■前編の感想はこちら。
後半の感想は、
・トリコ
・めだかボックス
・スケダン
・【読切】宇宙人と僕
・タカマガハラ
の5本でお送りいたします。
トリコ
小松、見事に解毒用の特殊調理食材を、3分で誰でもできるインスタント料理に改造。
一流のシェフたちがついに小松を天才と認めるという、大きな転機となったわけですが、しかしここ、どうやって小松が10分という超短時間で、これまで誰もできなかった時間短縮をやってのけたのか。
そこが大いに気になるところですねー。
今回は無音で描写されておりましたが、いずれそのへんが描かれることはあるのでしょうか。
それはさておき、あれあれ小松! ののとフラグが立って来ちゃいましたよ?
てっきり小松は二代目メルクとカップリングだとばかり思いこんでいたのですが、これはちょっとまさかでしたねー。
意外や意外、小松、両手に花のとらぶる状態に突入でありましょうか(笑)。
くそー、小松ーっ。スミに置けないぜーっ。
しかし、トントン拍子に事が上手く行き、さらに味まで追求しちゃってましたよーと、すっかり余裕ムードでやっていたら、そこからまさかの展開!
ページをめくるとトリコたちがボロボロっていう演出には正直ショックを受けてしまいました。
いやー、食義をマスターして超絶パワーアップしたはずのトリコたちでも、ここまでやられちゃいますか。
恐るべし四獣本体。
でも、まだまだ逆転の手はあるはず。
トリコたち四天王が力を合わせれば、きっとやれるはずと思うのですが。
さぁ、ここからどうなるんでしょうか。
ラストの、「ぐぐぅぅぅ〜」という、誰かの腹が鳴ったような音もすごい気になります。
めだかボックス
あーそうか、そういえば安心院さん、そんな事を言ってました。
千年に一人くらい、主人公属性の人間が生まれてくると。
そしてその主人公属性には、主人公属性ゆえに勝つことはできないと。
その時はなにかの例えくらいにしか受け取っていなかったのですが、文字通り、そういうタイプの人間がいて、それがこの獅子目言彦だったわけですか。
なんだ安心院さん、不可能な事はなにもないから現実感を喪失して、すべては漫画というような事を言ってたのに、立派に不可能なことがあったということではないですか。
いや、あるいは安心院さんとしては言彦に勝つ必要はなく、その『目的』とやらを達成することができれば、言彦なんてどうでもよかったといったところなのでしょうかね。
それにしても獅子目言彦、凄まじい無双っぷり。
あっという間に善吉や球磨川たちが全滅し、逃げるめだかのために時間を稼ぐ安心院さん。
仲間を売れば助けてやろうと申し出る言彦に、安心院言ってくれました。
「そいつはできない相談だな」
いやいやカッコイイ!
緊迫の汗を浮かべながら、おのれの死を覚悟しての言葉でしょうか。
先の章では自分の教え子である善吉を救うため立ち上がった安心院さんでしたが、今回はついに仲間達、みんなのために立ち上がってくれたんですね。
正真正銘、安心院さんが仲間になった瞬間と、胸が熱くなるものがありました。
しかし、次のページがこれまた驚愕!
ダーン!
胴体切断!
あの安心院さんが、まさかの胴体切断ですよー。
一瞬でついた勝負にびっくり。
安心院さんの弱点は一撃必殺。
一度は相手の攻撃を受けてから反撃することを性質としているために、一撃必殺には弱いと、先の章で触れられていましたっけ。
まさにそれをやられたという感じでしょう。
無数のスキルをあらわす文字が、ガラガラと零れ落ちてゆく演出もなかなか印象的でありました。
でも、胴体を切断されたり、殺されたりしたくらいで死なないのが安心院さんなのではないでしょうか。
ただの不老不死とかではない、なにせ宇宙開闢以前から存在している人ですしね。
すぐにはムリでも、復活を期待しております。
さてしかし、ここまでムチャクチャな無双をしてのける獅子目言彦。
いったいどんな存在なのでしょうか。
そして、そんな獅子目言彦と対峙することになってしまっためだか。
いったい物語はどちらの方向へ向かおうと言うのか。
一寸先は闇展開。
あいかわらず毎週がスリルですわー。
SKET DANCE
おー、殴り合いか!
これは予想外でした!
