こういう企画ものになると、各作品・各作家の性格が色濃く出てきますよねー。
マッチョスーツでバラエティ色を出したボッスンとか、ここはあえて毒霧という今の子たちにはまずわかんないであろうネタで押し通す、いつも通りの銀さんとか(笑)。
そこをいくと、ガウン姿で普段とあんまり変わらない一護とか、タイツを履いても画具を握り続けるバクマンコンビとか、ヒールのつもりなのか竹刀を持ち続けるクロガネとか、我流を押し通し続ける作品もあってバラエティがとても豊かです。
個人的には、パッキーの頭突きを尻で堂々迎え打ついぬまるくん(ですよね?)に、ギャグ漫画の先輩としての貫禄を感じてツボに入っちゃいました(笑)。
前半の感想は、
・ワンピ
・ナルト
・トリコ
・スケダン
・銀魂
・パジャマな彼女
・こち亀
の7本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
NARUTO-ナルト-
なるほどねー。
世話になったマザー・ノノウがダンゾウに脅迫まじりに連れて行かれて、情報漏えいを避けるためか、聞き耳をたてていたカブトもついでとばかりに連れて行かれたと。
時は流れて、様々な里で潜入スパイ活動を演じてきたカブトは、そのなかで偶然マザー・ノノウ(ナニガシはスパイとしての偽名でしょう)と交戦することとなり、知らずとは言えマザーを殺してしまったと。
これはたしかに悲劇ですなー。
マザーもカブトのことを覚えていてくれたらよかったのに。
まだ子供のカブトの心を傷つけるには充分なダメージだったでしょう。
そしてその心の傷に、大蛇丸はつけこんだと。
いやー、なんとも残酷な運命というかなんというか。
もしかしてこれ、最初から大蛇丸の策略だったとか、そういう事じゃないですよね?
まぁ、大蛇丸がそこまでするほどカブトに価値があったとは思えません(今は別としてね)から、すべては運命の皮肉ってヤツなんでしょうけれども。
トリコ
いやー、これは映画『ベスト・キッド』ですなー。
苦痛なばかりで効くんだか効かないんだかよくわからない地味〜な修行をえんえんさせられて、うわーもうやってられねーッ!ってなると、実は超凄い修行の成果が出てたりする。
鉄板ネタですが、やっぱりこの展開はカタルシスがありますねー。
言ってみれば、これまでの体質修行や体力修行、環境適応修行とは、まったく別ベクトルの集中力やセンスといった精神修行なわけですが、それを食事の行儀作法にからめてきたところがトリコのオリジナリティ、味となっているわけですね。
バトルものではとかく抽象的で分かりにくくなりがちな精神修行ですが、なるほど、行儀作法という表現なら誰でも想像がつきやすい。
食とバトルという一見かけはなれたモチーフなのに、意外な親和性があったりする。
こういうところで、トリコという漫画の上手さを再発見したりしますよー。
それはそれとして、トリコが「サン」って斬った塔……中に誰もいないといいですね(汗)。
SKET DANCE
ヒメコに異変が起こったのではないかという推測が確信に変わり、殺気立つボッスン。
そのボッスンを「いったん落ち着こう」と引き止めるスイッチがとてもよかった。
こういう、お互いを分かり合った仲間の呼吸ってヤツは最高にカッコイイですよー。
しかし、この取り乱すボッスンの回想で、頭にヤカンをのっけてるボッスンはいつのボッスンでしたっけね?(笑)
ヤカンを頭にのっけて、ランボーばりに弾薬をたすきがけ、刀をしょって、なにか巻いたものを持っている。
シチュエーションがまったく想像できません(笑)。
ぜんぜん記憶にないんですが、ちょっと集め始めているコミックスをちゃんと集めて確認してみるかな。
そして、一端ヒメコのゆくえをつきとめながらも、あえなく迎撃されてつかまってしまったボッスン&スイッチ。
でも、ここはガサツな縛り方と十徳ナイフで脱出。
ボッスン、最高にカッコイイ男前フェイスで大見得切って登場です。
なんかもう、まるでバトルもののヒーローみたいじゃないですかー。
いやー、ボッスン見直しましたぜー。
でも、とても残念なんだけど、ボッスンが勝てるとはカケラも思えないんですよね(笑)。
ここは、姿を見せていないスイッチが裏で工作してくれていることを期待しますか。
しかし、なんでこうまでネタがパジャマな彼女とかぶってしまったんでしょうねー。
タイミングって怖ろしいですわー。
銀魂
いやー、見事な最終攻防戦!
落下しながらの怒涛の戦いは、目を見張るものがありました。
男と男の、最後の力まで振り絞った、まさに死闘。
刀が折れようが、一瞬たりとも諦めない。
何が何でも相手を倒そうという、意地と意地のぶつかり合いと言いますかね。
凄まじい気迫の、圧巻の決着でありました。
そして気になる政治向きの決着については、ここでまさかの茂々将軍退官!?
おおーーーそう来ましたか。
確かに一ツ橋派の話も出ていましたし、史実を考えるとそういう流れになってもおかしくはないのですものね。
しかし、まさかこういう流れからとは思いもしなかった。
今回のエピソードは思いのほかどんどんスケールがでっかくなってきましたが、決着も歴史の一大転機となるのかもしれませんねー。
パジャマな彼女。
女子がさらわれて廃校舎で大ピンチって、ここまでスケットダンスとかぶってしまうと、おたがい泣くに泣けないってもんですねー。
おかげで両者ともに今週号は若干インパクトを相殺しあって薄れてしまったように思いますよー。
まぁ、すべてはジャンプ特有の、「恐怖の共鳴現象」、「タイミングの魔物」のなせるわざというものなのでしょうね。
いやー、怖ろしい。
しかし、これで計佑と白雪先輩が急接近ということになるとして、その反面、まくらは孤独に大変な事になっているようですねー。
なんだかんだで順調に行っている白雪先輩とは対照的に、どんどん可哀想な事になってきたまくら。
まくらは、わたしなんかは見ていて守ってやりたい衝動にかられちゃって、どうにも最近は応援してしまうのですが、さて、この幽霊みたいな少女は救いの手なのか、それとも死神のたぐいなのか。
なかなかのヒキで二週間後に引っぱられてます(笑)。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
東京はしご酒から島巡りに話がスライドして、ごくごく自然に(?)沖ノ鳥島を紹介し、東京都の海域を巡る活動にスポットを当てたりしてますが、もしかしてこれ、最近の東京都知事の活動へのなんらかのメッセージなのかな? なんて深読みしてしまいました。
まぁでも、それはさすがにうがった見方すぎかですかね(笑)。
といったところで前半はここまで。
続きは後半にて。
********************************************************
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
********************************************************
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 週刊少年ジャンプ
blogramランキング参加中!
********************************************************