2012年05月30日

週刊少年ジャンプ2012年26号 感想<後編>

 さてでは後半の感想でありますー。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・ニセコイ
・【読切】ひよこっぷ
・いぬまる
・スケダン
・こち亀
・めだかボックス
・パジャマな彼女
・ブリーチ
・ぬら孫

 の9本でお送りいたします。



ニセコイ

 やー、カワイイなぁ小野寺さんは。
 今回の、窓を鏡代わにしたシーンは最高でありました。
 気付いた瞬間の、なんとも言えない赤面ぶりがハートに過重労働です(笑)。
 古味先生、また新たな赤面パターンを開発なさいましたなァ。

 小野寺さんは、意外とこんな感じでやらかしちゃう場面もあったりして、天然振りを披露したり、または、るりちゃんと本気気味のドツキ合い漫才を繰り広げたり。
 大人しい正ヒロインタイプかと思いきや、意外な方向でキャラ立ちしてきているところが私は好きですねー。
 
 そして、ラストは驚きの超展開。
 ここまで引っぱってきた鍵の約束のお相手が、なんとこのタイミングで発覚!?
 この作品は、恋愛関係が進展しそうでなかなかしない、焦らしプレイの漫画だと思っていたのですが、ここで一気に進展ですか。
 いや、もちろんこれまでの経緯を考えれば、これもまたフェイクということも充分考えられるとは思うのですが。
 なんにしろ、これは凄い不意打ちでありました。

 最近、ちょっと千棘や鶫のターンが続いた事から存在感が薄くなってきていた小野寺さんでしたが、急浮上ですねー。
 嬉しい展開です。



【読切】 あやかしポリスメン ひよこっぷ

 なんにも書かれてませんが、2007年に連載されていた『バレーボール使い 郷田豪』の、高橋一郎先生と同一人物いう事でよいのでしょうか。
 あんまりしっかりとは読んでいなかった作品なので、自信はありませんが、女の子の絵柄に見覚えがある気がいたします。

 というわけで、高橋一郎先生による妖怪ファンタジック学園ギャグ漫画。
 なにをやらせてもダメの大場少年のもとに、実に身勝手ながらも凄い能力で助けてくれる妖ぴよこっぷが登場。
 いわゆるドラえもん系、リボーン系のギャグ漫画ですねー。
 そうか、そういえばリボーンは最初はこんな感じだったんですよね。
 自分で言ってちょっと驚いた(笑)。

 ひよこっぷの理不尽ぷり、言いたい放題っぷりがなかなか痛快。
 これをやや不快と感じるタイプの読者もいるかなーとは思いますが、カラッとした感じなので私は面白かったです。
 個人的には、このひよこっぷよりもさらにカッパさんのほうが面白かったんですけどね。
 「塩素か」にはヤラレました。
 なるほど、たしかにカッパに塩素はきついでしょうとも。
 パッキーでもそうだったんですが、こういう、異種族ならでは価値観ってやつには、思わずニヤリとさせられてしまいます。

 また、前後2話構成にしたのもよかったですねー。
 こういうギャグではこのくらいの切れ目を入れたほうが間延びがしなくてよいかもしれません。

 しかし、扉絵にしっかりいるセクシー雪女がいないのはどういうことだ!!
 ラストに登場するのかと期待していたらカッパって! カッパって!!


Yokumo.jpeg
 よくも騙したアアアア!!
 騙してくれたなアアアアア!!


 とはいえ、青村紗季さんホントかわいいなぁ〜。
 癒される可愛さだわー(←もう騙されてる)。



いぬまるだしっ

 うわー、普通に終わってゆくよー、いぬまるだしー。

 卒業式のお約束的な卒園生のあいさつネタを経て、いぬまるくんのたまこ先生への結婚宣言。
 カラッと明るく描かれているから、逆にウルッと来てしまいましたわ。
 こういうネタに、ほんと弱いですわたし。

 浅野さんもしっかり奥さんの元に戻ったみたいで、いぬまるくんの家庭もめでたしめでたし。
 ずっと見守るたまこ先生の視線が、とっても暖かくて素敵でした。
 今週は変にギャグにゆがめたりすることもなく、素直に卒園の風景を追ってゆく流れで、切なさムード満点でありました。

 さぁ、ついに卒園していってしまったいぬまる君たち。
 でも、ここで終わりじゃないんですね!
 来週が最終回なんですかねー?
 いったい来週、なにが描かれるんでしょう。



SKET DANCE

 悪魔のように大人気ないボッスンの姦計にはまり、翻弄されまくりのタクト。
 姉・八木ちゃんが現れるたびに焦りまくるタクトに大いに笑ってしまいました。
 いかんですねー、どうしても自分のような小市民は、有能な人間の弱点を知ると面白くなってしまいます(笑)。

 とは言え、たんなるやっかみ的な小市民趣味に陥ることなく、ちゃんとタクトの家族思いの面を掘り下げてキャラを立たせてきたのはやっぱり上手いなーと思いましたねー。
 ボッスンも、最後のほうはちゃんとタクトを好きになってきているみたいですしね。

 しかし、八木ちゃんにこんな怖い一面があろうとは。
 なんだかんだで一番美味しいところを持っていきましたなー(笑)。



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 そうなんですよねー。
 一昔前まで絵空事だった宇宙エレベーターが、最近じゃすっかりリアルな話になってきているんですよね。
 つい先日、アゴラの記事で『宇宙エレベーター建設が日本の未来を切り開く』なんて大真面目に考えていたりするのを読んだばかりだったので、このタイミングでのこち亀にちょっと驚きました。
 さすがこち亀、新しいものに次々飛びついてくれます。

