今週号から5連続で、ジャンプ連載経験者の先生たちによる、「新学期」をテーマとした読切5連弾。
それも岩代先生、岩本先生、叶先生、藍本先生、河下先生というそうそうたるメンバー。
さらには別枠として椎橋先生と許斐先生による読切も掲載という、これはいったいジャンプで何が起きているんでしょうか!
バクマンでサイコーたちがやった、ラヴコメ勝負みたいなことが起こってたりするのかも?(笑)
前半の感想は、
・ワンピ
・ナルト
・【読切】さくらん(仮)
・トリコ
・ワールドトリガー
の 5 本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
NARUTO-ナルト-
柱間さん、この時代ではあきらかにマダラの上を行ってますねー。
千手一族とうちは一族が手を結ぶなんて無理だと考えていたマダラとは違い、それをなしとげ、さらには敵であったはずのうちは一族の者からすら長としてふさわしいと評価を得ている。
これは並大抵の能力ではないですねー。
話としては省略されていますが、ふたつの敵対していた勢力が、はい今日からは味方ですって言われて、すぐひとつの里で暮らすなんてどだい無茶な話だと思いますよ。
むしろそれは新たな火種を生むようなことにもなりかねないと思うんですが、それをさせず、しっかりと里の人心をコントロールしているってのは、並大抵の指導者の仕事ではないと思うんですよ。
夢を見て、それを実現するために実際どういうことをやってったらいいのか。
そういうことを考えて、実行できる、そして人をそのために動かすことができる。
柱間さんってのは、とてつもない政治家だと思いますよ。
卓越した忍であるのと同時に、非常に有能な政治家であり、思想家であり、リーダーでもあるんでしょう。
それに対して、どうしてもマダラは夢ばかりを語ってなにもできない、というか、何かを実行に移そうとはしない人というイメージがつきまとってきました。
人もそんなマダラにはつこうとはしないってことなんじゃないですかねー。
いやぁ、実際のところはよくわかりませんが、この短い回想で描かれている限り、そういうふうに見えます。
もちろん、暁を組織し、とてつもない計画を実行してみせる行動力は凄まじいのひとことなんですが、しかし、結局は人の世をどうするか、現実をどうするかってところから逃げてしまった印象が強いんですよねー。
いくら柱間が、マダラは凄い、いつかはみんなわかってくれるはずだって言っても、この無気力っぷりはちょっといただけない。
もしかしたら、マダラは柱間に対するコンプレックスを持ってたりするんじゃないですかねぇ。
昔は同じように夢を語っていたのに、いつの間にか大きな距離が生まれてしまった。
弟を守れなかったことが大きな傷となっているのでしょうけれども、それもあるのと同時に、夢を実際実現してみせている柱間を見て、それをまったく捨てていた自分と言うものに、大きな負い目のようなものを覚えていたりするのではないでしょうか。
そんなふうに妄想してしまいました。
いやー、でもまだわかりませんね。
それでもこの、ラストの豹変は説明がつかない感じがします。
いきなり、なんでここまで「本当の夢」とかいう闇に取り付かれてしまっているのか。
来週が楽しみです。
しかし、初代火影がほんと有能そうな人でよかった。
【読切】 さくらん(仮)
『PSYREN -サイレン-』、『みえるひと』の岩代俊明先生が、ひさびさにジャンプに帰ってきてくれました!!
いやー、一気に読んでしまいましたー。
というか、ああ、もう終わってしまうのかと!
あと 20 ページは欲しかったんですが、あまりにも短くてすっごい逆にさびしくなってしまいましたわ。
岩代成分をもっと楽しみたかったです。
しかし、やっぱり岩代世界はあたたかくていいですなー。
最初はちょっと斜に構えているようでも、意外と純粋で、ネは熱血で、最後はとってもやさしくって。
この感覚すっごい懐かしいなーって思いましたわ。
しかもどうですか、このナイスバディ(笑)。
そしてこの、面積極小ビキニ!!
岩代先生、新境地ですか?
個人的には、岩代作品では雨宮さんが最高のタイプだったんですが、いやいや、今回はこういう方向性から攻めてきたかーと(笑)。
とはいえ、やっぱりお話としてはもう少し楽しみたかったですねー。
21 というのはあまりにも短い。
今回の企画、ちょっともったいないなーって感じてしまいます。
しかも、21 ページで読切ってのは、あまりにも難しそう。
ひじょーに難易度が高いんじゃないでしょうか。
長い話を描くと言うのは、そんなに難しいことじゃなくて、本当に難しいのは短くまとめることなんだって、どこかで読んだ記憶があります。
今回は結局、宇宙人関連の細かい設定などがすっかり語られないでしたものね。
21 ページでできることを絞り込み、少年と少女の物語にだけ集中したということなのでしょう。
そのあたりの話の思い切った切り詰め方は、やっぱり連載経験者ならではの経験値が出た感じがしました。
たしかに、宇宙人はこの話ではどうでもいいっちゃどうでもいいわけで。
しかし、もしこの作品が連載になったとしたら……どうなるんでしょうねー。
どういう作品になるんでしょう。
SF をちょっとからめたラブコメになるんでしょうか。
それとも、岩代先生らしい能力バトルになるんでしょうかね。
そのあたりにも妄想をはたらかせつつ、岩代先生の次回作に超期待していたいと思います。
それにしても、ミリカって名前が日本語と言われたことに、おじさんは時代を感じてしまうのでありました。
う、うーん……(汗)。
ああでも、ミリカちゃんとしては自分のいる星に英太くんを連れて行きたかったのかな?
