2012年05月08日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE(ワンピース) 第665話 “CANDY(キャンディ)”

 週刊少年ジャンプ2012年23号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】





 扉絵連載、インペルダウン副署長は誰なんだろうと思っていたら、なんとあのマゼランでしたか!
 大脱獄の責任を負わされて降格という処理だったんですねー。
 てっきりどこかに飛ばされたとばかり思っていました。
 しかし、これでルフィとの再戦はちょっと難しくなりましたかねー。
 ルフィの一方的な負けっぱなしは悔しいので、いつか再戦して欲しいものなんですが。
 あとはそうそう、ボンちゃんのその後がすっごい気になります。



【感想小タイトル】
■入れ替わりパニックまだまだ続く
■残酷!覚醒剤
■まさかの敗北!



■入れ替わりパニックまだまだ続く

 フランキー入りのチョッパーが、ガードポイントに変形しましたねー。
 ってことは、中身が入れ替わっても悪魔の実の力は発揮できるという事で。
 まぁさすがに本人ほどに上手くは操縦できないんでしょうけど、たとえば、たしぎが煙に化けることは不可能じゃないってことになりますよね。
 目もいいわけですし、煙の能力を使うことで、たしぎに意外な活躍場面が降って湧いてきたりするかもしれないなーと。
 ちょっと期待してしまいます。

 そして、気付けばいなくなっている、侍・狐火の錦えもん。
 それを追ってゆこうとするサンジとフランキーですが、これは実に危険なコンビですねー。
 ナミのパンツの運命、風前の灯です(笑)。
 いやもう、今シリーズはナミがあまりにも哀れですって。
 どこまでセクハラされてしまうのかと。
 このシリーズが終わった時、男子たちの命はないですね(笑)。

 で、ここのナミの判断はさすがの名采配でした。
 なるほど、ゾロを一緒に行かせればサンジはスケベどころじゃなくなるか。
 さすが、やられてばかりのナミではありませんな。

 あと、フランキーらしく表情を歪ませるチョッパーがめちゃくちゃ可笑しかったです(笑)。
 ロビンの存在完全否定なツッコミも最高。
 いやー、こんな表情しててもチョッパーはかわいいですよ。
 むしろこういう顔の人形も売り出してみてはどうでしょう(笑)。



■残酷!覚醒剤

 いやー、まさかシーザー・クラウンというのが、ここまでするヤツだとは思わなかった。
 巨大化した子供はたぶん実験台かなんかなんだろうとは予想していたのですが、まさか逃げられないように騙して覚醒剤まで摂取させていたとは。
 それもまた、何か実験としての意味もあったりするのかもしれませんが、ここまで残酷なことをするのかと。
 ワンピ世界ではけっこう身体の大きな人もいますから、まぁ巨大化させられたことについては、現実世界ほどのショッキング感はないものなのかもしれませんが。
 しかし、覚醒剤とまでなるとさすがに別格ですねー。
 これはひさびざにズーンと腹の底が冷える心地です。
 シーザー・クラウンのことが、俄然許せんって思えてきますよねー。

 シーザー・クラウンは、子供達を使って巨大化と凶暴化の実験をしているんでしょうね。
 意のままに動く、恐るべき巨人軍団を作ろうとしているのかもしれません。
 そのためならば手段を選ばず、子供は拉致するし、覚醒剤漬けにして逃げられないようにもする。
 破壊兵器を作るとか、実験の失敗で島を吹っ飛ばすとか、そういう事以上に、遥かに別格の“悪”ですわ、これは。
 なんだかワンピ世界に、久々に掛け値なしの“悪”が出てきたなーって感じです。



■まさかの敗北!

