2013年01月30日

週刊少年ジャンプ2013年09号 感想<後編>

 それでは後半戦。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・スケダン
・ニセコイ
・クロス・マネジ
・ブリーチ
・銀魂
・めだかボックス
・伊達先パイ
・【終了】クロガネ

 の8本でお送りいたします。



SKET DANCE

 透明になっている条件が途中からなんだか分からなくなっていきましたが、そんなことを吹き飛ばすくらい最高に面白かったゲスゲス回。
 透明人間になったゲスリング部という、最悪の存在がおりなすなんだかよくわからない爆発的なテンションでありました(笑)。
 サーヤの水着におさまりきらずに脇からはみ出しているオッパイとか、鑑賞に値する美はたっくさん描かれているはずなのに、目はどうにもゲスリング部の奇行に向かってしまう。
 全員マイケル・ジャクソン化とか、チェリーたちのジョジョ化とか、声をだして笑ってしまいましたわ。

「もう…………

 ムチャクチャになってもいいや…」


 って、涼しい瞳で何を言ってるのよと(笑)。
 いやー、ゲスリング部、相変わらず破壊力高いです。



【センターカラー】 ニセコイ

 うわーー!
 小野寺さんが人気投票第1位ですって!?
 完ッ全に予想外!
 こういう普通の幼なじみ系ヒロインは、どうしても元気な千棘とかに勝てないものだとばかり思っておりましたが、いやー嬉しいですねー!
 同志がこんなにもたっくさんいたなんて、ちょっと感動するくらい心強いったらないですわ。
 この順位を反映して、これから小野寺さんの出番がバリバリ増えてくれたら嬉しいですね。

 

クロス・マネジ

 ラブコメ路線要員かと思われていた早見先輩を使い、ポジションや長所、ルールなどを簡単に紹介してゆく回。
 いやー、いまひとつ作品中における立ち居地がわからなかった早見先輩に、こんな役回りがあったとは(笑)。
 最強の鈍感コンビに立ち向かう蟷螂の斧的コミカルさを笑いつつ、なんだかこの漫画もだんだんスポーツ漫画らしくなってきたなーと改めて実感できました。

 なるほど、ラクロスってのはサッカーに似ているようでいてかなり違う部分も多いんですねー。
 こういうルール紹介を最初にやらなくて正解だったかも。
 キャラクターにまず興味を持ってもらうことを優先しての、この構成だったんでしょうね。

 しかし、この早見先輩に、明日はあるのだろうか(笑)。



BLEACH

 ノドをぐっさり刺されたと思ったら幻影だった?
 あ、いや、卯ノ花隊長の頬に剣八の返り血がついたままですね。
 では、やっぱり剣八は一度死んだということなのかな?

(貴方は死なない

 貴方は 死線を潜る度 強くなる)


 というのは、つまりこうやって殺すたびに卯ノ花さんの力で復活させて、そうやって剣八を強くしようとしているということなのでしょうか。
 サイヤ人流修行のさらに一歩踏み込んだ版といったところですかねぇ(笑)。

 しかし、

(それこそが

 貴方が自らに課した過ち

 そして

 私の罪)


 というのがわからない。
 過去、この二人になにがあったんでしょうねぇ。




銀魂

 コラーーーーーーッ!!
 少年誌ぃいいいい!!
 少年誌で NTR とか言うなーーーーーッ!!(笑)
 いやもう、ホントこの漫画は手加減を知らないなぁ〜。

 そして、長谷川さんまさかの自由人たちの神様化かと思いきや、結局そちらの世界でも最底辺というオチ(笑)。
 耳元でゴニョゴニョやるネタが妙にツボでありました。



めだかボックス

 臨死体験のめだか、安心院さん空間で母の迷える魂と遭遇の回。
 いやー、普通こういう母親の霊と出会うなんて回は、あたたかさと感動に包まれる涙涙の回になるかと思うのですが、そこはやっぱりめだかボックス。
 一筋縄ではいきません。
 独特の緊張感のもと、まるで対決すべき敵との遭遇のように描かれましたねー。

 このお母さん、悟ったようなことを言ってますけど結局挫折して心が折れちゃってるんですねー。
 そんな母の言葉は、聞きようによってはめだかを堕落させようとする悪魔の囁きのようでもありました。

 善意が人を傷つけ、悪意が人を救うとか、極論というより飛躍しすぎのこじつけではないでしょうか。
 このひと、自分やめだかだけが善意だと勘違いしてるんじゃないですかねー。
 自分から離れていった人たちだって善意のかたまりだったかもしれないじゃないですか。
 しかも、戦争が人を救うって、それって少数の勝者だけの話じゃないですか。

 まぁそんなかんじで、反論しようと思ったらキリのない話なのですが、しかしそこはさすが、めだかでありました。
 安っぽく反発したりせず、母に対する敬意、愛情も忘れずに、「私は人間が大好きです!」のワンフレーズで決着をつけてくれました。
 いやいや、なかなか痛快でありました。

 さて、そんな臨死体験によって、物理および精神両方の意味でハートに再点火しためだか。
 いよいよ最後の大勝負でしょうか。



烈!!!伊達先パイ

 霧子ねーさん可愛いなー。
 コタツでだらけてるのも可愛いし、今週最高にツボだったのは

「や…やっぱ帰ろう!!