それはそれで、ある意味いいシチュエーションかも(笑)。
ともあれ、読後感も甘い素敵な感動ありで、さわやかな読切でした。
さすが岩代先生であります!
こうなってくると、他の先生たちの読切も楽しみになりますねー。
勝負ではないのかもしれませんが、こうやって 5 連弾とされると、どうしても比べて見てしまいますものね。
もしかしたら、そのどれかが新連載かも?って、そう思ってしまいます。
色んな意味で楽しみになる企画、スタートです。
トリコ
なんなんだコイツ!
美食會第一支部支部長エルグ。
こいつはグルメ界の伝説の馬、馬王「ヘラク」と融合したことで、不死身の身体を手に入れたそうですが、それにしてもなんでこんなに増えるのよ!
反則だーって叫びたくなるくらいです。
再生してくるんだって限度がありますわなー。
しかし、こうやって数百人(?)に増えた後で、このエルグさんはどうするんでしょう。
誰が本当のエルグさんで、ほかのエルグさんはいったいナニモノとして扱われることになるんでしょうか。
というか、今までいたエルグさんだって本体かどうなのか、ちょっと怪しいものがありまよねー。
これまで何百年生きてきたんだか知りませんが、その間に分裂しなかったとは考え難いですもの。
いったい、この世には何人のエルグさんがいるんでしょう。
で、分裂したエルグさんが全部まったくおなじメンタリティを持っていたとしたら、誰がホンモノで誰がニセモノかなんて、考えられなくなっちゃうと思うんですよねー。
これ、クローン人間の悩みって感じですね。
いやー、さすが美食會。
とんでもないヤツがゴロゴロ出てきます。
島ぶー先生、ここぞとばかりにやりたい放題ですね(笑)。
この戦争が始まってからというもの、先生の筆がイキイキしているように見受けられます。
ワールドトリガー
オサムくん冷静だなー。
また無茶なことをするんじゃないかと心配していましたが、冷静に自分は人命救助。
そして A 級ボーダーの木虎さんを信頼しつつも、情報不足で手に負えなくなる可能性も考え、ユーマに影から補佐させる。
ふつうの訓練生が現場で出せる判断でしょうかね。
オサムくんにはなかなかの判断力を感じました。
いいボーダーになれそうじゃないですか。
そして、オサムくんに心配された木虎さんですが、おお、思ったよりと言ったら失礼ですが、負けフラグのなかで予想以上の活躍。
巨大ネイバーの上に飛び乗ったとたん現れた、体毛のような爆弾をしっかりガードしてみせたのはオオッと思わされました。
そして、体表のブ厚い装甲を破壊し、露出したボディに弾丸を連続射撃。
最終的にはユーマに活躍の場をゆずることになりそうですが、しかしその前段階としてちゃんと実力者アピールはできたと思います。
すくなくとも、ただのカマセってことではないと感じました。
さぁしかし、ここでユーマ出撃ですか。
能力を木虎の前で使っちゃえば、ネイバーだとバレてしまいますよね?
いったいどうなるんでしょう。
といったところで前半はココまで。
続きは後編にて〜。
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岩代先生の作品はみえるひととサイレンを読みましたがさくらん(仮)も地味に気になります。
私的にはミリカは望んで地球外に行ったがもとは日本人だったんじゃないかな?と思いました。
何故そう思うかについては・捜索届けが出されて動いたであろう警察の描写
・幼少時は普通に喋れていたが今現在は喋れていないという2点だけですが…
しかし短すぎですよね…夢の中とはいえシリアスに独白で最低だと来てますが左見ると水着の幼馴染みですよ(笑)後のわかったよさくらん〜止めてくれなんて凄くシュールです(笑)もう明らかにPが足りてません(笑)
勘繰り過ぎなだけかもですが、さくらん(仮)って実はただのラブコメってわけでもないんじゃないかと個人的には思いましたね。
しかし画が向上してますね。ただノリは岩代先生だなぁって思いましたね〜(笑)
岩代先生ファンの同志からの書き込み嬉しいです!
ほんと、もっともっと長く読みたいですよね。
きっと岩代先生のなかにはたっくさんネタがつまってて、これもたぶん長編のネタを冒頭部分だけ抽出したものだと思うので、ぜひこれを連載で読んでみたいと思います。
あるいは、連載時にはもっと磨き上げてこられることだろうと思いますしねー。
期待しちゃいますよー。
あ、ネタバレ禁止っていうのは、たとえば今回が1話として、2話以降の話はここでは書き込まないでくださいねーっていう意味なので、大丈夫ですよー。
わかりにくくてご心配をおかけしてしまったみたいですみません。
あと、どうやら考え過ぎだったようで(笑)良く見たら巻末で作者自身が短編描かせて〜と発言してるみたいですね(汗
しかし早く連載で岩代先生の漫画を読みたいです。次でジャンプ3度目になるので万全で挑んで欲しい…何かジャンプは3度目でも成果出なければ…的な感じらしいですね?例外も一部だけならあるみたい?ですが…ただサイレンはそこそこ行けたと思うのでまだ猶予はあると思いたいんですけどね。
これまでの作品で吸収した色々な事を形に出して、素晴らしい作品にしてくれると思います。
PSYRENの展開に毎週切なくなったりドキドキしてたりした時をもう一度!