2011年02月08日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE(ワンピース) 第613話 “硬殻塔の人魚姫”

 週刊少年ジャンプ2011年10号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】




 扉絵新シリーズが開幕。
 その名も“世界の甲板から”
 どこかで聞いたタイトルですねー(笑)。
 まず第一回は、麦わら一味の完全復活を報じるニュース・クーから。
 このニュースが伝わるにつれ、いろんな人の反応が楽しめるんでしょうね。
 どんな人が出てくるのか、これは期待しちゃいます。

 しかしこの新聞、こまごまと気になるところがありますぞ。
 よく見ると、さりげなく「ワポメタル」なんて書いてありますし、右上のこの写真はどう見てもバギー船長にしか見えません!
 いったいバギー船長になにがあったのか。
 以前政府から手紙を受け取っていましたが、いよいよ七武海にでも就任しちゃったんでしょうかねー。
 気になるところです。
 他にも何枚か写真がありますけど、あとはちょっとわからないなぁ。



【感想小タイトル】
■バンダー・デッケン九世
■海賊船長と人魚姫
■悪役同盟



■バンダー・デッケン九世

 フライング・ダッチマン号のフライング海賊団からスタート。
 あのでっかい海坊主ワダツミの正体は、オオトラフグの魚人だったんですねー。
 てっきり巨人の亜種かなにかかと思ってました。
 いやー、魚人ってやっぱりバリエーションが多いや。
 同じ魚人でも、種類が違えばまったくの別物みたいじゃないですか。

 そして、船長バンダー・デッケンは、ネコザメの魚人。
 猫みたいな目にニャロメみたいな口。
 そしてなぜだか四本足という、なかなかカオスな見た目です。

「今日も一輪の…

 バラの絵の入ったオノを贈ろう…!!」


 と、巨大オノをブン投げる、よくわからない豪快さ(笑)。
 しかもノーコンで、オノは自分の船を傷つける迷惑千万。
 そんな、彼が言うには、

「しらほし姫!!!

 ――広い海底をどれだけさまよい続けても…

 お前ほど大やかで美しい女はいやしねェ!!」


 ときたもんだ。
 なるほどー、バンダー・デッケンはでっかい美女がお好みだったんですねー。
 求婚してたのは特に政治的な目的や、姫の財産が目当てだったわけではなく、とにかく純愛であったと。
 これはちょっと見直しました。
 思い込みの激しい迷惑防止条例違反なヤツではありますが、根は純粋なのかもしれません。

 ところで、「大やか」って言葉があったんですね。聞いたことがありませんでした。
 大きいという言葉に「たおやか」とか「しめやか」「ふくよか」「しなやか」などの「やか」がくっついて、とっても柔らかないい響きですねー。
 大柄だけどもとってもキュートなしらほし姫にぴったりな表現かもしれません。
 こんな言葉選びにも、このデッケンの想いがこめられているような、そんな気がいたしましたぞ。

「お前の人生は

 “DEAD or MARRIAGE”だ!!!」


 いやー、言う事がいちいち芝居がかってアホカッコイイ(笑)。

 それはそうとしかし、このデッケン、10年も求婚してるんですね!
 しらほし姫は10代くらいに見えて、意外と妙齢なのか(尾は一本ですから、30は過ぎてないようですが)。
 それともデッケンが超ロリコンなのか。
 ことによると、ストーカーでかつロリコンと、かなりの問題人物なのかもですな!(笑)

 

■海賊船長と人魚姫

 そして意外な事に、デッケンの投げた大オノが、はるばる人魚姫に襲い掛かる!
 すんでのところでルフィが弾き飛ばして事無きを得ましたが、いったいどれだけ飛んできたんだと。
 しかしこのハプニングのおかげで、しらほし姫はルフィへの誤解を解いた様子です。
 一連の騒ぎを聞きつけてかけつけた護衛兵たちからルフィを隠し、かくまう形となりましたか。
 いやー、なんか急激にロマンスの香りです(笑)。

 ふたりきりになった姫とルフィ。
 いろいろ事情がわかってきました。
 どうやらデッケンはマトマトの実の能力者で、毎日のようにこうやってオノやらなんやらで攻撃してきているとのこと。
 なるほど、この部屋の入り口にあった傷跡や突き刺さった武器は、その痕跡だったのですね。
 先週それが気になってはいたのですが、ルフィのオッパイトランポリンに興奮してそれどころではなかったのでした(笑)。

 しかし魚人なのに悪魔の実を食ったって、バンダー・デッケンてば思い切ったことをしましたね。
 泳げない魚人なんてアリなんでしょうか。
 そして、海を捨てるという超絶リスクに見合う能力なんでしょうか、そのマトマトの力というやつは。
 狙いを絶対外さないとはいえ、ルフィに簡単に弾かれるような能力じゃないですか。
 しかも、間に壁や扉があっても無効にされてしまう。
 撃てば絶対当たるというような、それこそ、黒子のバスケの緑間の論理能力ほどの力でもないようですし。
 ちょっとリスクに見合ってないような気がしてしまいます(笑)。
 まぁでも、今回見せた力はその能力のほんの片鱗に過ぎないのかもしれませんしね。
 本領発揮したとき、とんでもない力を見せてくれるのかも。
 …というか、そうでないとデッケン船長が可哀想すぎますて(笑)。

 そして、その迷惑なデッケンのせいで、この人魚姫しらほしは、10年もここに閉じ込められていることが判明。
 なんともまぁ不憫な子だこと。
 さらに人が部屋に入っていられるのも5分以内という、これまた過保護。
 ネプチューン王、これはちょっとやりすぎってもんじゃないでしょうか?

