落雷・停電・PC死亡とか、勘弁願いたいところなんですが……
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・スケダン
・クロガネ
・いぬまる
・パジャマな彼女
・ブリーチ
・こち亀
・めだかボックス
・ぬら孫
・【終了】パッキー
の9本でお送りいたします。
SKET DANCE
すげぇボッスン!
普通にアクションヒーローやってるじゃないですか!
バトル展開に突入したら即ヘタレてしまって、それでも最後に逆転の一打が飛び出る系の、まぁいつも通りのボッスン展開を予想していたんですが。
いやーもうビックリしました。
まさかあのボッスンが、こんなにも気合の入ったヒーローやっちゃうなんて!
ヒメコの事となるとボッスンは取り乱すとは、前回のスイッチの言葉ですが、それがいい方向で爆発してくれました。
これはいわゆる、ジョジョ第三部の承太郎現象と言った所でしょうかね(笑)。
ラスボスDIOとの戦いの中、ジョセフは承太郎にキレるなと忠告しましたが、DIOの敗因はたったひとつ、承太郎をキレさせたことでしたもんね!
いや、もちろんスイッチが「落ち着け」と言ったからこそボッスンの本気モードがうまく回転したのでしょう。
ボッスン、かっこよかったーー。
ヒメコも惚れ直しちゃったんじゃないかな?(笑)
それはそうと、この半ヤクザ、よくまぁ一瞬でボッスンのパチンコ玉すべて奪えましたね!
ちっちゃい玉を、ポケットのなかから、ひとつ残らずひと掬いにって。
そっちが驚きですわ。
(普通、パチンコのほうを奪うんじゃないかなってのはここだけの秘密だw)
その手先の神がかった器用さを遊ばせておくのは実にもったいない。
悪いことは言わないから、今すぐ手品師を目指しなさいと、私は言いたいですねー。
ドロップアウトしたっていいじゃない。
そうやって才能を活かせれば、きっとちゃんと這い上がっていけますとも。
キミにはそんな素晴らしい才能があるんだからね。
あ、だけど、間違ってもスリとかなっちゃいけないよと(笑)。
【センターカラー】 クロガネ
返し技一本しか持たなかったヒロトが新たに身につけたのは、なんと「返し技の返し技の返し技」!!
敵の動きを先読みして、そこに置いておくのが五月雨ということですよね。
それと同じモーションから繰り出されるのが、この新たな抜き胴。
これは、五月雨を読んだ敵が、返し技をしようとしたところに、ちょうどさらなる返し技として決まることになる技。
つまり、返し技の返し技の返し技!
いやー、まさかクロガネであしたのジョーのトリプルクロスを見る事になろうとは!(笑)
なるほど、カウンターを得意とするヒロトは、まさにクロスカウンターを必殺パンチとするジョーだったんですねー。
これはまったく気づきませんでした。
そう言えば、互いがカウンターを狙って睨み合ったままジリジリと動かない試合というのも、あしたのジョーでありましたっけね!
この類似性、気づいてちょっと嬉しくなってしまいました。
もちろんクロガネがあしたのジョーをパクッているとかそういう話ではまったくなくって。
カウンターを得意とする者同士、自然と進化形態が似通っていったという、ある種の進化の必然なのでしょう。
クロガネという漫画が、あしたのジョーのように火花散る心理戦や駆け引きを楽しめる、そういう王道のスポ根なんだなって、私の中で再確認ができました。
それで嬉しくなってしまったのですよー。
二つの必殺技を手に入れたヒロトは、ここからどんな戦いを見せてくれるのか。
勝負はどんどんヒートアップしてゆくのでしょう。
期待しています。
いぬまるだしっ
本当にいぬまるだしは脚本がうまい!
ギャグなのに脚本とはこれいかにって感じなんですが、筋立てがまったくもって素晴らしいんですよねー。
全体に最終回が近い哀愁を漂わせつつ展開してゆく一連のギャグ。
「いちねんせいになったら」の歌詞の謎から始まり、たまこ先生の小学生時代のあるある体験。
作文風のモノローグをかぶせつつ、楽しかった日々って感じで描かれてゆく、料理の時間飛ばしネタとか、たまこ兄のドタバタ。
そして最後にいぬまる君の作文でしんみりさせておいて、そこで味噌でオチがつくのかィと!
