■前編の感想はこちら。
後半の感想は、
・斉木楠雄のΨ難
・ニセコイ
・タカマガハラ
・【読切】お母さんはスパイ
・めだかボックス
・パジャマな彼女
の6本でお送りいたします。
斉木楠雄のΨ難
ようやくヒロイン(?)登場の斉木楠雄。
照橋心美ちゃん。
麻生先生の女の子らしく、かなりクセの強い子ですねー。
問答無用の美少女ですが、ここまでくると立派な奇行(笑)。
変人の部類に入れてしまっていいのではないかと思います。
ということで、一発で気に入りました。
そしてやはりと言った所でしょうか。
黄金パターンのように冷たくあしらわれた事で逆に好きになってしまう照橋さん。
いやー、まさかのラブコメですか。
麻生先生の場合そのまま素直にラブコメ化とはいかないのでしょうけれども、ラブコメ要素の混じったギャグというのは私的に大好物。
太臓もて王サーガしかり、ボンボン坂高校演劇部しかり、メルヘン王子グリムしかり。
ちょこっとだけラブコメスパイスをきかせてくれたら楽しくなるなーと楽しみにしています。
しかし、今週はなにげに斉木楠雄の心の声がポイント高かった。
単に目立つのがイヤというだけじゃなくて、恥ずかしい演技をするのもイヤなんですね。
「おっふっ て…照橋…さん…!」
と天丼ギャグとなったポーズをとることに対して、「それだけは絶対にイヤだ」と言い切りましたもんね(笑)。
斉木楠雄のプライドが垣間見えて、斉木自身にめずらしくクスリとさせられました。
あと、今週の燃堂はなぜにこんなにホラーなの(笑)。
ニセコイ
万里花のお父さん登場。
警視総監でお金持ちでほとんどヤクザ。
楽のお父さんとはその昔切った張ったの仲で、顔にはその時の傷が残ってたり(笑)。
しかし、最初は恐いばかりのお父さんなのかな?と思いきや、予想以上にでっかい大人を感じさせてくれてかっこよかった。
放任主義でいいかげんな大人キャラがけっこう多い印象のジャンプですが、たしかにそれは子供キャラにとっては自由に動けて作劇上とても都合がいいんですが、やっぱりたまにこういう空気を引き締めてくれる大人がいるといいよなーって思います。
しかし、楽は天性のたらし体質ですな〜(笑)。
10年前も、その勢いで3人とも約束しちゃったんじゃないですかね?
タカマガハラ
そして斉木楠雄に続きこちらもヒロイン(?)登場。
男臭かったお話が、一変して明るく見えてくるから不思議です。
しかし、武闘派少女かと思いきや、ケチョンケチョンに弱いってのはちょっと変わってていいですなー。
正拳突きを人中に受けてもなんともないとは、どんだけ弱いんだよと(笑)。
まぁでも、この子も神業に目覚める事で、超パワーアップをとげちゃったりするんでしょうね。
パワーを求めているのにパワーの神業が発動しないわけですから、そういうバトルとはまったく違う系統の神業かもですね。
うむ、どんな変貌を遂げてくれるのか、楽しみです。
って、すっかり覚醒前提で話しちゃいましたね(笑)。
その頃、既に第二の事件が始まっておりました。
人の血(?)を吸収し、パンパンに膨れ上がってパワーアップする神業使い。
「え? だれが?」
の大ゴマが超恐い(笑)。
いやー、素晴らしいインパクトをかましてくれました。
相変わらず絵で凄い事をやってやろうという意欲を感じます。
そしてこの漫画は絵だけじゃない。
「この 怒 張 美 がわからないなんて!」
“怒張美”って(笑)。
こういう言葉のセンスもなかなか面白さを感じさせてくれちゃいます。
【ブリーチ代原読切】 お母さんはスパイ
久保先生が急病で倒れられたということで、先生の体調が心配なのですが、それにしても読者アンケートハガキの印刷は刷ったあとだったって、どれだけギリギリなタイミングだったんでしょうね。
ジャンプの印刷スケジュールのギリギリさ加減と、久保先生のいつものスケジュールのギリギリさ加減が伺われちゃいますねー。
ほんと、久保先生のご病状が軽い事を祈るばかりですが、次号には掲載される予定なんですよねー。
うーん、この際だからちょっとまとめてリラックス休暇をとられたほうがいいのではないでしょうかねーなんて思ってしまいました。
さて、ブリーチのピンチヒッターとして掲載されたのは、根田啓史先生によるシュールギャグ漫画『お母さんはスパイ』。
根田先生を調べたら、3年前の金未来杯で『世奈押郎』というギャグ漫画をエントリーされていました。
おお、そういえば読んだ読んだ。
この作品はその時よりも前のデビュー前の作品ということで、そのへんはさっぴいて読んだほうがいいのでしょうね。
しかし、けっこう面白かったですよ。
