2010年11月04日

ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.141 “約束の涙”

 サイレン、週刊少年ジャンプ2010年48号収録分の感想です。

■ジャンプ本誌感想はこちら→前編後編





【感想小タイトル】
■惨状
■黒い決意
■お前だけは
■10月29日AM2:10



■惨状

 飛んでしまった1年の間、何が起こったかをテレビでチェックする祭先生たち。
 なんとまぁ、弥勒たちは各地の都市を破壊して回っていたのでしたか。
 約束の涙が手に入るまでは、多少は大人しくしているんじゃないかと思ってたんですが、完全に読みが甘かった。
 青森の湾岸の事件が実質の宣戦の儀となってしまい、そこから弥勒たちは作戦を前倒しで始めていたんですね〜。

 先週の、あの破壊された都市を見ても思ったんですが、これはワイズとの和解はありそうもないなぁ〜と。
 これだけの都市を破壊し、当然人をたくさん虐殺してしまったからには、もう彼らは許されるべき存在ではなくなっちゃってるのでしょう。
 いや、もちろん彼らは物語当初から殺人者であり、許されない存在であることは分かっているんですが、それでも、すくなくともカプリコと、その保護者としてジュナスくらいはなんとかならないだろうかと思っていたんですよね〜。
 うーん。
 悲しい結末が待っている予感ヒシヒシです。

 一方、日本を始め各国はどう動いているんでしょう。
 どうやら日本政府は“サイキッカー=邪悪なる者”と決め付け、サイキッカー弾圧の流れとなっているようで、その余波を受け、エルモア邸は軟禁状態。
 事実上、エルモアキッズは戦力外通告ですね〜。
 まぁ、元から彼らキッズは参加しないほうがいいと思ってたんで、これはまぁいいでしょう。
 エルモア婆ちゃんの予知に頼れないのは若干心もとないですけど、こっちには例の決定的な情報がありますし。
 また、エルモアルートで政府に働きかけることも、この状況では無理っぽいですしね。

 しかし、各国政府はどうしているんでしょう。
 特に、世界一の軍事大国であるアメリカは。
 弥勒たちサイキッカー相手に、完全に手をこまぬいているだけだったんでしょうか。
 それとも、アメリカやロシアが抱えるサイキッカー軍団と、弥勒たちとの死闘が繰り広げられてたりしたんでしょうかね。
 サイドストーリー的になかなか面白い題材だと思うんですが、もしかすると、そういう戦いがこの一年でずーっと戦われていたのかもしれませんね〜。
 あ、なるほど、その激しい戦いで、各地の都市が破壊されたっていう妄想はどうでしょう。
 実は、政府発表はこの破壊を弥勒たちだけのせいにしているけど、実はアメリカが爆撃した跡だったり、とか。
 そんなこんなで日本各地が戦地になって、勢いあっちこっちがボロボロになっちゃったとかね〜。
 ちょっとそんな妄想しちゃいました。



■黒い決意

 不安げに、未来がどうなったのかを聞く雨宮さん。
 今週は、雨宮さんの表情がこれまでとは一転して、すっかり心細そうで素晴らしかったですね〜。
 いつもの強い雨宮さんは、この心優しい雨宮さんの裏の面なんですよね。
 本来は、こっち側なのです。

 しかし、祭先生からダメ押しがされちゃいましたか〜。

「だが恐らく…

 もう あの世界は――」


 ずーんと来ますね。
 こう言われちゃうと。
 マジかよ…………って。


 その頃、屋上にたたずむアゲハの姿。
 周囲の床面には、一面に暴王の月が暴れまわり、えぐりとった痕跡が。
 アゲハの、もだえ狂わんばかりの激情の跡が伺えるわけですが、しかし、その中でたたずむアゲハは、逆に静かに、弱々しいほど。

