湿度もそんなに高くなくてそれなりに快適。
梅雨直前のわずかな晴れ間ってことなんでしょうけど、今日の出勤はなかなか気持ちのよい汗をかけました。
こんな天気がしばらく続けばいいんですが、すぐさまジメジメした梅雨がやってくるんでしょうね〜。
さて、時候の挨拶はこれくらいにして、とっとと感想に行きましょう〜。
前半の感想は、
・ブリーチ
・トリコ
・ワンピ
・銀魂
・【3話連続集中連載】こがねいろ
・ハイキュー
・戦星のバルジ
の7本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 BLEACH
強烈な奇襲を受けたソウルソサエティ。
無数に立ち上る巨大な青い火柱が、なんとも圧巻。
ソウルソサエティの中央構造物が、まるでミニチュアに見えてしまうくらいのスケール感でした。
さぞやコレを見た住人達は、おっそろしかった事でしょう。
いい迫力でありました。
即座に走り出すルキアあたりは、勘のよさを発揮していましたが、今回はまったく迷うことなく動き出した山本総隊長もよかった。
そもそもこの状態自体がすべてにおいて後手に出てしまっているわけですから、ここでさらに中央でどーんと構えてたりしたら、それはそれでやっぱりどこかガッカリな印象だったかもしれません。
まぁ、なにか決定的な罠のような仕掛けを用意しているならまだ別なんですが、前回まんまと中央まで侵入を許してしまっているわけですからね。
ここで待つよりも、打って出ることを選択した山本総隊長。
耄碌するにはまだまだ1000年早いって感じでありました。
そして、ついに出現するクインシー軍団。
最初にこれを迎え撃ったのは三番隊でしたが、まさかあの吉良副隊長が、一瞬で胴体半分持っていかれちゃうとは!
このショッキング具合、なかなかでしたねー。
最近のジャンプはトリコでもそうですが、こういう人体破壊描写がまたまた派手になってきた印象があります。
さらに、吉良だけじゃなく、その部下たちも一瞬で粉砕される始末。
まるで赤子の手をひねるような有様じゃないですか。
これはもう、副隊長以下では話にならないというインパクトが嫌でも植えつけられましたねー。
隊長クラスの最前線到着が待たれるところ。
さぁ、なんだか猛烈に旗色の悪いところから始まった死神、護廷十三隊VS.クインシー、星十字騎士団。
しばらくはクインシー側の蹂躙が描かれてゆきそうな気配です。
トリコ
えー!?
この灰汁獣、猛獣を何十種も混合したものだというのはわかるのですが、そのなかに“食義”に似た奥義の使い手が混じってるですって!?
食義って、あくまでメンタル面の話ではないんですか!?
それを「混合」できるって、どういう技術なんだと。
いや、だからこそ「似た」なんでしょうね。
性質として似ているけれども、あくまでそれは似ているだけで、無駄のない動きに到達できる方法論は食義だけではないということなのでしょう。
それにしても、そういうものを合成獣で作ってしまうのですから、美食會、恐るべしといったところですなー。
そして、ついに食義の最終奥義に覚醒し、シャボンフルーツで大成長をとげたトリコ。
怒りや動揺といった雑念に惑わされることなく、怒りにすら感謝する静かな境地。
これぞ明鏡止水の境地かって、Gガン好きの私なんかは思ってしまうわけですが(笑)。
しかし、そこから繰り出された釘パンチのド迫力たるや!!
