【ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■康穂ちゃん登場
■音の攻防
■二階の秘密
■康穂ちゃん登場
大弥との戦いも大詰め。
おおーっと、康穂ちゃんがちゃんと来てくれましたかー。
家政婦のミタこと虹村さんに脅迫されたにもかかわらず、それを跳ね除けてやって来てくれました。
これは嬉しいっ。
着々と定助に対する想いに目覚めつつある康穂ちゃん。
定助も康穂ちゃんのことは特別な想いがあるようですし、この二人のラブラブっぷりはジョジョリオンの最たる特色となりつつあるように思います。
これまでのジョジョシリーズでは、そういう恋愛要素が本筋で描かれたことはほとんどなかったですからね。
一種のボーイミーツガールの王道にこれからなってゆくのか。
ボーイミーツガール物が大好きな私としては、期待がどんどん膨れ上がってしまいます。
しかし、その大切な康穂ちゃんの記憶を奪われてしまっている定助。
康穂ちゃんを見てもなんにもひっかかるものもナシですか。
ちょっとは期待したのに、これは残念。
大弥の記憶を奪う力はホンモノってことですねー。
康穂ちゃん、これにて一時撤退。
でも勘のよい康穂ちゃんは、これで定助がかなりヤバイ状況だってことを分かってくれました。
前回の吉良吉影宅でもそうでしたが、康穂ちゃんはほんとよく「わかってくれる」子ですねー。
こういう子、奥さんに欲しい。
勝手な思い違いで浮気とか疑われる事とかなさそうですし(笑)。
■音の攻防
目の見えない女の子が自転車で買い物に行こうってのも凄いですねー。
実際、盲目の方がスポーツで自転車に乗ることもあるそうですが、それにはしっかり併走車がついて指示をだしたりするようです。
普通の人がやるのはけっこう大変な事なんじゃないかと素人考えで想像されます。
それはさておき、ここの定助の作戦はちょっと焦りすぎだったんじゃないですかねー。
ソフト&ウェットで声を再生し、自転車の後ろに乗っているように偽装して、実は木の枝にぶらさがっているというこの作戦。
自転車をこげば重さで簡単にバレてしまうでしょうしねー。
定助、いよいよ追い詰められて大きな賭けに出たってことでしょうか。
かくして、作戦は当然のように失敗に終わり、ここでなんとスタンドの記憶を奪われてしまった定助!
なんと、スタンドまで奪えるのか!と驚いたのですが、厳密にはスタンドそのものじゃなくって、スタンドを使えるという記憶を奪われたみたいですね。
しかし、たとえば自転車を運転する記憶を奪われ、そもそも自転車の概念そのものの記憶まで奪われたりしたら、自転車には絶対乗れなくなると思うんですよ。
同様に、スタンドの記憶を奪われたら、スタンドを使えなくなるのも道理。
大弥のスタンド、なかなか恐ろしい力じゃないですかー。
まぁ、奪える対象の記憶を選べないという弱点はありますが。
しかし、定助のこの一見無理がある作戦は、実は時間稼ぎだったのではないかと思われる事態が次に発生。
なんと定助、大弥のケータイを隠していました!
隠したケータイが鳴るのを時間の問題と考えて、それで無茶な作戦にまで出たってことなんじゃないですかねー。
あるいは、スタンドを奪われることまで計算のウチだったのでしょうか。
いやー、定助、最後の作戦はなかなかお見事。
冷蔵庫の扉が閉まる音をソフト&ウェットで再現し、実は開いている冷蔵庫の明かりで陰を踏ませる。
発想としてはクローゼットの明かりを利用した時と同じですが、しかし今回は定助がスタンドを失っているという状況が違う。
公平さと言う面ではこれ以上ないくらい公平ですわ。
だって定助には記憶がないんですから、そうやって騙そうとしているっていう意志がないんですもんね。
また、大弥としてはスタンドを失った定助はすでに恐れるに足らずと、完全に油断していた面もあるでしょう。
また、康穂のことでカンカンになって冷静さを失っていた事も功を奏しました。
かくして、定助の作戦は見事にド嵌まり。
かなり賭けの部分も大きかったと思いますが、それにして時限爆弾のようなこの作戦、なかなかに面白いトラップでありました。
あれですね、今回は大弥が目が見えないという特徴があったからなんでしょうけど、最近のソフト&ウェットの使い方は「音」に凝っていますねー。
なんだか、やはりエコーズを連想してしまいます。
今後ともこういう使い方が続いてゆくのかはわかりませんが、やはりいろいろと応用幅の広そうな能力だよなぁと改めて感じました。
あと、エコーズと言えば康穂ちゃんはスタンドに目覚めないんですかね?
あの噛み跡のような傷は、なんだったんでしょうか。
■二階の秘密
というわけで、ついに記憶を全てとりもどすことに成功した定助。
敗北した大弥は、案外これからいい子にしてくれそうで、定助もその大弥をいいように操っちゃってますね。
ほっぺたにキスしてケータイを取り上げちゃったり、なかなかに定助もやりおります(笑)。
かなり身勝手な大弥ですが、こうやって定助がいい感じに導く形にすれば今後は大丈夫そうって思えました。
そしてついに、東方家の禁じられた階段の上に侵入する定助。
大弥によれば、例のマークは本屋のマークとのこと。
ほほう、本屋ですかー。
吉良の腕と、この東方家と、そして本屋。
いったい、どういう関係があるんでしょう。
二階にあったのは、なんの変哲もない書斎。
しかし、その本棚の一角、一冊の本にそのマークが!
なんと、その本のタイトルは、
『スティール・ボール・ラン・レース全記録』!!!!
著者は、初代 東方憲助!!
おおおおお!!
ここでスティール・ボール・ランが絡んできますか!!
いったい、あのレースと、このジョジョリオン、どんな関係があるっていうんでしょうか!
もしや、例の聖人の遺体が絡んできたりするんでしょうかね!
ちょっと強引な見方ですが、見方によればこのマークは、人の身体をあらわしているようにも見えなくもありません。
もしや、またもや聖人の遺体を巡る戦いが勃発しようとしていたりするのでしょうかね!
あるいは、聖人の遺体とはまったく違う、初代ノリスケだけがレースのなかで知りえた、なにか新しい秘密が出てきたりするのでしょうか。
いやー、これはビックリしました。
「スティール・ボール・ラン」という文字に、なんだか異様にテンションが盛り上がっちゃいましたわー。
これは次号がすっごい楽しみ!
■外部リンク
・荒木飛呂彦 公式サイト[JOJO.com]
・ジョジョリオン感想 #010(@JOJO)
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