ワンピがないと後半が火曜日に来るので読まれる方はあんまり関係ないかもしれませんが、書く方となるとこれがけっこう生活リズム狂いますねー。
まぁいいや、とっとと感想いきましょー。
■前編の感想はこちら。
後半の感想は、
・花咲一休
・【読切】斉木楠雄のΨ難
・エニグマ
・いぬまる
・ぬら孫
・メルヘン王子
の6本でお送りいたします。
奇怪噺 花咲一休
鏡の国の冒険。
なるほどねー。
3枚の鏡を弓と矢でどうやって同時に割るのか。
タテ一列に並べて貫通させたんじゃ、それは順に割っていることになるから「同時」ではない。
ならば横一列に並べ、弓と矢でもって割ればいい。
果たしてそれで「同時」に割れているのかどうかは怪しいかも? と不安にはなりますが、結果として鏡妖怪が敗北を認めているんですから、そのへんの技術面はうまくいったんでしょう。
今回もなかなか面白い知恵比べでした。
私的にはしかし、「弓も使う」ってところよりも、撃つ時以外は線も越えていいとか、鏡のほうを動かしてもいいってのが意表つかれちゃいましたよ。
人間、けっこう先入観で盲点ができちゃうもんなんですねー。
なるほど、勉強になりました。
この話で得られる教訓は、やはり「出題は厳密にしましょう」ってことですね(笑)。
【読切】 超能力者 斉木楠雄のΨ難
麻生先生の超能力者ギャグ読切、まさかの続編。
並外れた超能力を持つがゆえの苦悩から、自分の力は誰にも打ち明けず、ひっそりと暮らそうとする斉木くんの日常的トラブルを描く読切。
基本的にボケは相棒(?)の燃堂力が担当し、斉木はツッコミ担当なんですが、この表情ひとつ変えずに淡々と突っ込んでゆくのが徐々にツボに入ってきました。
こういうテンションの低いツッコミって、実は意外と珍しかったりするんですかね?
ギャーッ!て激しく突っ込むばかりが能じゃないというのは、なかなか新しい発見でした。
しかしこう、なんでこの漫画は女っけがないんでしょう(笑)。
せっかく出てきたと思ったかわいい女の子は、ナゾの電柱好き。
しまいに本当に電柱と付き合ってたのには笑ってしまいました。
斉木くんは心の声が聞こえるために人間不信におちいっちゃってるんでしょうけど、いつか燃堂力みたいに心の澄んだ(?)、信頼できる女の子が出てくるといいですねー。
エニグマ
ほっほー。
スミオのテレパスにしっかり制限がついてきました。
テレパスを受け入れる態勢にある者、つまり仲間の心しか読めない、敵の心は読めないというわけで、これはだいたい妥当な線ではないでしょうか。
謎解きメインのこの漫画で敵の心まで読めちゃったら、ちょっと反則的強さになってしまいますものね。
同時に、スミオのテレパスの触媒的な小道具として、ケータイが特殊な画面に変化。
なるほど、これは分かりやすい工夫です。
単に「超能力」というより、こうやって小道具として表現してくれたほうが漫画らしいですし、理解しやすいですもんね。
荒木先生が超能力を題材にするにあたって、スタンドというものを発明されたのと一緒でしょう。
さて、この能力を使ってスミオはどうやって綺島に勝利するのか。
どうやら綺島はちょこっとずつヒントをくれているようですが、やはりこういう時に役に立つのは数奇ケイですかね?
いぬまるだしっ
な ん だ こ り ゃ !!
かけっこの話かと思いきや、ロケットエンジンにミサイル発射に反射バリアーに飛行能力に、しまいになんだかありがたい仏陀モードと来た!!
なんなんですかこの、唐突なライトウィング的超展開!
むしろイナズマイレブン!?(いや、よく知らないけどw)
最後は猛烈な強引さで笑わされてしまいました。
うーむ、大石先生、大丈夫ですよね?