 アゲハ、

『こんなに力を使っているのに

 頭が痛みを感じない』


 と。
 どうやら、アゲハにまたなにかの変化が訪れた様子。
 ノヴァを使い、暴王と一体化して以来、アゲハと暴王とが急激にシンクロし始めたとでも言うのでしょうか。
 これまでは、なかなか制御することすら難しかった暴王が、真にアゲハのものとなったのか。
 それとも、逆にアゲハが“暴王側”へ行ってしまったのか。
 なにやら、恐ろしい予感ばかりがしてきます。

 そしてアゲハ、救えなかった未来世界への思い、その苦しみの中から、黒い決意へとたどり着く。

「もう二度とあんな思いはしたくない…

 必ず止める…

 また誰かを殺すことになっても…

 世界が滅ぶくらいなら

 また大切な人達(もの)が死ぬくらいなら

 俺の手がどれだけ血に染まろうと構わない

 汚れてもいい それで守れるなら」


 ついに、殺人も厭わないと決意のアゲハ。
 うーん、ついにかと。

(アゲハの殺人容疑は遊坂と弥勒の2件あったと記憶していますが、どちらも即死はせず、遊坂は戦いの後で自爆しているとも解釈できます) 

 これまでアゲハの歩んできた道を考えれば、これはやっぱりその延長上。
 アゲハはまったくブレてないんですが、やっぱりこの覚悟に到着しちゃうよなぁと、暗澹たる思いがします。
 誰か、このアゲハを救ってやってくれよと。

 そう、来ました。
 もちろん雨宮さんですが、どうか雨宮さんがこのアゲハの救いになって欲しいと、そう願ってやみませんよ(雨宮さんのお尻に目がいってしまう自分を叱りつつ……)。



■お前だけは

 現れた雨宮さんに見せるアゲハの表情は、うって変わって静かなものに。
 この仮面を貼りつけたような表情がまた、悲しいじゃないですか。
 風に当たってたとウソを言い、床の傷跡についてもウソを言い。
 ウソをウソで塗り固めて、雨宮さんにまで自分を偽るアゲハ。
 すべては、雨宮さんに余計な心配をさせないためなんでしょうけど。
 でもね、なんだか、間違った道に進み始めたような気がしてなりません。

 心配する雨宮さんに背中を向け、その顔も見ず、


(雨宮

 俺がどうなろうと

 お前だけは必ず守るよ)


 と。
 もちろんこれは、雨宮さんのためにこそという、これまで通りの、アゲハのアゲハたる決意です。
 ウソを重ねたのも、男として、女に負担をかけまいとする、精一杯のやせ我慢でしょう。
 愛する女一人だけは、この身が滅びようとも……という、男らしい決意でしょう。
 ……ですが、なにやらこれは悲しいものを感じてしまいます。

 もちろんアゲハのこの決意を、カッコイイ、凄い、これぞアゲハと、そう思います。
 私がこれほどまでにサイレンという漫画に惚れこんだのも、このアゲハの 「雨宮を守るために!」 という、熱い決意に惚れこんだからでした。

 しかし、その反面、今回に限ってはなんだか、雨宮さんの気持ちも聞いてみたいと、そう思うんですよね。
 もうすこし、アゲハも雨宮さんと話しておいたほうがよくはないかい? と。

 だって、今はもう、お互いの気持ちを確かめ合った仲じゃないですか。
 一人だけ、相手を守るためなら死んでもいい、というような決意で背中を向けるのは、なんだか雨宮さんがちょっとかわいそうな気がしてしまうんですよ。
 雨宮さんだって、逆にアゲハのためなら死んでもいいって、そう思ってるかもよ?
 この人を、絶対守るって、思ってないわけがないって私は思いますもの。
 そうでなくても、最後の決戦の前なんですからね。
 もうすこし、顔を見て、一言二言なりとも交わしておいて欲しかったと思うんです。

 アゲハ……黒い決意に突き動かされ、少し暴走気味なのかもしれないなぁと、そんなところを感じ取りました。
 勘違いであって欲しいけど、アゲハ、どこかまずいことになってないだろうかと。
 ちょっと、いつものアゲハと違わないだろうか、と。
 あるいは、これが決戦前の悲しいすれ違いというヤツなのでしょうか。

