2010年11月24日

週刊少年ジャンプ2010年51号感想 後編

 さてさてジャンプ感想後編です。

■前編の感想はこちら





 後半の感想は、

・めだかボックス
・黒バス
・【読切】ティーンエイザー
・ぬら孫
・いぬまる
・逢魔ヶ刻
・サイレン
・【打切】SWOT

 の8本でお送りいたします。



めだかボックス

 いいですね〜。ここの所めだかボックスは本当に面白いバトル漫画となっております。
 心が折れたと思わせておいて、ジョジョを思わせる狡猾な逃走経路。
 そして意表を突いた、めだかの応援。
 くじらの心を奮い立たせたのは、姉としてのプライドか、それとも妹を泣かせまいとしての心なのか。
 そして目覚める、新たなマイナス能力。
 驚きの展開ですが、氷でふさがる傷、同類と呼ばれたことなど、様々な伏線が充分な説得力をもたらしています。
 球磨川の約束などからくじらの敗北をちらつかせられて、私としてはこのまま敗北か? と思ってたものですから、これは見事に騙されました。
 いや〜まさかこんなことになろうとは。
 読者の予想を上手い具合に裏切りつつも、しかもちゃんと納得できるうまい筋立て。
 そして同時に、なかなか熱い展開となっているじゃないですか。
 これは巧いと認めざるを得ませんて。

 さぁしかし、このままくじらが勝ってしまった場合、球磨川の約束はどうなるのか。
 それともここからさらに志布志が逆転するのか。
 どうなるんでしょうね〜。
 なかなか毎週読み応えのあるめだかボックス。
 来週もまた、予想を裏切る展開が待っていそうです。



黒子のバスケ

 SWOT 突きぬけの週に 「頂上(てっぺん)獲んだよ!」 って冗談がキツイっす(笑)。
 


【読切】 重装思春機兵ティーンエイザー

 ワンピ休載で代原としての掲載なのでしょう。
 『メルヘン王子グリム』 が比較的記憶に新しい渡邉築先生による、巨大ロボット・ギャグ読切が掲載。

 セリフまわしがけっこうツボだった1本目のメルヘン王子と比べ、今回はちょっとダメかなと思ったのですが、読み進んでいくとこれが意外と面白かったんですね。
 特に、ティーンエイザーの変態性が徐々に明かされてゆく中盤以降。
 妄想的ストーキングや、変態仮面、寝ている間に出ちゃうレーザーとか、なかなか冒険しているじゃないですか(笑)。
 あと、ハブられている指令のあたりが何気にいい空気作り出してます。
 女の子が普通にかわいいのもポイント高し。
 欲を言えば、もうちょっと女の子を前に出していったほうがよかったかもですね。
 Twitter を見ると、どうやら以前女の子の振り向き顔ばかり練習してて、女の子の振り向くパラパラ漫画とか作ってたらしいですが、そう言われてあらためて見てみると、振り向き顔だけクオリティが飛びぬけるじゃないですか。
 やればできるんだから、他の顔もぜひ頑張って練習してください(笑)。

 全体に、熱量の高いギャグこそありませんでしたが、もう少し頑張ればいい世界が出来そうなニオイがします。

 ちなみにこの作品は、渡邉先生がメルヘン王子グリムよりも前に描かれた作品との事。
 なるほど、メルヘン王子で着実にレベルアップしている印象があります。
 しかし作者本人としても昔の作品であろう今作が、6週連続レジェンド読切企画の直後に載っちゃうというのは、ほとんど罰ゲームみたいなものだったかもしれませんね(笑)。
 まぁでも、ドンマイです。
 次世代のギャグ連載目指して頑張ってください。



【センターカラー】 ぬらりひょんの孫

 復活した晴明に祢々切丸を粉砕され、危ういところをなんと羽衣狐の寄り代だった少女に救われたリクオ。
 晴明は復活が完全ではなかったようで、腕が崩壊し、地獄へいったん撤退(きっと地獄で土蜘蛛が待ってるぜ!)。
 この腕の崩壊は、リクオたちが頑張って復活を妨害したからなんでしょうかね〜。
 地獄へ向かう晴明に付き従う妖怪、残る妖怪など、立場もそれぞれ分かれることに。
 なにはともあれ、これにて京都編の戦いは終了と。
 いや〜駆け抜けるような戦いでした。
 しかしその分、残った謎は膨大です。

 まず、羽衣狐の寄り代の少女の正体は、いったい何なのか。
 どうやらリクオの血の繋がった姉ではなく、偽りの記憶を埋め込まれた別人であるようです。
 が、まったくアカの他人というわけでもない様子。
 総大将によると、かつての鯉伴の妻、山吹乙女という妖怪に瓜二つとのことです。
 これはいったいどういうことなんでしょうね〜。
 あ、つまりこういうことか。
 鯉伴は、死んだはずの山吹乙女そっくりの幼女に油断して斬られちゃったって事でしょうか?
 次週からたぶん種明かし回。
 この少女の去就も含めて、とっても楽しみです。
 是非これからの物語に花を添えるもうひとりのヒロインになってもらいたいものです。
 祢々切丸に斬られ、魔王の小槌にまで斬られちゃいましたけど、なんとか持ちこたえてもらいたいですね〜。