なんか無性に心配になってしまいました(笑)。
ぬらりひょんの孫
変わり果てた山ン本がどこやら地獄のような風景のなかで悶え苦しむ。
なるほど、魂はすでに地獄に落ちていて、妖怪化した肉体ばかりが現世で暴れているとか、そういう状況だったのですね。
なんというか、それはそれで憐れじゃないですか。
それはさておき、今週もまた山ン本無双は続く。
加勢にはいった首無が、圓潮によって捕縛されてしまうというピンチ。
この圓潮は何者なのかな〜と思ってたのですが、こいつも山ン本の肉体から派生してきた山ン本の一部だったんですねー。
それも、「山ン本の口」といいますから、怪談を語ることで神仏になろうとしていた山ン本にとっては一番大事な肉体の一部。もしかすると配下のなかで一番強いのがコイツかもしれませんねー。
そして、あの気持ち悪いジジイこと鏖地蔵もここで登場。
ゾクゾクと立役者が揃ってきました。
首無ピンチすぎ(笑)。
ちょっとこれは過重労働ですねー。
そして、今週はさらにダメ押しとばかりに、魔王・山ン本がその心臓から巨大な刀を作り出す。
この刀のボロボロ具合、見覚えあるぞ!?と思ったら、さもありなん!
その名も、
魔 王 の 小 槌 !!!!!
ドッギャーーン!!
そう来たか!
300年前に四国の隠神刑部狸軍団を粉砕し、現代ではあの玉章を狂わせ、四国八十八鬼夜行編の発端ともなり、さらには羽衣狐さまの手にも渡り、これまでさんざんリクオを苦しめてきた伝説の神宝!
現在は、晴明の手にあるあの最強の魔剣が、なんと山ン本の心臓だったとは!!
いわば魔王の小槌も、鏖地蔵のような妖のひとり……それも極めて強い力を持った……みたいなものだったのですね!
いやー、これは椎橋先生のドヤ顔が目に浮かびます(笑)。
ほんとうに全ての戦いが、まさに山ン本の掌の上で起こっていたって感じじゃないですか。
これまでの物語が、一挙に一本の線で繋がる快感。
バラバラのパズルピースが、一気にガッチリ組み合わさった快感ともいいましょうか。
これは素晴らしいものがありました。
なるほどなー。刀なのになんで小槌?というナゾも、心臓の形を小槌に例えたんだよということなのかもしれませんしね〜。
いやいや、恐るべし山ン本五郎左衛門。
そして恐るべし椎橋先生。
さぁ、来週は鯉伴と黒田坊のはじめての共同作業……じゃなかった、鬼纏(まとい)炸裂でしょうか!
ここは最高にかっこよくキメてほしいですねー。
メルヘン王子グリム
い、いかーん!
連載開始よりずっと押してきたグリムですが、ついに最終打ち切りゾーンまで落ちてしまいましたか!
毎週けっこう面白いんだけどなー。
うーん、おかしいなぁー。
なんとかふんばって逆転ホームランを打って欲しいものです。
さて今週は、きもだめし大会ということで、男子も女子も邪念が巻き起こるドキドキのイベントだったりするわけですが、まさかここで他作品のパロを混ぜてくるとは(笑)。
突然のアルの登場に、思わずギョッとしてしまいました。
さらには今ちょうどブームのエリザベスまで!(笑)
うーん、連載位置がピンチということで、先生もなりふりかまわなくなってきた感じでしょうか。
「色々試行錯誤している」という言葉が異様に切実です。
あと、お決まりの展開とはいえ、かぐやちゃんと白雪さん両方に密着されてるイソッペにちょっとだけ嫉妬(笑)。
白雪さん一筋のはずなのに、
「しかし かぐやも
小学生のくせになかなかどうして!!」
じゃねーよと!(笑)
しかし、首の太いマリー・アントワネットのくだりは笑えつつも普通に怖かったです。
首を斬られすぎて太くなるって、どっから出てくる発想なんだと(笑)。
まとめて
ということで今週はここまで。
ワンピがないとやっぱり一抹の寂しさがありますなー。
ところで、巻末の作者コメントですが、空知先生奇遇ですね!
私もヒストリエの3巻だけ2冊買っちゃったんですよ(笑)。
あれは発売間隔がすっごい長いですからねー。
どこまで買ったかわかんなくなっちゃって、書店で平積されているのを見ると「新刊か!?」って勘違いして、思わず買っちゃうんですよ。
あと、ジパングにいたっては、表紙や裏表紙でまったく見分けがつかなくって、どこまで買ったかさっぱり分からなくなり、買うのが完全にストップしてしまいました(笑)。
そろそろ本棚も整理せんとなーと、思っております。
ジョジョとかワンピとか、いい加減整理しないと、順不同でバラバラにおいてあるのはさすがに感想書きとしてどうなのかと(笑)。
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ハンターハンター復活しないかなぁ(´・_・`)
そうか、最後の釈迦はどこかで見覚えがあると思ったら、ネテロ会長の百式観音だったのか!
ひっかかってたものがとれましたわー。
ハンターハンター、28、29巻連続刊行ということで復活との噂もありますが、どうなるんでしょうね?