2013年03月13日

週刊少年ジャンプ2013年15号 感想<後編>

 ではでは後半の感想でーす。 

■前編の感想はこちら





 後編の感想は、

・ハイキュー
・めだかボックス
・ブリーチ
・銀魂
・クロス・マネジ
・キルコさん

 の 6 本でお送りいたします。



【センターカラー】 ハイキュー!!

 案の定、及川さんに徹底的に攻撃される田中先輩。
 ボールが上がってもそのままダイレクトにスパイクされたり、なんとかスパイクまで持っていけても完全にブロックで封じられたり。
 実にツライ状況です。
 たしかにバレーって、相手のサーブをレシーブできなかったら他の人はな〜んにも出来ないですものねぇ。
 皆のチームワークで繋いでいくバレーでも、こういう時は完全に孤独になっちゃうんですね。
 いやー、ツライわー、田中先輩。

 しかし我らが田中先輩はやっぱり凄いお人だった!
 こんな状況で自分にカツを入れて、もう一度立ち上がることができるんですね!
 自分がヘタなのは今は悩んだってしょうがない。
 でもそれに凹んで今さらに皆の足を引っ張っているようじゃ、それこそ本当にダメなことなんだと。
 こんなふうに、瞬時に頭を切り替えられる田中先輩。
 あんたはやっぱり凄いや!
 ただの元気なムードメーカーじゃないですね!
 能力的には周りと比べてちょっと劣るイメージ(失礼!)でしたが、とんでもない。
 とてつもない精神力の持ち主です。

 そしてこの田中先輩のすがすがしい闘志と、そして皆と一丸になって戦おうという姿勢が、影山の胸にも響いたみたいですね。

“戦ってんのはお前だけじゃなく”

“ 烏 野 だ ”


 いやー、いいなぁここ。
 自分でもなぜだかわからないんですが、ちょっとウルッときてしまいましたわ。

 一瞬一瞬、しがみつくように必死に繋ぐ烏野チーム。
 胸でレシーブし、落ちそうなボールを日向が飛び込んで上げ、苦し紛れに影山が返す。
 綺麗な形ではないですが、まさにガムシャラなひたむきさが功を奏します。
 なんと、このボールが及川さんのところに。
 及川さんがやった、影山に向けたボールの仕返しになってるんですね。
 たぶん偶然の産物でしょうけど、この流れは田中さんから始まった必死のあがきが呼び寄せたものと言っていいでしょう。
 いやー、熱い!

 そして、返ってきたボールを守護神が上げると、大声で呼ぶ田中先輩!
 しかもただの力任せじゃないところが素晴らしい。
 相手のブロックとサイドのポールの隙間を、狙い済ましたかのようなスパイク。
 お見事でした!

 いやー、まさかまさか!
 あの及川さんの冷徹に計算し尽くされた烏野攻略作戦が、まさか田中先輩によってはねつけられようとは!
 今週はもう田中先輩にメロメロ!(笑)
 このハイキュー、毎週のように誰かに惚れさせられちゃいます。



めだかボックス

 めだかボックス、見事な大団円!
 すべてがまるっと丸く収まり、綺麗な感動でまとめてくれました!
 善吉の演説も素敵でしたが、ここはやっぱりやってくれました、我らが球磨川禊!!

『どうやら人と人との出会いは』

『なかったことにはならないらしい。』


 ぐあああ、球磨川がそういうことを言いますか!
 ちょっと涙腺インパクトでかいでしょ!
 そうか、あの球磨川にして、めだかや安心院さんがいなくなって不安だったんだと、そこに胸打たれてしまいましたわ。
 変わった自分が、球磨川自身好きだったんですね。
 そして、過去の自分が怖くてしょうがなかったんですね。

 そしてそこからの、まさかの『人間失格』宣言!
 自分と言う最低のヤツがいるんだから、お前ら頑張れ!!
 辛い時には僕を思い出せ!!
 あの球磨川からの、まさかの最高の応援歌ですよ!!
 私、こういうのにほんっと弱いんですってば!(笑)

 そしてやはり、返ってきためだか!
 これはもう様式美として黄金パターンではありますが、しかしその見開きページにかぶさったセリフが最高でした。

「や っ と 勝 て た 。」 

 これ、『 』つきじゃないんですよ!
 単なる写植ミス?
 いえいえ。これはもうカッコつける必要のない球磨川の本音でしょう!
 
