2011年07月04日

週刊少年ジャンプ2011年30号 【めざせ宇宙飛行士!近未来SF新連載『ST&RS』開幕!−メルヘン王子グリム終了号−】 感想<前編>

 始まるものがあればまた終わるものもあるのが世のならわし。
 今週のジャンプは、私の好きな作品が一本終わり、そしてまた好きになれそうな作品が始まりました。
 悲喜こもごもいりまじる複雑な心境で読む今週のジャンプ。
 さぁ、さっそく感想行きましょう。





 前半の感想は、

・【新連載】ST&RS
・ワンピ
・トリコ
・バクマン
・ナルト
・こち亀
・magico

 の7本でお送りいたします。



【新連載巻頭カラー】 ST&RS−スターズ−

 原作:竹内良輔先生、漫画:ミヨカワ将先生による新連載。
 すぐそこに、未知の地球外知的生命体とのコンタクトを控えた近未来。
 宇宙飛行士をめざす少年少女たちを描く、とっても爽やかなSF新連載。

 いやーこれはいいですねー!
 読後感がなんとも爽やか。
 そして明るい夢が拡がってワクワクしてきます。
 これまでのジャンプにはちょっとなかった宇宙飛行士、宇宙人とのファースト・コンタクトという題材も真新しくて面白いですし、そもそもこういう素直なSFという題材が、私なんかにはとっても懐かしくて(笑)。

 まずは、絵が新人とは思えない上手さ。
 アイシールド21の村田先生を思わせるタッチですが、さらに柔らかさを加えたような、不思議な魅力を感じます。
 個人的な好みも大きいのでしょうけど、キャラがすんなりと受け入れられる魅力を持っていたので、私はいたく気に入りましたよー。
 特にフィフィー・コリンズ校長が色っぽくって素敵(笑)。
 表情表現や演出も豊かでレベルの高さをうかがわせてくれますし、これはかなりいける新人さんの登場だぞと、ちょいと圧倒されました。

 話作りもなかなか上手いですね。
 主役3人のキャラクターはテンプレートながらも、平凡ではない、しっかりとした魅力があります。
 特に、宙地渡(あまち わたる)くんのクールで知的ながら、嫌味がないところがいい。
 どうしてもこういうキャラは、主人公より最初超有能だったりして、序盤のライバルとして嫌味な役どころになりがちですが、そういうのがないところがいいなーと。

 人類の命運を大きく揺り動かすであろう地球外生命体とのファースト・コンタクトを控え、どうやらそれの一番大事な鍵をにぎってるっぽいのが、主人公の白舟真帆(しらふね まほ)ってのもこの先の大きな楽しみ。
 かなりの三次元空間把握能力を持っているというところで、私みたいなガンダム好きは「すわ、ニュータイプか!?」とか思ってしまうわけですが(笑)。

 しかし、ともかく今主眼となるのは、なんといっても真帆や渡くんたちの入学試験。
 彼らがどんな才能を開花させ、試験を乗り越え、大人たちを驚かせながら成長を遂げてゆくのか。
 そんなところに期待が膨らんでいきます。
 なんだろう、すっごく素直にこの作品の先が楽しみですよ。
 見ているとおもわず顔がほころんでしまうような、将来が楽しみな子供達をみつけた大人の気持ちといったところでしょうか(オヤジ臭いなw)。
 宇宙の神秘と、人類の命運がかかる壮大な物語舞台を卒なく描きながら、でもやっぱり少年少女のドラマという中心軸から足場がブレていない。
 ここのところに一番この作家チームの上手さを感じましたねー。

 いやー、これはまた大型新人が出てきましたよー。
 あんまり新人さんに期待しすぎるのもよくない気もしないではないのですが、これはちょっとどうしても楽しみになっちゃいます。
 あ、でもこういう作品は、やっぱり昨今のジャンプにないだけに、読者層に受け入れられるかどうかが一番の壁になるんでしょうね。
 頑張って欲しいものです。
 うむ、ともかく来週が楽しみ。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



トリコ

 うわー、いい話じゃー(涙)。
 最後のページ、トリコが喪服姿で現れたところでグッと来てしまいました。
 こういう話、わたし弱いんですよ〜。

 しかしなるほど、美食屋とは、手段であって目的ではない、か。
 一番大事なのは何か、それはきっと人それぞれ違うんでしょうけど、でもそれを見失ってはいけないよと、そういうことなんでしょうね。
 今回は、トリコという漫画の、実はけっこう大事なところをさらりと描いた、良質の短編だったのではないでしょうか。

 あと、最低なヤツが買う価格だから「最低価格」ってのは、なかなか上手いことを言いましたね(笑)。

 よっちジイ、天国で奥さんとふたり、お幸せにね。



バクマン。

 どうかなーーーこれ、PCP。
 勝ちましたかねーー?
 たしかにこのカラー扉を使ったトリックの数々は圧倒されるくらいで面白い。
 でも、ここまでCROWの作品描写がなく、PCPだけ手の内が明かされてしまってると、やっぱりPCP負けちゃったかなーと思ってしまうんですが。
 作劇上、勝負ものにおいて、先に手口が明かされた側ってのは、敗北しちゃうものですからねぇ。
 なにかまだ、PCPが奥の手を隠し持っていれば別なんですが。
 そういうフラグも、ないようなんですよね。

