2011年08月10日

週刊少年ジャンプ2011年35・36合併号 感想<後編>

 いやっほーい夏休みだぴょーん!!
 何して遊ぶかなーーっ!!
 あ、でもとりあえずジャンプ感想を書かないとだーー!
 いやっほーーい!!

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・【金未来杯】叢鋼
・スケダン
・いぬまる
・べるぜバブ
・ブリーチ
・magico
・ぬら孫

 の7本でお送りいたします。



金未来杯エントリーNo.4 叢鋼−ムラハガネ−
※金未来杯の感想方針についてはこちらをご覧ください。

 金未来杯4本目は、やしろ学先生による近未来サイボーグ・ポリス・アクション。
 これは凄い作品がやってきました。
 何が凄いって絵が凄い。
 1ページ目の1コマ目からしてやられました。
 この薄暗い通路の、壁に貼られた広告、剥がれたタイル、乱雑に入り組んだ配管や送電線……。
 情報密度の高い背景描写のおかげで、一発で世界の雰囲気が伝わってきました。

 全体的に考えると、ストーリーはよく出来ていますが、まとまりのいい王道テイストな印象で、別段飛びぬけて凄いと言えるほどではないように見受けられます。
 キャラクターもちょっと個性派ぞろいで魅力的ながら、そこまでインパクトがあるわけでもない。(ひょっとこの上司は妙にエロかっこよくって素敵でしたけどw)
 しかし、漫画を読み終えて感じたのは、これはスゲェ!!って印象なんですよね。
 それだけの印象度を植え付けているのは、やはり、絵の力なんですよ。

 明暗くっきりしたアメコミ風のコッテリさと、大友克洋風のクールな線。
 勢いのある、コマから飛び出しそうになるアクションの大胆な構図と、極めてレベルの高い演出。
 械人たちの、シュールでスタイリッシュでどこかグロテスクなデザイン性。
 フキダシに遠近法がついたり、タバコの煙が書き文字になっちゃったりするポップさ。
 そして何より、所狭しと盛り込まれた背景情報の濃密さ!
 玄関のボタンの下に「接触不良です。強く押して下さい。」とか、ストーリーにはまったく関係ないような貼紙があったりね。
 こういう細かくきざんだ背景情報が、生きた世界を作り出すのに成功しているんじゃないかと思うんです。
 絵がとにかく魅力的なこの叢鋼ですが、その絵が一番よく描き出していたのは、なによりこの世界観ではないでしょうか。
 正直、キャラクターの会話シーンは、終始ぎこちない説明セリフになってしまっているようであまり惹きつけられなかったのですが、しかしこの世界観の魅力でそんなことはまったく気にならない面白さでした。
 いやーこれは好きだなぁー。

 犯人の、美少女を守るという大義名分をちゃんと否定してから桃山を怒らせ、それでなおトドメを刺さない。しっかり警察しているところも筋が通ってて感心しました。
 最後、械人に安易に必殺技をブチかますのではなく、わざと外して脅しに使っていたってのがクールでしたよー。

 これだけの漫画が描けるのでしたら即戦力だと思うんですが、しかしあえてさらに課題を考えるとしたら、キャラクター達の生き生きした会話じゃないのかなぁと思いました。
 まぁ読切の中で設定をしっかり紹介しながらドラマ展開もしなければいけないってことで、なおさら読者に優しい説明口調になってしまったってことはあると思うんですが、そのへんもさらに武器にできたら、これはなかなか強力な若手出現だなーと思いますよー。

 あとは、連載になってもこのクオリティをちゃんと維持できるのかってところが心配なわけですが、まぁ、そこは若さで頑張って欲しいなと(笑)。

 さて、そんなわけで「金未来杯グリメガ勝手にランキング」に参りましょう。
 画力は、さらなる成長も見込めそうということで90点というちょっと高すぎるかもしれないポイントをつけさせていただきます。
 ストーリーは奇抜なところはない、よく見る形でありながら、最後のほうでしっかりと、らしくまとめる手際が気に入ったということで65点。
 オリジナリティはそんなわけであまり見られないながら、絵の魅力で個性付けを頑張っていたということで60点。
 設定(連載に向くか)は、警察対犯罪者と言う構図ならいくらでも展開可能だろうということで65点。
 キャラについては、よくありそうなキャラクター配置という感じで、さほど飛びぬけた魅力は感じなかったものの、やはり絵の魅力でしょうかねー。かなりカッコイイ連中っていう気にさせてくれました。ということで65点。

 そんなわけで、総合点数は70点という、これまででかなり飛びぬけた点数となりました。
 さぁ、残る金未来杯エントリー作品は2本。
 ここからどんな戦いが展開されてゆくのでしょうか。



SKET DANCE

 今回はミモリンのお宅拝見。
 丹生家の気持ちのいいくらいのやりたい放題さ加減に終始ゲラゲラ。
 まず、玄関にエレベーターで上がってから同じエレベーターで地下に降りるって、どんなアホですかと(笑)。
 しかもその地下で待っているのはまさにスペースコロニー!
 ひとつの街を所有してるって、しかも総資産が5京円って!!
 日本の国家規模以上の存在じゃないですか(笑)。
 丹生家に助けてもらったら今の世界の経済危機とかちょちょいのちょいで好転しちゃうんじゃないのかと。

 そして、極め付きはミモリンパパ登場シーン。
 まさかのカーニバルでお神輿状態!(爆)
 ここは狂気の世界か!
 ちょっと宮崎駿に似てるところにも噴き出してしまいましたがね(笑)。
 なんともいい味出してるなぁ〜ミモリンパパ。

