いきまーす!
■前編の感想はこちら。
後半の感想は、
・バクマン
・スケダン
・めだかボックス
・べるぜバブ
・いぬまる
・保健室の死神
・ぬら孫
・ライトウィング
・【最終回】サイレン
の9本でお送りいたします。
バクマン。
白鳥君が抜けたアシの穴を埋めに、加藤奈津実さん再登場〜。
おお、私この人けっこう好きですよ。
アクの強いほかの女性達と違って、なんというか、普通〜な感じですからね。
前はサイコーに気があったり、中井さんに惚れられたりと、意外と恋多き女性でもあるわけですが、今度は白鳥君が目当てだったのでしょうかね(笑)。
だとしたらアテが外れたって感じですが、これがまた何がしかの動きの伏線となるのでしょうか。
加藤さんの活躍に期待しております。
さて、ギクシャクとしたサイコーとシュージンの関係も、実はシュージンが白鳥君を自立させようとしてやった作戦でしたということで綺麗に決着。
なるほど、たしかに最初は白鳥君ひとりで作っていたものですから、この形に持っていくのは当然と言えば当然でしたか。
いやいや、それをシュージンが合宿までして急ごうとしていたとは、思いもしませんでした。
なかなか策士ですな、シュージン。
人気投票5位のシュージンですが、ちょいと見直した人も多いかも?(笑)
【センターカラー】 SKET DANCE
第二回キャラクター人気投票発表会ー!
第一回では、ボッスンの一位ゲットをとても感動的に盛り上げてくれたスケダンですが、第二弾ではなんと順位をクイズで当てるというバラエティー番組的なノリ。
色々考えてきますね〜(笑)。
上位陣は、作中で言われているように至極順当なものに。
まぁ、今度こそボッスン危ないかも? とか思いましたが、2位のスイッチにダブルスコアのぶっちぎり1位。
いかに地味でダメ男でも、やっぱりボッスンあってのスケダンだという認識が読者にしみわたっているのですよね〜。うんうん。
以下、最近のキャラクターながら立て続けに恋愛がらみで印象的な活躍をしたサーヤが、6位と大健闘。
うむ、これは分かりますねー。
むしろ最近ほとんど出番のないロマンが依然として 10 位という高位置キープというのが凄い(笑)。
やはりこの子は出てなくてもちょくちょく顔出しとかして存在感が大きいのでしょうね〜。
個人的には校歌替え歌の時の 「イェイ」 が好きです。
また、今回ほとんど話の中心となりました、マイナーキャラクターの意外なほどの大人気。
いや、意外と言うより当然と言うべきですかね。
アンソニーの 13 位とか、スペクターの 19 位とか(笑)。
全編カオスすぎる今回の話は、とにかくこういう副産物的キャラクターの濃さによるものと言っていいでしょう。
こういうキャラって一つ一つよく覚えているもので、出てくるたび、ああ、いたいたと、その回の話まで思い出せちゃったりしました。
スケダンっていう漫画が、そういう小ネタの濃さに特化しているんだってことがよくわかる人気投票結果でもありましたよ。
しかし、むしろ順レギュラーのはずの、結城さんとか丹生さんの順位がヤバス。
丹生さんなんて巨乳で天然系なのに、やっぱり金持ちキャラは嫌われるんでしょうか(笑)。
めだかボックス
氷をあやつり、傷を凍らせることでスカーデッドに完全対応してしまった名瀬。
しかしトラウマにはどう対応するのかと思えば!
「そう しかし通じねー
何故なら 頭を冷やしたから」
かっけー(笑)。
温度的に頭を冷やしたからってトラウマ大丈夫って、論理はムチャクチャなんですが、この断言口調がかっこいい!
だから無条件にすべてオッケーって思えちゃう!(笑)
なかなか素晴らしい力技でありました。
これは皮肉とかじゃなく、ちょっとほんとに惚れちゃいましたよ。
いやしかし、ここからの展開は、23頁増量とはいえ1話分とは思えない見事なものでしたねー。
球磨川との論戦に熱い 「努力論」。
球磨川が試合放棄という驚きの結論を出し、それによって飛沫が見境ナシに能力を発動させ、試合場を崩壊させようとする始末。
ところがこれを、とんでもない量の氷で食い止める名瀬。
この展開に一度視点を変えてタメを作るところも上手かった。
さらに、降参と見せかけ襲い掛かる典型的小悪党戦法の飛沫を、実は炎もあったんだよね〜と、氷の手鏡準備できっちり対処する名瀬!
