2010年10月10日

ONE PIECE(ワンピース)感想 第599話 “九人の海賊”

 週刊少年ジャンプ2010年45号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミック派ネタバレ注意!】





 羊が肉食っとる!!
 正体は羊雲だけど……。
 これ地味にショッキングじゃないですか?
 扉絵に、思わずびくっとしてしまいました(笑)。

 

【感想小タイトル】
■旅立ち
■人として
■戦桃丸ふたたび
■ガレオン斬りの悪夢、ふたたび……



■旅立ち

 時間はちょっとだけ戻り、ルフィと九蛇の別れの時。
 蛇姫さまとルフィの別れの言葉がよかった。

「――それと…

 ひとつだけお願いがあるのじゃ……」

「何だ? 結婚はいやだぞ」

「いいえ…………?

 「さよなら」という言葉だけは…

 言わずに去ってくれぬか」

「なんだ おれ そんなの

 誰にも言った事ねェよ!!

 また会いてエもんな!!」


 やはり、尾田先生の描く旅立ちのシーンは極上のものがありますな〜。
 さりげなくサッパリと描きながら、下手をしたら永遠の別れになるかもしれない2人の思いを、ズーンと感じさせてくれます。
 ルフィのキッパリとしたところが素晴らしい。
 そうか、たしかにルフィ、「また来る!」 とか 「またな!」 とかはよく言う気がしますが、 「さよなら」 なんて一度も言った事なかったかもですね。
 海賊王を目指すうえで死ぬことに何のためらいもないくせに、だからと言って、自分は死なないと信じている。
 旅の途中で出会った人々には、もう一度会えると心から信じているんですよね〜。
 グランドラインの熾烈さ、巨大さを思えば、この信念は本当にスゲーッて思えます。

 そしてまた、そこでギャグに落す蛇姫さまもやっぱり最高(笑)。
 ああでも、蛇姫さまはいつまでもそんな感じでいて欲しい。
 いつまた出会えるか分かりませんが、きっとまた本編に出てきて欲しいですね〜。
 そして今度こそ、ルフィと結婚を……(笑)。



■人として

 場面戻ってシャボンディ諸島。
 相手が本物のルフィとはつゆ知らず、絡んでくる偽ルフィたち。
 なはははは。なんかこういうシチュエーションってニヤニヤしてしまいますな(笑)。
 しかし、ルフィの懸賞金は4億に上がってましたか。
 正直もっと上がってもいいくらいだとは思いますが、まぁ2年間音沙汰なかったわけですし、そのくらいが妥当でしょう。

 そして、披露されるルフィの覇王色の覇気。
 偽ルフィたちを一瞬で気絶させつつも、その周りの一般人にはかけらも何も感じさせてない様子。
 完璧に覇王色を使いこなしてますねー。
 このぶんなら、武装色も見聞色もパーフェクトに身につけていることでしょうて。
 はやくその技を見てみたいものですね〜。

 一方、港に停泊中のサニー号。
 おお、2年前とかわりなく、むしろテッカテカに輝いている! ……と思ったら、これがコーティングなわけですか〜。

 そしてフランキーの驚愕の変身ぶり。
 先週号のカラーイラストでも描かれていましたが、全身絵で見ると、なんでしょうかこの凄まじいまでのアンバランスさは(笑)。
 巨大すぎるほどに巨大な腕に、ほっそりとした足がなんとも変態的(笑)。
 なんかもう、騙し絵でも見ているみたいですよ〜。
 この腕なんて、まっすぐ立ってても手が地面につくんじゃないですかね!
 いや〜見事なかわりっぷりです。
 きっと性能面はもっと変わってるんでしょう。
 活躍が今から楽しみです。
 つか、ロビンのつっこみが素晴らしい。

「――そうね

 もう人として接することはできなさそう」

「おいおい

 そりゃ変態って意味か?

 このホメ上手!!」


 ああもう、なんて上手い会話だ(笑)。
 なんつーか、こういう仲間たちの会話を聞くほどに、ああ、やっぱりこいつらいいよな〜って嬉しくなってきます。
 ふたたび終結することが出来て、本当によかった!