 いやー、たしかにこんな世界で育ってきたらミモリンもちょっと浮世離れしてしまいますわなー。
 むしろ今の状態がむしろ奇跡のような常識寄りだったのだと、改めて思いなおしました(笑)。



いぬまるだしっ

 いぬまる4コマ漫画祭り。
 4コマはやめたほうがいいと言うたまこ先生の忠告が、実にリアルで重い(笑)。
 そうか〜。
 なるほど、4コマは4コマで本当にしんどいんですね。
 考えてみたら、今回だって15本もネタを投入してきたわけですからねぇ。
 そういうことを毎週やらないといけないとなったら、そりゃあ血反吐を吐く思いをすることでしょう。
 やっぱり、メゾン・ド・ペンギンで苦労していただけあって、大石先生の言葉は説得力が違うなぁ〜。



べるぜバブ

 アレ? ほんと、ポロリは?



BLEACH

 月島と銀城のタネあかし。
 なるほど、銀城の余興のために石田は記憶を操作されずにすんだってわけでしたか。
 なんともまぁ気まぐれな奴らだこと。

 そして、ついに絶望的な状況に追い詰められてしまった一護。
 せっかく手に入れた力を奪われ、大切な人々の心も奪われ、なにもかも失った絶望に絶叫する。
 と、その胸を後ろから貫く刃!
 振り向くとそこには浦原さんと一心パパ!
 なんと、この人たちまでが!?
 とおもったら、そうじゃなかった!
 なんと驚き! ルキア!
 浦原さんたちはルキアを連れてきてくれていたのか!
 ルキア……髪切った?(笑)
 一瞬山田花太郎かとおもっちゃったのは秘密ですよん。

 さぁ、死神の力の設定は忘れてしまったのでどうしてかはよくわからないままに、胸を斬魄刀で貫かれた一護、ここでついに死神として大復活っ!!
 死覇装のデザインも、さらにオサレに決まっております!
 いやー盛り上がってまいりました!
 一護、逆襲開始だ!



magico(マジコ)

 さぁ、ついに来ましたエマタイム!
 今週は、追い詰められたエマが頑張ってくれました!
 折れたシオンの剣をふりまわし、敵わないながらも全力を尽くそうとする健気さよ。
 そして、首をつかまれながらも、

「もっと みんなと…

 一緒にいたいっ…!!!

 ずっとずっと…

 一緒にいたいよう…………っ!!!」


 と涙を流す姿のいとおしさよ!
 うん、やっぱりこの漫画の主人公はエマであったのですなー。

 そして決着をつけたのは、やはりと言うべきか、エマとシオンの小指と小指をつなぐ赤い糸!(笑)
 愛の絆で大逆転ですわー!

「大丈夫…この指輪をした時から――…

 俺達はひとつ

 ずっと一緒だ エマ

 儀式が終わったって…

 その先もずっと…!!!」


 儀式のためだけじゃない、心からの愛の宣誓!
 ひさびさに素敵な純情、いただきましたっ!!(笑)
 それに元気に「…はいっ!!!」と返事をするエマの笑顔も、花がパッと咲いたようで最高に眩しかった!
 やー、やっぱりええなぁこのふたりは。

 そして、どうやら長兄の心を解きほぐすのもこのエマの言葉だったようですね。
 さぁ、次週どんな着地どころが待っているのでしょうか。
 できたらなんとか穏便なところで済んでくれたらいいのですが。



ぬらりひょんの孫

 清継君が!
 なんとネットでリクオの変身を目撃っ!
 なんとまさか、こんな形で真相を知ることになろうとは!
 清継君のここからの行動が本当に気になりますねー。
 うーん、件の予言とか、百物語の流したウソ情報とか、いろいろと混乱させられたりしてきっとかなり苦しむでしょうけど、でも最後はしっかりリクオに協力してくれることを信じてますぜー。
 清継君は、なんといってもこの漫画の一番の清涼剤なんですからね!

 一方で、毛倡妓があやしげな動きを……。
 これはいったいどういう事なのか。
 百物語組の誰かが化けているにしては、ちょっと内情に詳しすぎなような気もしますし(元から三つ目八頭に化けてた山ン本のかたわれなら可能か?)。
 本当に毛倡妓なのだとしたら、たとえ裏切ったとしても首無を亡き者にしようと言うのだけはどうにも理解に苦しみます。
 どういうことなんでしょう。

 実は以前から気になっていたのですが、この毛倡妓、四国編の時に奴良組幹部みんながリクオの杯を受け取った時に、この毛倡妓だけが受け取るシーンが描かれてなかったんですよね。
 まさかとは思いますが、実は元々裏切り者……というか、百物語組が忍び込ませたスパイだったとか?
 いやいや、それはちょっと時系列が合いませんか。
 毛倡妓が奴良組入りしたのは、江戸時代の百物語組との戦いのちょっと前の話ですからねー。
 うーむ、考えるほどによく分からなくなってきました。
 シンプルに、催眠にかけられたりして、操られているというだけならまだよいのですが……。



まとめて

 というわけで今週の感想はここまで。
 いやー、冨樫先生がまたまた帰ってきてくれてほんとよかった。
 巻末コメントでは「出来る限り長く頑張ります」なんてまたも弱気な事を言ってくれちゃってますが(笑)。
 まぁでも、期待しないで期待しまくってますので、よろしくおねがいしますよ、先生♪

 さぁ、そして私は明日から夏休みーっ!
 僕は遊ぶのです、やっほーい!(普段から遊んでるとか言わない!w)



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