脱がせるんじゃ問題があるから、焼き払っちゃいましたと、そんなアフターケアまで完璧に(いや、実際酷いけどw)。
23頁増量とはいえ、これはまったくもって1話の密度じゃないでしょう。
普通の漫画なら軽く2話以上に分割してやりそうな展開量。
これをギュッと凝縮してやるからスピード感、面白さも跳ね上がる。
今回の23頁というのは、限界まで押し込んでいながら、かつ窮屈さを感じさせない、ギリギリの量だったのではないでしょうか。
そういった意味で、原作つき漫画の利点を最大限利用した感じの1話でありました。
でも、球磨川は本当に降参しちゃったんでしょうかね。
まったくそうとは思えません。
いったい次はどんな手に出てくるのか、次が楽しみであります。
べるぜバブ
しばらくヘカドスのことを 「ヘドカス」 と読み間違ったまま読み進んでしまいまして、おいおい、酷いあだ名をつけられたもんだなぁコイツは……と思ってしまいました。
……が、酷かったのは自分でありましたのことよ……。
ごめんよヘカドス。
いぬまるだしっ
おお、まさかいぬまるでこんな恋愛講義が聞けようとは。
たしかに恋愛の始まりにおいて一番大事なのは行動力でありましょう。
行動力がなければ、そもそもルックスが足りないかどうかも分かりませんものねー。
ホレ薬の正しい飲み方は、惚れさせたい相手に飲ませるのではなく、「告白する行動力を得るため自分で飲む」 というのもよかった。
いや〜、なんかハッとさせられる素敵なアイデアでありましたよ。
しかしそれはさておき、たまこ先生。
まさか兄貴に惚れられる危機が訪れようとは(笑)。
連載始まって以来の大ピンチ。
いきなり泊まりに来ようとするとは、たまこ兄、恐るべしですな!
まぁでもあれですよ、ああいうホワーンとした絵になる以前に、普段からたまこ先生は最高にかわいいですよっ!
【センターカラー】 保健室の死神
そしてこちらでも人気投票結果発表!
こちらはまさかのアシタバくん1位!!
いやーこれは予想外もいいところ。
本気で驚きました。
てっきりハデス先生1位、藤くん2位、鏑木さんか花巻さんあたりが3位とか思ってたんですが、まさかまさかですよ。
そして驚きの安田君4位!
7位までの上位陣がすべて男性というところから、保健室と言う漫画がいかに女性層にうけているかがわかると思うのですが、その中でも、“歩くセクハラ爆弾”“災害級エロス”こと安田先生が4位ランクイン!!
いかに安田君登場回がウケているかが分かりますね〜。
そして出たら出たで話を完全に持っていく、超のつくレベルのストーリー破壊力。
そりゃあ一時出禁にもなりますわ(笑)。
この強烈な存在感は、スケダンにおける一時期のロマンちゃんとも似てますねー。
いやいや、この安田君はおそらく男子票が集まったものだと思うのですが、女性票もとりつつ、しっかり男性人気もゲットしている保健室、なかなかやります。
また美作くんも本好君に抜かれつつもなんだかんだで6位という好成績を収めているところも好印象。
見た目や言動こそ一見ダメですが、時折見せる男気はけっこうかっこいいんですよね。
そういうところを見た人が多く投票したという事でしょうか。
個人的にけっこう嬉しかったところです。
本編は、ネタのない漫画家のネタ探し。
これはきっと藍本先生ご自身の投影なんでしょう(笑)
たしかに基本一話完結で行くってのは苦しいことなんでしょうね。
しかし、「今週の安田君」 って、みのり先生、安田君を漫画のネタに提供しちゃいましたか。
たしかにアレはネタの宝庫でしょうけども!
教師として、それでよいのかと(笑)。
ぬらりひょんの孫
数年前、地獄にて策謀をめぐらす晴明と山ン本五郎左衛門。
なるほど、五郎左衛門の本体は地獄にいたわけですか。
黒い煙のようなもやもやした身体に、ところどころ身体のパーツが浮いてる感じ。
これはなかなか印象的な外観ですねー。
どうやら、各地に散らばっている五郎左衛門の身体のパーツを、奴良組が次々と潰している様子。
昔から奴良組は五郎左衛門の百物語組と戦ってきた、因縁の相手だったわけですねー。
そして潰されたパーツがこうやって地獄の本体のところに戻ってきているってところでしょうか。
それはさておき、軍人姿の鯉伴があまりにもカッコよい!
なんというか、大正ロマン?
