2010年11月10日

週刊少年ジャンプ2010年49号感想 後編

 さて後編です。
 作品数が多くなりそうなんでさくっと行きましょー。

■前半の感想はこちら





 後半の感想は、

・いぬまる
・エニグマ
・スケダン
・ぬら孫
・こち亀
・保健室の死神
・逢魔ヶ刻
・ライトウィング
・サイレン

 の9本でお送りいたします。



いぬまるだしっ

 まさか最後のオチで“リバーストランポおしりん”が決まるとは!(笑)
 これは完全に不意討ちでした。
 いや〜、毎度の事ながら大石先生は伏線の張り方がナチュラルで、見事にしてやられます。

 ところで、相撲とって頭に負傷って、巻末コメントを読んだら佐々木編集長の実話っぽいじゃないですか(笑)。
 なにやってんですか編集長ー。
 バクマンのドヤ顔と合わせて、無性に面白くなってしまったじゃないですか(笑)。



【センターカラー】 エニグマ

 生徒会長・祀木ジロウの能力は、触れた物体を小さくし、自在な大きさに戻せるという力。
 力に目覚めた動機は実の理解できなかったのですが、これはかなり便利そうな能力じゃないですか。
 擬似的にドラえもんの四次元ポケットみたいなもので、なんだって持ち運ぶことが出来そうですものね。
 言ってしまえば、泥棒なんて朝飯前。
 能力者が会長みたいなまじめ人間で、ほんとよかったって事ですね(笑)。

 ちょっと気になるのは、複数のものを同時にいくつも小さくしておけるのかどうかってところと、小さくしておける時間に限界はあるのかというところ。
 あと、小さくするサイズに限界はあるのかってとこですね〜。
 私が祀木会長なら、そういう能力の限界をまず調べるでしょう。

 また、たとえば今回とは逆に、人が乗ってるエレベーターを小さくしたら、中の人間を潰してしまうことは出来るのか、とか。
 悪用の可能性も考えますね。
 かなり便利な能力だけに、そのへんはっきりと制約しておかないと、ちょっと強すぎることにもなりかねません。
 例えばこれは極論ですが、祀木くんは拳銃だろうがマシンガンだろうが、いつだってどこだって持ち運び自由なんですよ。
 ちょっと移動に困ったらポケットからバイクが出てきたり、それこそ溺れそうになったらクルーザーが飛び出てきたりもするわけですよ(笑)。
 なにせ親が医者ですから、金で手に入るものならけっこう無茶なものでも持ってておかしくないという設定までついてます。
 いや〜、なんて凄いドラえもんでしょう(笑)。

 しかし、今週は脱出シーンに噴きました。
 炎をバックにいかにもカッコイイ脱出!って感じでとてもいいのですが、いろいろとツッコミが入りそう。
 ひとつは、これって結局、会長は背中を炎であぶられてるよね、とか(笑)。
 もうひとつは、バーンと飛んだ鉄扉に、前の人間が当たらなくってホントよかったですね〜とか(笑)。
 特に、前の3人が無事で、後からその危険性に気づいてかなりヒヤリとさせられましたよ〜。
 いやいや、怖い怖い。

 さてしかし、シャドーになりかけの会長、根性で薬を飲んだフリだけ。
 これはなんか熱いですね〜。
 これは会長としてのプライドか。
 他のメンバーがシャドー化した時の保険として取っておこうって思ったのでしょうか。
 ってことは、メタ的に考えればもう一人だれかがシャドー化しちゃうってことでしょうかね?

 そんな折、着ぐるみの水沢アルの中身が出てきた?
 それとも水沢アルが倒れてて、その傍に誰かが立っているのでしょうか?
 一難去ってまた一難。
 次々と謎めいた事態が起こりますね〜。



SKET DANCE

 生徒会室に間借りするようになったスケット団。
 さぁ、いったいどんな話が始まるのかとワクワクだったのですが、さっそくボッスンと椿が張り合い始めて大笑い。
 いや〜、これは賑やかで楽しいわ〜。

 まずはスイッチが相変わらず美味しすぎる。
 イニシャルしかわからない人物をどんどん絞り込んでいって有能さをアピールし始めたと思ったら、オチが自分って(笑)。
 これは綺麗に意表を突かれました。

 そして、怒涛のごとく加速してゆくスケット団VS.生徒会の人助け対決。
 ミモリンのマネーパワーに、宇佐美のセクシー裏人格、飛び道具ホウスケにデージーちゃんのドS罵倒。
 トドメとばかりにヒメコの無双(これ、強さがさらに加速してないだろうかw)。
 華麗に各キャラそれぞれの味で活躍させつつ、テンポよく盛り上げる演出がやたらと決まってる。
 しかも、それぞれのリーダーは何もやってないぞというオチまで(笑)。
 いや〜、今週はほんと面白かった。

