■前編の感想はこちら。
後半の感想は、
・銀魂
・めだかボックス
・H×H
・ST&RS
・ぬら孫
・鏡の国の針栖川
の6本でお送りいたします。
銀魂
銀魂、なんと唐突に最終回!!
いやー、まさか銀魂が終わるなんて夢にも思ってなかったんで、すっごい驚いちゃいましたーー。
……とかとりあえず言っておきますか(笑)。
しかし、その最終回を盛り上げる演出として、まさか担当編集の骨折に加え、アニメのほうの不祥事(?)までネタにしてしまうなんて。
潰れたレンホー回を自虐ネタとしてしっかり回収してしまうあたり、さすが空知先生ですわ。
そうか、悪いのは金時だったのかー(笑)。
SKET DANCE
ハンター協会選に乗ってきたのか、スケットダンスもここで選挙ネタ(笑)。
しかし単なるパロディではなく、スケダンらしいドタバタバトルになっててしっかり面白かったです。
男子に負けないために候補を一人に絞ったり、票数で負けていれば時間稼ぎの牛歩戦術に出てみたり。
こういう時の女子の結束の高さ、計算高さがちょっと意外でこれまたニヤニヤさせられました。
でもまぁ、なんだかんだで結局非常に仲の良いクラスって感じですよねー。
これからもずっとこんな感じで役者が多いのかと思うとすごい楽しみ。
つか、これだけ役者が多いというのも、ちょっと考えものですね。
盛り込めるネタが豊富すぎて、話をまとめるのが凄い大変そう(笑)。
篠原先生、3年生編大変そうですが、ぜひとも頑張って下さい。
あと、今週やっと気づいたんですが、サーヤは別クラスだったんですね!
小田倉くんの女子制服モデルで気づかされました(笑)。
当然一緒のクラスだとばかり思いこんでいたんですが、これはちょっと残念。
しかし、あえて別クラスにしたってことは、きっと何かありますよねー。
いったいどんな仕掛けが用意されているのか、3年の恋愛パートも楽しみです。
めだかボックス
おー、安心院なじみ、やっぱりこの黒髪制服姿のほうが好みだなぁー。
善吉の発案した、「これまでの主人公を過去の遺物にしてしまう主人公」とやらの前準備のため、善吉は3年前の安心院なじみと戦うことに。
しかし興味はやっぱりその善吉のアイデアのほうにどうしても行ってしまいますなー。
本当にこれまでの主人公を過去の遺物にしてしまうのだとしたら、いったいどれだけ罰当たりなアイデアなのか。
ってことは、つまりはめだかボックスがそれだけ罰当たりな事をしちゃうよっていう宣言に他ならないわけですからねー!
うーん、スリリング。
これはとても興味深い話です。
HUNTER×HUNTER
投票率95%が達成され、いよいよ候補者の絞り込みが開始された選挙戦。
しかしこうやってズラリと候補者が並ぶと、誰がいいんだかさっぱり分からなくなりました。
この人なら会長にして大丈夫って、そう確信できる人がいないんですよねー。
チードルさんが一番できる人かと思っていたら、どうやらパリストンにはやられっぱなしの印象ですし、「あらゆる膿を出しつくします」っていうマニフェストの潔癖さも、ちょっと行き過ぎな気もしないでもなかったり。
もちろんこの「膿」というのは「パリストンおよびパリストンに毒された部分」という意味なんでしょうけど、こういう巨大組織のリーダーともなると清濁併せ呑むところもないといけないだろうなーとも思うんですよね。
なので、ちょっとこのマニフェストを見る限りチードルさんはちょっと偏りすぎかなーと。
あと、ジンもどうやらかなりの嫌われ者っぽいですし、これも会長はないだろうなと。
その他の候補となると……うーん。
よく知っているレオリオ、モラウ、ビスケ以外は、初登場ないしは最近登場したばかりなので、これも判断に困りますね。
いったい誰が新会長に就任することになるんでしょう。
個人的にはレオリオを推したいところなんですけどねー、でもさすがになんぼなんでも実力&経験不足もいいところか(笑)。
一方、キルア&アルカの旅路は、一気にイルミとのバトルモードに!
おおお、まさかいきなり襲い掛かってくるとは思いもしなかった。
てっきり病院くらいまでは様子見してくるものとばかり思っていたんですが。
密告者から伝え聞いた情報で事情が変わってきたようです。
ふむー。
密告者って誰なんでしょうね?
イルミの針にやられているとしたら、本人も気づかずに密告者になってたりすることもありそうですから、忠誠心にあついゴトーやカナリアという可能性もあるでしょうしね。
誰もがアルカを守ろうとしないということで自分しか信じようとしないキルアですが、そのスタンスが功を奏しそうです。
しかし、手を結びながらもイルミとヒソカ、面白い攻防を見せてくれますねー(笑)。
なるほど、ヒソカとしては最重要なのは自分の命というのは変わらないとしても、ゴンを助けられるなら助けたいということなのかー。
これは、キルアが画策しているアルカの謎攻略法をヒソカに話すことが、最大の協力者をゲットすることに繋がるかもしれませんねー。
ふーむ、でもそういう流れになるかどうか。
さてさて、恐ろしい鬼ごっこが始まってしまいました。
ハンター試験編より提示されてきたキルアとイルミの歪んだ関係が、ここについに花開くって感じですねー。
ちょっと前にヒソカがイルミを測って95点とつけたシーンが光ってきます。
ヒソカが十二支ん以上に評価する恐るべき存在イルミ+ヒソカの追跡を、はたしてキルアはかわしきる事ができるんでしょうか。
これはスリリング極まりないわー。
ところで、これは誰もがツッコんでる所だとは思いますけど、
「ボクがキルアを殺るのはアリかい?」
なんちゅー手をしとるか!!(爆)
ST&RS−スターズ−
でっけー!
