■前編の感想はこちら。
後半の感想は、
・ニセコイ
・【読切】DOUBLE BULLET
・スケダン
・銀魂
・いぬまる
・パッキー
の6本でお送りいたします。
ニセコイ
おー、ようやっと千棘の昔の約束話が動き出しましたかー。
約束の女の子については、当初から二択を迫るような雰囲気だなーと思っていたのですが、それがなかなか動き出さなかったので若干もやもやしていたところでありました(笑)。
ここでやっと動き出したという事で、ここからが本番って感じなんでしょうね。
それはさておき今週も小野寺さんとるりちゃんはいい漫才コンビしてますなー。
るりちゃんに対してだけは、小野寺さんは若干暴力的になっちゃうんですね(笑)。
【読切】 DOUBLE BULLET
春の4連ゴールデン読切シリーズ第2弾は、平方昌宏先生による近未来ポリス系バディもの。
バディものは古くから人気のあるジャンルで、それこそドラマ『相棒』や『あぶない刑事』、アニメでは『TIGER & BUNNY』、映画ですと『リーサルウェポン』や『ラッシュアワー』『メン・イン・ブラック』といったろころが有名どころでしょうか。
主人公2人のかけあいが面白く、最後の最後でふたりそれぞれが力を発揮して事態を解決するという、定番の展開が面白かったりします。
この作品では、破天荒なタイプと硬派なタイプ、対照的な2人の刑事がケンカをしつつも、最後には息の合う大活躍を見せるという黄金パターンとなっているわけですね。
警察漫画といいつつ、けっこう軽妙なタッチで、硬いことは言わない気軽な読みやすさ。
犯罪者を描きながらも、さしてダークにはならなず、読むほうとしてもストレスなくさらりと読むことが出来ました。
全般的にほどよく爽快で楽しかったのですが、途中で若干署長に説明させすぎじゃないかな?というところがひっかかりましたかねー。
特に、「むしろこっちが奴らの本業なのだからな」から始まる2ページにわたる署長の語り。
いかに主役2人が凄いヤツラかを語る場面ですが、こういう事はふたりの活躍そのもので描いて欲しいと思いましたねー。
今回の読切は、新米婦警に署長が教える形を借りて、読者に主役二人の凄さを伝えるという書式なわけですね。
たしかにこれは分かりやすい反面、登場人物4人がそれぞれページをとることによって、相対的に主役2人の活躍が減ってしまったのではないでしょうか。
ちょっともったいないなぁと個人的に思ったのが、ここなんですね。
むしろ新米婦警を削り、署長もほとんど出番をなくし、犯人VS主役2人を主軸とし、一貫して犯人視点から2人を描くとか、そういう手法を取ったほうがかなりページを効率よく使えたのではないかと考えます。
それによって視点キャラだと思ってたら犯人だったー、なんていう、それこそアリガチかもしれない流れになっちゃうわけなんですがね(笑)。
まぁ、これはあくまでひとつの例に過ぎませんが。
そんな感じで、どこかひとつ構図を変えることでこれはもっといいネタにできたんじゃないかなぁという、ちょっと惜しさも感じた一本でありました。
個人的に、TIGER & BUNNYというバディもののよくできた作品を観た直後だったりするので、バディものに対するハードルがかなり高くなっているという面もあるかもしれません。
【センターカラー】 SKET DANCE
スミちゃんの深刻そうな問題はともかくとして、ヒメコの過去話のダークサイドに話が行くかと思いきや、そうでもなさそうですね。
それよりも意外なことにスミちゃんがヒメコとボッスンの仲に勘付いたようで、これはうまいことすると半歩でも進展しそうな流れになってきてウキウキしてきました(笑)。
まぁ、サーヤがしばらく活躍してない中でボスヒメがあまり進展してもバランスが悪くなってしまうので、そこはそれ本当に半歩っていうかすり足程度でいいんですけどね。
しかし、期待してしまいます。
たぶん、スイッチと同じくらいなスタンスですが(笑)。
銀魂
追い詰められた定々がどうするのかと思っていたら、なんと吉原を滅ぼし鈴蘭を殺しに行くですか。
もはやこれまでと諦めて、ほとんど自暴自棄になっての鬱憤晴らしといったところですかね。
大物の地位から転落して、一気にクズ化した感がいたします。
しかし、これはやっぱり厄介は厄介。
ここで動けない鈴蘭を攻撃されてはたまったもんじゃないですからねー。
これはちょっとヤバイぞと思っちゃいました。
これに対して、銀さんたちの動きが電光石火とばかりに素早かったのがよかった。
なんですか、すべて悪人の考えはお見通しですか!
いぬまるだしっ
まさかの超展開!
そうだったのかー!
浅野さんがいぬまるくんのパパだったのかー!
そう言われてみれば随所にヒントが隠されていたというのに、ぜんぜん気がつきませんでした。
しかも言われてみればしっかり納得できるという。
なんですか、大石先生うますぎでしょう!
でも、これで気を抜けないのがまたいぬまるだし。
こうやって超展開をやっておいて来週「ちがいましたー!」ってことも普通にやってくれそうなんですよねー。
うーん、気が抜けないぜー。
ぬらりひょんの孫
玉章vs御門院長親スタート。
木の葉を使った幻惑殺法を使う玉章に対して、長親はハンター×ハンターのノブナガみたいな力を使うんですねー。
近寄ったものは皆斬るの力。
同じ御門院の陰陽師でも、それぞれずいぶん特色があるみたいですね。
しかし、玉章はこれで四国編以来2回目の登場とはいえ、前回は魔王の小槌しか使ってないようなものでしたから、玉章の力自体が発揮されるのは今回がほぼ初めて。
キャラ的な伸びしろは、かなりでかいんじゃないかと期待しちゃってるんですよねー。
木の葉はやがて紅葉するとは、いったいどんな意味なのか。
木の葉が燃え出して灼熱地獄にしちゃうぞとか、そういうことなんですかね?
狸だけに、カチカチ山?(笑)
あと、抱いているわんちゃんがいつか犬神として復活するんじゃないかと期待しているんですが……さすがにそれはないかなぁ。
現存!古代生物史パッキー
ゆるキャラやプシッタコサウルスのスナイパーのデザインがひとつひとつ秀逸!
改めてレツ先生のセンスのよさを確認いたしました。
特にこの「ねこだくさん」が素晴らしい。
ふつうにちょっとキモいゆるキャラとして商品化できそうな気がします(笑)。
そして、めずらしくパッキーがいろいろと損な役回りをするという逆転の構図も面白かった。
めちゃくちゃなのはまわりであって、パッキーは今回はいたって普通なんですね。
ラストのアオリで指摘されているように、むしろパッキーがツッコミ役。
こういう役割のシフトチェンジが気軽に出来ちゃうんですから、なかなか器用な漫画です。
またなにげに上手かったのが今回の構成。
パッキーとスティギーの対立と、アナウンサーと県知事の漫才。このふたつの流れがラストで合体して、パッキーとタコピョンを結婚させる事になってるんですよね。
いやー、無駄のないいい構成だと、今回は妙に感心してしまいました。
感想後記
といったところで、今週はここまで。
来週は、野々上大二郎先生の読切『無刀ブラック』が掲載。
昨年は弓道部ものの読切『サジタリ』が本誌掲載となった先生ですが、今回はまたちょっと違った作風っぽいですね。
前回もなかなか読ませてくれた先生だけに、今回も期待しています。
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