 いやー面白かったー!
 めだかボックス、いい漫画だったなー。
 コレ以上ない、最高の最終回だったなー、

 って思ったら…………続くのかィイイイ!!(笑)

 完全に最終回、完全無欠の大団円の形だったじゃないですか!!
 もう、すっかり騙されちゃいましたわー(笑)。

 まぁでも、これで大きな時代が終わりましたね。
 ここからどんな章が幕を開けるんでしょう。
 球磨川という大のスターを失ったことは作品にとっても本当に大きな損失となりそうな気もしますが、ともあれ次なる章の展開に期待をしています。 



BLEACH

 ナルトにつづいてブリーチも、物語の根源的な回想パートに突入開始。
 滅却師方面に話がゆくのかと思いきや、尸魂界方面でしたか。

 これってば、つまり藍染さんたちのやってたことが一護誕生の引き金を引いたってことになるのでしょうか?
 いやいや、まだそのへんはわかりませんが、もしそうだとしたら藍染さん、アナタやっぱり大した人だったんですねー。



銀魂

 なんだこれ、今週の銀魂予測不能に面白すぎです(笑)。
 眼力パンパない歌舞伎人のはいった灰皿が出てきたかと思えば、ヅラの人のヅラをとったらヅラの人が延々出てくるという、狂った悪夢の世界のような超展開。
 まるで千鳥足のようなメチャクチャな話運びなんですが、まさか最後にこんなに綺麗に意表を突いてくるとは。
 てっきり「白黒」の可愛い系の動物ゆるキャラができて、いい話だったねーって感じになると思っていたんですが、まさかすべてお妙さんの策略だったとは(笑)。
 いやー、すっかり騙されましたわー。
 中盤までのめちゃくちゃなパワーのギャグも素晴らしかったですし、最後も意外性でバッチリ決まってます。
 今週の銀魂、キレッキレです。



クロス・マネジ

 おー、こいつがあの蝶蘭学園のエース、和峯だったんですねー。
 なかなか面白い個性を持って来ましたね。
 ふわふわした不思議ちゃんかと思えば、神がかったような運動神経。

 しかもこのひと、まるで豊口さんの真逆じゃないですか。
 なにもかもうまくいかなかった豊口さんに対して、和峯さんにとっては、なんでもできるのが普通なんですね。
 好きや嫌いや楽しいもつまらないも、だから特にないと。
 これは見事に対立構造になっちゃってますねー。
 一体、こんなライバルとぶつかって、豊口さんはどんな影響を受けるんでしょうか。
 はたまた、豊口さんと出会ったことで、この和峯さんも影響を受けたりするんでしょうかねー。
 目の前のことに全力でぶつかることを大切にしているっぽいところは、大きく共感できそうなところだと思うんですけどね。

 ほっほー、通り一遍等のライバルではない、エキセントリックなライバルの出現です。
 これはなかなか面白そう。



新米婦警キルコさん

 おー、何をしていたのかはわかりませんが、筒井署長、なかなかの策士っぷりですねー(笑)。
 昼行灯のフリをして、この人はヤリ手なんだろうなと思ってたんですが、期待通りの活躍でした。
 かっこいいなー。
 働くならぜひこういう上司の下で働きたいものですね。



感想後記

 なんだか今週のジャンプはやたらと読み応えがありましたよー。
 殺せんせーの見事な野球に、ナルトの悲劇をにおわせる過去編、新舞台に突入のワンピ、激アツのハイキューに、最終回かと見間違うめだかボックス、極めて火力の高い銀魂。
 いやー、面白かった。
 といったところで今週の感想はここまで。
 来週もまた楽しみですなっ。



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