週刊少年ジャンプ2012年42号感想＜後編＞: 少年、グリグリメガネを拾う

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2012年09月19日

週刊少年ジャンプ2012年42号感想＜後編＞

　では後半です。

■前編の感想はこちら。

　後半の感想は、

・伊達先パイ
・ハイキュー
・めだかボックス
・ブリーチ
・タカマガハラ

　の５本でお送りいたします。

烈!!!伊達先パイ

　前半の感想で華麗にスルーしちゃいましたが、第２話で愛（めご）さんがなかなか魅力的でオオッと思わされました。
　糸目が多いのに、なんだろうなぁこの可愛さは。
　美人オーラをアピールするでもなく、困った顔が多いところが逆にポイント高いのかもしれませんねー。
　「ごめん　片倉君」のところとか、かなりいい感じ。
　困った人なのはお兄さんだけじゃなく、片倉くんもけっこう痛々しいってのもいいポイントかも。
　おかげで愛さんの、この可愛い困った顔が今後いっぱい堪能できそうです（笑）。

ハイキュー！！

　ハイキューはどんどん面白くなるなー。
　今週は音駒高校反撃回。
　デディケートシフトという戦術に加え、日向へのマークに犬岡を徹底追尾させ、さらに孤爪（こづめ）のトスが烏野の隙を突く。
　烏野の天才たちに対し、音駒は飛びぬけた才能こそないものの、完成されたチームワークで点をじわじわと取ってゆくタイプなんですねー。
　派手さはないものの、描写の手順がまるで主人公チームのようで思わず感情移入してしまいました。

　いいなぁ、こういう頑張っているライバルってのは。
　どっちも応援したくなる試合ってのは、いかにも爽やかスポーツって感じで私は好きですねー。
　もちろん、憎たらしい敵と戦う闘志むき出しのスポーツ漫画も燃えますが、ハイキューはそういうのとはまた違った魅力があるように感じます。

　さぁて、第一セットを取られてしまった烏野ですが、次から反撃なるでしょうか。
　ここで一度、セッターを菅原さんに代えてきたりしますかね？

めだかボックス

　化けたなー、不知火半袖。
　これが本当の不知火かと、思わず唸らされてしまいました。
　学校に対する思い。
　全部ウソエイトオーオー。
　ひっくり返すと不知火の心が見えてくるという。
　ちくしょう、胸を打つ仕掛けにすっかりやられてしまいましたわ。

　ようやく、不知火半袖という少女の本当の姿が垣間見えた、そういう瞬間だったんでしょうねぇ。
　そして、その少女を救うためならなんだってする、そういう仲間が、ここにいる。
　心奮い立たせるシチュエーションです。

　しかし、それを打ち砕くかのような急展開がまた凄い。
　なんなんだコレは！
　突如あらわれた、魔神のようなヤツ、獅子目言彦。
　あの安心院さんが、

「僕が十五秒だけ時間を稼いでやる

　逃げろ。」

　って！！
　あの全知全能の神のような存在である安心院なじみにして！！
　まさかの安心院なじみをカマセ扱いです。
　これはもう、神に対する悪魔のような存在だとしか想像できないのですが、一体めだかボックスはどこへと突き進もうと言うのでしょうか。
　いやー、驚愕もいいところ。
　相変わらずめだかボックスは予想のナナメ上を行きまくるなー。

BLEACH

　山本総隊長、なんというチート能力！
　剣はその刃に炎を凝縮し、触れたものを跡形もなく消し去る。
　さらに防御として全身に超高熱の見えない炎を纏って、守りもパーフェクト。
　いったいこれでどうしろとってくらいの能力ですねー。
　物理攻撃系では最強と言ってもいいのではないでしょうか。

　さらにソウルソサエティ中の水分が蒸発していってしまったりと、その余波も絶大。
　さすが総隊長よと、貫禄を充分見せ付けてくれました。

　しかし、これで引いたのではラスボスではないですものねぇ。
　そもそも卍解を吸収する能力に対しては、この総隊長の能力はなんの対策もできていないように見受けられます。
　むしろこのまま能力を奪われでもしたら、大変な事になってしまいそうなのですが。
　さてさて、この戦い、どんな決着を見る事になるのでしょうか。

タカマガハラ

　うわー、エロい能力だなー、かまってちゃん（笑）。
　これもう、すごい妄想エンジン爆発モノじゃないですか。
　世の中学生男子の妄想が止まらないこと請け合いです。

　しかし、最強にツライところは、この高天原では周りの人々がこの能力のことを知っていて、どうせコイツはかまってちゃんをエロい事に使ってるんだろうな～という目で、当然のように見てくるってことですよ。
　そんな目で見られて生活なんて、とてもじゃないけどできたものじゃない。
　あまりにツラすぎです。
　「構って」なんて言ってないで、ほんとこの少年は高天原から一刻も早く逃げたほうがいいですって（笑）。

　しかし、侍にモンクに狩人って、どんだけ前寄りパーティだ！
　偏りすぎててすごい魅力的に見えてきましたぞ（笑）。

感想後記

　といったところで今週の感想はここまで。
　来週はハイキューが巻頭カラー５ページで、さらに次のNEXTでは表紙＆JCカバーがつくんだそうですよ！
　カラーの仕事が人より速いのかもしれませんし、人気のあるところでガンガン仕事するのはよいことだと思いますけど、古舘先生マジでお身体気をつけて！

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