 こういうをの読んだ子供達が、科学に興味を持ってくれると嬉しいですねー。
 子供には、夢が必要なんですよ。
 とかく夢を失わせるようなニュースばかりが日々テレビで流れていますが、こういう夢が持てるようなプロジェクトをどんどん子供達には知る機会を得て欲しいと思います。



めだかボックス

 ほっほー、今度のシリーズの敵は、言葉を武器とするヤツラですかー。
 これはまったくもって意想外。
 面白いテーマを持って来ましたねー。

 今週の敵など、聞けばなるほどと、理解できたらタネは分かるのですが、しかしだからといって次にどういう手で来るのかはぜんぜん予想不能。
 こんなヤツとのバトルなんて誰も考えた事がないでしょうから、何をどう防いだり、かわしたり、打ち返したりしたらいいのか、見当もつきませんよねー。
 これはまた、超のつく難敵ですよ。
 今シリーズは、ただの殴り合いのバトルではない、どこにもないバトルが展開されていきそうです。

 しかし、やはり言葉遊びを得意とする西尾先生ならではといった感じのモチーフですな。
 どんな仕掛けをこれから披露してくれるのか、とても楽しみです。



パジャマな彼女。

 これまでラブコメ漫画で幾度繰り返されてきたのあかわからない、嵐とかで帰れなくなった男女がずぶ濡れのまま雨宿りのパターン。
 変形パターンとして、雪山で遭難、山小屋で避難しつつ温めあうというのもありますね。
 この鉄板黄金パターン、いったいこのパターンの元祖はなんだったんだろうと、以前友人と飲み話で話したことがありました。
 結局結論は出なかったのですが、個人的にはあだち充の『みゆき』の記憶が鮮烈でありました。
 やっぱ、濡れた女の子の背中にうっすらと浮き出る、ブラの筋がいいんでしょうねー(笑)。

 しかし、このパジャマな彼女の面白いところは、その黄金パターンのなかにもうひとり、幽霊が混じっているってところなんですよね。
 この異物混入が、どんな化学反応を起こしてくれるのか。
 それこそパジャマな彼女でしかできない新展開を期待いたします。



BLEACH

 頭の皿が弱点って……カッパか!!
 そう言えばたしかにこいつ、カッパっぽいな。
 一護先生、この織姫の皮を剥いだ変態カッパ野郎、コテンパンにしてやっておくんなさい。



ぬらりひょんの孫

 奴良本家に、清継くんやカナちゃんたちも集まり、妖怪達、花開院、そろっての決起集会の様相を呈してきました。
 ここで巻ちゃんがいい指摘してくれましたねー。
 たしかに晴明は普通に考えれば正義側。
 それがなんで悪側なんだっていう、普通の疑問をここで挟んでくれたのはナイスタイミングでした。

 あと、意外な事に竜二がその昔天海の結界に憧れていたってことも分かりましたね。
 ゆらのような天才ではない、凡人だからこそ、同じく凡人でありながら見事な螺旋結界を作り上げた天海に憧れたんでしょうね。
 なるほど、これは御門院家と花開院家の陰陽師の誇りをかけたバトルであるとともに、竜二の大切ななにかをかけた対決でもあるのですねー。
 これは面白くなりそう。
 そもそも竜二の戦いはトリッキーで面白いんですよねー。

 しかし、神アローが淫らな技って、いったいどう淫らなんだ。
 すごい気になっちゃうぜ。



感想後記

 といったところで今週号の感想はここまで。

 次週からはなんと、3週連続で、あの読切『競技ダンス部へようこそ』の横田卓馬先生による『こがねいろ』が集中連載!
 月刊ヤングマガジン『戦闘破壊学園ダンゲロス』を連載しながらのジャンプ掲載って、こういう事ができちゃうんですね。
 ちょっと驚きました。
 スケジュール的にも離れ業でしょうし、そもそも出版社の壁って、大御所ベテランならともかく、新人作家が飛び越えられたのねという。
 これはなかなかサプライズでありました。

 以前は、ジャンプに読切を掲載しつつ、即座にヤンマガ移籍って、契約的にグレーゾーンでは?みたいなことを指摘した記憶がありましたが、なるほど、こういうことができたのかと。
 軽率にも、やや非難めいたことを書いてしまったこと、ここにお詫びいたします。

 まぁしかし、これはホント楽しみですよー。
 あのダンス部は、文句ナシの傑作でしたからね!
 出版社の関係がめんどくさそうなので、単行本に収録されるかどうか怪しいと思って、今でもちゃんと切り取ってファイルしてあります。
 そうですか、3週連続集中連載ですか。
 今度の作品も、否応なしに期待は高まってしまいます。
 絵を見る限り、またまた青春まっさかりなハートフルストーリーを見せてくれそうですね。
 めっちゃ楽しみにしています!



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posted by BOSS at 21:58| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
兄貴、今週も感想お疲れさまです。兄貴の感想は読み応えあるぜ〜
私も「塩素か」にクスリときてしまってくやしい。明るくて良い印象を受けましたね
Posted by の at 2012年05月31日 23:56
 どもです!
 ギャグ枠のなかで、絵の綺麗な漫画家さんってそんなにいらっしゃらないので、頑張って欲しいなーって思います。
Posted by BOSS at 2012年06月02日 19:35
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