2011年09月20日

週刊少年ジャンプ2011年41号 感想<後編>

 さて後半の感想です。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・こち亀
・めだかボックス
・H×H
・ぬら孫

 の4本でお送りいたします。



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 街中に怪物フナムシとか、立派にB級ホラー映画じゃないですか(笑)。
 しかし、でっかければ安上がりとはいえ、これだけでかいとなーんかあんまり美味しそうには見えないですよね〜。



めだかボックス

 いやー面白いっ!
 トレジャーハンティング編のクライマックスを飾るに相応しい、見事な知恵比べ展開。
 鰐塚さんがあっけなく敗北し、次なる挑戦者ツッキーがチームプレイと言う正解を見出し、めだかを翻弄するパスワーク。
 これでめだか攻略かと思えば、黒髪ファントムちゃんとした版に阻まれ、そこでめだかが全ての種明かし。
 なるほど、このトレジャーハンティング自体が、彼女達5人の友情を試すものだったんですね。
 しかし、そうやって種明かしをすることで終了ムードを流しておいての、さらなる逆転劇!それも2連続!
 いやー、トドメとばかりのこの怒涛の展開、盛り上がりました〜。本当にお見事でした!
 いやもう、たったの一話に、どれだけビックリネタを仕込むんだと。
 めだかボックスはキャラクターの魅力や言葉遊びの面白さなどもありますが、この強烈な展開速度も大きな魅力なんだよなーと改めて思いました。

 しかし、最後の安心院なじみの微笑が実に不気味。
 いったいコイツは何を考えているんでしょうね〜。
 次なる展開がまた楽しみです。



HUNTER×HUNTER

 キメラアント編、後日譚その2。
 今度はハンターチームのその後。
 ゴンの姿はシートの影になって見えませんが、かなり危機的な状況の様子。
 いったいどんな姿になっちゃってるんでしょうか。

(12歳の少年が

 一夜で…あんな無惨な…)


 なんていう言葉がありましたし、もしかして、成長を行過ぎてそのまま一気に「老衰」しちゃってるんじゃないだろうかとか、いろいろと怖い事を妄想してしまいます。
 あれだけの反則的パワーを引き出したのですから、どんな反動があったところでおかしくはないですよねー。

 そのゴンを救うために力を尽くそうとするノヴさんとキルア。
 ここでキルアは何をしようとしたのでしょうか。
 その手に充電用のスタンガンのようなものが握られているところを見ると、どこかへ高速移動しようとしたのか。
 はたまた、もしやなんらかの「戦闘」を考えていたのか。
 キルアが知っている強力な治療の力といえば、グリードアイランドの大天使の息吹くらいではないかと思うのですが、もしかしたら、キルアはもう一度グリードアイランドをクリアしようとでも考えたんでしょうかね。

 と、そこに、とんでもない一報が。
 なんと、あのコルトの妹レイナの生まれ変わりと思われていた女王蟻の娘が……

「あたちはレイナじゃないもん!!

 あ た ち の 名 前 は

 カ イ ト で す !!」


 なんという奇跡ッ!!
 カイトは生まれ変わっていた!!
 未熟児として生まれ、他のキメラアントのようにすぐに成体になることのなかったこの子ですが、なんと、正体はカイトだったのですか!!
 それも、性別まで変わって!
 あ、いや、カイトが男だって誰が言いました?
 もしかしたら、カイトはもとから女性だったのかもしれませんよね!(笑)

 そうか、そうだったのかーー!
 カイト、生きてたんだ!!
 ピトーによってゾンビにされてたから、肉団子にされなかったものとすっかり思い込んでいましたが、そうではなく、一部は女王に献上されていたのかもしれませんね!
 あるいは、本当に輪廻転生か!
 いやー、なんにしろよかった。

 もしかしたら、これでゴンは復活できるかもしれません!
 いや、きっと復活してくれるはず!
 念は心の作用。
 心に希望が生まれれば、念は復活するかもしれませんしね!
 蟻にされたパームが心を取り戻したのだって、そういう奇跡でしたもん。
 充分そういう可能性は作品内で提示されています。
 おおお、希望が見えてきましたね!
 うわーー、嬉しいっ。
 この壮絶で暗澹たるキメラアント編のなかで、先週もそうでしたが、ようやっと温かい光が見えてきましたよー。