いやー、この呼吸、素晴らしい!
ひとつひとつのネタで笑えつつ、同時に最終回が近いのかもしれないという寂しさが胸に去来しつつも、このオチですもんねー。
ほとんど美しいとすら思っちゃいました。
しかし、ネタにしつつもこうなってくると本当に最終回が近いのかもしれませんねー。
大好きな漫画なんで終わってしまうとしたら寂しい限りなんですが、でも今回みたいな綺麗なまとまり感を見ちゃうと、きっと最後も満足できる大団円が待っているんだろうなーと、それはそれで楽しみになってきます。
パジャマな彼女。
わー、まくらにタイムリミットが課せられてしまいましたかー。
小指にできた茨のようなアザが指を一周したとき、まくらは死ぬと。
まさかのデッドエンドが設定されていたとはなぁー。
この美月芳夏あらためホタルちゃんはすべてを知っている、というか、まくらがこうなってしまったことの原因であるようです。
いったいぜんたい、まくらはなんでこんなことになってしまったんでしょうねー。
かくして命がかかって俄然緊張感がふくらんできたまくらを他所に、計佑と白井先輩パートは白井先輩が一気に盛り上がる。
なるほど、計佑との急接近の前にも、ちゃんとこういうきっかけがあったんですね。
さてさてしかし、これで計佑の心は揺れるのでしょうか?
計佑の恋愛感情が今どのへんにあるのか、それがいまひとつはっきりしない感じになってきていますよねー。
ここから計佑は、まさに計りのように、両てんびんでブラブラしてしまうのでしょうか。
そんな事をしているうちに、まくらは大変な事になってしまいそうなんですがね。
恋愛模様と、命のかかったファンタジック・サスペンス。
両面作戦で楽しんでゆけそうな雰囲気となってきました。
BLEACH
おおっ!?
なにやら石田が凄く強いという伏線が張られましたぞ!?
もちろんこれまで石田がわざと力をセーブしていたとは思えませんから、実は強いのに力の使い方を知らなかったとか、そういう理由がつくのかもしれませんねー。
しかし、そうかー。
これで石田の強さに強烈な補強が入ったとなると、あいかわらず現世組で可哀想なのはチャドただ一人という事になるのかなー。
チャドもなんとかパワーアップできるといいんですけどねー。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
機械の健気さにグッとくるってのは、なんとなくわかるかもしれないなーと。
昔観たドラえもん映画の『海底鬼岩城』ってので、バギーちゃんっていうしゃべる車が出てくるんですけど、そのバギーちゃんがかなりツボだったんですわ。
ラスボスの巨大コンピュータに次々とのび太たちが倒されてゆく中、しずかちゃんが泣いていると、「しずかちゃんを泣かせるなー!」と、バギーちゃんが自爆特攻をかけるんですよ。
あれはカッコよかった。
子供心に最高にシビレました。
バギーちゃんとしずかちゃんの、擬似恋愛なんですよねー。
バギーちゃんのボンネットから涙が出たりするんだけど、しずかちゃんが「泣いているの?」って聞くと、「オイル漏れです…」なんて答えたりしてね。
ああいうロボットものは、私は好きですねー。
だから今週の話はちょっと両さんに共感できるかもぞと。
めだかボックス
あいかわらずバトル展開が面白いなーめだかボックス。
「かと思いきや」をこれだけ繰り返し、次々と優勢劣勢をひっくり返し、その中に伏線をしっかり張って最後でかっこよく回収。
そういう起伏の激しい展開を繰り広げながら、同時に新キャラの見せ場を作ってお披露目もする。
どんだけの芸当だって話ですよー。
素晴らしい。
ぬらりひょんの孫
イィイイ゛イ゛イヤッタァアアアアアアアアッ!!!
羽 衣 狐 さ ま !!!!
復 ッ 活 ッ !!!!
万 ッ 歳 ああああああい゛!!!!
いやーーー、もう、最高です!
リクオと土蜘蛛の鬼纏とか、水蛭子に勝った事とか、ゆらさんツンデレとか、そういうのはすべて最後でフッ飛びました!!
