さ、頭をジャンプモードにしっかり切り替えて、今週もガツンと感想いきましょーっ。
前半の感想は、
・暗殺教室
・ナルト
・ワンピ
・スケダン
・トリコ
・ワールドトリガー
の6本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 暗殺教室
なぜか暗殺教室は高校が舞台だと勘違いしていたんですが、中学校だったんですね。
それだっつーのに 140キロの剛速球って。
たしかにこれはとんでもないエースピッチャーですわ。
これだけ付け上がっちゃうのもまぁわからないでもない、かな。
しかし、そのエースを相手に、E 組チームまさかの翻弄劇。
いやー、痛快痛快!
相手の弱点を的確につき、効果的に絞り込んだ練習をし、戦術で心理的に翻弄する。
見事に磨きぬかれた戦いっぷりでした。
相変わらず、暗殺教室はなんだか勇気が湧いてきますねー。
弱者だってやりようによっては圧倒的強者をやれるんだという、そういう勇気をもらえます。
ところがどっこい、さすがにこのまま簡単には勝たせてくれませんでしたか。
なんとここで、あの理事長が登場!
監督をムリヤリ退陣させて、理事長自ら指揮を取るみたいですねーっ。
ひさびさの対決、さあこれはいったいどういう結末を見ることになるんでしょうか。
いやいや、WBC同様、いい感じに野球編が盛り上がってくれそうです。
NARUTO-ナルト-
うーん、この大人たちはロクなもんじゃないなー。
子供を本当に捨て駒くらいにしか考えてないんじゃないでしょうか。
せっかくできた敵陣営の子供とのつながりなんですから、まぁドライな考え方ですが、これを後々うまく活用してやろうというくらいの考え方はできないんでしょうかね。
あとあと利用するためにこのせっかくのパイプを太くしておこうとか考えずに、かなり短絡的な使い捨てですよ。
たぶん、子供というものをまったく信用していないんでしょうね。
そして、大事にも思っていない。
だから、少年マダラを捕らえて情報を得ようという発想もない。
相手は子供だから、敵陣営の重要な情報を持っているとは思っていないんでしょう。
柱間少年を、捕まる危険を承知のうえで潜入捜査に向かわせるってことは、この柱間少年にも千手一族の大事な情報は持たせていないんでしょう。
だから敵も同じ、マダラ少年もそんなものだろうと、そう思っているんじゃないでしょうか。
この大人が本当に恐れたのは、自分が仲間たちからスパイだと思われることだったんじゃないでしょうかね。
子供がスパイなら、親もスパイだろうって。
だから、まるで柱間少年を使い捨てのようにした。
いやむしろ、死んでくれたほうが都合がいいと、そのくらいは考えていたかもしれません。
とにかく面倒なことはゴメンだという、非常に無責任で無計画な大人像が、私には見えてきました。
見えてきたのは、使い捨てにされる子供達の悲しい運命。
ひたすらにそれですねー。
このマダラの弟も、殺される運命しか見えません。
いかにもマダラの絶望を生む元凶となりそうではありませんか。
ところで、背後に立たれるのを極端に嫌うマダラの性格……。
これ、現在も持ってる弱点なんですかね?
しつこく描かれているだけに、最後に決め手となりそうな気がしますね。
そして、今週大人たちの酷さが目立った分、それと対照的に光っていたのが柱間少年。
いやー、彼の持論、ほとんど木ノ葉の里の理念が、この時点で完成しちゃってるんですね!
すごい少年だわ。
なるほど、木ノ葉は子供達のための理想郷だったんだと、感心してしまいました。
木ノ葉の里の見え方、これまでとはガラリと変わってくるようなエピソードでしたよ。
これはたしかに、命を賭けて守り、そしてこの里を受け継いでいかなくっちゃって思いますわ。
だって、そこには無慈悲に失われた、数々の子供達の思いが賭けられているんですものね。
国防や、愛国ということまでちょっと考えさせてくれる、そんなエピソードにもなってきたように思います。
なるほど、里とはなにか、忍とはなにか。
ほんとうにそれをサスケに教えようと、いま柱間は語ってくれているんですねぇ。
ONE PIECE
別エントリーにて。
SKET DANCE
わーお見事にクズ男くんだなー。
スケダンはいきいきと青春の一ページに踏み込んだ描写をするぶん、影の面としてこういうヤツも出てきがちですね。
不愉快ですが、ドラマにとっては必要悪というものですか。
と思って読んでみたら、めずらしく最後はしっかり改心してくれたようで、これはなかなか気持ちがいいじゃないですか。
自分で自分のダメなところを認められるってのは、それは素晴らしいことですよ。
なかなか素直なヤツです。
しかし、あいかわらず結城さんはスイッチといいコンビだなぁ。
いつかくっつかないかなーとかかすかに期待を抱いているんですが、そういうのってこの二人にはないんですかね?