 しかし、この最後の速報結果を見た服部さんと雄二郎さんの反応も気にかかるんですよね。
 これって、どういう結果だったんでしょう。
 雄二郎さんの表情はどうとでも読み取れるんですが、服部さんの顔は少なくとも勝っているようには見えません。
 予想外の大負けか、あるいは、超僅差の接戦状態なのか。

 ここからはメタ的な考え方になってしまうんですが、はたしてここで亜城木夢叶は、新妻エイジに勝ってしまっていいんでしょうか。
 もちろん新妻エイジのCROWが終わってしまうのはどうなんだろうと思わないでもないんですが、しかし、あのエイジならば、二作目もきっととんでもないものを持ってきてくれるだろうという絶大な信頼感があるわけです。
 あえてここで亜城木コンビが勝利せずとも、よい勝負をして亜城木コンビにとって得るものさえあれば、バクマン的にはよいのではないかと思ってしまうんですよね。
 それになにより、まだまだ亜城木コンビが新妻エイジに勝つには早すぎるんではないかと、そう思ってしまうんですが。
 さぁ、はたしてどうなるんでしょう。

 それはそれとして、綺麗な顔をした雄二郎さん、これは笑った(笑)。



NARUTO-ナルト-

 なるほどねー。
 白ゼツを使った撹乱作戦は、ナルトを引きずり出すためのマダラの作戦だったわけですかー。
 なんというか、結果的にはナルトがそれ以前に自分から出てきていたことで、ひねくれた言い方ですがマダラの作戦を上回る速度をだしていたと。
 それによってもしかすると、マダラの作戦を覆す事ができるんじゃないかなーなんて思ってしまいました。
 マダラの作戦通りに動かされる結果となりながらも、マダラの対処を超えるスピードを出してしまえば、その蜘蛛の巣の網を突き破ることもできるんではないかと。
 ナルトの暴走癖が、すごくいい結果を生むことになってくれるのかも?



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 いや、なんというか、映画による原作破壊ネタをこち亀がやるってところが刺激的だなぁ〜とか思っちゃったんですが(笑)。
 まぁしかし、映画との信頼関係がないかぎりこういうネタもできないですよね〜、なんつって。



magico(マジコ)

 おーっと、マジコが本格的にバトル漫画っぽくなってきましたぞー。
 汚い手を使う敵に対し、シオンの頑張りが健気でいい。
 エマやルーの悲鳴、応援が悲壮感をもりたてます。

 しかしその反面、バトル展開になることで当然エマの出番や純情ラブな場面が激減してしまうであろうことも予想されてきます。
 そういったパートこそがこの漫画の一番の魅力だと思うんですが、どうなっていくんでしょうね。
 エマには、ただ守られているだけじゃない、健気なエマにしかできない頑張り、活躍を期待したいですねー。

 あとそうそう、扉絵のエマがえらいエッチで驚いきました(笑)。



 そんなところで前半はここまで。
 続きは後半にて。



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posted by BOSS at 22:41| Comment(3) | TrackBack(1) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しまぶーは昔から短編でいい話をきれいにまとめるのは上手でしたね。たけしとかの頃、僕は厨二病まっさかりの中2でしたが、何回か泣かされた思い出があります。金魚の話とか。
Posted by Aつし at 2011年07月06日 11:54
期待の新作「ST&RS−スターズ−」

冒頭、フィフィー・コリンズがメッセージを読み上げるシーンはとても印象的でした。
「おお!」と、思わず声が出てしまうくらい一気に惹きこまれました。
主人公達も、
直感で“発見”して知識で“裏付け”
こういうコンビプレイは見ていて気持ちが良いです。

それにしてもフィフィーさん、お茶目で素敵な女性に育ちましたね。あの発表は本当に初々しかったのに(笑)
Posted by ユーク at 2011年07月06日 17:00
>Aつしさん

 たけしの頃はほとんどまともに読んでいなかったので、しまぶー先生の作品はトリコで初めて触れるような感じなんですが、いやー、読ませてくれますね。
 波乱怒涛のアクションも凄みが合って面白いですが、こういう読ませるお話もできるんだなぁと、しまぶー先生の技の広さに感心してしまいました。


>ユークさん

 すわ天才ロリっ子登場か!と思いきや、あっという間に10数年(笑)。
 でもすばらしい女性に成長しましたねー。

 これまで見なかった題材で一気に引き込み、上手いコンビプレイで魅せてくれる。
 なかなか気持ちのいい新作。
 これは期待ができそうです。
Posted by BOSS at 2011年07月09日 14:01
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Wジャンプ30号感想その1
Excerpt: ネタバレ注意・・・・ってほど書いてないです取りとめのない感想のみでwww今日は夜に中学の役員会があるんで時間ない〜〜何回かに分けて感想アップしますその1はST&RSワン...
Weblog: 徒然”腐”日記
Tracked: 2011-07-05 14:24
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