ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第610話 “占い師マダム・シャーリー”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2011年01月18日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第610話 “占い師マダム・シャーリー”

　週刊少年ジャンプ2011年07号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意！】

　扉絵、なんですかこれはッ！　尾田っち！！
　濡れたシャツに、濡れた肌って、エロすぎでしょーーーう！！
　この胸元とか、フトモモとか！
　したたる水滴が、じっつにけしからん！！
　もーーー、ごちそうさまでしたッ！！

【感想小タイトル】
■カマバッカの呪い
■ケイミーのおいしいハマグリ
■魚人島最後の日

■カマバッカの呪い

　リュウグウ王国、港町サンゴが丘。
　なんとかサンジは間に合ったようで、輸血してもらって事なきを得たようです。
　って、輸血してくれた人間の海賊が、これまた凄い（笑）。
　スプラッシュ（笑）とスプラッタ（笑）って！
　効果音が 「ジョリーン！！」 ってのがまたセンスきらめきすぎですな！
　なんでこうサンジは、カマバッカの呪いから逃れられない宿命となってしまったのか。
　いやー恐ろしい。
　しかも、身体の血がほとんど抜けていたという事は……逆を言えば今サンジの身体をかけめぐる血液は、そのほとんどがこのカマーズのものとなっているということですよ！
　ああもう、サンジの恐怖を思うと憐れで憐れで…………笑いがとまりません（爆）。

　それはさておき、どうもルフィは先ほどのイザコザの合間に、毒を受けていた様子。
　誰が打ったのかと思えば、なんとあのハモンドの仲間！
　ヒョウモンダコのヒョウゾウ。
　おー、ひとりだけルフィの攻撃を受け止めていたのですか。
　意外な実力者がさりげなくいたんですなー。
　ひょっとするとこいつが、はっちゃんの言ってた魚人島で No.1 の剣士ってヤツでしょうか。
　毒持ちの剣士とは、なかなかクセが強いですねー。
　次のゾロの強敵でしょうかね。
　はっちゃんに続いてヒョウモンダコとは、ゾロもずいぶんタコと縁がありますね（笑）。
　いや、まだ戦うとは決まってませんけど。

　しかしこいつ、こんなアクの強い外見してて人魚なんですね！
　たしかに、昔コミックスのＳＢＳで、魚人は上半身が魚で下が人間で、人魚は逆の組み合わせである、というような説明がされてましたっけ。
　なるほど、こいつはそれでいくと人魚にほかなりません。
　人魚っててっきり種類がなくて、人魚っていうひとつのパターンしかないと思ってたんですが、魚人みたいにいろんな魚のパターンがあるんですねー。
　
　しかし、あの猛毒で有名なヒョウモンダコの毒をくらってへっちゃらって、ルフィ、たいしたもんだ。
　さすがはマゼランの猛毒を浴びまくっただけはあります。
　あの死闘が、こんなところで役に立ってくるんですね。
　一戦ごとに、戦いの経験がルフィの身になり、ちゃんと積み重なっているわけですよ。
　うーむ、なんかちょっと感動。

　一方、カリブー船長は樽からの脱出に成功した模様。
　ここまでいいところのないカリブーだけに、ここからの活躍を妙に期待してしまいます（笑）。

■ケイミーのおいしいハマグリ

「わーい

　ケイミーのおいしいハマグリ」

　に反応してしまった私はたぶん最近の銀魂に毒されすぎでありますっ！ｗｗｗｗｗ
　まさに、万死に値するッッ！！ｗｗｗｗｗ

　えーさて、ここから今週は魚人島のさまざまな情報が飛び出してくる、情報収集の回となりました。
　箇条書きでまとめておきましょう。

・マダム・シャーリーは凄腕の占い師。
・人魚はうんこ出るかは謎。
・人魚はお肉も魚も食べない。主に海草が主食。
・バンダーデッケンは９代目。海底の盗賊。人魚姫に脅迫めいた求婚状を送って指名手配中。
・バンダーデッケンを探してネプチューン軍が動いているがみつからない。
・ちなみにリュウグウ王国を治めているのは“海神”ネプチューン王。
・魚人と人魚が結婚すると、その子は魚人か人魚どちらか。
・白ひげなき今、魚人島を守っているのは四皇のひとり、“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリン。

　細かい情報が一気に流れてきましたねー。
　バンダーデッケンのフライング･ダッチマン号がどう絡んでくるのか読めなかったのですが、なるほど、人魚姫の求婚者として絡んできましたか。
　ルフィたちは人魚姫を守るためにバンダーデッケンと戦うことになるんでしょうかね。
　なんだかそれもロマンチックですが、ちょっとルフィたちとは似合わないような気もします。
　どんな流れになるんでしょうね。

　またここにきて、ついに四皇のひとり、ビッグ・マムの影が見えてきました。
　白ひげとシャンクスが味方側ですから、ビッグ・マムは敵かな～となんとなく考えていたんですが、どうなるんでしょうね。
　ちなみに、このビッグ・マムがあの求婚のローラのお母さんじゃないかと読んでいるんですけど。当たるかな～？

　さてしかし、ブルックさんとはパッパグ回収の流れで合流できましたが、あとのメンバーは今頃どうしていることやら。
　

■魚人島最後の日

　と、ここでなんと、さきほどの占い師マダム・シャーリーが、オドロキの予知を！！
　なんと、

「麦わら帽子を被った人間…！！

　“麦わらのルフィ”によって………

　彼の手によって…！！！

　“魚人島”は滅ぼされる！！！」

　と！！
　おー、そう来ましたか～～。
　時代の大きなうねりとともに活躍している最近のルフィ……というか、ルフィの動くところ、必ずとんでもない何かが起こる……といった感のあるルフィですが、今度はなんらかの運命が魚人島を滅ぼすことになってしまうようです。
　これまた、グランドラインの歴史に名を残す、とんでもない事件にルフィは関わってしまいそうですね～。
　さすがルフィです（笑）。
　いやーこれはわくわくしますねー。

　いや、でも、まさかルフィが魚人島をその手で滅ぼすとは思えないのですが……いやいや、あるいは滅ぼさなければならない、なんらかの苦しい事情が発生してしまうのでしょうか。
　あるいは、マダム・シャーリーが予知で見たのは、麦わらを被っているシルエットだけのようですから、実はこれはルフィではないのかもしれません。
　たとえば、カリブーがルフィに化けているとか、または、問題のバンダーデッケンだとか。
　マダム･シャーリーがそれをルフィだと思ってしまったおかげで、ルフィは嫌疑を受けて拘束されたりして、そのおかげで真犯人を取り逃がし、さらに事態は悪化してしまうとか……ね。
　そういうこともありそうです。

　なにはともあれ、急激にキナ臭くなってまいりました。
　ここまで二週ほど、のんびりとした魚人島ツアーでしたが、いよいよギアチェンジがはじまるみたいですねー。
　今度は、いったいどんな冒険が待っているのか。
　これは楽しみでありまっす。
　
　しかしこの、マダム・シャーリー、綺麗なひとだなぁ～。
　ルフィのシモネタにマジギレ寸前なところにときめきました（笑）。

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