週刊少年ジャンプ2013年20号 感想＜後編＞

　ではでは後半にいきますよー。

■前編の感想はこちら。





　後半の感想は、

・スケダン
・ハイキュー
・恋するエジソン
・めだかボックス

　いつもよりちょいと少なめですが 4 本でお送りいたします



SKET DANCE

　イィイイイやっほーーーう！！
　キャプテンぐっじょーーぶ！！
　まさか、在学中にこんな展開が来るとは思いもしませんでした！
　よくぞ言ってくれました、我らがキャプテン！

　しっかしヒメコも、まさかぜんっぜん自覚もしてなかったとは驚きでしたねー。
　スイッチと同様、こちらもずーっとニヤニヤしつづけてきましたもの（笑）。
　恩義とか感謝とかで、これまでずっと自分を誤魔化していたんですね。

　また、みんなそれぞれの、「知ってた」というリアクションも楽しかった。
　サーヤとか、「ああもうっ！」って感じでしょうねーっ。
　あと、椿についてはサラッと流れの中で流されそうになってましたが、普通に気づいてなさそうってのがツボでありました。

　そして、今週最高だったのは意外にもスイッチ！

『ずっとニヤニヤしていた！！！』

　のキメゴマも最高ですが、「ボッスン好きやって伝えてくる」と駆け出したヒメコを見送る、スイッチの小さなガッツポーズ！！
　これ！！
　ああもう、たまんないッ！！
　なんかもう泣けて泣けてしょーがなかったですわ、このコマ！
　スイッチ、ほんっとうにヒメコもボッスンも好きなんだなぁと。
　心から応援してきてたんだなぁってのが、よっく伝わってくるコマでした。
　こういうのを大ゴマではなく小さめのコマでやるってのが、またいい演出になってるんでしょうねぇ〜。

　そしてまた、今週はオチも最高！（笑）
　いいところに落としこまれましたねー。
　ヒメコも優柔不断ではないぞってところが示されつつも、でもまだまだこんな感じで 3 人は続きますよっていう落とし方。
　それでいて、自覚しちゃったヒメコはこれからちょっとだけ違うかもねっていうところもありますし。

　卒業へ向けて走り出したスケットダンス。
　さぁて、ここからがまたまた見所満載って感じですね！



【センターカラー】　ハイキュー！！

　センターカラーで人気投票の結果発表がされたわけですが、1 位を獲得したのは、なんと影山！
　これはちょっと意外でした。
　そうか、日向じゃないんだーって。

　そしてこちらは意外と言ったら失礼かもだけど、スガさんがなんと 4 位の大健闘！
　及川大王様や旭さんを追い抜いての 4 位というのはちょっと凄いじゃないですかー。
　それも、最近の見せ場以前の投票だったわけですからね。
　このあたり、今回の投票システムが 1 人だけじゃなく 3 人まで投票できたというのが大きいのかもしれませんね。

　田中さんの 9 位はちょっと悔しいけどもしょうがないかなぁ〜。
　タイミング的にもうちょっと最近だと、もうそこしは票が伸びた気はするんですけどねー。

　反面、あまり伸びなかったのが主将、澤村大地さん 12 位と、顧問・武田先生 27 位。
　澤村さんは今のところ地味めということで、これはしゃーないとして、武田先生は、やっぱりポエムが受けなかったということなんでしょうかね（笑）。
　私は嫌いじゃないんですけどねー、ああいうポエミーなの。
　むしろ「あ、今のポエミーだった！？」とか言わずに堂々とポエム詠唱して欲しいくらいです（笑）。

　さて本編ですが、試合に出たい出たいとエンジンあったまりまくりの影山と、もっともっとコートに立っていたいと燃えるスガさん。
　二人の貪欲な姿勢がよりあわさって、一本の闘志の槍になっていくような演出。
　いやー、こっちまで燃え上がってしまいました。
　最初の頃はどうなるかと思われたセッターのポジション争いでしたが、これこそが正しい烏野のありかただったんですねー。

　そして、交代をニオわせる動きをベンチに感じ取った、3年生トリオの、最後の一本は勝って交代だという気迫に満ち溢れたプレイ。
　互いへの信頼と、プライドと、これまでの年月積み重ねてきたもろもろが詰まった一本のプレイ。
　炸裂した最高のスパイクに感動してしまいました。
　旭さんの咆哮。
　澤村さんの静かな闘志。
　スガさんの、やれることはやったという確信に満ちた表情。
　ああもう、なんだこれ！
　なんだかわけもわからず、こみ上げてくるものが止まりませんってばよ！
　ハイキューってのは、毎週毎週、なんでこんなにも泣けてくるんでしょう（笑）

　さぁ、お次はいよいよ影山、今度こそ本当の勝負ですね！
　個人の勝負ではない、烏野としての勝利のために、みんなで、今度こそ！



恋するエジソン

　う、うん、サッカー漫画なら 16 頭身くらい当然ですよね……（笑）。
　しかし、なんでブラジャーしとるんだ！
　中がスピカだからなーと一瞬納得しかけた自分が悔しい！



めだかボックス

　すげぇ、ここでもまだ終わらないんですね！
　ラストでなかばネタとしても使われていますが、終わると見せかけて盛り上げまくる演出がこの作品本当に上手いです。
　ここのところ数週に一回は最終回が来ているようなノリですものね（笑）。
　それだけ一話一話の演出がクライマックスってことなんですが、よくまぁそれだけの熱量が保てるものだと感心してしまいます。

　しかし、最後のアオリが、こういう章の終わりではこれまで「次号、新章開幕！」とかだったのが、「次号――！？」となっているのが思わせぶりですねー。
　続くんだ！と思わせておいて、その次で〆とかいうことなんでしょうか。



感想後記

　といったところで今週はここまで。
　ところで、巻頭カラーのところでハンターの声優発表がありましたね！
　メルエムが内山昂輝さん（ガンダムUCのバナージ・リンクス役）でピトーが藤村歩さん（同じくガンダムUCのオードリー・バーン役）って、狙ってんのか！って思っちゃいましたが、キャラがまるで違いますし、関係性も完全に違いますし、おふたりともかなり演技を変えてこられるんでしょうねー。
　楽しみです。
　しかし、ピトーの声は男性声優さんでもアリかな？とか思ってましたが、やっぱり普通に女性でしたか。

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