2012年12月19日

週刊少年ジャンプ2013年03号 感想<後編>

 大掃除、やってもやっても片づきませぬ!
 いっこうに本のグランドキャニオンが減らないのは何故なのだ!
 世間では再びの政権交代が起こりましたが、うちの漫画仕分けはここからが本番かもしれません。
 うーん。悩みどころだッ。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・食戟のソーマ
・ハイキュー
・ブリーチ
・スケダン
・めだかボックス

 の5本でお送りいたします。



食戟のソーマ

 今週もいい感じで面白いなー。
 迫力のあるお爺ちゃん総帥が出てきて学生達に強烈な脅しというか、ハッパをかけると、以外にも奮い立っちゃう学生達。
 なるほど、中等部から鍛えられているだけあって、高等部編入試験のヤツらみたいにちょっとビビらされただけで逃げ出すようなタマではないんですねー。
 いいじゃない、なかなか根性ありそうなヤツらだ。

 しかし、そんなヤツらの空気を読まない創真、しょっぱなから挨拶でブチかます。
 いやー、言うわ言うわ。
 これでしっかり全一年生を敵に回したってところですねー。
 ここからのバトル展開、下ごしらえは上々って感じです(笑)。

 そして、ここでさらなるヒロイン投下。
 強気のお嬢様とは対照的な、気弱そうで実力もまだまだなオサゲ少女。
 おー、なんというか、この漫画はあざといほどに分かってるなー。
 展開も計算がゆきとどいているし、人気の出そうなキャラクター投入のタイミングも逃さない。
 強気でイヤミなことをバンバン言うキャラというのは、痛快な反面、読者の反感も買いやすいですからねー。
 こういう素直なキャラで作品の空気を中和していくのは重要なことだと思います。

 現在4話。
 今のところたいした安定感だと思いますよー。



ハイキュー!!

 “鉄壁”の伊達工業戦、いよいよスタート。
 一応最初は点を取れていますが、鉄壁の二つ名は伊達だけど伊達じゃなさそう。
 じわりじわりと、真綿で首を絞められるような不気味さ、怖さがありますわー。

 そして、最後ついにつかまる日向のスパイク。
 トスの上がる方向を見てから追いつく青根くんのリードブロックという技術がすごいようで、さらに最後は、日向のスパイクの狙いをふさぐように、あとから反応しているんですねー。
 これは青根くんの反応能力の高さによるものなのか、それともワザとそこを開けておき、日向に打たせ駆け引きだったのか。
 どちらにしろこの青根くん、鉄壁の名を背負うだけはある、たいしたヤツのようです。

 青根くんはしかし、怖い顔してますけど、案外いいやつっぽいですね(笑)。
 仲間にあやまったり、ハイタッチしたりする場面がちょっとコミカルでした。
 仏頂面は、生真面目な職人タイプだからなんでしょうか。
 案外、青根くんは仏頂面なだけで、中身はけっこう面白いヤツかも。
 相手チームも、彼らは彼らで楽しい部活動を日々送ってそうだなーという、そういう片鱗が感じられます。
 そういう細かい描写をさりげなくこなすのが、この漫画はうまいなーと。



BLEACH

 おー、新総隊長は、やっぱり京楽さんですかー。
 卯ノ花さんって線もあるかな?という予想もしてはいたのですが、ここは素直に京楽さんでしたねー。
 さぁ、あとはこの京楽さんの指示にみんなが従ってくれるのかどうか(笑)。
 京楽さんの指揮力がためされちゃいますねー。

 と思っていたら、さっそく上層部の四十六室に反抗するいい度胸。
 四十六室も、剣八の反乱を恐れるって、今の状況なんもわかってないんですねー。
 使えない上を持って大変そうですが、京楽さん、こっから頑張らないとですな。

 しかしそうか、卯ノ花隊長が初代剣八だったんだ。
 呼ばれて出てきた表情がなんとも怖い(笑)。
 これが温厚な卯ノ花隊長の、隠された素顔だったんですかねー。



SKET DANCE

 時を駆けるスケットダンス。
 いやー、まさかまさか、タイムスリップものをやってしまうとは(笑)。
 スケダンはなんでもアリですなー。
 そもそも篠原先生って藤子不二雄の大ファンで、それでボッスンの名前の一字に「藤」の字をもらったみたいなこと、どこかで読んだことがありましたっけ。
 こういうドラえもんみたいなタイムスリップもの、いつかはやりたかったんでしょうね〜。

 しかしボッスンの顔と胸の暗号、いったいなんなんでしょう。
 字のようにも見えますし、そうでないようにも見えます。
 字だったとして、じゃあいったいどんな状況だったらそんなものがついたりするのか。
 うーん、サッパリわからん。
 第三者の介入があったのでしょうか。
 突き止めよう! とか無駄に熱くなってるスイッチがめちゃくちゃ楽しそう。
 この悪乗りめ(笑)。



めだかボックス

 今週は球磨川視点ではなく、半袖の視点からふたりのバトルが描かれてゆきましたが、こうやって描かれると、本当は球磨川がどんな策を練っているのか、なかなか不気味でいいですねー。
 半袖の推理はほとんど当たっているんでしょうけど、最後の最後でそれを上回ってきそうな不気味さが球磨川にはあるんですよねー。
 この不安定で凶暴な足場だって、半袖ほどの力のない女の子でも、相手のバランスをちょっとでも崩せば倒せるという、実に半袖向きのステージだったりしますし。
 すべては球磨川の手の平の上って感じがしますわー。

 それにしても、半袖のマイナス、『正喰者(リアルイーター)』って、スキルを改造するスキルだったんですね。
 てっきり相手のスキルを奪い、また与える、ジョジョのプッチ神父みたいなスキルだとばかり思っておりました。
 なるほど、『喰い改める』とはまたうまいことを言う(笑)。



感想後記

 といったところで今週の感想はここまで。
 次号で今年は最後かな?
 土曜発売なのでお忘れなくッ!




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posted by BOSS at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今週のジャンプはブリーチが一番驚きましたw
卯ノ花隊長の下の名前のやちるという伏線が回収されたので(何故か剣八とやちるの名づけシーンは記憶にあったので)久しぶりに素直にオォッとなりましたw
Posted by P at 2012年12月20日 02:52
 私はすっかり忘れてましたが、剣八が「やちる」と名づけた大元だったみたいですね!
 wikiで調べてしまいました。
 だとすると、剣八の教育係にはこれ以上ない適任ってことになるのかな?
 剣八がどんな風に変わるのか、楽しみです!
Posted by BOSS at 2012年12月22日 00:13
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