2011年06月13日

週刊少年ジャンプ2011年27号 【アイドルは伊達じゃない!モモカ決意の大告白、その結果やいかに!?】 感想<前編>

 というわけで今週もまたジャンプ感想の月曜となりました。
 今週はワンピが休載。
 アニメが絶好調のスケダンが巻頭カラー。
 そして麻生周一先生の読切が掲載されています。





 前半の感想は、

・スケダン
・トリコ
・銀魂
・magico
・バクマン
・めだかボックス

 の6本でお送りいたします。


【巻頭カラー】 SKET DANCE

 先週ラストの、告白一歩手前なモモカのチョコプレゼントシーンから、はたしてどうなるのかワクワクの今週。
 しかし個人的にはかなり予想外だったのですが、のっけから緊張感が高かったです。
 告白側のモモカの、上気しながらの緊張はもちろんいい感じだったのですが、それ以上に、スイッチの緊張感が凄かった。
 一つ一つのセリフの前に、一拍間を置くこのコマ割り。
 息詰まるものがあります。
 こういう時、スイッチの音声入力システムのカタカタいう入力音が、余計に緊迫感を増すんですねー。
 スイッチの心の痛みや葛藤が伝わってきます。

 まぁしかし、まさかというかなんというか、スイッチのスイッチはまだオンになってなかったんですなー。
 本当の意味で、まだ全然決着がついていなかった。
 だからモモカの思いを受け止める事ができなかった。
 むしろ自分はその資格がないと、潔癖に思いつめているのかもしれません。
 そうかー。
 普段はひょうひょうとしていても、本当の意味ではまだまだ全然救われてなかったんですねー。
 今のスイッチなら、心の傷を癒せてなくても女の子と付き合うことはできるんじゃないかと思ってたんですが。
 あらためてスイッチの傷の深さを知って心が痛みます。

 しかしモモカは偉大だった!立派だった!
 ボッスンの言葉通り、モモカは本当に強い女の子なんですね。
 ステージのマイクパフォーマンスを利用し、スイッチに強烈なエール。

「それが何だってんだい

 一度や二度ケチがついたって

 人は何度でも生まれ変われるよ!

 アタイは変わった!

 できない人間はやらない人間さ!

 そんな根性なしは…

『土に埋まって星でも見てな』」


 みんなが自分を変えてくれた。
 むしろそんなみんなのなかの一人の大切な一人がスイッチなのに。
 なんでそのスイッチが、そこで立ち止まったままなんだいと。
 むしろアタイの愛でこじ開けちゃうぞと!
 いやー、この最後のキメのモモカ。
 最高にカッコよかった!
 これは惚れますねー。
 すっかりアニメ版のファンになってる私としては、完全に井上麻里奈さんの声で再生されてしまったわけですが、いやいや〜、シビレました。
 素晴らしいですね、モモカ。
 そんじょそこらのことじゃくじけない。
 むしろ、自分の告白が受け入れてもらえなかった事などどうでもいい。
 そんなことよりもスイッチの心の傷のほうが何百倍も大切。
 大切な人の、重大な問題(たぶんモモカは詳しくは知らないと思いますが、人一人がしゃべれなくなるトラウマということで色々想像はしているんじゃないでしょうか)のためなら、自分はなんだってやっちゃうぞと。
 全力でブチ当たるから覚悟しておきなさいよと。
 サーヤもそうでしたが、腹をくくった女性たちのなんと美しい事か。
 いやー、また繰り返しちゃいますが、今週のモモカにはほんと惚れ直しちゃいました。

 スイッチのスイッチを、いつか押しなおしてくれるのはモモカだったりするのかもしれませんね。

 さてしかし、相変わらず鈍感魔神のボッスン、結局最後まで気づかないままなんですか?
 なんというか、こいつにつけてやれる薬はないものか(笑)。
 ヒメコ、かわいそすぎですってば。



トリコ


 なんでネズミからポテトが生えるの!?
 その発想はいったいどこから!?(笑)
 なにかのダジャレ?
 ネズミ……チュウ……ラット……うーんわからん!(笑)

 そして、女性型のGTロボ、メリアさんが登場。
 コブラアーマロイドレディみたいでいいですねー。
 また、美食會の鳥人間型だけじゃなく、GTロボっていろんなタイプがありうるんですね。
 とすると、それを応用して、小松のためのグルメ界用防御スーツを作れないものですかねぇ。

