China Man taking down 100 meter high chimney alone
煙突のてっぺんで、ゆっくりと、しかし着実に、とーん、とーんと煙突を叩く槌音。
おじさんはたったひとりで、着実にブロックをひとつずつ壊して、下に落としているのでありました。
命綱をつけているとはいえ、一つ間違えば自分の足場も崩れてしまう作業。
高さ100mということですが、いったいどんな思いでこの作業を続けているのでしょう。
ひとつ、またひとつとブロックを壊していますが、その下には100mもの煙突。
煙突ひとつ壊しきるのに、いったいどのくらいの歳月がかかるんでしょうね。
とーん、とーん、という、幾分こもった槌音。
煙突のてっぺんでのんびり作業するひとりのおじさんはどこか牧歌的。
なんだか昔話の一場面か、あるいはファンタジーのようなトリップ感すら感じさせてくれる映像でした。
このまま、短編映画にでもなっちゃいそう。
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