2013年01月07日

週刊少年ジャンプ2013年06・07合併号 感想<後編>

 ということで、後半の感想いきまーす。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・斉木楠雄のΨ難
・スケダン
・【読切】氷上布武
・HUNGRY JOKER
・めだかボックス
・伊達先パイ

 の6本でお送りいたします。



斉木楠雄のΨ難

 初詣の斉木楠雄。
 いつもながらの笑いに安心しきってたところで、このビックリラスト。
 いやー、衝撃でしたねー。
 あまりに衝撃で、それまでの流れがすっかり頭からフッ飛んでしまいました。
 この漫画は、たまにこういうとんでもないことをやってくれるので油断できませんね。

 さてさて、ここからどうなりますか。
 どうやって誤魔化すのか。
 それとも、みんなの記憶をなかったことにしちゃうとか?
 さすがにここで本当の正体バレはないと思うのですが……あるいは? なんてついつい考えちゃいますねー。
 素晴らしいヒキです。



SKET DANCE

 ボッスン、ゆるキャラにチャレンジの巻。
 なにをやるにしても次第に本気になってっちゃうボッスン、あいかわらず(笑)。
 シラケきってるヒメコの表情がめちゃくちゃ面白かったのですが、でもこのワンダフルさんのジョークもちょっと面白いぞって思えてしまったのが悔しいです。

 しかしボッスン、ホシミンの格好でいれば、普段どおりやってても「ちょーカッコいー!!」なんて女の子にキャーキャー言ってもらえるんですな!
 そこが衝撃の事実でありました。
 くそう、ちょっと羨ましいぜ!



【読切】 氷上布武

 いぬまるだしっの大石先生による、ちょっぴり切ないスケートコメディ読切。
 いやー、素敵なお話でした。
 大石先生だ嬉しいなーとかすっかり油断して笑っていたら、まさか最後は泣かされていようとわ!!
 いぬまるだしっでも稀にちょい感動系を挟み込んできていた大石先生でしたが、今回はそれを正面にすえて勝負してこられたんですねー。
 うーん、素晴らしかった。

 伏線の張り方がまたお見事。
 「お前はそこに何が見えているんだよ」とか「相変わらずお前は会話なり立たねーな」とか、トーコちゃんがさりげなく席を移動して詰めてたりとか、読み返してみると伏線は枚挙にいとまがないのですが、それらすべてがさりげない。
 ごくごく自然に別の意味として最初は読めるようになってるんですよねー。
 ほんと、大石先生は伏線がテクニカルですわ。
 いぬまるだしっではそれが最後のオチに繋がって巧みな笑いとなっていたわけですが、それをこうやってストーリー物として使用すると、その破壊力はなかなかのものがあるんだなーと、再認識させられました。

 いぬまるだしっ全11巻かー。
 またひさびさに読みたくなって来たなー。
 電子書籍化されないかなー。
 されたらわたくし買いますよ、集英社さんっ。



HUNGRY JOKER

 今回の話はちょっと考えさせられるものがありましたなー。

「持たざるからこそ

 考え――辿り着いた……!!」


 なるほどねと。
 これまでの展開ですと、まるでエウレカがあったからこそ人類の科学や文化がある、みたいな印象を受けますが、そうではないぞという反論なわけですねー。

 ふーむ、この作品、これからどういう方向性に行くんでしょう。
 知恵と力の起爆剤エウレカと、人類がどんな関わりでこれまで来たのか。
 この作品の“人類観”ってやつに興味があります。
 たぶんそのへんに、この作品のテーマも隠れているんじゃないかなー。



めだかボックス

 なんという超展開!
 鶴喰鴎戦が一瞬で終わって早ッ!とか思ってたら、それどころじゃなかった。
 鶴喰博士、こんなにあっけなく死亡してしまうとは!
 いやー、驚きの畳み方でした。

 でも死んでみると、これしかない終わり方かもしれないなと。
 どんなにムカつくヒトでも、一応鴎くんのお父さんなわけで。
 誰が戦って勝っても後味がいい終わり方なんてなさそうですものねー。

 そして、ここにいよいよ獅子目言彦、2回戦め、開幕。
 うわー、もう戦っちゃうんですか。
 まったく勝てる気がしませんわ。
 たとえめだかが64万人と戦って勝てたとしても、それでも無理って思っちゃいます。
 さてさて、めだかたち、どう戦うというのでしょう。



烈!!!伊達先パイ

 おー、いいキャラいっぱい出てきたじゃないですかー。
 十子姐さんに由利さんに、タイプのちがう綺麗どころがそろっててなかなか素晴らしい。
 解散後、みんなダメダメになってるかと思いきや、実はみんなできた部下の演技でしたというオチ、意外で素敵でした。
 あ、でもマッチョの三好兄弟は「この世は金と知恵(バクマンか!)」とか言ってるインテリエリート系でも、あれはあれで魅力的だったかもね(笑)。
 しかし後ろの三好兄弟でかいほう、でかすぎでしょう!
 最後のほうとかモビルスーツかと!
 はじめ気付かなくって、気付いた時ちょービビッたですわ(笑)。



感想後記

 といったところで新年最初のジャンプ感想はここまで。
 今年も一年、よろしくおねがいしまっす!




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posted by BOSS at 22:07| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
梟博士は本当に死んじゃったんですかね?嘘八百使いとかやるから疑ってしまう…
Posted by うさぎちゃん at 2013年01月08日 22:45
 今回の梟博士評がぜんぶひっくりかえっちゃうのでたぶん死んだんだろうとは思うのですが、そこをさらにひっくりかえして読者の意表を突くってことも、西尾先生ならやるかもしれないわけですね(笑)。
Posted by BOSS at 2013年01月13日 22:35
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