 しかし、冨樫先生もお人が悪い(笑)。
 まさかカイトにこういう答えを用意しているなんて。
 先週のレイナのエピソードで一応のヒントになってて、あれ? じゃあこっちの娘は誰なんだ? って分かるようになってたのかもしれませんが。
 でも、これじゃぜんぜん分かりませんって〜(笑)。
 いやーすっかり騙されました。

 そしてラスト、王とコムギの様子を見守っていたパームが、終わりを告げました。
 ああ、ついにその時が訪れたのですね。
 いったいどんな終局を迎えたのか。
 コムギには少なくとも生き残って欲しいと思うのですが……さて、どうなるか……。



ぬらりひょんの孫

 いきなり清継くんが顔面パンチ食らったのかとおもってチョーびびってしまいました(笑)。
 クセのある黒髪って、ちょっと紛らわしいわい、この蜘蛛妖怪め!

 と、ここで清継君を救ってくれたのは青田坊。
 おお、なにかとこの2人は縁があるようですねー。

 青田坊に、

「ボクの友達(マイファミリー)だかね」

 と決めてみせる清継君、かっこいい!
 もともとはコミカルだった清継君の日常セリフが、まさかこんなにかっこいい熱血ワードに化けるなんてなぁ。
 うーん、感慨もひとしお。
 あ、でも単に熱血ノリっていうわけじゃなくって、元の清継君のコミカルなベースがあるからこそかっこいいんですよねー。
 やっぱりこの漫画のムードメーカーは清継君なんだよなーと再確認いたしました。

 また、すっかり現代人な青田坊にびっくりする清継君も面白かった(笑)。
 妖怪に憧れを抱いていた清継君が、ついに妖怪に会うことができた本章。
 ここから清継君のなかで、どんな風に妖怪観が変わってゆくのか、それとも変わらないのか、そのあたりも楽しみです。
 まぁでもいずれにせよ、この戦いが終わったらきっとまた楽しい学校生活が待っているんでしょうね!
 それが凄い楽しみです。

 一方、まさに地獄絵図となった渋谷では、おお、鳥居さんと巻さんが巻き込まれておりました!
 周りの女の子をパニックに陥らないよう落ち着かせたり、誘導して上に逃げさせたり、巻がすごい頼りになるなー。
 鳥居さんを守りながらナイフを構える巻がすっごい頼もしい。

 しかし、その前に現れたのは、鳥居さんを捕らえてあの地下鉄の妖怪を生み出した鏡斎!
 恐怖のどん底に落ちる鳥居さんが最高にヒロインしていてかわいいですわー。
 さぁ、またも鳥居さんは鏡斎の手に落ちてしまうのか!
 リクオは今度は妖怪化した鳥居さんや巻を相手にしなきゃいけないんでしょうかねー。
 これはやっかい。



まとめて

 バクマンの感想本編で触れ忘れましたが、また漫画内漫画の人気投票をやるんですね!
 そうですねー、今度はどの漫画を実際に読んでみたいかなぁ。
 タイムリーさで考えたら『ぱんちらファイト』なんですが、あとはパンチの強さで言ったら『宇宙ゴキブリマンガ』も凄い気になるんですよね〜(笑)。
 まぁ、でも普通に人気投票と考えたら、ここはやっぱり伝説的最終回を迎えた『CROW』かなー?
 前回のラッコ11号がなかなか面白かっただけに、今回もとても楽しみです。

 ということで、後半はちょっと短めになりましたが以上で終了。
 次週のジャンプは、TVアニメ放送開始直前ということでハンターが巻頭カラー。
 キメラアント編のクライマックスがどのような決着を迎えるのか、楽しみと言うか、なんと言うか、状況が状況なだけに複雑な心持ちであります。

 あと、斉木楠雄がまたまた登場ですけど、もうこれって半レギュラーですから驚きはないですね(笑)。



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