2012年08月06日

週刊少年ジャンプ2012年36・37合併号 【金未来杯『恋のキューピッド焼野原塵』&ブリーチ代原『お母さんはスパイ』掲載<ワンピ15周年>号】 感想<前編>

 来週から一週間の夏休み〜。
 といっても何か旅行とか決まってるわけじゃないんですけどね!
 映画とか博物館とか、どっか行ってみようかなーってなくらいですよええ。
 まぁそんなかんじで今からプチウキウキな私ですが、とりあえずこの一週間は頑張るぞーという勢いで、さっそくジャンプ感想いきましょう〜。





 前半の感想は、

・ワンピ
・ナルト
・暗殺教室
・ハイキュー
・スケダン
・トリコ
・【金未来杯】恋のキューピッド 焼野原塵

 の7本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 ONE PIECE

 別エントリーにて。



NARUTO-ナルト-

 ついに始まった、トビの忍術の謎解き。
 これまでずっとトビは吸い込む術とすり抜ける術の二つを使えると思われてきましたが、カカシ先生によると、どうもそうではないらしい。
 実は一つの術なのだということですが、いったいどういうことなんでしょう。
 吸い込む術だけですべて説明がつくということなのか、それともすり抜ける術だけという意味なのか。
 そうではなく、正体は実はまったく違う術で、今まで二つの術だと思い込ませていたということなんでしょうかね。
 うーん、さっぱりわかりません。

 しかし、だとしたら、どうしてその二つの術だと思い込ませていたのか。
 トビが自分の正体を隠すためではないかと考えると、スッと辻褄が合いそうな気がしますが、はたしてどうなんでしょう。

 しかし久々にカカシ先生がカッコイイ役どころですねー。
 ここのところあまり目立った活躍のないカカシ先生でしたから、ここぞとばかりに頑張って欲しいですね。



暗殺教室

 かなり歪んだ形ではありますが、この暗殺教室も、しっかり先生と生徒の間の関係性を描いた学園モノなんですよねー。
 今週は、赤羽くんの荒んでいた心を殺せんせーが綺麗にお手入れ。
 暗殺だの殺すだの言っている作品なのに、妙にすがすがしく読めてしまいました。
 
 赤羽くんが言っていた、昔死んだ先生というのも精神的に死んだという意味だったのかと、安心いたしました。
 暴力を振るった理由だって、いじめられてた先輩を救うためだったわけですしね。
 ちょっと歪んではいますが、ネはなかなかいい奴っぽいじゃないですか。



【センターカラー】 ハイキュー!!

 またまたセンターカラーのハイキュー。
 なんと今度のNEXT!の読切ではオールカラーだなんて言ってるじゃないですか?
 ちょっと古舘先生、働きすぎではないですかね。ちょいと心配です。

 本編ですが、メンバーが揃い、ついに準備完了となった烏野。
 いやー、ここまで長かったような、短かったような。
 いや、アッ言う間だったように思います。

 普通の漫画のセオリーで言ったら、ここまでの流れって完全に前フリなわけで、ここからが本番だと思うんですが、ここまでの流れでも充分に面白かったです。
 かっこいいバレーの見せ場しかり、熱くてちょっと気恥ずかしいようなセリフの数々しかり、ふつふつとこっちのハートが燃えてくる青春な描写しかり。
 面白さがいっぱいギュッと詰まってて、なんだかアッと言う間にメンバーが揃ったぞと、そんな印象が強いですねー。

 でも、考えてみたらもうコミックス3巻分くらいやってるんですよね。
 それってかなりじっくり描いているぞと。
 でも、ぜんぜん退屈だった記憶がない。
 メンバーが揃うまでに3巻もかかっているスポーツ漫画だってーのに。
 うーん、これはかなり個性的な漫画なんじゃないでしょうかねー。

 さぁ、メンバーが揃って、いよいよ他校との本格的な試合がやってこようとしています。
 監督のメンバー選考もちょっと気になるところですし、ここからいよいよ本番のハイキュー。
 どんな物語が始まるんでしょうか。
 監督の「非情だな…」も、どういう意味か気になりますしね。
 楽しみです。




SKET DANCE

 なんというか、ボッスンもヒメコも心が広いなぁというのが第一印象でした。
 これだけのことをした片桐を、ノイローゼとか、親とか先輩にビビッているだけと許せるところが凄いなと。
 うーん、私ならバッサリ切り捨ててしまいそうだ。
 罪を憎んで人を憎まず。
 人助けをこそしたいと情熱を持っているボッスンだからこそ、人を許せるのかもしれないなーと思いました。
 なかなか、そういうのって出来ることじゃないと思います。

 そして後半は、ボッスンとスイッチがアバターで釣りをしつつ核心に迫る。
 悪が滅びればいいと過激な事を言うスイッチですが、滅びればいいと思っているのは自分の事なのでしょう。
 どうして学校に来なくなったのか、理由を聞くボッスン。

「仲間の事 ちゃんと知りたくて」

 と言う時、姿がアバターではなく生身のボッスンたちになったのはゾクリと来ました。
 生身の、生の声って感じがしましたねー。
 ボッスン、今週はとにかく熱くてイイヤツだなーと。

 そしてついに語られる、スイッチの悲しい過去。
 告白して、スッと消えてしまうところがさらに哀しい。

 さぁボッスン、この事態にどうするか。
 ここからがスイッチ・オン、本編ですな〜。
 デスファイトも解決にはまだ遠く、ここでスイッチの問題も知ってしまったことに。
 このボッスンが、放っておくはずもないですもんねー。