 そんな過保護に育てられた、文字通りの深窓の姫君だからか、ちょっとルフィが怒るとすぐに泣いてしまう弱虫っぷり。
 いやー、これはちょっと可愛いですねー。
 外の世界に興味津々。
 ルフィのほっぺたをツンってつついちゃう天然っぷりもかわいいじゃないですか。

 ほっぺをちょっと火照らせて、なんだかすでにルフィのことを好きになっちゃってるような気配すらあります。
 目の前で、デッケンのオノを受け止めたそのかっこよさに打たれたのか。
 それとも、ものめずらしい人間の異性の登場に衝撃を受けたのか。
 ルフィめ、行く先々で美女に当たりますなー(笑)。
 港々に女ですかい。

 でも、そんなしらほし姫にルフィ、あろうことか暴言を。

「でっけーくせに弱虫で泣虫なんて…

 おれ お前嫌いだな〜〜〜!!

 あははは」


 あっけらかんと言ってのけましたか(笑)。
 ひっさびさに出ましたねー、このルフィ。
 この「嫌いだな〜」って、大昔、コビーに言って以来じゃないですか?
 思ったことはズバリと言ってしまうルフィらしい。
 いやー、なんかこれ、懐かしくってすっごく嬉しくなりました。
 まったくもって最初からズレてない、ルフィの一貫したルフィらしさですよー。

 そんなルフィにぐるぐる翻弄されるしらほし姫。
 なんというか、これってまるでロマンスじゃないですか。
 大切に育てられてきた世間知らずのお姫様と、粗野で力強い男の出会い。
 清楚でやさしい箱入り娘と、ちょっと乱暴で強引な男という組み合わせ。
 王道の展開を予感させるすばらしい出会いです。

 そして、そのロマンスをさらに盛り上げるべく、ルフィめ、なんたる事を!
 閉じ込められたしらほし姫に、

「じゃ ここ出よう!!

 散歩しよう!!!

 また何か飛んで来たら

 おれが全部吹き飛ばしてやるからよ!!!」


 とオドロキの誘い!
 外の世界と言う魅惑の冒険に連れ出そうという荒くれ者の誘い。
 いやーー、これは見事なロマンスじゃないですかーっ!
 しかもこの、「おれが全部吹き飛ばしてやるからよ!!」ってのは、聞きようによっては最強の口説き文句!
 いやーカッコイイ!
 これ蛇姫さまだったら間違いなく「プロポーズされたっ!」って卒倒しちゃいますってーの(笑)。
 ルフィめー、まったくもってスミに置けないヤツですよ。
 
 いやー、これは驚きの展開ですねー。
 まさかワンピでこんなド直球のロマンス展開を楽しめようとは。  

 女の子には、男はあまりにも今まで知ってきた世界とはかけ離れて、恐ろしいほどに力強く。
 しかしその強引さのなかに垣間見える優しさにどうしても心引かれて。
 男には、これまで知ってきた女とはまったくちがう、自分のごつい手で触れてしまえば壊れてしまうんじゃないかというほど、そのたおやかな少女をどう扱っていいかもわからず。
 しかし、その美しさと繊細さに、どうしても心惑わされて……。

 いや、もちろんワンピですからそこまでのロマンス展開は望むべくもなく、ルフィにそんな恋愛モードなんて似合わないのは百も承知なんですけどね!
 でも、これは雰囲気だけでも楽しみたい。期待したい。
 そんな素晴らしい珠玉のロマンスモードを予感させられてしまいます。
 いやー、ワンピはほんと、毎度ながら手を変え品を変え、いろいろ楽しませてくれますよ!

 

■悪役同盟

 一方、竜宮城正面玄関では、残されたウソップたちが竜宮城兵士たちに囲まれて大立ち回り。
 おおー、パッパグの言うとおり、ウソップ頼もしくなりましたねー。
 その実力を早く見てみたいものです。

 さらに、捕まっていたはずのゾロも参戦し、ネプチューン王と切り結ぶ。
 ここのセリフがまたなんともゾロ流のかっこよさでした!

「――祭囃子が聞こえてきたんで……

 出てきた!!!」


 この、ドヤ顔がまたたまらない(笑)。
 好戦的なゾロ、やっぱり健在で嬉しくなります。



 そして、場面は一転して魚人街「ノア」へ。
 なんと、くだんのバンダー・デッケンと、新魚人海賊団のホーディが手を組んだ!
 おー、今回の敵は、この連合軍となるわけですかー。

 魚人相手の戦争は、いったいどんなものになるんでしょうか。
 ルフィたちが戦うのなら、水中戦ではまず勝ち目がありませんからね。
 戦場のセッティングが大きな問題になってきそうです。
  


■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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