各作品ともにざっくりめの感想です。
タイトル一覧
『宇宙兄弟』
『機動戦士ガンダムAGE』
『這いよれ!ニャル子さん』
『LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜』
『めだかボックス』
『エウレカセブンAO』
『宇宙兄弟』(1話〜5話)
今はどこの書店に行っても山積みで並べられていたりして、全国的に猛プッシュされていることがわかる宇宙兄弟。
最近では、アニメや漫画に普段さほど関心がないと思われる人のブログでも感想がでてきたりして、「面白い」と評判みたいですね。
もともと宇宙ネタは大好きですし、プラネテスへの情熱をふたたび得られるかな? という期待も込めて、まずは原作漫画を手に取り、そのまま全巻大人買いし、その勢いでもってアニメも観てみました。
原作がとにかく面白いのですが、その面白さをアニメはアニメならではの料理のしかたで面白くしてくれました。
まずは声優さんがピッタリ。
アニメ『TIGER & BUNNY』の虎鉄役が印象的だった平田広明さんが、またもダメおにいちゃん役として主役に抜擢。
虎鉄の印象を引きずりすぎることなく、安定のダメさ加減で思わず感情移入&応援したくなる、素晴らしいムッタ役を演じられております。
また、各所に原作にないシーンを挟み込むセンスもいいですね。
不必要なシーンを挟んで間延びさせるわけではなく、思わず嬉しくなっちゃう追加シーンばかり。
なるほど、そういうことだったのかと新発見させられたりして、制作スタッフがしっかり原作を読み込んでいることが伺われます。
ともあれ、観ていてなんだか頑張ろうという勇気が湧いてくるこの作品。
日本中がこの作品で元気になるといいですね。
『機動戦士ガンダムAGE』(1話〜29話)
春アニメではないですが、このほど最終章というか、三代にわたり描かれる物語がついに三代目にバトンタッチ。
ここからが本番ってことになるのでしょうか。
二代目で魅力的だったライバルも健在のようですし、いきなり死んだとされている二代目主人公もオープニングやエンディングを見る限りなんとなく生きていそうな雰囲気。
これまでは敵味方の二極構造で描かれてきましたが、ここからは第三勢力も絡んでくる複雑で大きな物語が展開されそうで楽しみです。
あと、個人的にはゲームセンターの『EXVSフルブースト』に早くAGE機体が入らないか、そこが楽しみだったりします(笑)。
AGE2のダブルバレットはかっこよかったですし、ウルフ隊長のGバウンサーとか、ゼハートの新MSギラーガとか、そのへん来ないかなー。
『這いよれ!ニャル子さん』(1話〜4話)
TRPG好きでクトゥルフを遊んだ事があり、ラヴクラフト全集も読んでいるということで、今後クトゥルフを遊ぶ際には共通話題になるのではないかというヨコシマな考えから見始めてみました(笑)。
いやーそしたらオープニングにやられましたねー。
実にいいテンション。
本編でもそうなのですが、ヒロインのニャルラトホテプ役・阿澄佳奈さんがモノスゴいハイテンションかつかわいい演技でインパクト強烈。
観ていて非常に心地よいものがありました。
あと、全体になんだかすごく懐かしい感じがするんですよねー。
90年代か、ヘタをすると80年代のドタバタ喜劇のニオイがするんです。
根本的な構造は、うる星やつらのような定番の、男子の下に押しかけヒロインがやってくるというタイプのドタバタギャグで、昔からの漫画好き、アニメ好きも安心して観られるという構造になっているのかもしれません。
全編に散らばるパロディ要素は実にマニアック。
観ている人たち分かるんだろうかとたまに不安になっちゃいますが、そもそもクトゥルフ神話を知っている事が大前提という、存在自体がマニアックなアニメですし、これでいいんでしょうね(笑)。
『LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜』(1話〜4話)
TVシリーズとしてはそれこそウン十年ぶりという、ルパン三世新シリーズがついにスタート!