 私ここにいちゃいかん気が…」


 ってさっそく心が折れちゃってるところ。
 妙にリアルな気分描写な感じがしてビビッと来ましたわ。
 やー、可愛いなぁ。
 こういう女性は素直に応援したくなりますって。

 しかし、最後の編集のアオリが

『伊達先パイ

 最後の聖戦へ』


 って……。
 ついに来ちゃったかなー。



【最終回】 クロガネ

 そしてこちらは実際来てしまったクロガネ。
 爽やかな剣道部活ものとしてここまで頑張ってきましたが、健闘むなしく打ち切りでありましたか。

 私見としましては、全体に見ていろいろと一味足りない作品……惜しい作品という印象がありましたねー。
 物語展開や試合描写などなど、惜しいなーと思うところはいろいろとあったのですが、このクロガネの場合には、一番のポイントは笑いの少なさではないでしょうか。
 全体に、コミカル成分が薄かったように思われました。
 いやもちろん、これはただの印象の話で、単行本も持っていない私にはハッキリとは言えないのですが、そんな感じがしておりました(単にこの作品の笑いは、私には刺さらない笑いだったのかもしれませんが)。

 少年漫画では、たとえシリアスなストーリー物であっても笑いって大切だと思うんですよね。
 コミカルなリアクションや会話、シチュエーションの可笑しさなどなど。
 いろんな笑いが散りばめられていることで読者はその作品に強くひきつけられるんだと思います。
 もちろんマンガにおける魅力は笑いだけではないですが、その要因の大きな一つだと思うのですね。
 そして、その笑いを作り出す一番のおおもとは、なんといってもキャラクターの魅力なのではないかと。

 その点この作品では、主人公のクロガネくんがとっても生真面目なこともあって、主人公まわりではあまりコミカルな会話が発生しないんですよね。
 途中から参入したアオハルくんによってそれなりにコミカルな場面も増えましたが、他のメンバーがあまり笑いに繋がらない構成となってますから、どうしても笑いは少なくなってしまうわけで。
 すべてのレギュラーメンバーがしっかりお笑いができるというのが、やっぱり理想だったのではないでしょうかねー。

 コミカルなやりとりで、ああ、こいつら楽しいなー、こいつらの部活すっげー面白そうだなーと読者をひきつけられたその時こそ、彼らの試合の緊張感ももっといいものになれてたのではないでしょうか。
 うーん、繰り返し語られている陳腐になりかけてる言葉ですけど、やっぱりキャラ魅力なんだなぁと、あらためて考えさせられました。

 ともあれ池沢先生、おつかれさまでした。
 一年半におよぶ連載で得たもので、次こそはって感じですね。
 期待しています。



感想後記

 といったところで、今週の感想はここまで。
 そして来週ですが……待ってましたーーーーーッ!
 来ました来ました!
 『賢い犬リリエンタール』葦原大介先生、再来週のジャンプで、ついにふっかーーーーーつ!!
 いやー、この時をどれだけ待ちわびたでありましょうッ。
 作品名は『ワールドトリガー』
 以前2話連続読切が掲載された『トリガーキーパー』の設定を改編したものでしょうか。
 これはめっちゃくちゃ楽しみであります!

 また、来週はあの『メルヘン王子グリム』渡邉築先生による、『恋するエジソン』が連載スタート。
 こちらも読切版がけっこう面白かった覚えがありますよー。
 個人的にグリムはかなり好きなタイプのギャグでしたし、こちらも期待大でございます。



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posted by BOSS at 22:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
[烈!!!伊達先パイ]
出来れば来んでほしいものだが……
[めだかボックス]
『私は人間が大好きです』のトコで見開きいっぱいに溢れる皆の笑顔
…って 高千穂三年生…(嘆)
Posted by 某県人 at 2013年02月01日 00:49
 伊達先パイ……。
 ところで今週のスケダンで「そのパイやめろ!」にツッコむのを忘れておりました。
 痛恨……。

 高千穂先輩……。
 きっとアニメ版では画面スクロールして他の生徒たちも含めいっぱい出てくるということで(笑)。
Posted by BOSS at 2013年02月03日 15:40
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