■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・斉木楠雄のΨ難
・HUNGRY JOKER
・【読切】追憶のクラピカ編
・食戟のソーマ
・ハイキュー
・めだかボックス
・スケダン
・クロス・マネジ
の8本でお送りいたします。
斉木楠雄のΨ難
ヒトコロスイッチ〜〜♪って(笑)。
いやー面白いですよね、こういうピタゴラスイッチ的な連鎖ものって。
特に今回は、1度目の連鎖にファイナル・デスティネーションのような美しさを感じました。
ひとつの小石が次々と事態を拡大してゆくファンタジー。
ファンタジーなんだけれども、もしかしたら「あるかも?」なんて思わせてくれるところが面白い。
しかしそうか、これまで人類は6回も斉木楠雄に救われていたのか!(笑)
HUNGRY JOKER
お、さっそく次のバトルかと思いきや、どうやら仲間イベントみたいですね。
スカした青年かと思いきや、2度も金的攻撃受けたり、ヤギの鳴き声聴いてたり、なかなか面白そうなヤツ。
口は悪いですが、なんかいいやつなんじゃないですかね?
とはいえ、このもうひとりの女の子は、なんだか信用できない感じだなぁ〜。
糸目で笑い続けてるキャラって、どうも不気味でしょうがない。
わるーいこと考えてそうって思ってしまいます。
って、千歳ちゃんのお母さんもそうだったか。
田畠先生、糸目の女性が好きなのかな?
あと、今週は千歳ちゃんのダイビングキャッチが素晴らしかった。
むっちりフトモモもいいですが、さりげなく描かれた、押し潰されたおっぱいが、ね!
【ハンター×ハンター特別読切】 追憶のクラピカ編 後編
ということでハンター読切後編。
村長もお人が悪い。
人を使ってわざとクラピカを怒らせようとしていたとは。
ってまぁ、ハンター×ハンターなんですから、そのくらいのイジワルは当然なんですけどね(笑)。
むしろそれだけクラピカを外に出したくないということなんだろうなと、好意的に解釈しちゃいます。
しかし、今回ほんとうに怖ろしいなと感じたのは、クラピカがクルタ族だと知ったときの、街の人たちの反応でしたわ。
ばら撒かれたお金を拾ってくれた、人のよさそうな人たちだったのに、この豹変ぶりたるや。
それも、昔の偏見や差別意識にいかにもとらわれていそうな老婆だけがそうというわけじゃなく、それを止めようとした娘までがってのが二段のショックでしたわー。
止めようとしたのは差別意識がないからじゃなくって、むしろ逆。
お前もか!ってね。
クラピカの胸にドンと当たる小石が、そのショックを表しているようです。
いやー、やっぱりうまいなーハンターは。
こういう何気ないステップを踏みつつも、うまいドラマを描いてくれますよ。
パイロのお陰で試験に合格できたクラピカですが、その後のエピソードは読者が知ってのとおり。
しかし、その中に気になる記述がありましたねー。
クルタ族全滅を発見したのが、森の中に迷いこんだと言っている女性だという事。
そして、幻影旅団がのこしたとおぼしき、警告のメッセージ。
あとがきで冨樫先生が「B面もある」と書いてらっしゃいますが、いかにも裏がありそうな話じゃあないですか。
このメッセージは、幻影旅団が属する流星街の人たちが、なにかを奪われたときに復讐し、そのあと警告として残すメッセージではなかったでしたっけ。
だとすると、クルタ族は流星街の住人から、何かを奪ったのでしょうか?
さぁ、それはちょっとピンと来ませんね。
外界と隔絶した生活を送っているクルタ族が、そういうことをするようにはちょっと思えません。
だとすると、どうして?
ここで気になるのは、虐殺現場の発見者の女性。
これ、シーラではないですかね。
クルタ族が隠れ住む森の中に、さ迷い込んだ女性が、この2年たらずの間に2人目って、そんなあることなのでしょうか。
不自然さを感じてしまうのは、考えすぎというヤツですかね?