もしもお母さんがロシア系スパイだったらという、シンプルだけどパワフルなワンアイデアで最後までやり切ってくれました。
絵柄は荒っぽく、ネタも小学生並のシモだったりしたのですが、この主人公の少年の悪戦苦闘ぶりが素直に面白く、最後まで楽しく読めてしまいました。
最後のモールス信号のところでは不覚にも噴き出して笑ってしまいましたし。
あと、ユミコフもこんな外見なわりには案外いい人っぽくてそこも印象が明るくてよかったかなと。
総じて、けっこう気に入った読切でした。
しかし、やはりデビュー前ということで、画力面が大きく荒削りでしたねー。
巻末コメでは「即R(リベンジ)します!」とのことですので、楽しみにしています。
めだかボックス
おー、実は鶴喰博士こそがすべての黒幕だったと、そんな流れになってまいりました。
これはちょっと意外。
そうすると、次のシリーズは鶴喰博士との対決ということになっていくのでしょうか。
めだかのお父さん、黒神舵樹さんが出てきてもしやこの人が次の悪役?なんて思っちゃいましたが、どうもまだよく読めませんねー。
一方、しりとりバトルのほうはいよいよ佳境。
めだかの遅延作戦の目的は、なるほどこの秘密を話させることと、善吉たちの脱出を待つことだったようですが、さらにその奥の目的があるようです。
目をえぐるだの舌をえぐるだの言われては、めだかとしては勝ちも負けもないところに勝負を持って行くのではと思っておりましたが、なるほど、そんな感じになってきたのではないでしょうか。
しかし、どうやったらそうなるのかがサッパリわからない。
一応、これまでのしりとりの経過をメモって、残っている「駒」をチェックしてみました。
めだか:「く」、「こ」、「り」、「れ」
喪々:「う」、「さ」、「ん」
たぶん、これで間違いはないと思います。
最後に喪々が出したのが、「取説」で「つ」ですから、めだかは「つ」から何か言葉を作らなければならないわけです。
むー、これだけ絞り込めているというのに、引き分け狙いと考えるとどうやったらいいのかサッパリわからない。
そもそもしりとりで勝ちも負けもない終わり方って、どういうことですかね?
あるいは、引き分け狙いという私の読みがハズレているんでしょうか。
うーん、あいかわらず、めだかの狙いがさっぱりわかりません。
ここで一週お休みとか、ずいぶんなヒキを用意してくれましたねー(笑)。
パジャマな彼女。
おれは怒った!
なんだこれ!
天文部って、夜の校舎で、お風呂上りのシャンプーの香りのする女の子たちと、星空眺めながらイチャイチャする部だったんですかーッ!?
ぎゃーーーッ!
けしからーーーーん!!
おれも! おれも、天文部に入れでくだざい゛!!!!(どん!!)
どうしておれは、男子校なんて行ったんだああああああああッ!!!!!(どんッ!!)
いやー、今週の青春パワーたるや凄まじい火力でした。
ケンカしながらもイチャイチャしているとしか見えない計佑とまくらを横目に、切ない想いに揺れまくる須々野さん。
相変わらずこの漫画はセリフに頼らない切なさ描写が飛びぬけてます。
そのくせ、メガネがなくて「じーっ」と目を凝らしちゃうドジっぷりとか、ギャップがまたたまらない。
いやー、可愛いなぁ須々野さん。
こんな素敵な子にまで思いを寄せられて、この計佑め!
これまで目覚計佑のことは、このこの羨ましいやつめーとかくらいで思っていたのですが、今週は素直に「爆発しろ!!」って思ってしまいました(笑)。
いやもう、この須々野さん編は青春乙女チック恋心パワーの炸裂具合がたまらんレベルですわ。
感想後記
ということで、合併号の感想はここまで。
来週はジャンプはお休みで、NEXT!が発売なんですね。
最近NEXT!は買ってなかったんですが、ぬら孫の完結シリーズが載りますし、買ってみようかなー。
感想を書くかどうかは、その時次第ということにさせてください。
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作り子→降参 で「降参」と言ったな! という展開?
でも『「公算」じゃぞ』と言われたらそれで終わりですし、なにより全員を巻き込むことにはつながらない。でも「ん」で終わる言葉を作った時点で負けですっけ? あれ?
まあ西尾先生なので深く考えずに行こうと思います。
どこかに意外なルールの落とし穴があったりするのでしょうか。
以前の場面を思い出して「ハッ!」となったりしたわけですから、これまでのめだかの言動になんらかのヒントがあるってことなんでしょうねー。
と思って読み返してみたのですが、それでもサッパリわかりませんでした(笑)。