「ドン」と一発物凄い音の釘パンチが打ち込まれるや、どんどん吹っ飛んでゆく灰汁獣。
おいおいおいおいおい、いったいどこまで吹っ飛ぶのよと(笑)。
なんとしめて5ページにもわたって描かれた、凄まじ過ぎるほどに凄まじい、釘パンチの破壊威力描写。
いやー、このトリコのムチャクチャな成長ぶり。
痛快無比とはまさにこのこと!って感じでした。
一方、スプーン内で行われていた珍師範と千代婆の戦いは、千代婆の圧勝に終わりましたか。
トリコの次の相手は、千代婆ですか。
ここからが本番といったところですな。
しかし、食義の最高師範であるところの珍師範が敗れてしまった相手となると、これは実際勝てるのかどうなのか、かなり不安になってしまいます。
それはそうと、大竹はともかくとして、千代婆はマインドコントロールされているように思えるのですが、だとしたら、どうやってそれを元に戻したらよいのだろうかと。
今回はバトルによる勝利ではなく、何らかの方法で洗脳を解くことが解決になる可能性もなきにしもあらずなのかなーと。
いや、でも、この革命的な大成長をとげたトリコには、やっぱり気持ちよ〜く勝って欲しいんですけどねー。
どうなるのかなー。
ONE PIECE
別エントリーにて。
銀魂
今週は銀魂をはじめとしていくつもの作品で犬が重要な位置を占めているのですが、もしかして『いぬまるだしっ』の完結祝いですかね?(笑)
それにしても定春、かなり人間らしい熱いヤツだったんですねー。
普段は何を考えているんだか分からない、時々人にガブリと噛み付くシュールなヤツという程度の認識だったのですが、今回かなり認識を改めました。
やっぱり、れっきとしたよろず屋の一員だったんですなぁ。
NARUTO-ナルト-
穢土転生を停止させる目算がついてきたところで、一度視点は五影の戦いへ。
もはや五影たちはマダラに勝つことではなく、穢土転生が終了するまでいかにマダラを止めるか、そして自分達が生き残れるかという戦いになって来た感じですねー。
それだけにマダラの攻撃も熾烈を極めます。
ここへきて精神的にも肉体的にも限界が近くなり、弱音を吐き始める五影たちでしたが、いやー、まさか土影オオノキが、こんなにかっこいいところを見せてくれようとは。
登場当初は、口うるさいばかりで役に立たない爺さんだーとしか思えなかった土影ですが、最近では徐々にかっこいいところを見せ始め、最後の最後のこんな場面で、まさか五影の精神的支柱とまでなるなんて。
こういう年季の差をみせつけてくれる老人キャラ、わたくし大好きであります。
しかし、これでもやっぱりマダラには敵わないんでしょうねー。
問題は、穢土転生の解除が間に合うかどうか、そこになってきたようです。
【3話連続集中連載】 こがねいろ
名作読切『競技ダンス部へようこそ』の横田卓馬先生が描く、3話連続集中連載『こがねいろ』第1話。
超絶期待の高まる作品だったのですが、やはり横田先生はさすがでした。
特にこれといった盛り上がりのない第一話のはずなのに、めちゃくちゃ面白かったです。
前作同様、登場人物たちの生き生きとした、空気感が伝わってくる作風はそのままに、なかなかに素敵そうなドラマをおっぱじめてくれました。
受験シーズンを来年に控えた、高校二年の少年少女たちの、かすかな迷い、ゆらぎ。
大人になる直前の、「やりたいこと」をみつけられないもどかしさ。
出会いと、仲間と、そして予感される、別れの季節。
すべてが実に青春であるなーと、読んでて楽しく、かつ胸がきゅっとなってしまいましたわー。
いやー、あいかわらず横田先生は面白い。
まずもう今週は、とにかく楽しそうな旅行だよなーと、めちゃくちゃに憧れてしまいましたわ。
東京巡りやって、パンダ像とか浅草で記念写真とか、それだけでめっちゃ羨ましいったらない(笑)。
青春すぎるわーと。
この時期の少年少女特有の、来年はもうない、今しかないという、焦りにも似た感覚。
とにかく、わけもわからず衝動的にパワーが出てしまったり、わけもなく不安になったり、舞い上がってしまうこの感覚。
将来に夢を抱いたり、なにも見えない不安に襲われたりするその感覚。
この、どこか切迫したような、切ないような、あー、こういうのが青春だよなーと、ひしひしと味わわせていただきました。
しかもそういうドラマが、なにか大きな奇跡から起きる展開とかではなくて、ごくごくちょっとした勇気で出た言葉から生まれた旅行だったりする。
それこそ若さが口を滑らせたって感じ。
なんというか、等身大のレベルをあまり逸脱していない、誰でもが体験していそうな、体験できるような気がしてくる世界なんですよね。
いや、私はこんなカワイコチャンと旅行なんてしたことないですが(笑)。
でも、その「日常」な感じがとてもよかった。
また、きなた少年は、この女の子・金原みさきちゃんのこと、好きという感じじゃないように読めました。
明確な「好き」という感覚ではなくて、憧れとか、もっと、興味とか言った感覚のほうがまだまだ近い感じ。
そこもすごく共感できましたねー。
そんなね、いくら恋するのが若い男女の仕事といったって、そうしょっちゅう運命の恋とばっかり出会えるわけじゃないですものね(笑)。
少なくとも私はこういう、ちょっと意識しちゃう女の子が隣にいるときのドキドキ、こういうほうが覚えが多かったですね(笑)。
なんだか、すっごい懐かしい感覚を思い出してしまいましたわ。
いやーこれこそが青春だよなーと、たまらんものがありました。
ドラマ作りも、キャラクター作りも、会話劇も、どこにでもありそうな男子女子の等身大のストーリー。
誰でも共感できそうな舞台づくり、脚本作り。
それでいて、まったく飽きさせない、あっという間に読ませてしまう巧みな話運び。
相変わらずとんでもなく上手い先生だなーと、あらためて感じ入りました。
やっぱりこの先生には、ジャンプで連載して欲しいものでありますなぁ。
ところで、横田卓馬先生の『戦闘破壊学園ダンゲロス』1巻がこの6月6日に発売だそうです。
って、ここで宣伝するのは違うかもしれないけど、私は買いますともさ。
ハイキュー!!
