現在中東から北アフリカにかけて、次々と反政府デモの火が拡がっています。
日本のニュースでは、ニュージーランドで起きた大地震のほうに重点を置いて、たまにリビアのカダフィ政権と反政府側の衝突が扱われるくらい。
しかし今、あの地ではかつてない激動、変革の時代を迎えているのです。
ということで、アラブ世界の現在の状況をわかりやすく簡単にまとめてくれたページをご紹介。
■2010年-2011年アラブ世界騒乱(ゆめみがちサロンさんより)
わかりやすくまとめてくれましたねー。
まずはご苦労様でしたと、お礼を言いたいと思います。
改めて地図でこうやって見ると、どれだけ凄いことなのか、よく分かります。
いまアラブ世界は、これまでの歪な秩序をみずから破壊して、かつてない時代を迎えようとしているようです。
むしろこういう仕事を、なんで日本のマスコミはほとんどしてくれないのでしょうか。
国内のニュースばかりでなく、海外の情勢も詳しく知りたいと思っている人は、そんなに少ないのでしょうかねー。
いや、また私のクセでマスコミ叩きになってしまいましたが……。
チュニジアのひとりの青年による、抗議の焼身自殺から始まったジャスミン革命。
チュニジアの指導者が交代することとなったわけですが、この一件がフェイスブックなどのネットを介在して飛び火し、エジプトへ。
そしてエジプトのムバラク政権が打倒されたことで、我も我もと各国へ、まるで枯野に火を放ったように、この反政府デモ、独裁政権打倒、王族打倒の炎は燃え広がったのでした。
最初に焼身自殺をした青年は、まさかこんなことにまでなるとは予想もしなかったことでしょう。
歴史をたった一人で作ることはできません。
もちろんこの青年の行動がなかったとしても、遠からずこういう事にはなったと思うのです。
中東から北アフリカにかけて、まるで限界ギリギリにふくれあがった風船のように、いつどんな刺激を受けても破裂してしまう、そんな状況だったのでしょう。
青年の行動は、そんな時に偶然突き刺さった、たったひとつのトゲだったのかもしれません。
さぁしかし、ここから中東、北アフリカ情勢はどうなっていってしまうのでしょうか。
独裁体制が打倒されたら、自由で豊かな国ができるのか。
それとも、危険なイスラム原理主義過激派が力を強めてしまうのか。
イラクのように、部族間の勢力争いが始まってしまうのか。
イスラエル・パレスチナ問題は。
テロリストの巨大な資金源となっていた王族、独裁者が倒されたら、世界のテロリズムに変化は見られるのか。
いろいろとあると思います。
そしてその時、日本としてはどうしたらよいのでしょう。
できれば、明るい未来が待っているとよいのですが……。
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