相性バツグンだと思うんだけどなぁ。
ケンカするほど仲がいいって言うじゃなんですか(笑)。
トリコ
神経の通ってる髪の毛を切られる痛みってのはけっこうひどいものなんじゃないかなーと思っていたのですが、麻酔なしで歯を抜かれる痛みというこの例え。
実にリアルで思わず想像してしまいました(笑)。
腕を切断とか指を切断とかだと、ちょっとそれを経験している人もなかなかいませんが、歯なら誰でもだいたい想像がつきやすいですからねー。
そしてまたこの歯を抜かれている絵がヒドイ(笑)。
そしてサニー、ここで「魔王の髪」、発動。
髪の毛一本一本がグルメ細胞で悪魔的な進化を遂げ、触れるものすべてを瞬時に喰らい尽くす髪へと進化。
地球すべてを喰らいつくすって、どこまでが本当でどこからが誇張なんだかわかりませんが、とにかくとんでもない武器を手に入れてくれました。
でもサニーの様子はどこかがおかしい。
顔の左右から、まるで美食會の連中と同じような不気味な血管が浮かびがってきてますし。
(これ以上出てくんじゃねぇ…!!)
というのは、何をさして言っているのか。
トミーロッドはその何かに気づいたっぽいですけども。
強烈な武器を持ったサニーですが、ちょっと不穏な雰囲気となってまいりました。
ワールドトリガー
おお、なかなかかっこいいアクションをやってくれるじゃないですか、ユーマ。
壁にガガガッてサーベルを引っ掛けて止まるアクション。
意味があるのかないのかよくわかりませんが、とにかくかっこよかったからヨシです(笑)。
そして、ユーマの隠れ蓑となったことで一躍学校の人気者になってしまったオサムくん。
心が痛むかもしれませんが、いやいや、これは美味しいシチュエーションですね〜(笑)。
こういう勘違いドラマは楽しいものです。
まぁでも、いつかはこの誤解も解けちゃうんでしょうけどね。
しかし、トリオン器官とは、ちょっとバトル物として残酷なシステムですねー。
気とか念とかだったら、なんだか訓練次第によって弱いヤツでも成長してゆけそうな気がしますが、いわゆるこれは内臓ですものね。
内臓じゃ、いくら鍛えたからってそうは成長してくれないでしょうしねぇ…。
完全に持って生まれた体質、才能っていう感じがします。
オサムくんとしては、冷たい現実を突きつけられたといったところでしょうか。
まぁでも、
「オサムが弱いのはトリオンだけの
問題じゃないがね」
ってことは、逆に言えばトリオン以外にもある問題を解決することで、今よりは強くなれるってことですからね。
そこを頑張るしかないんじゃないかな。
むしろ、そこを頑張れば、意外といい線いけるかも?
といったところで前編はここまで。
続きは後編にて〜。
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マダラさんが大人になってからなので
再来週はまだ死なないと思います。
マダラさんの過去は前にイタチとオビトが
語ってましたが。かなり悲惨です。
万華鏡写輪眼を使った失明したマダラに
両目して死んだらしいですから。
オビトは「差し出した」て言ってて話が食い違ってるんですが。今回そのへんもあかされると期待してます。
あれだけ守りたかった弟の両目を、マダラはなんで受け取って移植したのか。
そのプロセス、動機が気になりますねー。
これまでの話で分かっていましたが、今回の話でサニーの本質が
より分かった気がします。単に美しいものを愛するだけでなく、
美しいと信じるものを守る事に命を懸け、古来の傾奇者のごとく、
自らが美しいと信じる生き方を貫く、言わば誇り高き美学に生きる男、
それがサニーなんですね。そしてその生き方の原点にあるものの一つが
一龍会長との思い出。四天王そろってではなく誰か一人と会長の回想は
今回が初めてですが、あの僅かなやりとりだけで会長がトリコ達を
我が子同然に想い、揺るぎない信頼と愛情を向けている事が伝わってきます。
やはり先達の大きさが見事に描かれる物語というのは良いです。
主人公達の強さと夢に向かう心に説得力があり、自然と応援したいという
気持ちになります。
先達が尊敬できる偉大な人物として描かれ、その先達を現代の主人公達がしっかりリスペクトしていることとか、その先達が信じ、愛し、託した現在の子供達、といったような描写って、わたしも無性に熱いものを感じてしまいます。
多くの少年漫画では、主人公達が戦う理由付けとして、どうしても先達たちってのは一段低いところに置かれてしまうことが多いと思うのですが、トリコはそこらへんうまいことやってるなーと思います。