なんだコイツ!!
あの巨大な椅子のモニュメントは、単純にこいつらサイズだったってことなのか!
というか、この姿はまるで宇宙そのものって感じがしましたよ。
目、鼻、口は、渦巻銀河がそこに見えているって感じですし、身体はそこだけ宇宙を切り取って持ってきたって感じです。
ということは、物理的な身体ではなく、なんらかの精神的存在とか、そういうことなんでしょうかねー。
うーん、会談そのものはまだまだ先の話ですが、いったいどんな宇宙人なんだか先が楽しみになってきました。
どんな奇想天外な出会いが、そこで待っているんでしょう。
ぬらりひょんの孫
巨大モビルスーツ青行燈!
斬っても無駄の無敵の強さを誇る青行燈の秘密は、どうやら東京中の人間達の畏ってことみたいですねー。
ということで、鍵を握ることになるのは当然清継くん!
いつのまにやら奴良組本家に堂々と入れてもらっちゃってる清継君たちにすっごいワクワクものだったのですが、ここでいかに「噂」を断つか。
リクオたちの命運はまさに清継君の双肩にかかってきたというわけですねー。
いやー、ここまで重責を担うことになるとは思いもしなかった。
がんばれ、清継くん!
ところでフッと気づいたのですが、東京中の人たちがリクオを恐れ、リクオを殺さなきゃと思っているってことはですよ?
それもまた、ひとつの畏なのではないでしょうか。
この恐怖を、リクオの畏としてリクオの力に逆に取り込んじゃうことができれば、一発大逆転もできたりしないですかね?
いわゆる、「逆に考えるんだ」ですね。
リクオに対する噂を消そうとするんじゃなく、逆にどんどん煽りたて、リクオ恐るべしという噂をもっともっと誇張しちゃう。
誇張しすぎて、「リクオ無敵!」っていう噂になったとき、リクオは青行燈以上の力を手に入れちゃったり出来ないでしょうか(笑)。
うーん、まぁ「噂」を畏に変換できたのは圓潮ならではの技でしょうし、あの香炉みたいなのがあったおかげってことなんでしょうけども。
鏡の国の針栖川
うはっ! こんな掲載位置でどうした針栖川!!
来週はセンターカラーということですから早期打ち切りってことはないんでしょうけど、ちょっとドキリとしてしまいました。
ここ最近は咲効果でテンションが最高に高いんですから、打ち切りなんてとんでもないです。
そして今回は咲のお部屋に初突撃。
そうか、これからは咲のとこにも行けるようになったんですね。
露出担当でもある咲との生活となると、今後も針栖川は楽しみが増えそうですな〜なんて、ヨコシマな事を考えていたら、針栖川がちょっとよからぬところに気づいてしまいましたねー。
咲になら、告白してもOKをもらえるかもって?
いやいやいやいや、それはちょっとどうだろう。
咲には既に、自分が真桜に告白しようとしているってことを言っちゃってるんですから、そんな事をしたら嫌われるって事、充分ありそうじゃないですか。
そしたら一瞬でアウトですってば。ヤバイヤバイ。
それはそうと、咲の「バーカ」は最高に可愛かった!(笑)
うーん、たしかにこれはやられるわなぁ。
あと、針栖川のイメージでは、真桜が触れることの出来ない天使のような存在であるのに対し、咲は抱きついてきたりする、体温の感じられる存在なんですな。
これはなんかよくわかって面白かったです。
感想後記
といったところで今週の感想はここまで。
今年のジャンプもこれにて終了、次週からはもう2012年版スタートなんですねー。
一年なんてほんとあっという間です。
ところで、先週号の尾田先生の巻末コメントで触れられていた読切『競技ダンス部へようこそ』の横田卓馬先生ですが、なんと月刊ヤングマガジンでの連載デビューが決定していたようです。
参考→漫画史を揺るがす大事件勃発!!
原作は、ジャンプ感想界でも有名なThe 男爵ディーノの架神恭介さんによる、『戦闘破壊学園ダンゲロス』。
タイミング的には、ややグレーなものを感じてしまうところも否めませんが、まぁしかし一人の作家の素晴らしい才能がこうやって世に出られるってことを、素直に嬉しく思います。
でも、ジャンプとしては「してやられた」って感じなのかもしれませんねー。
うーん、ちょっと残念。
といいつつ、コミカライズされたらたぶん買いますけどね(笑)。
あー、『ダンス部』が載った46号は、ちょっと捨てられなくなったなー。
これまで集英社関連で掲載された横田先生の読切は、どれもよっぽどの事がない限り単行本にはならないでしょうからね。
ひさびさに、これは切り取ってファイリングかな。
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