■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・パッキー
・ぬら孫
・銀魂
・【代原読切】DOORCONBOURO
・H×H
の5本でお送りいたします。
現存!古代生物史パッキー
お、今週はちょいちょいとパロディを挟んできましたね。
探偵漫画に、脱獄ものに、それでもボクはやっていないとか。
あんまり露骨にパロディばっかりやっちゃうとマニアックになりますが、このくらいのサラッとした力加減がいいのかもしれませんね。
今回は推理にしっかり頭突きを絡めてきたのも上手かったし、個人的には容疑者5人にインタビューした時のパッキーの反応がいちいち面白かった。
「おいおいな」
っていう意外とぞんざいなフレーズが妙にツボでしたわ(笑)。
【センターカラー】 ぬらりひょんの孫
おお、四周年突破!
ぬら孫もずいぶん長期連載って感じになってきましたねー。
今回も、毎年恒例のキャラクター人気投票を開催ということで、見開きカラーでズラリと並んだそうそうたるメンバー。
こうして見ると、やっぱり羽衣狐さまがダントツの魅力だなーとしみじみ。
いつかふたたびご尊顔を拝する日が来ないものか。
あと、美男美女に埋もれ、さらにページの境目で埋没ぎみですが、ひさびさ登場の山ン本さんにほっこりと。
やっぱりこの人いいキャラしてるわー。
でも、人気投票はちょっと望めないんだろうなぁ。
私、ああいうキャラ好きなんだけどなぁー。
さて、本編では土蜘蛛&ゆらさんコンビが御門院水蛭子(ひるこ)と対決。
水蛭子の左腕が炎ってところから、土蜘蛛はこいつに勝って腕を一本補充するのかな? なんてアシュラマン的な事を予想していたのですが、水蛭子は残りの手足までおかしなことになっていましたか。
もはや全身が人体ではない、半分作り物の人間なのかもしれませんな。
この戦い、土蜘蛛コンビが勝ちそうなフラグもあれば、負けてカマセとなり、次のリクオに継投されそうなフラグもあって、どうなるのかなかなか読めません。
京都編であれだけ猛威を振るった土蜘蛛ですから、そう簡単にカマセになってもらっては困るのですが、まぁ相手が陰陽師最強軍団とあっては、どうなることか。
ワンピのロー対スモーカーもそうですが、こういう主役以外同士の対決って、どっちに転ぶか分からない面白さがありますねー。
銀魂
怒涛のアクション編。
階段逆さ落ちからの洞爺湖を使っての反転飛び上がりとか、銀さんトップギア状態ですねー。
なかなか今週は見所満載、かっこよかったです。
なるほど、元将軍をブッ飛ばすのではなく、じいやを連れ出して逃走という解決策だったんですね。
確かに元将軍を本当にブッ飛ばしてしまっては大変ですし、その後着地点が見つけづらい。
こうやって逃走に入ったとしても簡単な着地点はないとは思いますが、これが現実的な方向性かなと思います。
しかし、読者としてのカタルシスはまた別の話で、いくらブッ飛ばしちゃマズイ相手とはいえ、読者としてはやっぱりブッ飛ばしてもらいたいって思う人が大半なのではないですかねー。
このあたり、どういう着地点を用意しているのでしょうか。
しかしここで、銀さんの白夜叉時代に浅からぬ因縁を持っているらしい、朧という新キャラが登場。
おおー、まさかこういうタイミングで銀さんの過去が絡んでくるとは思いもしなかった。
いったいどんな因縁の関係なのか。
銀さんの過去含めて、これは興味深い展開になってきましたねー。
【読切】 DOORCONBOURO−ドア、こん棒、炉−
ブリーチ休載の代理原稿として、三原すばる先生のショートショートギャグが掲載。
シュールなノリのわりには分かりやすさもあってけっこう面白かったです。
シュールなギャグは、ともすると独りよがりになりがちですが、そのへんの力加減が上手いんですね。
個人的にツボだったのは、森ガール編では森ガールの「いやなきもち!」「ニイハオ」など、センスを感じさせてくれるセリフ。
ワンピース編は、ジャンプの看板漫画に畏れを知らぬ暴挙で大いに楽しかった。
そして、去れ、ゴリラ、チンパンジーの妙にカッコイイおじさんと、妙に冷静なツッコミの間合い。いや、なかなか上手いじゃないですか。
ラストのダジャレで落としておいて、自分でツッコムのも面白かったです。
しかし、最後の担当のアオリが上手すぎた!
こう最後まで読んできて、一番火力の高い笑いを誘われたのが担当のアオリっていうのは、ちょっと担当を恨んだ方がいいのかもしれませんぞ(笑)。
HUNTER×HUNTER
ハンター×ハンター、ここでついに連続掲載ストーーーップ!