 なんて考えていたら、トリコも小松のことをしっかり考えていました。
 これからの課題はいろいろあるでしょうけど、まずは小松を守る事。
 ゼブラは音や気泡を使ってアーマーをはってくれたりといろいろと小松を守る手段を持っていましたが、トリコはいったいどんな技を身につけてくれるんでしょうね。
 トリコが自分を守るのに使用する、フォークのバリアーを改良して小松に纏わせるとか、そんな感じでしょうか。
 それともゼブラとはまったく違う手法をとるのか。
 これは楽しみ。

 と、思っていたら、ここで超サプライズの遭遇発生!!
 まさかのスタージュン!!
 初めてその素顔が明かされたわけですが(ですよね?)、それでも一目でスタージュンと分かってしまったのは不思議。
 この風格、たたずまい、迫力、まとったオーラから私も一目であいつしかいない!と悟らされました。
 いやー、すばらしいサプライズ登場。
 ここで素顔もってきますかー。
 いいですねースタージュン。
 カッコイイ!
 グロテスクぞろいの美食會のなかにあって、珍しくイケメンで嬉しかったのですが、人間性もなかなか騎士道精神な印象を受けました。
 騎士道というか、一本筋の通った戦士といった感じですかね。
 どこかその顔の裏に悲しみを秘めたような、不思議な雰囲気があるのがまたいい。

 トリコの永遠のライバルとなるのか。
 はたまたいつか仲間になるのか。
 なんにしろ、他の数ある敵の中でも、やはりスタージュンは別格なんだなーと思わされました。
 たしかに鳥人間ニトロも強烈ですが、こういうかっこいいニヒルな二枚目の強敵って、やっぱり熱く盛り上がりますからねー。
 いずれ戦うであろうその時が本当に楽しみです。

 しかし、スタージュンはなんの食材を探してこんなところにやってきたんでしょうね?
 なにやら、美食會の仕事ではなく、あくまでプライベートな印象を受けましたが。
 これも後々重要な伏線となってくるのかもですね。



銀魂

 蓮蓬軍だから白い悪魔なのかよーとか思ってたら、まんま白いモビルスーツきたーッ!!(笑)
 やりたい放題やりおって!
 これアニメ化したときいったいどういう処理されるんでしょう、すんごい楽しみです。
 そして杉田さんのギレンのモノマネが聞けるかと思うと楽しみでしょうがない(笑)。
 いやー、今週もすっかりやりたい放題やってくれています。
 あと、ゲルググ袋じゃねーよ! ゲルググ汚い音みたいに言うなってーの!(笑)



【センターカラー】 magico(マジコ)

 今週はまたまたセンターカラーを獲得したマジコ。
 連載開始より14話で、たぶんこれで4回目のカラー?
 大健闘じゃないですか。
 そして今回はそのカラーで、お姫様だっこのエマとシオン。
 これがどっちもかわいい!
 岩本先生、なかなかやってくれます。

 さて、新章は、エマのなかのエキドナがふたたび暴走。
 その暴走を止めるため、シオンはひとりで儀式に必要な『プラリネの祝福』を手に入れに走るというもの(一瞬プラナリアクリオネが頭に浮かんじゃったのは秘密…)。
 冒頭より、これまでとうってかわったダーク展開に手に汗握るって感じなんですが、そこでルーがいい味出して緊張をゆるめてくれてますねー。
 バネ仕掛けみたいにぴょーんと飛び上がりながら、気合の入りまくるルー。
 いやいや、かわいいヤツじゃ(笑)。
 なんかこういうの見ていると、手塚治虫作品のヒョウタンツギとか思い出します。
 手塚作品は緊張感の高いシーンが続くと、わざとそれを緩めるために脈絡もなくギャグキャラを出したりするんですよね。
 なんか、ここはそういう作者の呼吸というか、気遣いのようなものが感じ取れてよかったです。

 そして今回は、また新たな仲間となるのでしょうか。
 火をつかう緑魔術師のローグ、登場。
 直情径行というか、考えるよりも先に手が出るというか(笑)。
 なかなかにハタ迷惑な性格のようです。
 というか、こんなヤツがいてよくこの町は今日まで原型をとどめてますねェ。
 それか、もうひとりくらい、どんどん家を建てまくる緑魔術師がいるんですかね(笑)。
 魔法がいっぱいのこの世界では、そういう事が本当にありそうで面白いです。



