2012年02月15日

週刊少年ジャンプ2012年11号 感想<後編>

 さーてでは後半の感想に行きましょう〜。

■前編の感想はこちら




 後半の感想は、

・スケダン
・ぬら孫
・H×H
・パッキー
・めだかボックス
・ST&RS
・【番外編】鏡の国の針栖川

 の7本でお送りいたします。



SKET DANCE

 なんすか今週の火力の高さは!
 接着剤まみれになったボッスンが、見る見るあられもない姿に。
 ボッスンのリアクション芸のバリエーション、クオリティの高さに終始笑いが止まりませんでした。
 つーか涙流して笑っちゃったのは久々でしたわ(笑)。
 って、今これを書くために見直してもまだ笑えるし。

 もうね、今週はすべてが素晴らしい。
 最初から最後までひっじょーに火力の高い一回でした。

 あと、「抱きついてやろーか!!」と言われて頬を染めたヒメコ。
 これですねー。
 個人的にポイントかなり高しです(笑)。



ぬらりひょんの孫

 泰世も秋房も、ふたりとも百石を戦いから離れさせようと気遣って、こいつら絶対百石に気がありますよね。
 百石をはさんで、なにか因縁でもあったんだろうかとか、ちょっと妄想してしまいました(笑)。

 しかしなるほど、祢々切丸の強さは花開院家千年の想いですか。
 陰陽道のテクニックうんぬんというよりは、人の思いの蓄積こそ最強ってことなんですね。
 妖の強さの源が「畏」であるのに対して、それに対抗できる人の力は「想い」なのかもなーと。
 
 ああなるほど、だからこそ持つべきものが持たなければ本当の力を発揮できなかったという事なのでしょう。
 刀単体では力はまったくないんですな。
 持つ者に想いが受け継がれて初めて意味がある。
 そして、折れない千年の想いだからこそ絶対に折れないと。
 ここは妙な説得力がありました。

 振りぬいた刀から放たれた謎のエネルギーが、おびただしい死体の群れを薙ぎ払い、消滅させる。
 いやー、ド派手〜〜。
 竜二の解説では退魔の力が発揮されたとの事ですが、いやー、つらら達に当たらなくって本当によかったですねー(笑)。



HUNTER×HUNTER

 ついにジンとの対面を果たしたゴン!
 いやー、まさか、こんな状況で果たされるとは思いもしませんでした。
 ゴンの大きな目的が、ついに果たされてしまったんですねー。

 しかし、ゴンの第一声がとにかく予想外でした。
 そうか、ゴンにとっては念願のジンに出会えたことより、カイトが取り返しのつかないことになってしまったこと、蟻との戦いで自分が決定的に足手まといになってしまったことのほうが大きかったんですね。
 開口一番、謝り、へたくそな説明で事情を一生懸命説明しようとするゴン。

 これはなんというか、変な話ですが、とてもすがすがしいシーンでした。
 読み手のこちらとしては、もしかしたらジンとの再会で最終回になるのかも? なんて見方をしたりしていたわけなんですよ。
 あるいは再会を先延ばしにするために、ジンがあがいて姿をくらましちゃうんじゃないかとか、あるはゴンが踵を返して、今はまだ会える時じゃないとか言っちゃうんじゃないかとか。
 いろんな予想を立ててはいたんですが、そうですよね、ゴンの立場で、ゴンの心で考えてみたらそれしかない。
 どこまでも素直でまっすぐな、これぞゴン。
 実に納得の答えでありました。

 そして、散々野次られブーイングを浴びながら、ジンの言葉もなかなかいい。
 仲間に謝る時のルールは、次はどうするか、そいつと約束する事。
 そしてそれを絶対に守る事。
 これ、実世界でもとっても大切な事ですよね。
 謝るっていうのは、本当に難しい事ですよ。
 タイミングとか、どういう言葉を選ぶかとか、なにもかもが至難です。
 なるほどね、次をどうするかと、それをしっかり実現する事ですか。
 それをちゃんと相手に約束するっていうところもポイントなんでしょうね。
 ゴン、大切な事を父から学びましたね。

 さらに、ジンから一筋の光明が。
 なんと、カイトの念能力“気狂いピエロ”には「ゼッテー死んでたまるか」と本気で思った時にだけ出る番号があると。
 女の子に転生したのは、もしかするとその力によるものだったかもしれないぞと。
 おー、なるほど!
 だとすると、元のカイトに戻れる可能性も、まだまだあるってことにならないですか?
 完全に元に戻らなくとも、記憶が戻ったりすることはあるかもしれないぞと。
 おー、希望が見えてきましたぞー。

 一方、選挙戦のほうは、ゴンのパリストン投票の決定的トドメもあり、パリストンが完全勝利をおさめました。
 ここまでは当然として、いやー、まさかパリストン、そこからの会長職辞職って!!
 ドギャーーーンって感じでしたわー。
 いやー、すっかり騙された。
 というか、まったくもって弄ばれましたわ〜〜。
 完全におちょくられた感満載ですねー。
 こちらとしては、パリストンに完全に協会をゆだねる気でいたのに、読者含めてなにもかもまるごと手玉に取ってくれましたかー。
 協会員はもちろんのこと、これってつまりネテロ会長の遺言までおちょくって弄んだ事にもなりますよね。
 ここまで来ると、もはやアッパレとしか。

 いやー、物凄いヤツじゃないですか。
 ハッキリ言って、次を担うことになったチードルさんじゃ、まったくもって敵うわけがない化け物ですよ。
 いやもう、今後の協会がめちゃくちゃ心配です。

 しかし、そんなパリストンでも、会長を思うとき、こんなに神妙な顔になるんですね。
 会長相手にジャマをしていた時は本当に楽しかったんでしょう。
 今回の選挙戦も、パリストンにとってはその続きを楽しんでいただけだったのかもしれません。

