2010年11月09日

ONE PIECE(ワンピース)感想 第603話 “心に留めておけ”

 週刊少年ジャンプ2010年49号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】




【感想小タイトル】
■無法地帯
■この出会いは運命だ!!
■海底へ
■大恩人



■無法地帯

 無法地帯に逃げ込み、海軍の攻撃から逃れた海賊達。
 ニセ麦わら一味を取り囲んで、カリブー・コリブー兄弟がその本性を現しておりました。
 なるほど。こいつらだけは他とはちょっと違うと感じていましたが、最初からルフィたちを殺すために仲間入りしようとしてたんですね〜。
 久々に、なかなか悪どいやつらの登場のようです。

 しかもこのカリブーの兄貴、なんとロギア系の能力者の様子。
 “ドロドロの実”の泥人間といったところでしょうか?
 掴んだニセサンジを窒息させたり、なかなか恐ろしげであります。
 …が、逆に考えれば、覇気を習得したばかりのルフィにとって、ちょうど良い腕試しの相手っぽいぞと(笑)。
 ロギア系を手に入れて息巻いているヒールなルーキーに、世界の広さを思い知らせてやって欲しいものであります。

 ところで、窒息させたり埋めてしまったりと、このカリブー&コリブーからは明確な“殺意”が感じられます。
 これまでワンピでは、回想を除き、リアルタイムでは死者が出ないのが鉄則と言ってもいい状態だったわけですが、あの頂上戦争でそのタブーが破られ、ついに死人がバンバンでる時代に突入したのでしょうか。
 この場面はなかなか緊張感がありましたよ。


 一方、レイリーさんたちによって食い止められた海兵たち。
 まずは戦桃丸がどこかにご報告。
 その報告の中で、ルフィたちにやられたパシフィスタシリーズが2年前の試作型と同じ強さであることが示されました。
 いや〜、改めてそう言われると、なかなか凄いことだよなぁ〜と思います。
 パシフィスタシリーズは、七武海であるバーソロミュー・くまより、ちょっと実力的には落ちるとは言え、かなり近い実力だったはずです。
 あの2年前のルフィたちが、全員全力で力をあわせて、やっとのことで七武海のゲッコー・モリアを倒せたわけです。
 そのルフィたちが、最初から全力で力をあわせて、けっこう大変な思いをしてパシフィスタを1体撃破できたんですよね。
 それを考えると、今のルフィは下手をすると大将レベル。
 ゾロやサンジは、もしかすると七武海レベルなんじゃないのか? と。
 いや、まだちょこっと実力が示されただけですから、そんな事を言っちゃうのは早とちりもいいところかもしれませんが。
 でも、もしそうだとしたら、2年間の修行でよくぞそこまでと、ちょっと感動してしまいます。

 さぁしかし、これでさっそく海軍にはルフィたちの復活が知れ渡っちゃったわけですね〜(笑)。
 しばらく穏便に行く……なんてことは、ルフィたちには最初から縁がなかったわけですか。
 まぁね、お祭り騒ぎで行ったほうが、ルフィたちにはお似合いですね!(笑)



■この出会いは運命だ!!

 岸辺にて、出航してしまったルフィたちに思いを馳せるシャッキーさんとレイリーさん。
 レイリーさんの脳裏には、これは何年前のことなのでしょう。
 若かりし頃の自分と、ロジャーの出会いの場面が。
 おー!
 ロジャーが麦わらかぶっとる!
 そしてロジャー自身もなんだかルフィにそっくり。
 目こそ見えませんが、顔つきや闊達さはルフィそのものじゃないですか。
 このネタって初登場ですか?
 もしかすると、ルフィがもらった麦わらは、ロジャーがシャンクスにあげたものだったりするのかもですね!
 三代にわたって受け継がれる、選ばれし男のための麦わら。
 いや〜なんかそれだけで胸に迫るものがあります。

 この数奇な運命を思ってか、目頭をおさえるレイリーさん。
 長い長い旅路と、この世を去ってしまった友を思っているのでしょうか。
 その友が残した思いと、麦わらが、こうして連綿と受け継がれている。
 その不思議を思うほどに、いいしれぬ感動が押し寄せてくるのかもしれませんね〜。
 そしてまた、よくぞここまで育ってくれたと、弟子を愛する師として、感動もひとしおでしょう。
 これは思わず、ちょこっともらい泣きしてしまいそうでした。
 これからは、このレイリーさんたちの思いものせて、ルフィたちは旅を続けていくんですね〜。

  