これは初代ともリクオとも違う、独特の色気がありますねー。
というか惚れました。
いつか鯉伴主役のサイドストーリーも読んでみたいなぁ。
そして語られる、山吹乙女と鯉伴の真の物語。
なるほど、羽衣狐さまの寄り代に選ばれたのは、山吹乙女を反魂の術で再生させた姿だったわけですか。
記憶を操作された山吹乙女は、リクオと鯉伴に近づき、あやつられるまま鯉伴を殺害。
その瞬間残酷にも記憶が戻り、恐怖と驚愕の中、羽衣狐が憑依してくるという事だったと。
なんとむごい仕打ちでしょう。
鯉伴の心と、山吹乙女の心を踏みにじる、かくも無惨で非道な仕打ち。
これほどまでに悪辣な事が、よくもまぁ出来たものです。
そして、かりそめながらリクオと感動の“母子”の対面を果たした山吹乙女、今、しずかに眠る……。
鯉伴を愛しながら、子供を待ち望んでいた鯉伴のためと、身を引いた山吹乙女。
心から伴侶を愛すればこそ、みずから散ることを選んだ山吹乙女。
その心は、いまリクオという見事な跡取りをみとどけたことで、ようやく安心して成仏できたのでしょう。
心は、いつまでも純粋に妻として、母として。
恨み言など一つも言わないところが、さらにたまらなく泣かせます。
いや〜心打たれる結末でした。
最初は、強烈な悪のカリスマとして君臨した羽衣狐さま。
最期は晴明の母として愛に散り、そしてまた、その寄り代とされていた山吹乙女も、母として妻として愛を咲かせて散りました。
これは本当に見事な決着です。
魅力的な敵というのは、そのキャラクターが魅力的であればあるほど、その最期が本当に難しいものだと思いますが、これは綺麗にまとまりました。
ぬらりひょんの孫という物語において、最高に素晴らしい美と闇と愛の化身として、羽衣狐さまの漆黒のお姿はいついつまでも私の心に刻み付けられてゆくことでしょう。
本当にありがとうございました。
そして、静かにお眠りください。
さぁリクオ!
静かに燃えろ!!
父の仇、そして“母”の仇として、晴明および山ン本五郎左衛門を力いっぱいブッた斬れ!!
いやー、これは闘志がガンガンに燃えたぎってきましたぞー!
LIGHT WING(ライトウィング)
おー面白い!
相変わらず誇張の効いたアクション場面に見ごたえがあるのですが、今週はそれより作戦の駆け引きがしっかりしていて面白い。
相手がリヒトの切り返しを封じてきたら、リヒト個人で対処するのではなく、予想外の形でそれを上回る。
これまで注目されてなかった及川くんが中央に躍り出て、さらにもう一度リヒトがド派手なところをかっさらう。
なかなか魅せる作戦じゃないですかー。
展開もかっこいいし、なによりチームメイトの信頼感が気持ちいい。
連載位置は完全に虫の息ですが、ライトウィング、打ち切られるには実にもったい面白さです。
【最終回】 PSYREN−サイレン−
感動のラスト!
別エントリーにて。
明日アップ予定。
まとめて
3年間の連載をまとめあげ、サイレンがここについに終了。
それについての感慨は別エントリーでやることにしますが、いや〜、実にいいエンディングでした。
かくして、2010 年カウントのジャンプは、すべて終了。
今年もいろんな漫画が始まり、そして色んな漫画が終わっていきましたね。
今年スタートした新連載は、「LOCK ON!」「四ッ谷先輩の怪談」「メタリカメタルカ」「少年疾駆」「SWOT」「逢魔ヶ刻動物園」「エニグマ」「LIGHT WING」の8作品。
そのうち5本が打ち切りとなり、残ったのは3本。
うち、動物園は低空飛行中で、ライトウィングは墜落の危機。
いやいや、改めて新連載というのは本当に難しいと思わされる一年でした。
そして他にも終了作品としては 「彼方セブンチェンジ」「ねこわっぱ!」「賢い犬リリエンタール」「あねどきっ」「ヘタッピマンガ研究所R」「ピューと吹く!ジャガー」、そして今週の 「PSYREN」 と。
計7本。
ヘタッピ研究所は連載としてはちょっと特殊ですから除くとしても、新連載と合わせれば年間合計 11 本もの作品が終了していたんですねぇ。
いや〜、さすがジャンプ。厳しい世界であります。
さぁ、来年はいったいどんな漫画が始まるんでしょう。
そして、ハンター×ハンターはいつ再開されるのでありましょうか(笑)。
今年もとっても楽しいジャンプライフでしたが、来年ももっと楽しいジャンプライフを送れるといいなぁと。
そんな感じで、今年のジャンプ感想のしめくくりとさせて頂こうかと思います。
といっても、来週すぐに 2011 年 01 号が来ちゃうんですけどね!
ここがジャンプ感想のちょっと扱いにくいところです(笑)。
まァそんなわけで、来年号もヨロシクお願いいたしまーす!!
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