 パリストンにとっては、全力で人のジャマをする事がとにかく生き甲斐なんでしょうね。
 今回も、ある意味で会長への弔いというか、パリストンなりのはなむけだったかもしれないなーと、ちょっと思いましたよ。
 でも、会長なき今となっては、そのパリストンのあり方を誰も受け止めきれず、それがハッキリわかってしまったことがパリストンとしては寂しくてしょうがないのかもなーと。
 このむなしさで、あらためてパリストンは会長を失ってしまったことを実感したのかもしれません。
 そう考えると、このとんでもない男も、ちょっと寂しいヤツなのかもなーと、シンミリ思いました。



現存!古代生物史パッキー

 おー、もはやギャグ漫画では伝統となった、ドラクエの中に入ってみようの回じゃないですか。
 最早このギャグは完全にテンプレートになるほど開発されていて、大概のネタはかぶりそうなものなんですが、いやーさすがパッキー。
 やはり頭突きで破壊っていうネタはとにかくインパクトが大きいですわー。
 伝説の剣を頭突き折って即ゲームオーバーってだけで噴き出しちゃいましたよ。

 シュールなのは、このドラクエのセオリーをパッキーがまったく知らない事なんですよね。
 普通はドラクエのセオリーを知っている主人公がそれを再現するため苦労するのに、それをまったくしないからこそ生まれるギャップの笑い。
 仲間達のキャラもちゃんと立ってるし、いやー、何気にこの漫画はいろいろと上手いと思います。

 しかし、人間側の代表者はすっかり猛る乳……じゃなかったタケル父になってきてますねー(笑)。



めだかボックス

 パッキーと同じくこちらもドラクエネタ……かと思いきや、さすがめだかボックス、クリア不能のとんでもないクソゲーとは(笑)。
 なるほど、ハッキングしないとクリアできないゲームで、希望が丘さんの本質を引き出そうということでしたか。
 ロボットと人間の定義という非常に難しいテーマにどこまで踏み込んでいいのか、実は私もまだぜんぜんよく分かってないのですが、なるほど、力をセーブしていたのがめだかの気に入らなかったというのは至極納得のゆく話でした。

 しかし、それは今回のように対希望が丘用の設定がされているゲームであればという条件がつく話で、そうでない場合にはいろいろとブチ壊しにしてしまう危険を伴う話でもありますよねー。
 だからこそ現実世界は難しいわけで、それが良いか悪いかはまた別の話として、10点以上差のついた試合でバントをするなとか、盗塁するなとか、そういう不文律で世の中けっこう成り立ってたりするものなんですよね。

 まぁでも、めだかの采配のおかげで希望が丘の苦悩を共有することができた候補生達。
 着々とその絆を強めていってます。
 果たしてこの中から、誰が会長候補になるんでしょう。
 能力のバランスや高さとしては喜々津、リーダーシップでは鰐塚さんって感じですが。



ST&RS−スターズ−

 さぁついに来ましたこの瞬間が。
 巨大宇宙船が降り立ち、中から現れる宇宙人。
 おー、なんというか、美しい。
 人間のような目を持っているけど、ちょっと大きめで、鼻も口もなさそうに見えるこのミステリアスさ。
 足もつま先のほうがなんか不思議な感じになっていて、手は、これは不定形?
 それとも全身がこういう流体のような、ガス?みたいなものでできているんでしょうか。
 なかなかいいじゃないですか。
 頭だけが本体で、あとは思念でコントロールされているって事なのかもしれませんねー。

 ふむふむ、期待の膨らんでいた宇宙人像でしたが、ひとまずその期待にしっかり応えてくれました。
 宇宙船のデザインもなかなかかっこよかったですしねー。

 さぁ、ではここから、いったいどんな会見が始まるんでしょう。
 いよいよ次回、クライマックス?



【番外編】 鏡の国の針栖川

 いやー、なんとも実にいい意味で下らない、水着お尻おっぱいにてんこ盛りの素晴らしい番外編でありました。
 実質、やはり前回が最終回だったんですね。
 今回はあくまで番外編。
 あまりにこれまでの本編とは毛色が違うために、コミックスには収録しませんってのはちょっとファンとしては寂しい話かもしれませんが、しかしそれも分からないでもない。
 かなり異質な回でした。
 でも、これはこれですごく楽しいんだけどなー。

 なるほど、本来の針栖川はこういう方向性に行くはずだったんですね。
 やはり連載ってのは難しいものなんだなーと、改めて考えさせられました。
 こういうギャグ回をのんびり展開して行った方が、結果として人気が取れていたのか。
 それとも、展開を早く進めるため、シリアスな展開をガンガンやっていったほうが結果よく働いていたのか。
 どちらがよかったのかなんて、ホントわかりませんもの。

 でも、私としては叶先生のストーリーテリングの上手さを堪能できた今回の針栖川は、かなり好きでしたよ。
 欲を言えば、それをやりつつ今回の番外編のようなオバカギャグ満載のサービス満点だったら、本当に最高なんですがね(笑)。
 いやいや、それはさすがに欲張りすぎか。
 うーん、やっぱり漫画って難しい。

 ともあれ、叶先生本当にお疲れ様でした!



感想後記

 ということで、またもやってきた漫画入れ替えの季節。
 次号より、『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』古舘春一先生によるバレーボールもの『ハイキュー!!』がスタート。
 さらにその次、13号からは『どがしかでん!』濱田浩輔先生による恋愛ファンタジー『パジャマな彼女。』がスタート。
 どちらも連載リベンジとなるふたりですねー。
 はたしてこのダブル新連載が、どんな新風をジャンプに吹かせてくれるのでしょうか。



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