■戦桃丸ふたたび

 一方、すっかり偽ルフィを本物と思い込んでしまっているチョッパー。
 ああもう、なんで違いが分からない(笑)。

「みんな2年でなんか変わったな〜〜〜」

 じゃねーよ!!と(笑)
 「なんか」 じゃなくって 「ぜんぜん」 違うだろーー!!(笑)
 誰かチョッパーを助けてください。
 そして偽ルフィたちも、「ロビンそっくりの女」 って!!

 「そっくりの女」 って!!

 そこに座れ!!

 そして死ねッッ!!!!

 

 それはそうと、この偽ルフィたちはいったいなぜルフィのモノマネなんて始めたんでしょうね〜。
 確かにネームバリューは飛びっきりで、かつ行方不明で2年も音沙汰なしだけに、マネをするのには絶好のターゲット。
 名を名乗ればこうやって100人もあっという間に仲間が集まるという利用価値があるわけですが、逆に海軍から真っ先に狙われる可能性が高いんですよね〜。
 実際今回、戦桃丸がパシフィスタを2体もひきつれてやってこようとしているわけですし。
 まぁあれか。
 さして事情に詳しくなくって、ルフィの危険性を軽視していて、そこまで海軍が敏捷に動いてはこないだろうと、ナメているのかもですな。
 実際ルフィたちがどれだけ海軍から危険視されているかよく知っていれば、こんなところでグダグダしてないで、仲間が集まったらとっとと次の魚人島に急がなきゃですものね。
 たしかに名を上げたしょっぱなに、自分をコケにした3人は放ってはおけないかもしれませんけど。

 というわけで話は前後しちゃいましたが、戦桃丸がパシフィスタ2体をひきつれてご出陣。
 いいですね〜。
 2年の沈黙を破ってルフィたちが出てきたからには、きっとさらに強くなってるはずだと警戒する戦桃丸がなんか素敵。
 こういう油断しない敵って好きですわ〜。
 また、その戦桃丸の口から、“クマ公”ことバーソロミュー・くまのその後がちょこっとだけ触れられましたね。
 なるほど、結局くまがルフィたちを飛ばしたあたりの奇怪な行動は、海軍にもその真相は明かされなかったと。
 そして、人格を失ったその後も、“奇行”はなぜか続いたと。
 これはおそらく、サニー号を守ったくだりに繋がってくるのだと思いますが、いったいくまに何が起こっているのか、やっぱり気になります。
 もしかしてくまは、本当は人格を失いきってはいないんじゃないですかね?
 あるいは、人格を失った後もなんらかのかたちで動きを決定できるよう、別の能力者が関与しているのでしょうか。
 このへんは謎が深まるばかりですね〜。

 いやしかし、ここで戦桃丸が出てくるのか〜。
 きっと偽ルフィたちだけじゃなく、本物のルフィたちもみつかってしまって、一大バトルとなるのでしょう。
 ルフィたちの旅立ちを盛り上げる敵としては、うってつけかもしれませんが、戦桃丸は覇気を使いこなす強敵中の強敵。
 いきなり緊張感が高まりますね〜。
 それに、昔は全員が全力を出してやっと倒せるレベルだったパシフィスタが2体。
 これはみんなが相当レベルアップしてないと勝てない戦力ですよ。
 ちょっと怖いなぁ〜と感じる反面、やっぱり仲間達の成長ぶりに期待が高まります。

 あ、海軍基地があるのにサニー号が放置されていたことにちょっと疑問はありましたが、麦わら一味の再集結をむしろ戦桃丸は待っていたと考えると合点がいきました。
 むしろおびき寄せる餌でもあったのかもな〜って。

 
 

■ガレオン斬りの悪夢、ふたたび……

 そして、来ましたーー!
 ゾロ!!
 まさかのガレオン船斬り!!
 これはまさしく鷹の目ミホークがドン・クリークのガレオン船にやってのけた、あの名場面の再現です。
 あの場面がゾロとミホークの因縁の始まりだった事を考えれば、そして、ゾロがそのミホークに教えを請うた事を思えば、この場面はなんかもう、たまらんものがありますなーッ!
 あのとき、ゾロはミホークに屈辱の敗北を喫し、そして俺は二度と負けない!とルフィに誓ったわけですが、ついにこの高みに到達したのだなぁと。
 いやもう、まっぷたつに割れた船を見た瞬間、あの場面がばーっと脳裏に蘇ってきて、胸が震えてきてしまいましたよ。
 そうか、ゾロの黒い刀は、ミホークの黒刀と対になっているって意味もあるんでしょうね!
 いや〜、本当にミホークに匹敵するほどの強さになっている訳ではないんでしょうけど、でもこの描写は熱い。
 ついにここまで来たぞ!!っていう堂々たる宣言に思えました。
 