 こういう、どこか底流に不安な音色が流れたまま、怒涛のように突き進んでゆくのもまた、サイレンの醍醐味の一つでありますね〜。



■10月29日AM2:10

 ああ、ヒリューくんはタツオと朧を連れて戦線離脱か〜。
 これは残念。
 まぁタツオも朧も倒れたままみたいですし、これはしょうがないか。
 本来はヒリューくんも最後の戦いに貢献したかったでしょうけどね。
 まぁしかし、実力の差もありますしね。
 この仕事はヒリューくんにしかできないと、ガマンするしかないか。
 ヒリューくんとしても、雨宮さんと一緒に戦いたかったかもしれませんしね〜。
 あ、いや、そろそろさすがにヒリューくんも雨宮さんとアゲハの様子が以前と違うっぽい事に気づいているのかな?
 どうなんでしょね〜。

 さて、場面は北海道、カムイ山地。
 暗躍するヴィーゴ、ドルキさんたち。
 周囲から進軍してくる自衛隊を、各個撃破ってところでしょうか。
 逆に彼らがこうやって別働隊として動いていることで、アゲハたちにとっては一度に相手しなくてはいけない人数が減る可能性が出てきました。

 そして、やはり“約束の涙”の飛来を予知していたミスラ。
 しかし、4日以内という漠然とした情報のみということで、完全にアゲハたちが情報戦ではリード。
 ミスラの口ぶりからすると、アゲハたちの登場もまったく予知してないんですね〜。
 いや〜、完璧リードです。
 これこそが、これまでの長きにわたるサイレン世界の旅で得た、決定的な情報であるのだよなーと。

 それはそうと、なんかこのミスラもちょっと様子がおかしくはありませんか?
 目つきが若干怖いですし、なによりアップになった口元のアルカイックスマイルがおっかない(笑)。
 まだ、完全にウロボロスの化身となってなくても、頭の中身はだいぶ入れ替わっちゃってるんじゃないでしょうかねー。
 もし彼女を破壊してエンドということになるのだとしたら、元の人格はなくなってたほうが後味が悪くないかもしれませんが。
 どうなんでしょう。

 ここでカプリコ登場〜。
 って、なんだこのぬいぐるみみたいな顔は(笑)。
 未来とのギャップに笑ってしまいました。

「呼んでますよ お兄さん」

「黙れ 殺すぞ」


 の会話にも萌えるわけですが、ジュナスとしては、「お兄さんじゃない、ダーリンだ」 ってところでしょうか(笑)。
 光源氏計画絶賛進行中です。

 ところで、グラナのセリフが気になりますね〜。

「いいんだよな? これで」

「ああ もちろんだ」


 この会話の様子からすると、グラナも弥勒も、すでにミスラにたいして疑念を抱いているってことでしょうか。
 

 そして、ついにその刻が!

 10月29日 AM2:10

 山中に、轟音とともに隕石が墜落。
 すかさずかけつける弥勒、グラナ、ジュナスの3人。
 しかし…………

 な、なんと!
 アゲハたちが“約束の涙”を先にキープ!
 いや、そこまではよしとしましょう。
 予想以上に手際よく進んだことに驚きはしますが、しかしそこでアゲハがとった行動に、正直驚愕してしまいました。


「動くな

 約束の涙はもうここにはない

 動けば俺の仲間が約束の涙を破壊する

 お前一人でこっちへ来い

 二人で話をしよう」



 なんと!
 なんと、ここで話し合いが持たれるとは!
 いや、まだ弥勒たちの反応がわかりませんから、そうなるとは決まっちゃいませんが、まさかアゲハがこう出るとは。
 まったくカケラも予想していませんでした。
 てっきりこのまま戦闘になだれ込む流れかと思っていたのですよ。
 いや〜、これは完全に不意打ちでした。
 ここのところ、サイレンには不意をうたれてばっかりですよ。
 毎週毎週、いいように翻弄されっぱなしです(笑)。
 すげーなーサイレン。
 なんてサプライズだらけな物語ですか。

