連載再開して欲しいものですね。
 早く再開しようとまたご無理をなさって、そのあとやっぱり倒れたりしたんじゃ元も子もないですからねー。





 前半の感想は、

・スモーキーBB
・暗殺教室
・【緊急代原】磯部磯兵衛物語
・無刀ブラック
・ナルト
・トリコ
・ソウルキャッチャーズ

 の 7 本でお送りいたします。



【新連載巻頭カラー】 スモーキーB.B.

 『奇怪噺 花咲一休』の原作・小宮山健太先生、漫画・河田悠冶先生のコンビが、野球漫画でジャンプに帰ってきました。
 それもただの野球漫画ではない、このコンビらしいなかなか知能犯的なピッチャーを主軸に持ってきた漫画みたいですねー。
 人を食った皮肉な言動もひとつひとつ気が利いていて面白いですが、おそらく野球そのものもそんな感じで、心理戦がメインとなっていくのではないでしょうか。
 打者とピッチャーが向かい合い、一球一球じっくり駆け引きを繰り広げる。
 数ある球技の中でも野球独特の特徴だと思うのですが、そういったところを特にクローズアップしてくれそうな作品ですねー。
 どんな勝負を見せてくれるのか、楽しみです。

 また、野球をする理由、甲子園日本一を目指す理由が、ただ野球が好きだからとか、それが夢だからとかいう一般的なスポーツものとは一線を画し、「お金のため」というのだから面白いじゃないですか。
 もちろんこの主人公・灰村煙爾郎はやめようとしたってなかなかやめられないほど野球が好きみたいですから、最終的にはやっぱり野球への情熱みたいなものが勝っちゃうんじゃないかとは思うのですけどね。
 バクマンが、結婚を最終目標としつつも、やっぱりサイコーは漫画家というのが夢だったわけですからね。
 しかし、スタート地点はとにかくお金。
 とにかく稼がなきゃ破産という切実さは、このご時勢誰だって想像しやすい、共感しやすいポイントだったりするんじゃないですかね(笑)。
 夢よりも破産の恐怖のほうが現実的に身近というのも嫌な時代ではありますが。

 また、男子スポーツ漫画ではお飾りになりがちなヒロインも、この作品ではテーマ上かなり重要なキャラとなってくれそうですね。
 存在感をどんどんアピールして男子スポーツ漫画で目立てるヒロインとなれるか、期待しています。



暗殺教室

 共依存の説明の屑せんせーが妙に可愛くて笑ってしまったのですが、しかし、問題のこの子の場合、どうやって自立させてやればいいんでしょうかねー。
 単に怖い思いをさせて、遠ざけてしまえばいいのか。
 それとも、自分で努力して成長することの楽しさを教えてあげればいいのか。
 殺せんせー、どうやって解決するつもりなんでしょう。

 それにしても、毎度の事ながら「豹変」が実にすばらしいインパクトであります。
 舐めるかそこで!!(笑)



【緊急代原】 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜

 ワンピ休載の穴埋めとして、急遽掲載された形のギャグ読切。
 仲間りょう先生による、浮世絵そのままの姿形で現代的なギャグをやったらどうなるのかというような、非常に実験的な作品だったわけですが、その結果はすばらしいものでありました。
 わたくし大笑いであります。
 緊急代原ということで、正直あまり期待せずに読み始めたのですがね(笑)。
 いやー、なんですかね、この世界。
 やってることはしごく下らないベタなギャグだと思うんですが、絵が浮世絵というだけで謎の笑いが発生してきます。
 これがまた浮世絵風の絵がよくできている。
 いろんな見覚えのある絵がとことん散りばめられていて、そのくせ言ってることは

「決してこの光 誰にも絶やすことはすっげえええええ!!!」

 とか言って鼻血噴いてるんですからね(笑)。
 いやー、完全にアイデアの勝利でありました。
 そしてそのアイデアをしっかり形にした技量もですね。
 もちろん絵はモトネタのあるものばかりですから、オリジナリティという面では評価はできないかもしれませんが、そこにその絵を、その構図で持ってくるのか!というところに非常にセンスを感じました。
 これは評価の分かれるところかもしれませんが、私はめちゃくちゃ面白かったですよ。

 あと、思わず考えてしまったんですが、やっぱり江戸時代の少年たちもこういう悶々な悩みは同じように抱えていたんでしょうねぇ(笑)。
 想像して思わず可笑しくなってしまいました。