バクマン。

 そう来たか!!
 新妻エイジが一番作家権を行使しようとしていたのは、なんと自分の作品の、それもCROWのほうだった!
 こんなに大人気の、絶好調のCROWを終わらせようとは、まったく思いもよりませんでした。
 いろいろと先入観に騙されていたんですねー。やられました(笑)。

 しかし、言われてみればごもっとも。
 ジャンプではアニメにもなっている看板作品ともなると、作家ひとりの都合ではなかなか連載をやめられないと聞きますものねー。
 「あともうちょっとだけ続くんじゃ」と言ってから何十巻も続いた漫画を我々は知っています。
 なるほど、その時を見越して、デビュー前から今回の作戦を考えていたとしたら、エイジやっぱりバケモノだなと言うしかないですねー。
 いや凄い。
 そしてカッコイイ。
 一人の作家として作品にどこまでも正直に。
 自分の嫌な作品には絶対にしたくないというこだわり。
 見上げたものです。

 しかし、それによって完全に火がついたのは、例によって福田組の面々。
 作家としてのこだわりは勿論納得だけど、そんなかっこいい終わり方はさせるものかよと、勝ち逃げなんてさせるかよと、CROW終了までに一度でも1位を取ろうと勝負を叩きつける。
 いやー、少年漫画らしい熱いシーンです。
 エイジも、なんだか月くんみたいに口だけでニヤリとわらったりして、「計算どおり」とでも思ってるんでしょうか(笑)、すごく嬉しそう。
 鬼気迫る表情で漫画を描きなぐり、「抜けるはずがないです!」と言いながら、テンション完全にMAXです。

 これはどこまでが計算なんでしょうねー。
 自分の作品に素直でありたいという作家としてのこだわり。
 そして、周りに火をつけてしまいたいという、ある種の計算高さ。
 あるいはどちらもまるっと含めてエイジなんでしょうか。
 あいかわらず、不思議な、つかみどころのない人です。
 そんなエイジだから魅力的なんでしょうねー。

 さてさて、勝負はあと7週?
 一度でも抜くとはすなわち、ジャンプで一位を獲るということですが、はたして福田組にそれができるんでしょうか。
 急激に燃え上がった野心が、いいように働いて欲しいものです。
 ひさびさに少年漫画らしい、正面からのガチ勝負が見てみたいなー。



めだかボックス

 いやいや鰐塚さん、なにも恥じることなんてないですよ(笑)。
 引っ掛け上等!
 そんな頭のよさそうな出題で賢そうなやりとりより、窮地を脱する引っ掛けあい、化かしあいのほうがなんぼも少年漫画として熱いじゃないですか!
 少年漫画としては、むしろそれが王道ってなもんです。

 さて今週は、合流した阿久根書記があれこれ思い悩みつつ、いかに動き、周りを誘導すれば最善の結果となるか、計算高く考え抜いている部分に注目しました。
 ああだこうだ考えつつ、結局は自分がババを引けば丸く収まると考えてしまう阿久根書記。
 こういう考え方はなんだか私的によくわかるんですが、しかし本当にこれが阿久根書記の本性なのか、よくわからないところであります。
 この奥底にもうひとつ、彼には隠し持っているものがあるような気がするんですけどね。
 それがなんなのか、分かってくるのが今回のエピソードなんでしょうか。

 しかし、

「究極的には

 千円払えば裸エプロンくらいには

 なりかねない危うさがある喜界島さん――」


 って(爆)。
 思わず爆笑してしまったわけですが、そう言っていたとおりに自ら裸踊りをしようとする喜界島さんに惚れ直しました。
 なんというか、そこに球磨川がいなくてよかったなぁと(笑)。



 といったところで前半は終了。
 続きは明日アップ予定の後半にて。



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posted by BOSS at 23:12| Comment(2) | TrackBack(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エイジがかっこよすぎる…!
さすがエイジ!サイコーたちにできない事を平然と言ってのけるッ
そこにシビれる!
あこがれるゥ!
予想以上に熱い展開で大満足です!
Posted by D at 2011年06月15日 17:59
 ほんと、エイジは魅力的ですねー!
 主人公を飲んじゃうくらいカッコイイというのは、やっぱり作品にとって大きな財産だと思います。
 いったいこの勝負どうなるのか、楽しみですね!

 ちなみに、重なっていたコメントは勝手ながらこちらで削除させていただきました。
Posted by BOSS at 2011年06月16日 21:58
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