待ってましたよーッ、羽衣狐さま!
今週はもう、最高にハッピーでありますっ!!
羽衣狐さまが復活して、改めて分かりました。
どんだけ自分がこの漫画で、羽衣狐さまをでっかく認識していたのかってことですよー。
いやもう、今週この瞬間に目から火が出るかと思いました。
もちろんぬら孫には、羽衣狐さまがお隠れになったあとも、山ン本五郎左衛門とか、圓潮とか、魅力的な敵はいっぱいいたんですが、やはり羽衣狐さまは別格中の別格です!
何度も繰り返しちゃいますが、万々ッ歳ッでありますッ!
それも、ただの復活じゃないんですよねー!
羽衣狐として復活しつつも、リクオの母・山吹乙女である部分も再生されているという!
どうですかこの、いわば完全体・羽衣狐さま!
最高じゃないですか!
さぁ、この羽衣狐さま、いったいここからどう動かれるのでしょう。
晴明も、リクオも、今回の羽衣狐さまにとってはどちらも愛する息子。
どちらも捨てるわけにはいかない相手でしょう。
しかしどちらかは捨てなければいけない。
存在そのものも本当に切ない羽衣狐さまですが、本当に胸を引き裂かれるような運命に、またもや巻き込まれてしまったようです。
そして、おそらくはここからのリクオと晴明の戦いの、台風の目ともなってゆくのでしょうね!
いやー、たまらん!
最高の展開です!
【最終回】 現存!古代生物史パッキー
残念ーーーッ!
ついに打ち切りとなってしまいました、愛しのパッキー。
これだけちゃんと面白いパッキーが打ち切りの憂き目を見てしまうのですから、本当に今のジャンプの連載レースというのは厳しい世界であります。
私としてはほんとうにもう好きな漫画としてインプットされてしまっていたので、なんで打ち切りなんだよーうという感じなんですが、あえて敗因を考えてみましょうか。
原因として考える点はひとつ。
しっかりしたツッコミキャラが安定しなかった点が上げられるのではないでしょうか。
ボケキャラはたくさんいて、それぞれが非常に面白いのですが、その反面、ツッコミ役がきっちり決まっていなかった感じがしたんですよー。
回によってはタケル父がやったり、逆にタケル父が暴走して、別の人がやったり、最後のほうではパッキーまでツッコミを学習したり。
パッキーという漫画におけるツッコミのリズム、セオリーみたいなものが確立されてこなかったところが、安定した展開をうめなかったのかもしれないなーと感じました。
まぁ、当初ツッコミになるはずであったタケルくんの生活範囲を、パッキーが大きく超えていってしまったというところも起因しているのかもしれませんねー。
しかし、草食恐竜ならではの価値観であるとか、恐竜から見た人間文明のオモシロ解釈であるとか、この漫画ならではの独自の笑いも数多く、そういった面がわたしは凄く好きでしたねー。
なにはともあれレツ先生、お疲れ様でした。
恐竜好きの私としては次回もぜひとも古生物ネタで描いて欲しいって思っちゃうんですが、またガラリとテーマを変えてこられるんでしょうね。
それもまたおおいに楽しみであります。
感想後記
そんなわけで感想後記。
いやー、今週はなんといっても羽衣狐さまっ!
なんかもう、すべてを羽衣狐さまに持っていかれた気がします(笑)。
来週からまたぬら孫がすっごい楽しみ!
そんな来週は、『斉木楠雄のΨ難』がついに連載スタート!
……連載スタート?
そうか、連載スタートなのかーと、不思議な気持ちになってしまいますね(笑)。
ある意味、どんな第一話になるのか、そのへんが楽しみだったりいたします。
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以前、ギャグ漫画作家が現在のギャグ漫画の環境に嘆いていたのを思い出しました。
今の受けるギャグ漫画はロリッぽい女の子にキワドイネタをさせるのが多いのでね〜。そこをあえて少年ぽいギャグ漫画で挑戦してこそのジャンプだろう!
パッキーはまことに残念。
たしかにかわいい女の子が一杯出てくるギャグもいいけど、低学年にウケけるのはそれとはまた違ったポイントが必要になってくると思うんですけどね〜。