 しかし、この作品が反響がよかったとしても、仲間先生としては次も同じ磯部シリーズをやっていいものかどうか。
 このネタはかなり一発なところがありますから、ちょっと悩みどころですねー。
 私個人としてはこのまま浮世絵ギャグ漫画家として突き進んでもらいたい気もするのですが。
 ともあれ、仲間先生の次回作、どんな形であれかなり期待しています。



【センターカラー】 無刀ブラック

 刀を用いずただ合気柔術によって相手を投げ飛ばして戦いをおさめることをめざす黒月流。
 投げ飛ばされた相手がそこで気絶してくれたり、戦意を喪失してくれたりすれば話は簡単なのですが、なかにはタフなやつもいるでしょうし、強い信念を持ってて投げ飛ばされたくらいでは心が折れてくれないヤツもいることでしょう。
 そんな時には、やっぱり今回みたいにアツい説得というのが最後の決め手となっていくのでしょうかねー。
 この漫画、実は時代劇アクションと思わせておいて、実はハートフルな人間救済ドラマだったりするのかもしれませんね。

 しかし、もし殺すことのみを生き甲斐とするような、根っからの外道が出てきた場合にはどうするんでしょうねー。
 そんなヤツに、説得はまったく意味をなさないかもしれませんし。
 どんなに痛めつけたところで、改心なんかせず生きている限り殺人を繰り返すかもしれませんし。
 それでも雪路さんは今と同じ生き様が貫けるのでしょうか。
 いずれ、そういうような敵も出てきそうな気がしますよ。



NARUTO-ナルト-

 おいこらナルト!
 ちょっとそこに座りなさい!
 あなたついさっきヒナタとしっかり手をつないで「おれはこいつと歩いていくってばよ」って感じだったじゃないですか!
 それが、コミックス 64 巻の表紙にまでなって、こっちはすっかり「公式カップル決定だー!」って喜んでいたって言うのに!!(注:筆者はヒナタ派です)
 サクラを彼女みたいな感じってどーゆーことッ!!?
 いったいどういうことなんだーーッ!

 ナルト、天性の女たらし説が急激にもりあがってまいりました(主に私の中で)。
 サクラもなにげにこれって脈アリな反応ですよねー。
 チラッとだけうつったヒナタの「…!」がなんとも不憫であります。
 ナルトのお父さんに、本当は挨拶したかっただろうになー。
 うーん、ヒロイン戦線、まだまだ揺れそうです。

 あと、せっかく柱間と再会できたとヒャッハー状態なのに大声で後回し宣言されちゃったマダラさんもいと憐れ(笑)。 
 ちょっと可愛く見えてしまったではないですか。

 かくしていよいよ戦争は最終局面。
 サスケの火影宣言も驚きましたが、ナルト、サスケ、サクラがそろったことで第七班がここについに復活!
 おおー、これはさすがに燃えるなー!



トリコ

 トリコとスタージュンの限界突破バトルもいきなりフルスロットル。
 この、ナイフとフォークをこすりあわせたような「ギャリリン」という音か聞こえたかと思ったら、スタージュンの身体がゴッソリ破壊される衝撃的な場面がどーん。
 実はそれは幻影か殺気のようなもので、そこからギリギリかわしてみせるスタージュンという今回のパターンは、まったく新しい次元の緊張感と迫力を生み出してくれました。
 これ、この幻ヌキで読んだら、実はそこまでの凄さは伝わってこないと思うんですよね。
 幻影の人体破壊描写があるからこそ、おお、かわしてなければ、もしくはガードしてなければ超やばかったという感じになるわけで。
 トリコも、あのスタージュンを一撃で破壊できるくらいすごい事になっちゃったぞーということがアリアリと伝わってくる効果もあり、非常に効果的な新パターンでありました。




【センターカラー】 SOUL CATCHER(S)

 神海先生の強烈な作風ということももちろんあるのでしょうけれども、今回はキャラクター皆が感情をムキだしにしまくっててとにかくテンションが高いですねー。
 読んでてひたすら圧倒されっぱなし。
 心のビジョンだけじゃなく、その持ち主のテンションがみんな乱高下激しいんです。
 これが読み手をかなり選びそうなポイントなんじゃないかなーとも思うのですが、しかしこういう異次元の熱気こそが神海漫画なんですよねー。
 言うなれば、超濃い味のこってり料理フルコースな感じ。
 でもそこがいいんです。
 変な手加減とかはせず、下手に小さくまとまったりせずに、とことん行けるとこまで行っちゃって欲しいものです。

 しかし、透と書いて「とーる」って、これまたすごい名前出してきましたねー(笑)。


 といったところで前半はここまで。
 続きは後編にてー。



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