私は、最初からシーラが怪しいと睨んでいたのですが、シーラは、もしかしたらクルタ族の目を狙う、悪いハンターだったのではないですかね。
シーラは、なんらかのものを流星街から奪い、その犯人をクルタ族に仕立て上げた。
流星街の復讐がクルタ族に向かうようにしておき、旅団にクルタ族を皆殺しにさせて、その結果、闇の市場に緋の目が流出するようにした。
シーラの目的は、緋の目そのものだったのかもしれないし、もしくは緋の目が市場に流通するようとりはからえと、依頼を受けたハンターだったのかもしれません。
なんだか、そんなふうに思えて仕方ありませんねー、私としては。
さぁしかし、そのへんもまた劇場版にからんでくる話だったりするのかもしれませんね。
クラピカの復讐と、蜘蛛の旅団がなぜクルタ族を襲ったのかというあたり。
劇場版についてはまだまったく予備知識がないのですが、今回の読切を読んでまんまと興味を持ってしまいましたぞ。
食戟のソーマ
おおこれは美味しそう。
絵と説明でちゃんと味が想像できるのがいいですねー。
鳥のにこごりとか、身近な味で、しかも美味しいですもんね。
画力が高いのでほんとにアツアツご飯のうえで美味しそうにとろけてるようすが伝わってきましたわー。
ああおなかすいた(笑)。
しかしまぁこの漫画はほんとなにからなにまで挑発的というかハッタリが効いてるというか(笑)。
やり取りが過剰で理不尽なんだけど、そこが面白い。
ソーマが挑発しすぎて結局落第というオチ、思わずズコッとさせられてしまいましたわ(笑)。
このお嬢様も、意地を張って自分の舌にウソをつくとは、美食家の右にも置けませんが、でも壁を殴って手を傷めちゃったり、バカを晒しているので、悪い気はいたしません。
なかなか面白いですねー。
緩急激しくって、ジェットコースターのように読み手を振り回してくれます。
このままの勢いがこれからもしっかり続いてくれるといいなー。
ハイキュー!!
菅原さん、因縁の伊達戦でもスタメンじゃないのかー。
そんな状況でも、腐らず日向と影山に勝利をたくす菅原さんがすがすがしくもカッコイイ。
悔しくないわけがないのになぁ。
かっこいいなぁ。
最終局面の大事なところとかで、菅原さんに出番が回ってくるといいですねー。
そしてまた、今週は西谷さんがバカバカしくも極めてカッコイイ!
「心配することなんか何も無え!!
皆 前だけ見てけよォ!!
背中は 俺が 護ってやるぜ」
潔子さんはワンピの女性陣みたいに「シーン」でしたが、私は3馬鹿トリオと同じく、ズギューンン!!と来てしまいましたわ(笑)。
いやー、熱いなぁ西谷さん!
田中先輩とはまた一味違った熱さが似合います!
主役二人組みだけじゃなく、こうやってチームメイトがそれぞれ光り輝いている。
ハイキューの面白さは、まずそこにあるんじゃないですかねー。
【センターカラー】 めだかボックス
球磨川禊、あいかわらず怖ろしいお人!
味方になってだいぶたつのに、まったく陳腐化しない、恐るべきお人ですねー。
復活した真のオールフィクションで善吉の存在を消し去り、不知火半袖を大挑発。
『僕は嘘が嫌いなんだ。』
なんて言ってますが、もちろんこれは球磨川流の大嘘で、善吉はいずれ元に戻るのだとは思うのですが、それにしてもこの挑発によって引き出された半袖の本音。
半袖は、自分でも自分がわからなくなってきたなどと言っていただけに、これはちょっと胸を打たれてしまいましたわー。
しかしほんと凄いヤツだなぁ球磨川禊。
まったくもって色あせない、見事なデンジャラスさですわ。
SKET DANCE
なつかしいネタを!!