いやー、これがメチャクチャ楽しみだったのですが、しっかりやってくれちゃってますねー。
まずは毎回おっぱい丸出しの不二子ちゃんがエロいことエロいこと(笑)。
この大人な作風は無論映像面だけではなく、ちゃんと物語も若干大人寄りのハード路線になっているところもよいですねー。
平和な日本のOLっぽくなっていった頃の不二子ではなく、破滅的で退廃的な「爛れた匂いのする」不二子。
すごくカッコイイです。
一新された声優陣も期待以上にしっくり来ています。
もちろん今までのルパンと同じ雰囲気だったら違和感もあったのかもしれませんが、今回のルパンはガラリと路線を変えているだけに、そういった違和感要素も感じ難いということもあるかもしれません。
映像、演出面もかっこよく、「新しい映像技術をもちいた劇画タッチ」という、ちょっと新しい実験も成功していると思います。
オープニングがまた最高にエロチックで、エンディングがこれまた思わせぶりにフェティシズム。
不二子の過去が、どうやら今後気になるポイントになってくるみたいですね。
これは先が楽しみ。
『めだかボックス』(1話〜4話)
めだかボックスはバトルが始まってからのめり込んでいった読者なので、序盤はさほどテンションが高いというわけでもなかったのですが、ともかく『混沌よりも這いよるマイナス球磨川禊』の登場が楽しみということで観ることにしました。
あの『 』しゃべりとか、気持ち悪い動きとかがどうアニメで表現されるのかとか、そういうところに興味が湧くんですよねー。
ともあれ観始めためだかボックスですが、めだかの声・ 豊崎愛生さんの声が、原作から受けていたイメージとはかなり違う、優しい声ということでビックリしました。
私の個人的なイメージだと、もっと強くて男勝りな、ビンと張った声というイメージだったのですが、豊崎さんは優しく包み込むようなしっとりした声なんですね。
いやー、これは大きなギャップがありました。
しかし、これは逆に納得。
普通に強いタイプの声ですと、めだかって嫌なヤツになってしまう危険もあったと思うんですよ。
特に序盤は言葉もキツく、その言う事なすことがすべて正しいだなんて、そういうキャラは鼻につきがちだと思うんですよ。
豊崎さんの優しい声は、そういうキツさをオブラートに包む効果があったのではないでしょうか。
キツい言葉でも、その底には深い愛情や思いが込められている。
そんな印象を受ける、そんな新めだかを発見しましたねー。
アニメめだかボックス、なかなかイイと思いますよ。
『エウレカセブンAO』(1話〜3話)
エウレカセブンに続編ついに登場!
いやー、春アニメ最大の楽しみがコレでした。
3話まで観た感じですが、2話ずつセットで脚本が描かれているようで、奇数回では心情描写、人間ドラマを描き、偶数回では怒涛のアクションが描かれる、2回セットで観るといい感じにストーリーが把握できる、そんな感じに見えましたねー。
相変わらず情報量が多く、独特のSF設定的固有名詞も多いので、序盤はそれを頭に入れるのが大変。
とりあえず2周観て、これはなかなか面白い、どでかいシリーズが始まったぞという実感が湧いてきました。
前作の登場人物がどうやら今作に繋がっているらしいことが分かってきて、ちょっとワクワクが止まりません。
また、アクション面も前作同様の素晴らしさ。
空を駆け巡り、光が飛び回る超高速アクションの迫力は健在です。
もしかしたら今回は前作以上の熱さを展開してくれるかもしれませんねー。
主人公機がいきなり片腕を失い、「LOST」の画面表示に「LOSTじゃねー!掴め!!」と叫び、その腕を敵に叩き付けてトドメにしたり、なかなか素晴らしいテンション。
こちらも熱くなりました。
前作は主人公の少年が普通の子で、女の子が世界の命運を握る運命の少女だったのに対し、今回はその構図が逆になりそうなのも興味深いところ。
きっと世界を救う恋の物語になってくれると思うのですが、どうなるんでしょうね。
また、舞台となった磐戸島(天の岩戸か?)は独立した国家・沖縄に属し、そこをめぐって日本、中国が睨みあっているという世界設定も興味津々です。
いやー、これからまたまたエウレカセブンに興奮できそうです。
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特に最近ではクールな知将キャラが板についてきた感のある阿久根先輩が、このころはまだ結構なオバカキャラだったというところに、ああそう言えばと凄く懐かしい思いがしました。
みんなそれぞれ経験を積んで「成長した」ということなのかもですね!