 いやー、今週は痛々しくもドキドキしてしまうお話でした。



トリコ

 トリコ以外の四天王も、四獣との戦いをスタート。
 おのおの食義をマスターしてたりして、戦いはさらに派手さを増していますねー。
 人類の軍隊を軽く粉砕した四獣ですが、我らが四天王はこれこの通り、互角以上に戦ってくれますぞと。
 街角の大型モニターで観戦中の人々は大盛り上がり。
 人類の命運がかかってますからねー。そりゃあオリンピックを遥かに上回る盛り上がりでしょうとも(笑)。

 しかし、一龍会長はさらに驚きの伝言を残しておりました。
 なんと、この四獣は四匹ではない、ただの一匹だと。
 その一匹の手足に過ぎないのが四獣であり、その一匹の本体の裏には、さらに本体を操る黒幕がいると。
 うわー、四獣との戦いは単なる前座に過ぎませんでしたか。
 なんともド派手な前座もあったものです。

 もうゼブラ、言わんこっちゃない、ちゃんと映像最後まで観ないで消しちゃうから(笑)。



金未来杯エントリーNo.2 恋のキューピッド 焼野原塵
 感想の方針についてはこちらをご覧下さい。

 第8回金未来杯エントリーNo.2は、長谷川智広先生によるシュールでハチャメチャなラブコメギャグ。
 地獄の世界を制覇した魔王が、なぜだか人間の恋のキューピッドになってハタ迷惑な騒動を引き起こすというストーリー。

 いやー、かなり荒削りな印象ながら、とにかくパワフル。
 絵柄も笑いも、ボケもツッコミもかなり力いっぱい手加減ナシな感じがすごく気持ちよかったです。
 ヘタに上手く綺麗にまとめようとせず、できる限りあらん限りのパワーでやっちゃおうっていう冒険者魂を感じました。
 その特攻精神、とても心地よかったです。

 言葉によるツッコミは非常に簡潔で、しかしセンスがいいのか、いちいちズバズバツボに突き刺さりました。
 「何をだー!」とか「何でだよー!」とか「気持ちは解る」とか、いたってシンプルなんですけどね。
 簡潔に決まってるからこそ、読者も一緒にツッコミたくなっていい効果が生まれているのかもしれません。
 長いセリフでダダダッとマシンガンみたいにツッコむ銀魂のような芸風もありますが、こういう単発のドーンっていうツッコミも悪くないなーと思いました。

 さらに良かったのが、主人公の爆発的なオーバーリアクション。
 魔王・焼野原塵のムチャクチャさを受けた、主人公のリアクションがいちいち笑えてしまいました。
 なぜそこで夕日に飛んで、そして米を研ぐ! そして食う!(笑)
 好きな子が危ないと思ったら好きな子を逃がせばいいのに、そこでなぜカートを持ってきて魔王を運ぶ!(笑)
 魔王のキャラクター性自体は、実はこういうギャグではある種ありがちなのかもしれませんが、このオーバーリアクションでかなり引き立って見えました。

 一方、まだまだこれからかなと思えたのは、今回の悪役、婚約相手のキャラ性がだいぶテンプレートで、読んでてちょっと面白みを感じられなかった点です。
 もちろんこの辺のくだりは最後のカタルシスを生むためのストレス描写であり、読者にもストレスをかけるところではあるのですが。
 しかしそのへんにもうちょっと工夫があると、このキャラクターにも面白い引き立ち方が合ったのではないかなと思いますね。
 悪役が引き立てば、主人公も引き立つと言いますし。
 今回はツッコミが引き立ったおかげで魔王のボケがかなり引き立ちましたが、最後のカタルシスを生むための悪役を、もっと引き立たせてあげたほうがよかったのではないかと、そう感じました。

 といったところで、今回の金未来杯グリメガ勝手にランキング、『恋のキューピッド 焼野原塵』は、70点とさせていただきます。



 前半はここまで。
 続きは後半にて〜。



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posted by BOSS at 22:34| Comment(2) | TrackBack(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハイキュー!!のカラー率は異常ですね……。実は古舘先生的にはカラーの方が楽とか?(笑)

「非情」というのはわかりませんが、影山さんと菅原さんが同じコートに立てないってことと関係あるのかなと思います。詳しいルールはわからないけど、セッター二人というのはできないのかなーと。日向との速攻が得意な影山と、仲間との絆で安定した菅原と。

音駒戦でそのへんのタイプ分けがなされると期待してます。
猫っていうくらいだから、スピード重視のチームで、日向のガチ速攻にも対応できたりとか。でもパワーはそれほどでもないので、菅原、旭、大地、田中のパワータイプで押したら勝てたとか!
要は烏野は、敵のタイプによってセッターを使い分けるチームになるのかなーと考えています。
Posted by ショウ at 2012年08月07日 23:57
 たぶん古舘先生のカラーを上げる速度が他の作家さんより速いんでしょうねー。

 日向との速攻を活かすには影山を使うしかなく、旭さんを活かすにはスガさんを使うしかない。
 でもコートに二人もセッターはいらないという、その辛い選択のことなんでしょうねぇ。
 でも、監督はそれをしなくちゃいけないと。

 バレーに詳しくないので、普通はそういう選手の選択をどういうふうにやるのか、そのへんが楽しみだったりします。
 相手に合わせて切り替えるのか、攻守で切り替えたりするのか。
 そのへんがまたバレーの醍醐味表現につながってゆくのかもしれませんし。
 きっと上手い具合に噛み合う解決策が用意されているんじゃないかなと、期待しています。
Posted by BOSS at 2012年08月12日 15:37
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