 情報整理ターンはこれにて終了。
 会議の結果、一味はまたも分離行動となりました。

●錦えもん追跡組……サンジ(ナミ身体)、ブルック、ゾロ

●シーザー・クラウン面会組……ルフィ、フランキー(チョッパー身体)、ロビン

●子供達と留守番組……チョッパー(サンジ身体)、ナミ(フランキー身体)


 分離行動はトラブルに巻き込まれやすいから怖いなーって思っていたら、言わんこっちゃない!
 なんとここでいきなり、錦えもん追跡組がバッタリ倒れているじゃないですか!
 その周囲には、たくさんの巨大な足跡が。
 何者かに倒されてしまったということなのでしょうか!
 ナミの身体に入っているサンジはともかくとして、2年も修行してバッキバキに強くなったはずのゾロとブルックさんまでが!!

 いやー、これはショックがでかいです。
 なんぼ足手まといのサンジがいたとしても、こうもアッサリ倒されてしまうものでしょうか。
 魚人島の竜宮城でも、ゾロとブルックさんは一度敗北して捕まっちゃいましたね。
 でも、あの時は水中という大きなハンディキャップがありました。
 だからあの時は納得が行ったのですが、しかしこれは!
 特にハンディキャップがある様子は見えない状況での、この敗北。
 いやー、少なからず納得の行かない、悔しさがふつふつと湧き上がってきます。

 もちろんこの敗北には、なんらかの仕方ない事情があったことでしょう。
 実力で手も足も出ずに敗北したとは思いたくもありません。
 もしかすると、またもや催眠ガス(下手すると毒ガス?)にやられたのかもしれませんし。
 まぁ、それはそれでサンジとブルックさんは二度までもガスにやられたことになるわけですが……。

 ともあれ、さすが新世界はこれまでとはレベルが違うと、そういう事なのかもしれませんが、しかし第一に出てくるのは、悔しいぞと、今はそういう感情で一杯ですよー。
 ゾロも、ブルックさんも、次こそは文句ナシの勝利を納めてくれなくちゃ!  

 そして、そのゾロやブルックさんを打ち倒したと思わしき犯人は……巨人のようにドデカい兄弟。
 “雪山の殺し屋”“イエティCOOL BROTHERS”
 これはつまり、あの可哀想な子供達の“完成形”ということなんでしょうかね?

 いやー、新世界に突入しての最初の冒険。
 最初のうちは緊張していたんですが、島に入ってちょっとしたらすぐに油断していたような気もします。
 今週は一気に引き締められました。
 そりゃそうですよね。なんたって新世界なんですもんねー。
 一瞬たりとも油断は禁物です。

 さぁ、そんな危険極まりない島で、またも分離行動となった麦わら一味。
 今度こそ危うしって感じです。
 ルフィやロビンのいない間に、今度はチョッパーやナミがやられてしまうんでしょうか?
 それとも、ルフィたちはまだ立ち去る前だったりしますかね?



■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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posted by BOSS at 23:11| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。初めてコメント致します。

ワンピースの感想目当てで何度か寄らせていただいていましたが、今回のエピソードがあまりのインパクトだったためコメントします。

何かヤバい薬投与されてるんだろうな、と予想はしていたもののズバリ「覚醒剤」と言われ朝から驚きでした。
多分アニメではチョッパーによるそれらしい説明が入れられるだけになるような気がします。

それよりも脳下垂体いじられててデカい方が問題のような気がします(「治る」ものじゃないでしょう・・)

今後も主にワンピース関連にコメントさせていただくと思います。長文失礼しました。
Posted by クジラウオ at 2012年05月10日 00:52
 初コメントありがとうございます。

 今回のワンピは私も驚きました。
 以前、ワンピでは空島編で病気がテーマとなったことがありましたが、病気にしても覚醒剤にしても、描き方によっては読み手を傷つけてしまうことにもなりかねない、とても繊細なテーマです。
 そういった題材でも恐れずに、しかし慎重に配慮して立ち向かおうとする尾田先生はやっぱり凄い作家だなぁと、私はそんなところにも感心してしまいました。

 でかくなっちゃったのも、あそこまででかいとリアルで考えるとほんと深刻ですよね〜。

 ではこれからもよろしくお願いします^^
 お気軽にコメントいただけたら嬉しいです。
Posted by BOSS at 2012年05月13日 16:32
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