 あとそうそう、狂骨娘の言うお姉さまってのは、現在では誰のことを言ってるんでしょう。
 晴明によって地獄送りにされた羽衣狐さま本体を慕うなら、地獄に行ったほうがいいような気もしますから、それを拒否したってことは意外とこちらの寄り代のほうに心を寄せているんでしょうか。
 だとすると、実は狂骨娘も真相に関わっているのかもしれませんね〜。

 まぁしかし、さすがは奴良家の二代目です。
 若菜さんという綺麗な人間の奥さんを貰う前にも、こんなに美しい妖怪とも結ばれていたなんて。
 代々ぬらりひょん一族は、本当に罪な男たちだったんですね〜(笑)。



いぬまるだしっ

 たまこ先生のうんこに対する、妄執にも匹敵する熱烈な愛情。
 11 歳ながら、末恐ろしいとはまさにこのことぞ!!



逢魔ヶ刻動物園

 ゴリコンくんの無駄な器用さというキャラ性ではなく、あくまで動物としてのポテンシャルである、握力によって勝利を掴むというのが気に入りました。
 動物園としての軸がしっかりしております。

 さて、ついに到達したボス対決。
 ウサギはシロナガスクジラに勝つことが出来るのか。
 そして、他の面々の動きも気になるところです。
 特に、シャチはそろそろ裏切り時じゃないでしょうかね?



PSYREN−サイレン−

 別エントリーにて。



【最終回】 SWOT

 ということで、杉田先生の連載二作品目である、SWOT もこれにて終了。
 不良ものに能力バトル、ギャグ、恋愛と、かなりいろいろと盛り込んだ後半でしたが、残念ながら大きな実は結ばず。
 斬よりもあきらかに画力を磨き上げ、アクション描写も力の入ったものを持ってきたのですが、それも活かしきることなく終わったといった印象でした。

 実際、主たる敗因はどのへんだったんでしょうねぇ。
 私が考えますに、学崎の性格が読者に掴みにくかった、というのがあるのではないかと思うのです。
 学業に専念したいはずの学崎が、いつの間にか頂点をとろうとしていたのは、いったいどうしてなのか。
 そういったところですね。
 ガリ勉で友達もいなかった男が、友情を知って、戦うことを選んでゆく。このへんがどうもこの物語の主題であったように見受けられました。
 しかしそれが伝わるには、その当の学崎の性格が突飛で、いかんせん読者にとってハードルが高かったように思うのです。
 読者が主人公に感情移入する前に、どんどん先に行かれてしまう感じ。
 そんな感覚を時折感じておりました。
 変な性格という個性付けは漫画においてとても大切ですし、やっぱり新連載ですから、勢いというのも必要ですが、動機やドラマの所ではもうすこし読者にペースを合わせる事が必要だったのかもしれませんねー。

 まぁでも、着実に杉田先生のレベルアップを見ることが出来た連載だったと思います。
 次こそは! ですね。
 応援しております。
 ですが、ひとまずはともかくお疲れ様でした!



まとめて

 さて、SWOT が終わったことで来週は新連載がスタートかな? と思ったらさにあらず。
 なんと、ブリーチが一挙2話同時掲載!
 おおー、久保先生頑張りましたな〜。

 そしていよいよ、最終回となってしまうのか、サイレン。
 いったいどのような着地を見せるのか。
 ファンとしては一刻も早く読みたいような、いや、やっぱり先に延ばしたいような、なかなかに複雑な心境であります。
 いや、やっぱり早く読みたいなぁ〜(笑)。

 そんなわけでまた次週!



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posted by BOSS at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
逢魔ヶ刻動物園が保健室の死神になってますよー。と一応指摘。

めだか:個人的には名瀬さんがマイナスを制御しきれず敗北か、めだかがガラスを割ったことで反則負けかと思っているのですが(笑)。球磨川じゃないんですけど、ここで2勝されるとめだかまでもつれこむことを考えたら読者に展開が読まれやすいのではないかと思うのですよ。
Posted by ショウ at 2010年11月24日 22:52
 ご指摘どもです〜。即日直させていただきました^^

 めだかはいったいどんな決着をつけるのか見ものですね〜。
 ガラスを割ったことがなんらかの反則につながるってことはありそうですね〜。
 あるいは、無効試合とかですね。
 うむ、それは凄くありそうです。
 しかし、名瀬と呼ぶべきか、くじらと呼ぶべきか、いまだに迷うお姉さんです(笑)。
Posted by BOSS at 2010年11月28日 23:18
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