休載入りとなりましたかー。
最近は冨樫先生の腱鞘炎再発の影響もあってか、原稿がかなり荒れていた感じがあったのでこれも仕方ないかと思うのですが、それにしてもここのところ本当にジャンプを盛り上げてくれていただけに残念は残念です。
でも、これでまた充電期間に入れますから、ふたたび連載が始まった暁にはまたまたドッカンドッカンわたしたちを沸かせてくれると、そう信じておりますよ。
さてしかし、これまた凄いタイミングで休載に入ったものですねー。
会長の息子を自称する、ビヨンド=ネテロが登場し、全世界の反対を押し切り、暗黒大陸への進出を目論むという、怒涛の新章開幕。
暗黒大陸はジンが生涯かけて目指しているような感じだったので、暗黒大陸進出がこう大々的にイベント的に盛り上がるというのが意外でした。
また、会長のそっくりさん登場というのも大いにサプライズ。
そして、パリストンとジンとがどちらも十二支んを脱退し、パリストンはビヨンドの元に、ジンもカキン国にってのも興味を引く展開です。
すっかり魅力的な人物として作品に定着した二人だけに、こうやってふたたび話の中心になってくれそうなのが嬉しい限り。
またさらには、V5(近代5大陸。国連みたいなものかな?)から十二支んに、ビヨンドの狩(ハント)命令が出たというのも面白い。
いやー、最初から最後までサプライズのオンパレード。
新展開にぐぐーっと興味を引きつけられます。
いったいぜんたい、ここからどんな話が展開されるのでしょうか。
パリストンがいるとなると、十二支んとはいえそうそう簡単にビヨンドはハントはできないでしょうし。
ジンがどう動くのかも気になるところ。
カキン側につくのか、それともまたチードルさんたちを助けてくれるのか。
ゴンやキルア、レオリオやクラピカ、ヒソカたちはこの話に関わる事ができるのかってところも気になるところです。
そして何より、会長の残した遺言(メッセージ)ですか。
自分の死後、「息子」が登場することを先読みしていた会長は、どんな言葉を残しているのか。
これは興味深い。
冨樫先生もあとがきで言ってますが、ほんとすごいヒキですねー(笑)。
なんという放置プレイもあったものかと(爆)。
先が楽しみで楽しみで気になってしょうがないわけですが、しかしまぁ、ともあれ冨樫先生の体調がまず何より大切ですよね。
まずはしっかりお休みくださいと。
充電期間をしっかり取って、またまた構成練りまくりの濃密なハンター×ハンター復活を、心から楽しみにしています。
感想後記
といったところで、今週はここまで。
ハンター×ハンターが休載に入ったことで、命の繋がった連載というのもあるわけですよね。
でも、ST&RSはさすがにこれだけまとめに入っていますから、ここからさらに続けるってのは難しいところかと。
ハンターとスターズの抜けた穴を埋めるため、またまた新連載攻勢と来るのでしょう。
この前の新連載2本がどちらも連載経験者だっただけに、今度はまったくの新人作家ってことになるんじゃないですかね?
最近は質の高い新連載が続いているだけに、またいい作品が来るんじゃないかなと、期待してしまいます。
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御門院家強いですなぁ〜。最初は清浄の子孫と寿命を伸ばす術を使うという建前だけですと強そうではありますが今のリクオ達には物足りない気がしましたが先週辺りから御門院家やばいと思いました。今週気になったのは御門院家が京妖怪まで襲っているところですかね。晴明についていかない妖怪は清浄の対象になるのかな?あるいは御門院家と晴明の意志には食い違いがあるのでしょうか?晴明は羽衣狐を地獄に送りましたが晴明自信妖怪を率いて千年魔京を想像するために人の心はいらないということで落としたのでしょうから悪く思ってはいなさそうですけど。
>銀魂
まさか銀時の過去にまで踏み込むとは思いませんでしたね。まぁ、先代将軍は鈴蘭編より前からいろいろとボスフラグが建っていましたが。自分としては高杉とかが絡んできそうな気がしますがいつ絡んできますかね?サブちゃんと共謀していて江戸城潜入も本音は鬼兵隊関連でしょうし。
新たな強敵として相応しい存在感が出てきましたねー。
感想では触れませんでしたが、空から大量の大蛇がっていうスケール感は映像的に素敵な演出でした。
>京妖怪まで襲っている
お、言われてみればそうですね!
事故的に巻き添えになっているだけなのか、それとも京妖怪も意図的に抹殺対象としているのか。
京都編ラストで、京妖怪たちは晴明についてゆくことを選ばなかったと私は記憶しているのですが、それを理由に清浄対象になっているのかもしれませんねぇ。
>銀魂
最初はコミカルだった話がいつの間にやらドシリアスな物語の渦になっていたりする銀魂。
いつもながら物語展開が独特で面白いですよー。
高杉も絡んでくる可能性、あるかもしれませんねー。
その時歴史が動いたな大事件に発展してきましたが、どう銀魂流に盛り上げて、そしてまとめ上げてくれるのか、楽しみですわ。