 さぁしかし、ここでなんと椿とボッスンが入れ替わってそれぞれの仕事をやってみるという、これまた無茶な展開に。
 来週はいったいどうなることやら。
 なんかもう、すっごいグダグダになっちゃうのが目に見えてて楽しみです。
 それにしても椿、ボッスンの帽子がなんて似合わないんでしょう(笑)。

 あ、そういえば、あの忍者はどこ行ったんだ?
 今の今まで、ナチュラルに忘れてましたぞ。



ぬらりひょんの孫

 ついに、羽衣狐さまを祢々切丸で貫いたリクオ。
 しかしその時、羽衣狐さまの記憶が蘇り、奴良鯉伴と家族仲むつまじく過ごした子供時代が映し出された。

「お父様…愛しい時間だった……

 リクオは……

 成長したね…」


 やさしげな言葉は、羽衣狐さまのそれとは思えない。これはリクオの姉としての言葉なのでしょうか。
 もしや人間としての人格が蘇ったのでありましょうか!?

 しかし、それもわからぬまま、羽衣狐さまはリクオの胸にがくりと倒れこみ、リクオの言葉に答えることはない。
 その背から飛び出る、羽衣狐本体の魂。
 いや〜これは気になりますね〜。
 リクオ姉……仮にリク姉さんとでも呼びますか。
 リク姉さんにはなんとか助かって欲しいものですが、これから記憶を取り戻し、リクオと仲良く姉弟で暮らすことが出来るんでしょうか?
 突然こんなに綺麗なお姉さんができるなんて、なんて羨ましいって世界なワケですが(笑)。
 あ、だとすると、リク姉さんも奴良一族なわけですから、これからはぬらりひょんの力を使って一緒に活躍とか?
 そんな事になっちゃうのでしょうか!
 うわー、そーれは興奮する!
 綺麗なお姉さんは好きですか?
 ハイ、大好きです!!!

 ああでもしかし、まだまだどうなるかは分かりません。
 先走りすぎてもしょうがないですね。話を元に戻しましょう。

 飛び出た羽衣狐本体の魂。
 なぜこの大事な時になって寄り代(よりしろ)とのつながりが切れてしまったのか。
 この寄り代を 400 年待ちに待った最高の寄り代だと言って連れてきたのは、あの鏖地蔵だったことが明らかとなりました。
 同時に、ではこの事態を画策したのも鏖地蔵なのかと、一気に羽衣狐の疑惑は膨らみ始めました。
 このあたり、回想の場面が錯綜していていて、いったいなにが真実だったのかよくわかりません。
 次回あたり、鏖地蔵が勝ち誇りながら語ってくれるのでしょうかねー。

 しかし驚いたのは、さらなる真実。
 この鏖地蔵の後ろに、なんと晴明が潜んでいた!
 ついに復活した晴明(お耽美系!)が明かす真実。
 リク姉さんを寄り代として選び、母・羽衣狐にあてがったのは晴明だった。
 なんと、これらはすべて晴明の画策でありましたか!
 鏖地蔵、山ン本五郎左衛門などが裏でなにやら企んでいる様子はありましたが、ここでまさか死者であった晴明が大本に関わってくるとは思いもしませんでした。
 これはやられましたねー。
 いや、鏖地蔵の後ろに浮かんだイメージ画像だと、晴明のほかにも二人の人物が浮かんでいますから、まだ晴明が全てを握っている首謀格とは決まっていませんが。

 でも、今回すばらしかったのは、その利用されていた羽衣狐さまのほうでしょう。
 息子によって利用され、最後には地獄に落とされてしまうようなことになりながらも、最期の最期まで息子を思い息子を愛する母心。

「おおお… 晴明…

 やっと… この手に…」


 の場面の、なんと悲壮で美しいことか。
 ラストは地獄の釜に引きずり下ろされながら焼け爛れてしまうという壮絶な絵。
 しかしそんなありさまでも、最期まで息子への愛を叫ぶという、真実の母の愛の大きさよ。
 いや〜、母の愛って、本当に凄いものですね〜。
 最期は女子高生のお姿ではなくなっちゃいましたが、しかし思わぬ感動のフィナーレでありました。

 いや〜、これで本当に羽衣狐さまとはお別れなんですね〜。
 たしかに寄り代としてのお姿は生き残ったかもしれませんが、それはもうあの冷徹な魅力爆発の羽衣狐さまではありませんからね。
 羽衣狐さま、本当にこれまで、ありがとうございました。
 ぬらりひょんの孫が中盤からこんなに盛り上がったのも、まったくもって羽衣狐さまのおかげでございますよ。私はそう確信してやみません。
 のちのちまで、羽衣狐さまは最高の悪役として記憶に残り、語り継がれてゆくことでありましょう。
 本当にありがとうございました。