 しかし、冷静に考えてみて、このアゲハの交渉はどういう目に出るんでしょうか。
 アゲハたちとしては、たとえここで弥勒が話し合いに応じたとしても、約束の涙を渡すわけには行かないワケじゃないですか。
 つまり、最初から交渉は決裂しているんですよ。
 むしろ、既に約束の涙は破壊済みなのかもしれません。
 アゲハはいったい、この話し合いでどういう結論を出したいんでしょうね。
 ミスラという裏切り者によって弥勒たちが利用されていること、未来の破滅などを話すのだとは思いますが、それによって弥勒たちは考えを改めるのでしょうか。
 万が一それで弥勒たちが作戦を改め、ミスラやウロボロスに頼ることをやめたとして、それで弥勒たちがこの破壊行為をやめるとも思えないのです。
 結局、命をかけて戦わなければいけない運命なような気がするのですが…………。
 はたして、どんな結末が待っているのでしょう。



 さぁ、そろそろエンディングが近いようですね。
 ちまたでは、Twitter での情報漏えいでサイレン打ち切りという話がまことしやかに出ているようですが、たとえそれでなくともこの流れなら分かります。
 打ち切り、というよりは、しっかり物語を畳みきっての完結と言っていいでしょう。
 アストラルナーヴァ編中盤より、若干の巻きが入った感じはしますが、今サイレンは怒涛の勢いで大団円へと向かっています。
 (アゲハを取り調べた刑事の話とか、サカキとヒロの再登場とか、たぶんカットされましたねw)
 全ての決着が、今こそつこうとしているわけですね〜。

 もし編集部より 「あと○回で」 という指示がでているのだとしたら、それはちょっと残念なことです。
 できれば岩代先生には、そういう巻きなしでエンディングまで充実した作品作りに取り組んでいただきたかったところではあります。
 が、まぁもしそうだとしても、これは商業媒体で行われている作品作りなのですから、そこはもう仕方ありません。
 そういうものなのですからね。

 でも、岩代先生にはその中で、最高の作品作りに取り組んでくれることを、私はまったく疑いませんとも。
 夜科アゲハが、雨宮桜子が、サイレンという物語が、いったいどんな大団円を迎えるのか。
 最後まで、ただただ見守ってゆきたいと思います。



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posted by BOSS at 22:50| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そういえば取り調べの刑事さんとかいましたね!!

この流れだとその辺のホントに細かい伏線が回収出来そうにないから残念です(´Д`)

だけども奇跡を期待しましょう!!!!!!
Posted by にれ at 2010年11月05日 16:58
ついったーの情報漏えいでうちきり
今回のネタバレ(?)はマジで怒りを覚えました。アシスタントさんよ、そんな重要な
話をバラさんでくれ(;;

なにはともあれ、どんな結末か楽しみです!
Posted by かな2 at 2010年11月05日 22:12
>にれさん

 細かい部分が未回収になっちゃう残念さはありますね〜。
 しかし、サイレン世界にまつわる巨大な謎が全て綺麗にまるっと収まる快感がここ最近は素晴らしかったので、うん、これで大団円でいいかなぁと私は思ってきてしまいました。
 もちろん奇跡が起こってここからさらに物語が続くともっと嬉しいんですけどね!(笑)


>かな2さん

 この時代、ちょっとした情報漏れがあっという間にネットで広がってしまうんですよね〜。
 情報はもう漏れるものだと考えなければいけない時代なのかもしれません。
 しかしそういうアシさんがいたというのはかなり残念なことだと思います。
 集英社としてはそういうアシさんへの対応を取らざるを得なくなってしまうのではないでしょうかね。

 まぁしかし、サイレンという物語にどんな着地が待っているのか、本当に楽しみですね!
Posted by BOSS at 2010年11月07日 22:15
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