まさかの、2年ぶりのドラクエネタ。
ぶどう農家とか、あっちゃんとか、ああそう言えば!と思い出せる自分にびっくりしましたわ(笑)。
篠原先生、ドラクエX始められたんですか?(笑)
しかしまー、今回はボッスンのかわいそうなことと言ったらないですねー。
いじめられっ子っぷりがハンパない。
ラストで丸くおさまったようでいて、それでもどこか腑に落ちないという見事なまでの不遇さ。
いやー、このシリーズはこれはこれで面白いなぁ。
次のドラクエが出た頃、また続きが描かれるんですかね(笑)。
クロス・マネジ
おおっ! 来たかラブコメ路線!
ちょっと前から少しずつではありますが、この路線のネタがちょいちょい増えつつありますねークロスマネジ。
個人的にはこういう「ラブコメもありよ」な漫画はかなり好きなので、この路線で頑張って欲しいなー。
それにしても、豊口さんってそういう恋愛意識、ちゃーんとあったんですね!
てっきり脳内メーカー全部ラクロスで出来ているのかと思ったわー。
意識しちゃった瞬間の豊口さん、素敵にかわいかったわー。
感想後記
といったところで今週はここまで。
今年もあともうちょいですね。
正月休み、なにして過ごそうかなー。
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画力は連載を続けながら試行錯誤して伸びる事もあるし、
いきなり主力級のオリジナリティーを発揮しろというのも酷というもの。
この作品、第1話から大コマを使いすぎとか、絵に上に文字がかかりすぎているとか、
何で担当と編集部はそれを注意しないのか?とかの不満は色々有りましたが、
それだけなら忍耐して見守るつもりでした。
しかし第3話で漫画好き、食べるのが好きな人間として看過できない。
料理漫画として致命的な問題が発生したので非難させていただきます。
料理は絵画、彫刻、音楽等の創作作品との決定的な違いがあります。
それは作品のある場所にいて実際に食さないと完全には評価しようがないという
事です。他の創作ならその場に居なくてもある程度は評価でき、
評価を下した人以外も明らかにその評価がおかしければ気づくことができる。
だが料理はそうはいかない。実際に食べなければ評価が正当か否かは分からない。
だからこそ料理の評価を下す人の言葉は重い。
いかに料理人が細心の努力をしようとも、食べた人が「まずい」と言えば
その料理は一瞬で否定されてしまうのです。
故に、それ故に、本心では「うまい」と思ったのに、つまらない理由で「まずい」と
虚偽の評価を口にするのは料理を冒涜する忌むべき行為だと私は信じています。
それはその料理を投げ捨て踏み付けるのと同じことです。
そんな忌むべき行為を美少女キャラの意地っ張り程度の些細な理由で、
コメディーの一部としてあっさり流したのは絶対に許せません。
これは作者に対して技術以前に料理への思い入れ、モチベーションが不足していると
考えないわけにはいきません。
経験の浅い漫画家の画力の未熟さは許せます。シナリオの拙さも許しましょう。
ですが…………、モチベーションと責任感の欠如だけは許さない。
『許せない』のはプライドを逆なでした幸平に対して及び
壁パンチは彼への立腹紛れかそれとも……。
なるほど!
色々な読み方があるものなのですねー。
勉強させていただきました。
私個人は料理漫画に対して深い造詣があるわけでもないですし、それほどこだわりや強い思い入れがあるわけでもないものですから、なかなか面白い新連載だなーというくらいにしか思っていなかったのですが。
なるほど、料理とはたった一人だけが正しくジャッジできる芸術であると。
勉強になります。
願わくば、これから食戟のソーマがいろんな変遷、成長を経て、語り部さんも納得のいい漫画になっていってくれるといいですね。
>某県人さん
おー、『許せない』の解釈、そういう解釈もアリそうですねー。