 さぁてしかし、いよいよ復活してしまった安倍晴明。
 ちょっと豪快な烏帽子姿の親父さんではなく、白髪(銀髪?)怜悧な、薔薇でも似合いそうなお耽美系として復活したのは驚きでした。
 この晴明に、リクオたちはどう立ち向かったらよいのでしょうか。
 まずは、この晴明と戦うことを望んでいた土蜘蛛が飛び掛るんでしょうかね?
 どんな戦いとなるのか、次週が楽しみです。



こちら葛飾区亀有公園前派出所

 餌をもらうことを覚えてしまうと自然には戻れない。
 今なら戻すことが出来る。
 ちょっと風刺の効いた深い結末がつきましたね〜。
 まあでも、その発端は両さんが飽きっぽいからだったんですけどね(笑)。

 しかし、連載も休まず読み切りも書いてしまう秋本先生は、やっぱり凄いお人ですよ。



保健室の死神

 祝・安田復活記念!!
 水着の話を敏感にかぎつけてくる卓越した嗅覚に、ゲラゲラ笑ってしまいました(笑)。
 そして、下半身と書いて 「たましい」 と読む安田ルビ。
 復活早々飛ばしてますね〜(笑)。
 いや〜、そうか復活したか。
 これからまた、保健室の楽しみが増えますなぁ。



逢魔ヶ刻動物園

 ライオンのシシドVS.シャチのサカマタ。
 パワーでも防御力でもまったく歯が立たないシシド。完全に翻弄されまくり。
 しかしその戦いの中で、シャチの弱点である頭部の脂肪部分 「メロン」 を察知したところはさすが。
 ライオンの天性の戦いのセンスといったところでしょうか。
 しかもその頭部を狙っていると思わせてのボディ攻撃。
 さらにボディと思わせての頭部攻撃と、完全に翻弄しまくる心理戦。
 いや〜、今週は普通に王道のバトルものとして面白かったです。
 堀越先生、バトルでもなかなかいけるじゃないですか(笑)。



LIGHT WING(ライトウィング)

 やー面白い!
 ここのところ俄然面白くなってきましたぞライトウィング。
 今週はファンタジックなサッカーバトルはちょっとお休みで、いかにしてチームが勝つかの作戦方針決定。
 これまたブッとんでいて面白い。
 一人一人が別の武器となる、誰が中心となるかでチームそのものがまったく違う戦い方が出来る戦法。
 その名も“トランセンドサッカー”!!
 いや〜こうやって名前がつくと、まるでスタンド名みたいでカッコイイじゃないですか(笑)。
 無駄に厨二心をくすぐられます!

 そして、最初にその新たな基点として選ばれたのが、なんと及川君!
 今週は、及川君の隠れた凄さを引き出す演出も素晴らしかった。
 40 キロ毎朝走った上で、さらにリヒトにおいすがるスタミナという意外性でも充分なのに、その上律儀に毎回オーバーランして、通算リヒトより9回分は多く走っていたことが判明。
 このハッタリ具合は見事に痛快でした。
 生真面目さというキャラクターが、うまいこと奇抜な実力描写に繋がってるんですよね。
 いや〜、面白いなぁライトウィング。
 これまでは主に、アクション場面の奇天烈さで注目してきましたが、作戦面やこういう盛り上げ方でもこれからどんどん楽しませてくれそうです。
 掲載位置こそかなりヤバイことになっておりますが、これは踏ん張って欲しい作品ですよ〜。

 ところで、今週の扉絵は柚絵ちゃんがかなりエロイことになってますですな!
 神海先生、私服のほうがセンス出るんじゃないですか?
 今後もどんどんこういう場面をはさんで魅力を出して行って欲しいものです。
 ユニフォーム姿は、どうしても無味乾燥になりがちですからね。
 あと、この絵は特に、全体の構図とか服の描き方とか、影の処理とか、荒木一門の伝統を色濃く感じましたぞ(笑)。
 なんか無駄に嬉しくなってしまいました。



PSYREN−サイレン−

 別エントリーにて。



まとめて

 と、いったところで今週の感想はおしまい。
 さぁ、いよいよ連載作品入れ替えの時期である、年度末がやってまいりました。
 例年ですと、だいたい新年 01 号で新連載が始まりますから、そのため 52 号あたりで最終回になる作品が出てくるんですよね〜。
 そこまで、あと3週。
 現在の展開ですと、SWOT、PSYREN がいかにもその筆頭となりそうな流れであるわけですが……。
 さぁ、どんな運命が待ち受けているのでありましょうか。



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