2012年05月21日

週刊少年ジャンプ2012年25号 【堀越耕平先生のスペースバトルファンタジー『戦星のバルジ』新連載開幕号】 感想<前編>

 というわけで、あの『逢魔ヶ刻動物園』堀越先生がSF系ファンタジー『戦星のバルジ』ををひっさげて帰ってきてくれました〜。
 最近の新連載はスポーツやラブコメが多かったせいもあってか、ひさびさの王道バトル系って感じですねー。





 前半の感想は、

・【新連載】戦星のバルジ
・ワンピ
・ナルト
・トリコ
・斉木楠雄のΨ難
・銀魂

 の6本でお送りいたします。



【新連載】 戦星のバルジ

 とある銀河のとある星を舞台とした、バトルファンタジー『戦星のバルジ』開幕。
 SFというよりはファンタジー色のほうが濃い印象ですね。

 身勝手な王子バルジによって、身代わりに立てられた少年アストロは、王子バルジが射殺(?)されたことによってそのままホンモノの王子として振舞わなければならないことに。
 そんな感じのストーリー。
 ウソをつき通さないとヤバそうという、緊張感が背景にあるのが面白いですねー。

 スラム街育ちで家族を知らないからこそ子供達を拾い集め、大切にし、そして家族をないがしろにするような発言は捨ててはおけない。
 基本的にバカ属性ですが、真っ正直でドまっすぐ。
 なかなかに好感の持てる主人公です。

 そして、おそらくは生まれの秘密があったりして、本当に王家の血筋を引いてたりするんじゃないですかね。
 バルジ王子と瓜二つであったことや、王の資質を持っていないと使えない王具を使えることなど、さっそく思わせぶりな伏線がバリバリ。
 貴種流離譚系の要素も秘めてそうな雰囲気です。
 なかなかワクワクさせてくれるじゃないですかー。

 戦星の時代なんていう、スケールの大きさもこれから楽しみ。
 スラム街の子供達とか、憲兵隊隊長ティアマトとか、魅力的なキャラも多い。
 第一話に詰め込めるだけ詰め込んだからか、若干飛ばし気味の感はありましたが、なかなかに面白い第一話でありました。

 さぁ、いきなり王をやれと言われたアストロ少年。
 彼の運命と、そして星の運命やいかに……って感じですねー。
 最初から主人公が王様っていうのも奇抜で面白い。
 うん、これはなかなか楽しみな漫画になりそう。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



NARUTO-ナルト-

 「運命を決める」ってそういうことか!
 「決める」ってのは、「決定する」って意味じゃなくって、どっちかってーと「関節を決める」とかの意味の「決める」だったんだ!

 完全ループ状態に陥ったカブトの精神。
 まさに「終わりのないのが終わり」「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」
 発動まですごい時間がかかりましたが、発動してしまえばハイ終了、ですねー。

 しかし、この状態で穢土転生を停止させることはできるのかな?
 カブト自身の手で止めないと、穢土転生は止まらないんですよね。
 一度イザナミを解かないといけないのでしょうかね。



トリコ

 極限の飢餓がトリガーとなるんじゃないかとは思っていましたが、なるほど、もっと直接的に“死”への直面こそがトリガーでしたか。
 死を直視したからこそ、生そのものでもある食への感謝が極限となる。
 至極理の通った話であります。

 そしてまた、それによってトリコが手に入れた“食没”の効果も凄い。
 体内に吸収した食材が、今度は食材のほうから食べてくれたものに感謝するって、どういうことなんでしょう。
 トリコでは、「食材の呼び声」とかいう表現がこれまで何度か登場してきましたが、それはあくまで比ゆ的なものだと思っていたのですよ。
 もしかしたらトリコの世界の食材は、つきつめてゆくと意志を持つ存在なのかもしれませんねー。
 うーん、不思議な世界。

 で、最高にすごいのが、そうした食材がありったけの栄養を身体にそそいでくれて、その量がなんと「ほぼ無限」というところ。
 無限ってなんですか!
 トリコの燃費がよくなって、さらに燃料タンクの容量も倍化するんじゃないかと思っていたら、「ほぼ無限」になってしまいました。
 空恐ろしいとはまさにこの事。
 トリコ、いったいどれだけパワーアップしてしまったのでしょう。
 ラストシーンのトリコ、筋肉がとんでもない事になってます。

 一方の食林寺では、千代婆が絶技を披露。
 この影で見せる肋骨ってのは超絶インパクトでしたねー。
 なるほど、さばかれても、しばらくたっても自分が生きていると思っている魚っていうのと、まったく同じ状態なわけですか。
 それを人間でやってしまうんですから凄過ぎる。
 とすると、この自分が骨になってることに気付いていない巨大鳥も、千代婆にやられたんでしょうね。
 なんとまぁ怖ろしい包丁さばき。

 あと、ひさびさにジャンプで凄い描写を見ましたねー。
 昔の直接的な描写で育った私なはずなのに、昨今のソフト描写に慣れていたせいか、なかなかに驚いてしまいました。

 さて、いきなり刺されてしまった小松。
 かろうじて避けていてくれればよいのですが。



【センターカラー】 斉木楠雄のΨ難

 おー、やっぱり燃堂力が出てくるとパワーが一段違う!
 連載開始2話目にして、かつてのレギュラー燃堂力がさっそくの登場ですが、おおいに笑わせてもらいました。
 こいつのバカパワーは、他のキャラとも一段階レベルが違うのかもしれませんねー。
 人工呼吸やらファーストキスやら、なんかもう突き抜けた痛々しさで、むしろ気持ちよかったです(笑)。

 そして最後はいきなり正体バレ? なんてドキッとさせておいての、さらなるバカオチ。
 いやー、なんか幸せな世界だなぁー。
 安心感というか、愛着というか、ギャグ漫画を読んでいるとたまーにあるんですよ、こういう幸福感が。
 ギャグ漫画のこういう幸せな世界感、大好きです。



銀魂

 鳴滝先生天才か!!
 あの手この手でしかける銀さん&鯱コンビに、予想を上回る超展開で返し技を繰り出し続ける鳴滝先生。
 ちっちゃなフキダシに何を入れるかと思えば、「ドス」って(爆)。

 昔、大学漫研でリレー漫画をやったことがありまして、まぁノートに書いたネームに過ぎないものなんですが、お互いに嫌がらせのような無茶展開をフりあって、結果的に超展開が起こりまくって最高に面白かった思い出があるのです。
 まさにそんなカオスな面白さ。

 これもまた勝負、面白いかけひきなんですよねー。
 男女の間もまたかけひき。
 そんなメッセージの込められた一話であったのですね。
 ……まぁ、たぶんね。


 と、そんなところでつづきは後半へ。



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posted by BOSS at 22:14| Comment(2) | TrackBack(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです
今回の新連載も結構レベル高いですねー
個人的には恋染紅葉は微妙・・・かなー
斉木はコミックスも買ってますし、バルジは動物園の作者なので期待十分です!
又コメントしまーす
Posted by www at 2012年05月22日 21:18
 本当に面白いかどうかはまた別として、一昔前に比べると、最近の新連載はちゃんと綺麗に仕上がっている感じがしていいですね。

 個人的には、久々の王道バトルのバルジに頑張って欲しいかなーと。
 動物園は、いくつかのエピソードで物凄くクオリティの高い脚本があったりして好きだったのですよー。
 斉木楠雄はコンスタントに面白い事がもうわかっていますしね。
Posted by BOSS at 2012年05月27日 12:31
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