最近実に面白爽快絶好調なハイキュー。
今週は顧問の先生の「ポエミーな」演説がなんともくすぐったかったのですが、しかしこの演説がちょっと滑っている感じなのが、余計に将来を予感させてくれました。
言われた日向たちとしては、まったくピンと来てない感じでしたけどね。
でも、いつか本当に強くなった時、この先生の言葉を思い出したりして、感慨に浸ったりしちゃうんじゃないでしょうかね。
そんな日が来てくれることがちょっと楽しみになる、そんなエピソードでありました。
そして、大王様の手厳しい指摘に答えるように、烏野の新キャラ、“守護神”登場。
おー、なんか折れたモップを持ってますけど、いわゆるケンカで停学くらってた三井くんポジションなのでしょうか(笑)。
次号はなんとセンターカラー!
おおー、順調に人気アンケート獲得しているみたいじゃないですかー。
これはファンとして嬉しいなー。
戦星のバルジ
さっそく正体バレした少年アストロ。
王様公認で王子をやることになったとはいえ、日常公務をずっと描いていたのじゃ漫画にならない。
かといって、軍隊を率いて戦争をやったんじゃ、週刊連載として作画が到底間に合わない(笑)。
といったところで、少人数の旅に出ることは予想通りだったのですが、しかしこれはなかなか好ましいドラマでありました。
規模こそ、なんとも小さい冒険でしたけれどもね(笑)。
しかし、アストロ少年の健気さがよかった。
王国の窮状をその目で見て、王子としての責務に目覚めることと、これまでのアストロのアイデンティティである、家族を大切に思う心がピタリと合体。
なんというか、終わってみればRPGによくあるパターンのような気もするのですが、アストロ少年の気持ちに素直に乗っかれたのが良かったのかもしれませんねー。
いつの間にやら、アストロ少年を応援したくなっておりました。
やっぱり、大事な孤児達のためにという動機部分がとても共感しやすいからでしょうか。
といったところで前半はこのへんで。
続きは後半にて〜。
********************************************************
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
********************************************************
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
********************************************************
あんだけ強そうな感じだったのに。
それはそうと、ナルトの見出しがブリーチになってますわよ。
オオノキは、これまでの紆余曲折があるから余計に今回は光りましたねー。
横田先生も今後に大期待です。
ほんと、劇的ではないのにこれだけ読ませるってのは、ホンモノの実力なんじゃないかと思いますよー。
>ウサギルティーさん
たしかに、珍師範はこの展開では弱く見えても仕方ないかもですねー。
やはりカマセとして一人くらいは珍師範が倒しておく流れがあったほうがよかったのかもですが、しかしおっしゃるとおり、それだと話のテンポが落ちてしまうという可能性もあるわけで。
やはり王道バトルというのも難しいものですね。
しかし、このあと倒されたと思われていた珍師範が実は!みたいな熱い展開があったりしたら、逆に株が急上昇、なんてこともあるかもですねー。
ご指摘の部分、修正させていただきましたー。
いかんなー、最近この凡ミスが多いなー。
こういうテンプレ部分は毎回メモ帳から貼り付けてるんですけど、ちょっとメモ帳に工夫が必要かもしれんですなー。