2011年08月26日

【速報】ディ・モールト驚愕!『ジョジョの奇妙な冒険』が実写映画化ですとーッ!?

 なんと! あの『ジョジョ』が実写映画化するとの速報が入ってきました!
 第一報をツイッターで見たときは一瞬デマでは? といつものように頭をよぎったのですが、情報源をたどると週刊文春の記事というではないですか。

【特報】「ジョジョの奇妙な冒険」が“実写”と“アニメ”でそれぞれ映画化決定ィィ―――ッ!!(追記:集英社「現時点では何も決まっていない状態」)

 「スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃」とはまさにこの事。「ジョジョの奇妙な冒険」が実写とアニメで、それぞれ映画化されるとの事ッ! 情報が掲載されたのは、「週刊文春」9月1日号の、「シネマチャート」(110ページ)の下、「こぼれ話」という小さな記事。判明した情報は下記の通り。

・「ジョジョの奇妙な冒険」が実写とアニメで、それぞれ映画化される。

・実写とアニメは、別々の映画会社が製作に乗り出す。

・実写版には超人気アイドルのキャスティングが噂に上っている。

・公開はどちらも来年夏以降の予定。

 製作会社やキャスティング、そもそも何部が映画化されるのか、気になることはディ・モールト尽きないが、まずは続報を待とう。


追記:
実写化できるのか?「ジョジョの奇妙な冒険」実写映画化にファンは大騒ぎ!集英社は「現時点では何も決定してない」 - シネマトゥデイ

 まさに大騒動となってしまった“実写化”ニュースについて、同作の著作権を持っている集英社に取材したところ、「どこからそういう話が出たのかわかりませんが、現時点ではなにも決まっていない状態です」という回答が返ってきた。映画配給関係者は、「よくジョジョの映画化についての質問を、マスコミから受けますが、まったく聞いていません。コミックなどの漫画家には、プロデューサーが企画を考えて、キャストの候補を出しながら、映画化に向けて出版社との話し合いが始まるもの。映画化と言っても、どこかのプロデューサーが企画を考えている段階でどこかからか漏れたのではないでしょうか?」と話す。
 ひとまず現時点での、集英社オフィシャルのコメントは、「映画化については現時点では何も決まってない状態」、との事。真実から出た『誠の行動』は、決して滅びはしない。ジョジョ映画化は真実なのか、それとも…!?




 ということで、なんとも驚きのニュースが入ってきました。
 最初に知った時は、てっきりハリウッドあたりかと思ったのですが、いやーまさか邦画がやるとは。

 キャストは誰なのか。
 第何部を舞台にするのか。
 三部以降ならスタンドの表現はどうなるのか。
 ジョジョ独特の濃いコスチュームはどうなるのか。
 あのジョジョ立ちや奇抜な擬音は再現できるのか。
 いろいろと疑問や不安がメキメキと出てきます。

 申し訳ないんですが、私が感じた第一印象は、「不安」でしかなかったです。
 もちろん「ダメ」だろうという否定ではなく、ちょー「不安」なのです(笑)。

 ジョジョは、あまりにも漫画でしか出来ない表現方法を確立しちゃっていると思うんですよ。
 それこそ、唇を緑色に塗っちゃったりしても、それがおかしくない世界なんですよね(笑)。
 しかし、実写でそれをやっちゃったらまず失笑でしょう。
 でも、だからと言ってそういうジョジョならではの世界の色合い、独特の奇抜観はなくすわけにはいかないのが難しいところだと思うんです。
 ジョジョ立ちもそうだし、例の擬音もそう。
 それがないとむしろジョジョじゃないだろうと、たぶんほとんどのジョジョファンはそう思うのではないでしょうか。
 そういうバランス感覚、ものすごく大変だろうなーと思うんですよ。

 ほんとうに、いったいどうやってと思わざるをえません。
 映画プロデューサーが「これならいける!」というアイデアを得たのだとしたら、ほんとその人は天才、鬼才と言うしかないと思います。
 コミック的手法を用いた実写化で、これはうまいなーと思ったのは『300』ですが、ああいうように画像に特殊加工をほどしたりして独特の世界の色合いを表現するんでしょうかね。

 そもそも、どんなアイドルがやっても、よっぽどうまくやらない限りコスプレにしか見えなくなっちゃうと思うんですよね(笑)。

 そうですねー、やるならやっぱり日本が舞台の、第四部になるんじゃないかなぁ。
 杜王町を舞台にして、ロケ地を仙台にすれば、震災復興支援の経済活動にもなるかもしれないですし。
 そして、どうせ誰がやっても似てない、違うって言われちゃうでしょうから、最初からオリジナルキャラってのはどうでしょう。
 そしてオリジナル脚本で。
 スタンドなどの基本概念と、ジョジョらしい作風、アツさ、頭脳戦や心理戦、マニアックな雰囲気などのみを抽出した、スピンアウト作品的な立ち居地にしちゃったほうがいっそ作りやすいのではないでしょうか。

 とはいえ、集英社のほうもまだなんとも言えない状況のようす。
 早く本決まりになってくれるといいですねー。
 不安とか言いつつ、それでも私は観に行きますとも(笑)。

 あ、でも、実写だったら、荒木先生ご自身がほんのちょい役で出てきたりしたら面白いですよね〜。
 それこそ、あっさり殺されちゃう一般人とか(笑)。
 タランティーノみたいに殺されるの、荒木先生も好きそうじゃないですか。



 そして、劇場版は実写だけではなく、アニメのほうも話が動いているとの事。
 アニメ映画化と言えば数年前に『ファントムブラッド』が公開されましたが、あれとは別企画なんでしょうか。

 これも第何部が舞台になるんでしょうねー。
 個人的には大好きな5部を強く推します。
 ギャングが主役というピカレスクロマン、超絶スピーディでわかりやすい展開、列車上や氷上など、見栄えのする各ステージ、ポンペイやヴェネツィア、ローマのコロッセオなど、名所名跡をめぐる背景の美しさなどなど。
 まるで一流のスパイアクション映画みたいに、見栄えのする映画になると思うんですよねー。
 どうでしょう。


 いやーしかし、ジョジョも30周年を越えてなんだかいろいろと目玉企画連発ですね!
 相変わらず不安ですが、こうやって書いてたら不思議となんだかすごい楽しみになってきましたぞ(笑)。
 スタッフ達が考える、ジョジョはこうでなきゃいけないっ!っていうこだわりがちゃんと伝わってくる作品に仕上がってほしいです。



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