■海底へ

 さぁ、ついに海底への旅を始めた麦わら一味のサウザンド・サニー号。
 シャボンディ諸島の基部である、巨大なマングローブの根っこが実に壮観!
 まるで別世界! これぞ大冒険!
 ワンダフル感満点の光景です。
 あまりに巨大な光景で、ちょっと怖いくらいです。ドキドキしてきますね〜。

 また、興奮している仲間達の反応もなんだか新鮮。
 そうそう、こういう不思議な光景に興奮する仲間達っていう場面も、しばらくご無沙汰だったんですよね。
 ひっさびさに冒険の旅が始まったんだなぁと、たまらずワクワクしてきました。
 
 そして、コーティング船についてのルールを再確認。
 単発の穴であればシャボン玉は耐えることが出来るが、複数同時の穴には破裂してしまうとのこと。
 海王類の噛み付きや、岩との衝突などは一発アウトとのこと。
 さらに、魚人島を目指す島は7割が沈没するって、なんとまぁいきなり緊迫してまいりました(笑)。
 いいですね〜。
 そのくらいスリリングでないと冒険じゃありません。

 また、なぜ魚人島ルートを海軍が警備しないのか、それもこれで納得がいきました。
 なにせ3割しか到達できないなんてルートじゃ、警備する側もリスクが高すぎますし、どうせ3割しか通過できないんだったら警備しなくってもいいですしね〜。

 しかし、強くなっても驚き役はチョッパーとウソップなんですね(笑)。
 そしてこの説明の一連のプロセスのために、ひたすらギャグとして使われるサンジがまた哀れでなりません(笑)。
 サンジが報われる日は、はたして来るのでありましょうか。
 
 

■大恩人

 フランキーの口から語れる、バーソロミュー・くまの秘密。
 なるほど、ルフィたちをほうぼうに飛ばしたのは、くまがルフィたちをかばったから、というのは大方の想像通り。
 結局どこへ飛ばすかも、くまがルフィたちの修行に一番いい場所を最初から考えていたのでしょう。
 また、ちょっとよくわからなかった、人格を消されている状態でサニー号を守っていた謎についても、執刀医Dr.ベガパンクとの契約でされたたったひとつのプログラミングであったことが判明。
 それをしっかり守ったベガパンクは意外と律儀なお人なんですね。
 これまでの印象だと、タブー無視のかなりのマッド・サイエンティストという印象だったのですが、約束をしっかり守るくらいですから意外といい人なのかも?
 いやまぁ、人の人格を消して兵器にしてしまうんですから、かなりのマッド・サイエンティストであることに変わりはないのですが。
 
 そしてフランキーから語られる、悲しい現実。
 “大恩人”であるくまと再び出会ったとしても、次こそはまったく心無き人間兵器であろうということ。
 たしかに、あの頂上戦争で出てきたくまはまったくそうでしたからね。
 一度は救ってくれた大恩人でも、次に会った時は、戦わなければいけないのでしょうかね。
 ちょっと切ない話です。

 いったいどんな理由があってルフィたちを助けてくれたのか。
 そこのところもとっても気になります。
 ロビンがちょっと思わせぶりな表情をしていましたが、ドラゴンの元にいた時になんらかの情報を得たのでしょうかね?
 うーん。
 今後、物語が革命軍と絡んでいった時に、そのあたりも明かされる時が来るのでしょうか。
 なにはともあれ、大きな大きな縁でした。
 ゾロの言うとおり、疑問は残りまくりですが、とにかく本当にありがとうと。
 この2年の目をみはるほどの成長は、まるっとすべてくまさんのおかげと、感謝してもしきれない恩義ですよ。
 いつか何らかの形で、その恩義に報いないといけませんね。


 さてさて、そんなサニー号の背後に忍び寄る、カリブー兄弟の船影。
 おお、さっそく海中戦が繰り広げられるのでしょうか。
 それとも、一度失敗した作戦をもう一度決行と、カリブー兄弟は最初友好的に接触してくるんですかね?
 まぁ、それで上手く行くとも思えませんし、結局戦いになるんでしょうけどね。

 いや〜、割れやすいコーティング船で戦いって、これはなかなかスリリングなことになりそうですね〜。
 まぁ、だからこそやっておかなきゃっていうイベントとも言える訳で。
 もしも割れたら一隻全員アウトという、実にデッドリーな緊張感。
 最初からなかなか面白いバトルが始まりそうです。

 あとそうそう、このカリブー船長、顔つきといいしゃべり方といい、どうもプリズン・ブレイクティーバッグを思い浮かべちゃうんですよね〜。
 おかげで、脳内では声が自動的に若本規夫さんで再生されちゃいます(笑)。
 大ダメージくらったときには是非、 「ぶるるるるらららあああがぁあああ!!」 と巻き舌で叫んでいただきたいものです。


 
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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