ボッスンとスイッチ、こんな熱い出会いかたをしてたんですねー。
今じゃまったくそんなこと、オクビにも出さないというのに(笑)。
ベタですけど、ちょっとジーンとしてしまいましたわ。
ボッスンの本気が、スイッチを引きずり出したんですなー。
そして、速攻で発生する事件に、スケット団3人の初の連繋プレー。
見事にいつもの3人が集約されてます。
スイッチに教えられてボッスンがアニメを観ていたという話が、ゴーグルの誕生秘話に繋がってきたのもオオッと思わされました。
いやー、いろいろと綺麗にまとまってくれましたねー。
あとは、部室ができて、三人が部を結成し、三人それぞれの呼び名が決定されるだけでしょうかね。
ボッスンはなぜボッス「ン」なのかとか、ヒメコはなぜヒメコなのかとか。
そのへんが気になるんですよねー。
まぁ、彼らのことですからかなりイイカゲンな、ノリで決められている公算が高いと思うんですけどね(笑)。
しかしスイッチ、よかったなぁ〜。
こうして、ようやっと救われたんですねぇ。
さらりと描かれた親御さんの喜びが、また胸に来ました。
これでついにスイッチ・オン!
スイッチ・オフによって読者にかけられた暗い靄も、ようやく晴れ晴れと晴れた感じではないでしょうか。
一息ついて、肩の重いものが下りたっていう感じです。
【読切】 宇宙人と僕
銀魂休載の代原、中西明先生による宇宙人ギャグ読切。
序盤のギャグは、残念ながら正直あまり刺さらず、うーん、これはちょっと難しいかなぁ〜という感じだったのですが、恋愛ゲームを作り始めたところでやられましたわ〜。
まさか、自分でゲームを作るって。これはちょっと予想外。
いい感じで定番の流れを崩して、面白ワールドを展開してくれました。
主人公キャラの嫌われ者っぷりがすこぶる素晴らしい。
どんだけネガティブなんだっていう突き抜けかたがなかなか気持ちよかったですわ〜。
しかし、その展開のために主人公たかし君までブッ飛んだボケになってしまったので、ちょっと読み手を突き放しまった部分もあるかもしれません。
まぁ、壮大なノリツッコミの構造ではあるんですが(笑)。
しばらくでもツッコミ不在で話が進んでしまうと、読み手って結構距離を感じてしまうものだと思うんですよ。
たとえば、チュパカブラが意外な常識人であることが発覚し、ここでツッコミを担当するとか、そういうシフトチェンジがあったほうが効果的だったんじゃないかな〜と、そんなふうに感じました。
タカマガハラ
なるほどねー、教師がいちいち生徒間のイザコザに介入しないというのは、そういうことでしたか。
ここ、高天原は神業に目覚めたものの教育機関であるのと同時に、監獄でもあると。
そこでは日々、神業使いたちが自由に高天原を出入りできる者の証である、特殊長ランをめぐって合い争っていると。
教師側としては、ていよく危険な能力者たちを社会に出ないよう閉じ込めつつも、優れた能力者を自然に育成できる、荒っぽくも優れたシステムというわけですねー。
しかし、あいかわらずセンスが凄い漫画です。
なんでこの巨漢、胸にしめ縄かけてんのよと(笑)。
さらに、「…………」を解読できるのはこいつだけとか、ちょっと笑ってしまいました。
いいツカミでしたわー。
そんな感じであいかわらず奇抜さが光るタカマガハラなのですが、しかし掲載位置はほぼ打ち切り確定な感じになってきちゃいましたねー。
やっぱ、可愛いヒロインが不在ってのが最大の原因なのかなー。
感想後記
さて、次号はメタリカメタルカの水野輝昭先生が描く、ゲーム&TVアニメ連動企画漫画『超速変形ジャイロゼッター』が読切で掲載。
水野先生いつの間に!
ちょっと驚きましたが、たしかに水野先生の見やすいカキッとした線と元気な絵柄は、こういう子供向けアニメの漫画版にピッタリですな。
しかし、口癖が「ゼツボー的に」って、凄いなー(笑)。
守備範囲ではなさげな漫画なのですが、熱血少年漫画の主人公とは思えないネガティブな口癖に思わず興味が湧いてしまいました。
また、次週はハイキューがまたもやセンターカラー。
オイオイ、そろそろ古舘先生過労で倒れませんか?
ハイキュー猛チャージ、物凄い勢いです。
********************************************************
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
********************************************************
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
********************************************************