 そして、現れたゾロ・ニューバージョン!!
 キャーー! カッコイイーーー!!
 右目の傷が実は左目でした、な〜んてミス告白があとがきで告白されちゃってますが、そんなことは軽いオチャメのうち(笑)。
 いやもう、この黒い装束があまりにもクール!!
 濡れたからか、オールバック気味になった髪もかっこいいし、目の傷も素敵すぎる!
 そして、古風な詩を引用するかのようなセリフのあとで、

「ぷはっ

 船を

 間 違 え た !!!」

 ド ド ン !!


 という決めゼリフもバカ素敵(笑)(笑)。
 いやーー、一味の中で最もクールでかっこいい成長を遂げてくれましたよ、ゾロ。
 そして、まっさきにそのドデカイ成長ぶりを、ド派手にアピール。
 いやー、なんかもう、あまりにかっこよすぎて、目頭が熱い! 
 ああもう、やっぱりゾロは最高だ!!



■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編



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posted by BOSS at 16:22| Comment(5) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ワンピースにおける巨大ガレオン船の末路

ドン・クリークの船 → GLから帰還したがミホークに真っ二つ
空島に行った船 → 雲流しの刑に遭いルフィたちの上に落下
ガレーラで建造中の巨大船 → 喧嘩に巻き込まれ崩壊
ブルックの乗る海賊船 → 霧の海を半世紀さ迷う(後に修復)
白ひげのモビーディック → 赤犬の攻撃で崩壊
コーティングされた海賊船 → いざ魚人島へというところをゾロに真っ二つ

ガレオンかは不明なのもありますが; ルフィたちはガレオンにだけは乗ってはだめだ!
Posted by KEY at 2010年10月11日 16:30
今回も面白かったです。
偽ロビンの本名は「ココア」っていうんですね。『かわいい名前だなあ』と本筋とは
関係ないところでほっこりしてしまいました。(笑)


他のサイトでは革命軍に拉致されたのでは
と噂される彼女。
予想としては、偽者だとわかり釈放、

偽者だとわかるがせっかくなのでそのまま
革命軍入り(ひでえ)かなと思ってます。チョッパーに助けられる展開もありかな?!

偽ロビンの明日はどっちだ!?(笑)
Posted by かな2 at 2010年10月11日 20:22
ちょww終結したらあか〜んwwww

集結だよ!!!!!!

ルフィは銃弾を避けるときに見聞色を使ったんじゃね!?と思ってます(* ̄O ̄)ノ
Posted by にれぇ at 2010年10月12日 10:11
これって書いてる人変わったんですか?
なんか感想の感じ変わりましたね手(パー)
Posted by あにや at 2010年10月13日 00:30
>KEYさん

 なるほど!
 ガレオン船はカマセ船だったわけか!!


>かな2さん

 ココアも大変なことになっちゃいそうですが、偽チームの末路がちょいと心配されますね〜。
 そもそもルフィたちの名前を名乗っちゃうところがあまりにもリスキー。
 彼らはそのリスクをまったく分かってなかったんじゃなかろうかと思っちゃいます(笑)。
 どうなっちゃうのやら。


>にれぇさん

 ツッコミどもです!(笑)
 なるほど、たしかに見ないでかわしているように見えます。
 相手の心を読む見聞色だったのかもですね〜〜。


>あにやさん

 変わってないですよ〜。
 いつもの BOSS であります。
 しかし、あにやさんのご指摘は実は当たっているのかも!
 というのも、最近ハマって聞いている『さよなら絶望放送』というウェブラジオにかなり影響を受けまして、そのノリをどうにか取り入れられないかと、ちょっとずつ試していたんですね〜。
 それが感じ取られたのだとしたら、あにやさんなかなか凄い慧眼であります!
Posted by BOSS at 2010年10月17日 17:04
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